銀行業務検定 財務3級 ⑦ 安全性分析・資金表・CF

企業の安全性分析と資金の動きを扱う分野で、42問を収録しています。流動比率・当座比率・固定比率・固定長期適合率・自己資本比率など安全性指標の算式と計算、自己資本の考え方が中心です。あわせて資金繰表による売掛金・買掛金・手持受取手形残高の算出、キャッシュ・フロー計算書の3区分(営業・投資・財務)と現金同等物、間接法・直接法による営業キャッシュ・フローの計算まで幅広く問われます。指標計算とCFの調整項目の扱いを正確に理解することが重要です。

この分野の問題42問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

クイズモードで挑戦 →

239流動比率の計算式として正しいものはどれか。

  1. A(流動負債÷流動資産)×100
  2. B(流動資産÷流動負債)×100
  3. C(当座資産÷流動負債)×100
  4. D(流動資産÷総資産)×100
正解と解説を見る

正解:B(流動資産÷流動負債)×100

流動比率は「(流動資産÷流動負債)×100」で算出されます。

この問題の解説ページを開く →

240当座比率の算出において、流動資産から差し引かれる項目はどれか。

  1. A売上債権
  2. B棚卸資産
  3. C短期借入金
  4. D支払手形
正解と解説を見る

正解:B棚卸資産

当座比率は、流動比率よりも換金性の高い資産で支払能力をみるため、流動資産から棚卸資産を差し引いた当座資産を用います。

この問題の解説ページを開く →

241以下の資料から流動比率と当座比率を算出した組み合わせとして正しいものはどれか。【資料】流動資産:500、棚卸資産:200、流動負債:400

  1. A流動比率125%、当座比率75%
  2. B流動比率80%、当座比率50%
  3. C流動比率125%、当座比率50%
  4. D流動比率80%、当座比率75%
正解と解説を見る

正解:A流動比率125%、当座比率75%

流動比率は(500÷400)×100=125%、当座資産は500-200=300となり、当座比率は(300÷400)×100=75%です。

この問題の解説ページを開く →

242流動比率および当座比率に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A流動比率が100%を下回っている場合、短期の支払能力に問題がある可能性が高い。
  2. B棚卸資産がある会社では、当座比率よりも流動比率の方が低い数値となる。
  3. C流動比率が高いほど、短期の支払能力には問題がなく安全性が高いといえる。
  4. D当座比率は流動比率よりも数値を厳しく評価するための補完比率である。
正解と解説を見る

正解:B棚卸資産がある会社では、当座比率よりも流動比率の方が低い数値となる。

流動比率は分子に棚卸資産を含むため、棚卸資産がある会社では当座比率よりも流動比率の方が「高い」数値となります。

この問題の解説ページを開く →

243固定長期適合率の計算式として正しいものはどれか。

  1. A{固定資産÷(自己資本+流動負債)}×100
  2. B{固定負債÷(自己資本+固定資産)}×100
  3. C{固定資産÷(自己資本+固定負債)}×100
  4. D{自己資本÷(固定資産+固定負債)}×100
正解と解説を見る

正解:C{固定資産÷(自己資本+固定負債)}×100

固定長期適合率は「{固定資産÷(自己資本+固定負債)}×100」で求められ、100%以下であることが望ましいとされます。

この問題の解説ページを開く →

244以下の資料から固定比率と固定長期適合率を算出した組み合わせとして正しいものはどれか。【資料】固定資産:600、自己資本:400、固定負債:400

  1. A固定比率66.6%、固定長期適合率100%
  2. B固定比率150%、固定長期適合率100%
  3. C固定比率66.6%、固定長期適合率75%
  4. D固定比率150%、固定長期適合率75%
正解と解説を見る

正解:D固定比率150%、固定長期適合率75%

固定比率は(600÷400)×100=150%、固定長期適合率は{600÷(400+400)}×100=75%となります。

この問題の解説ページを開く →

245固定長期適合率と流動比率の関係について、正しい記述はどれか。

  1. A固定長期適合率が100%超であれば、流動比率は必ず100%未満となる。
  2. B固定長期適合率が100%未満であれば、流動比率も必ず100%未満となる。
  3. C固定長期適合率と流動比率の間には直接的な連動関係はない。
  4. D固定長期適合率が100%超であれば、流動比率は必ず100%以上となる。
正解と解説を見る

