日本酒検定2級・準1級・1級 ④ 歴史

日本酒の歴史的変遷を学ぶ分野です。古代の口噛み酒、奈良時代の僧坊酒、室町時代の諸白技術、江戸時代の寒造り・灘の発展、明治の酒造税制、戦後の三倍増醸酒問題、現代の特定名称酒制度確立、地酒ブーム、海外輸出拡大までの流れを押さえます。酒造りの伝統と革新の両面を理解することで、現在の日本酒文化への理解が深まります。

この分野の問題45問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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161日本で最初に誕生した酒類は、縄文時代中期に造られた何のお酒と考えられているか。

  1. A米の酒
  2. B麦の酒
  3. C果実酒
  4. D芋の酒
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正解:C果実酒

日本最古の酒類は米の酒ではなく、縄文時代の遺跡から見つかったヤマブドウなどを原料とする果実酒(ワイン)と考えられています。

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162『大隅国風土記』(713年以降)に記述されている、加熱した米を口で嚙んで容器に吐き出し、発酵させる手法を何と呼ぶか。

  1. A口噛みの酒
  2. B猿酒
  3. Cそやし水
  4. D菩提酛
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正解:A口噛みの酒

男女が水と米を用意し、生米を噛んで容器に吐き出して発酵させる技法は「口噛みの酒」と呼ばれ、日本酒の起源の一説とされています。

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163『播磨国風土記』(713年頃)に記述されている、干し飯が水に濡れて発生したものを利用して酒を造ったという日本酒の起源説は何か。

  1. A酵母を利用した酒
  2. Bカビ(麹)を利用した酒
  3. C乳酸菌を利用した酒
  4. D麦芽を利用した酒
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正解:Bカビ(麹)を利用した酒

干し飯に生えたカビを用いて酒を造らせたという記述があり、これが麹(カビ)を利用してデンプンを糖化させる製法の起源とする説があります。

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164奈良県三輪山をご神体とし、現代でも新酒ができる時期に酒蔵の軒先に飾られる「杉玉」の風習で知られる神社はどこか。

  1. A松尾大社
  2. B佐香神社
  3. C大神神社
  4. D出雲大社
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正解:C大神神社

奈良の大神神社のご神体である三輪山の杉の葉で作られた「杉玉(酒林)」は、新酒ができる時期に酒蔵の軒先などに飾られます。

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165酒の字のルーツであり、元来は酒を入れて用いられていた象形文字を起源とする干支(十二支)の10番目の文字はどれか。

  1. A
  2. B
  3. C
  4. D
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正解:B

酒の字の旁(つくり)である「酉」は、酒を醸す壺が半分ほど埋まっている象形文字が起源とされています。

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