正解:A固定長期適合率が100%超であれば、流動比率は必ず100%未満となる。

固定資産への投資資金が自己資本と固定負債でまかなえていない(適合率100%超)状態は、不足分を流動負債でまかなっているため、必ず流動比率が100%未満になります。

この問題の解説ページを開く →

246自己資本の算出において、純資産から差し引く項目の組み合わせとして正しいものはどれか。

  1. A資本金と利益剰余金
  2. B繰延資産と新株予約権
  3. C株式引受権と利益剰余金
  4. D株式引受権と新株予約権
正解と解説を見る

正解:D株式引受権と新株予約権

テキストでは自己資本の定義を「純資産-株式引受権-新株予約権」としています。

この問題の解説ページを開く →

247負債比率の計算式として正しいものはどれか。

  1. A(負債÷総資産)×100
  2. B(自己資本÷負債)×100
  3. C(負債÷自己資本)×100
  4. D(流動負債÷総資産)×100
正解と解説を見る

正解:C(負債÷自己資本)×100

負債比率は「負債が自己資本の何倍あるか」を示す指標であり、「(負債÷自己資本)×100」で算出されます。

この問題の解説ページを開く →

248以下の資料から自己資本比率と負債比率を算出した組み合わせとして正しいものはどれか。【資料】総資産:1000、負債:600、自己資本:400

  1. A自己資本比率40%、負債比率150%
  2. B自己資本比率60%、負債比率150%
  3. C自己資本比率40%、負債比率66.6%
  4. D自己資本比率60%、負債比率66.6%
正解と解説を見る

正解:A自己資本比率40%、負債比率150%

自己資本比率は(400÷1000)×100=40%、負債比率は(600÷400)×100=150%となります。

この問題の解説ページを開く →

249財務体質の安全性に関する指標の評価について、誤っているものはどれか。

  1. A自己資本比率は、数値が高いほど財務体質が強く安全性が高いと判断される。
  2. B負債比率は、数値が低いほど財務体質が強く安全性が高いと判断される。
  3. C流動比率は、数値が高いほど短期の支払能力に余裕があり安全性が高いと判断される。
  4. D固定比率は、数値が高いほど固定資産投資が安定しており安全性が高いと判断される。
正解と解説を見る

正解:D固定比率は、数値が高いほど固定資産投資が安定しており安全性が高いと判断される。

固定比率は固定資産を自己資本でどの程度まかなっているかを示し、数値が「低い」ほうが安全性が高いと判断されます。

この問題の解説ページを開く →

250資金運用表において、資金の動きを把握するために区分される3つの資金とはどれか。

  1. A営業資金、投資資金、財務資金
  2. B経常資金、特別資金、運用資金
  3. C固定資金、運転資金、財務資金
  4. D長期資金、短期資金、当座資金
正解と解説を見る

正解:C固定資金、運転資金、財務資金

資金運用表は、資金の動きを「固定資金」「運転資金」「財務資金」の3つに区分して過不足を明らかにします。

この問題の解説ページを開く →

251資金運用表における「固定資金の部」が分析対象としている主な内容はどれか。

  1. A経常的な売上代金の回収と仕入代金の支払状況
  2. B利益の社外流出額と法人税等の納付状況
  3. C短期的な資金調達と手元現金預金の増減状況
  4. D長期資金の運用状況と調達状況
正解と解説を見る

正解:D長期資金の運用状況と調達状況

固定資金の部には、主に固定資産・固定負債の増減と利益剰余金の増減など、長期資金の運用状況と調達状況が記載されます。

この問題の解説ページを開く →

252資金運用表における法人税等支払額の算出式として正しいものはどれか。

  1. A未払法人税等の期末残高+当期の法人税等-未払法人税等の期首残高
  2. B当期の法人税等+未払法人税等の期首残高+未払法人税等の期末残高
  3. C当期の税引前当期純利益-当期の法人税等-未払法人税等の期末残高
  4. D未払法人税等の期首残高+当期の法人税等-未払法人税等の期末残高
正解と解説を見る

正解:D未払法人税等の期首残高+当期の法人税等-未払法人税等の期末残高

未払法人税等の勘定図から、支払額は「期首残高+当期の発生額-期末残高」の算式で逆算されます。

この問題の解説ページを開く →

253以下の資料から、当期の「固定資産投資額」を算出した結果として正しいものはどれか。【資料】固定資産前期末残高:5000、当期の減価償却費:350、固定資産当期末残高:5500(※売却等による減少は考慮しない)

  1. A150
  2. B500
  3. C850
  4. D1150
正解と解説を見る

正解:C850

固定資産投資額は、期末残高(5500)+当期の減価償却費(350)-期首残高(5000)=850と算出されます。

この問題の解説ページを開く →

254以下の資料から当期の「留保利益」を算出した結果として正しいものはどれか。【資料】税引前当期純利益:60、法人税等支払額:18、配当金支払額:10、減価償却費:25

  1. A7
  2. B42
  3. C32
  4. D57
正解と解説を見る

正解:C32

留保利益は、税引前当期純利益から社外流出額(法人税等支払額と配当金支払額)を控除した額です。60-18-10=32となります。

この問題の解説ページを開く →

255資金運用表の見方として、不適切な記述はどれか。

  1. A固定資産投資は、原則として留保利益と減価償却費の範囲内で行われることが望ましい。
  2. B運転資金の不足が生じた場合、それを短期借入金や割引手形でまかなうことは直ちに資金繰りの悪化と判断すべきである。
  3. C運転資金の不足は、必ずしも資金繰りが不健全であることを意味するものではなく、一過性のケースもある。
  4. D固定資金の不足は、長期の資金不足を短期の資金で補っている状態であり、不健全な資金繰りといえる。
正解と解説を見る

正解:B運転資金の不足が生じた場合、それを短期借入金や割引手形でまかなうことは直ちに資金繰りの悪化と判断すべきである。

テキストでは「運転資金の不足を短期借入金や割引手形によってまかなうことについては、必ずしも問題があるわけではない」と記載されています。

この問題の解説ページを開く →

256資金移動表における資金の動きの区分として正しいものはどれか。

  1. A運転収支、固定収支、現金収支
  2. B営業収支、投資収支、財務収支
  3. C経常収支、固定収支、財務収支
  4. D経常収支、特別収支、運用収支
正解と解説を見る

正解:C経常収支、固定収支、財務収支

資金移動表は、資金の動きを「経常収支」「固定収支」「財務収支」の3つに区分して収入と支出を明らかにします。

この問題の解説ページを開く →

257資金移動表の経常収支比率の計算式として正しいものはどれか。

  1. A(経常利益÷経常収入)×100
  2. B(経常支出÷経常収入)×100
  3. C(経常収入÷営業収入)×100
  4. D(経常収入÷経常支出)×100
正解と解説を見る

正解:D(経常収入÷経常支出)×100

経常収支比率は経常支出に対する経常収入の割合を示し、「(経常収入÷経常支出)×100」で算出されます。

この問題の解説ページを開く →

258以下の資料から経常収支比率を算出した結果として正しいものはどれか。【資料】経常収入:14850、経常支出:13500

  1. A110.0%
  2. B90.9%
  3. C105.0%
  4. D120.5%
正解と解説を見る

正解:A110.0%

経常収支比率は (14850÷13500)×100 = 110.0% となります。100%を超えていれば資金繰りは順調と判断されます。

この問題の解説ページを開く →

259経常収支と資金繰りの関係について、誤っている記述はどれか。

  1. A損益計算書で経常利益が生じていても、資金移動表の経常収支尻がマイナスになることはあり得る。
  2. B利益と資金の動きは一致するため、損益計算書が黒字であれば必ず経常収支尻もプラスになる。
  3. C経常収支の部に「経常収入超過」と記載されていれば、経常収支尻はプラスである。
  4. D経常収支比率が100%を超えていれば、経常収支尻はプラスであり資金繰りも順調と判断できる。
正解と解説を見る

正解:B利益と資金の動きは一致するため、損益計算書が黒字であれば必ず経常収支尻もプラスになる。

損益計算書の利益は発生主義等に基づくため資金的裏付けとは限らず、黒字でも経常収支尻がマイナスになる(いわゆる黒字倒産の要因)ことがあります。

この問題の解説ページを開く →

260資金繰表を作成する主な目的として正しいものはどれか。

  1. A過去1年間の税引前当期純利益と営業キャッシュ・フローの差異を分析するため。
  2. B近い将来における現金の過不足状態を事前に把握し、資金管理を行うため。
  3. C金融商品取引法に基づき、有価証券報告書とともに外部へ開示するため。
  4. D長期的な設備投資の利回りと回収期間をシミュレーションするため。
正解と解説を見る

正解:B近い将来における現金の過不足状態を事前に把握し、資金管理を行うため。

資金繰表は、近い将来のいつの時点で現金がどれくらい不足するのかといった現金の過不足状態を事前に把握するために作成されます。

この問題の解説ページを開く →

261手形回収割合の計算式として正しいものはどれか。

  1. A(手形回収額÷売掛金回収額)×100
  2. B{手形回収額÷(売掛金回収額+手形回収額)}×100
  3. C{売掛金回収額÷(売掛金回収額+手形回収額)}×100
  4. D(手形回収額÷売上高)×100
正解と解説を見る

正解:B{手形回収額÷(売掛金回収額+手形回収額)}×100

手形回収割合は、売掛金の総回収額に対する手形回収額の割合であり、「{手形回収額÷(売掛金回収額+手形回収額)}×100」で求められます。

この問題の解説ページを開く →

262次の資料から当月末の「売掛金残高」を算出した結果として正しいものはどれか。【資料】前月末売掛金残高:1100、当月売上高:900、当月現金売上:150、当月売掛金回収:300、当月手形回収:400

  1. A1150
  2. B1250
  3. C1300
  4. D1050
正解と解説を見る

正解:A1150

掛売上は(900-150)=750。回収額合計は(300+400)=700。当月末残高は 1100+750-700 = 1150 となります。

この問題の解説ページを開く →

263次の資料から当月末の「買掛金残高」を算出した結果として正しいものはどれか。【資料】前月末買掛金残高:800、当月仕入高:630、当月買掛金支払:180、当月手形振出:350

  1. A900
  2. B950
  3. C1080
  4. D1250
正解と解説を見る

正解:A900

買掛金の支払額合計は(180+350)=530。当月末残高は前月末(800)+当月仕入(630)-支払合計(530)=900となります。

この問題の解説ページを開く →

264次の資料から当月末の「手持受取手形残高」を算出した結果として正しいものはどれか。【資料】前月末手持受取手形残高:300、当月手形回収:350、当月手形取立:180、当月手形割引:160

  1. A150
  2. B290
  3. C310
  4. D350
正解と解説を見る

正解:C310

受取手形残高は、手形回収で増加し、手形取立と割引で減少します。300+350-180-160=310となります。

この問題の解説ページを開く →

265資金繰表において、「手形回収」や「手形振出」がカッコ書きで記載される理由として正しいものはどれか。

  1. A該当する取引時点では実際に現金が動くわけではないため。
  2. B将来取り消される可能性が高い不確定な取引であるため。
  3. C売上高および仕入高には含まれない取引であるため。
  4. D社外ではなく社内のグループ企業間での決済取引であるため。
正解と解説を見る

正解:A該当する取引時点では実際に現金が動くわけではないため。

手形を受け取ったり振り出したりした時点では実際に現金が増減するわけではないため、状況把握の目的でカッコ書きで付記されます。

この問題の解説ページを開く →

266資金繰表における手形残高の算出について、誤っているものはどれか。

  1. A支払手形残高は、月初残高に手形振出を加え、手形決済を差し引いて求める。
  2. B割引手形残高は、月初残高に手形割引を加え、手形決済(割引落込)を差し引いて求める。
  3. C手持受取手形残高は、月初残高に手形取立を加え、手形回収を差し引いて求める。
  4. D割引手形の「割引落込」は手形を振り出した企業の決済であり、割り引いた企業の現金は動かないためカッコ書きされる。
正解と解説を見る

正解:C手持受取手形残高は、月初残高に手形取立を加え、手形回収を差し引いて求める。

手持受取手形残高は、月初残高に手形回収を「加え」、手形取立(および割引)を「差し引いて」求めます。増加と減少が逆になっています。

この問題の解説ページを開く →

267キャッシュ・フロー計算書において、一会計期間の状況を表示する3つの区分として正しいものはどれか。

  1. A営業活動、経常活動、固定活動
  2. B営業活動、投資活動、財務活動
  3. C運転活動、投資活動、運用活動
  4. D経常収支、固定収支、財務収支
正解と解説を見る

正解:B営業活動、投資活動、財務活動

キャッシュ・フロー計算書は、「営業活動によるCF」「投資活動によるCF」「財務活動によるCF」の3つに区分して表示されます。

この問題の解説ページを開く →

268キャッシュ・フロー計算書における「現金同等物」の定義として正しいものはどれか。

  1. A市場性があり容易に換金可能なすべての上場株式
  2. B取得日から満期日までの期間が1年以内の定期預金
  3. C容易に換金可能で価格変動リスクが僅少な、取得日から満期日までの期間が3ヵ月以内の短期投資
  4. D預入期間の定めのない当座預金、普通預金、通知預金
正解と解説を見る

正解:C容易に換金可能で価格変動リスクが僅少な、取得日から満期日までの期間が3ヵ月以内の短期投資

現金同等物とは、容易に換金可能で価値変動リスクが僅少な、取得日から満期日までの期間が3ヵ月以内の短期投資(定期預金など)を指します。

この問題の解説ページを開く →

269キャッシュ・フロー計算書の区分において、「有形固定資産の取得と売却」が記載される活動区分はどれか。

  1. A投資活動によるキャッシュ・フロー
  2. B営業活動によるキャッシュ・フロー
  3. C財務活動によるキャッシュ・フロー
  4. D経常活動によるキャッシュ・フロー
正解と解説を見る

正解:A投資活動によるキャッシュ・フロー

固定資産の取得と売却、有価証券の取得と売却、資金の貸付と回収などは「投資活動によるキャッシュ・フロー」に区分されます。

この問題の解説ページを開く →

270キャッシュ・フロー計算書における「現金」に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A預入期間が3ヵ月以内の定期預金は現金同等物ではなく、現金として分類される。
  2. B当座預金や普通預金は、預入期間の定めがないため現金として扱われる。
  3. C通知預金は要求払預金に該当し、キャッシュ・フロー計算書上は現金に含まれる。
  4. D現金には、手許現金のほかに要求払預金が含まれる。
正解と解説を見る

正解:A預入期間が3ヵ月以内の定期預金は現金同等物ではなく、現金として分類される。

取得日から満期日までの期間が3ヵ月以内の定期預金は、「現金」ではなく「現金同等物」に分類されます。

この問題の解説ページを開く →

271キャッシュ・フロー計算書の区分において、「株式の発行」や「配当金の支払」が記載される活動区分はどれか。

  1. A営業活動によるキャッシュ・フロー
  2. B財務活動によるキャッシュ・フロー
  3. C投資活動によるキャッシュ・フロー
  4. D特別活動によるキャッシュ・フロー
正解と解説を見る

正解:B財務活動によるキャッシュ・フロー

資金の借入・返済、社債の発行・償還、株式の発行、配当金の支払など、資金調達・返済に関する内容は「財務活動によるキャッシュ・フロー」に記載されます。

この問題の解説ページを開く →

272営業活動によるキャッシュ・フローの表示方法のうち、税引前当期純利益に必要な調整項目を加減して表示する方法を何というか。

  1. A直接法
  2. B発生主義法
  3. C経常損益法
  4. D間接法
正解と解説を見る

正解:D間接法

税引前当期純利益からスタートし、キャッシュの増減を伴わない項目や資産負債の増減などを調整して営業CFを算出する方法を「間接法」と呼びます。

この問題の解説ページを開く →

273間接法によるキャッシュ・フロー計算書の作成において、損益計算書でマイナスされている「減価償却費」はどのように調整されるか。

  1. A資金の流出を伴わない費用であるため、加算して戻す。
  2. B現金主義への修正のため、全額を減算する。
  3. C資金の流出を伴うため、さらに減算する。
  4. D投資活動によるキャッシュ・フローに振り替えるため、ここでは何もしない。
正解と解説を見る

正解:A資金の流出を伴わない費用であるため、加算して戻す。

減価償却費は利益から差し引かれていますが、実際の資金流出を伴わないため、キャッシュ・フローを算出する際には加算して戻します。

この問題の解説ページを開く →

274以下の資料を用いて直接法により「売上債権の回収額(営業収入)」を算出した結果として正しいものはどれか。【資料】売上債権期首残高:10000、当期売上高:50000、売上債権期末残高:15000

  1. A55000
  2. B35000
  3. C45000
  4. D65000
正解と解説を見る

正解:C45000

売上債権の回収額は、期首残高(10000)+当期売上高(50000)-期末残高(15000)=45000と算出されます。

この問題の解説ページを開く →

275直接法による「仕入債務の支払額(仕入支出)」の算出において、正しい計算手順を示しているものはどれか。

  1. A当期仕入高に期首仕入債務を加え、期末仕入債務を差し引く。
  2. B当期仕入高に期末仕入債務を加え、期首仕入債務を差し引く。
  3. C売上原価から期首仕入債務を加え、期末仕入債務を差し引く。
  4. D売上高から棚卸資産の増加額を差し引き、仕入債務の減少額を加える。
正解と解説を見る

正解:A当期仕入高に期首仕入債務を加え、期末仕入債務を差し引く。

仕入債務の勘定図より、支払額は「期首仕入債務残高+当期仕入高-期末仕入債務残高」で算出されます。

この問題の解説ページを開く →

276以下の資料から当期の「仕入高」を算出した結果として正しいものはどれか。【資料】売上原価:25000、期首棚卸資産:1500、期末棚卸資産:2000

  1. A24500
  2. B25000
  3. C26500
  4. D25500
正解と解説を見る

正解:D25500

売上原価=期首棚卸+当期仕入-期末棚卸より、当期仕入高=売上原価(25000)+期末棚卸(2000)-期首棚卸(1500)=25500となります。

この問題の解説ページを開く →

277間接法における「売上債権の増加額」の取り扱いとして正しいものはどれか。

  1. Aキャッシュの増加を意味するため、税引前当期純利益に加算する。
  2. B財務活動によるキャッシュ・フローに分類されるため調整しない。
  3. Cキャッシュの流出を伴わないため、全額を加算して取り消す。
  4. Dキャッシュの減少を意味するため、税引前当期純利益から減算する。
正解と解説を見る

正解:Dキャッシュの減少を意味するため、税引前当期純利益から減算する。

資産(売上債権など)の増加は、キャッシュの減少項目となるため、税引前当期純利益から減算(マイナス調整)します。

この問題の解説ページを開く →

278間接法における「仕入債務の増加額」の取り扱いとして正しいものはどれか。

  1. Aキャッシュの減少を意味するため、税引前当期純利益から減算する。
  2. Bキャッシュの増加を意味するため、税引前当期純利益に加算する。
  3. C利益の社外流出に該当するため、投資活動によるキャッシュ・フローへ移す。
  4. D資金流出を伴わない負債であるため、調整項目からは除外する。
正解と解説を見る

正解:Bキャッシュの増加を意味するため、税引前当期純利益に加算する。

負債(仕入債務など)の増加は、支払いが猶予されており手元にキャッシュが残っている状態(キャッシュの増加項目)と考えるため、加算(プラス調整)します。

この問題の解説ページを開く →

279以下の資料から間接法により「小計」欄までの営業活動によるキャッシュ・フローを計算した結果として正しいものはどれか。【資料】税引前当期純利益:1000、減価償却費:700、売上債権の増加額:150、棚卸資産の増加額:100、仕入債務の増加額:200(利息等の調整はないものとする)

  1. A1250
  2. B1650
  3. C1450
  4. D1850
正解と解説を見る

正解:B1650

間接法の調整は、純利益(1000)+減価償却費(700)-売上債権増加(150)-棚卸資産増加(100)+仕入債務増加(200)=1650となります。

この問題の解説ページを開く →

280直接法によるキャッシュ・フロー計算書における「人件費支出額」の算出方法として正しいものはどれか。

  1. A損益計算書上の人件費の額をそのまま人件費支出額とする。
  2. B損益計算書上の人件費から減価償却費を差し引いて算出する。
  3. C損益計算書上の人件費に未払人件費の期末残高を加え、期首残高を差し引いて算出する。
  4. D損益計算書上の人件費に未払人件費の期首残高を加え、期末残高を差し引いて算出する。
正解と解説を見る

正解:D損益計算書上の人件費に未払人件費の期首残高を加え、期末残高を差し引いて算出する。

未払人件費がある場合、当期の人件費支出額は「損益計算書の人件費+未払人件費の期首残高-未払人件費の期末残高」で算出します。

この問題の解説ページを開く →
銀行業務検定 財務3級の全分野一覧へ戻る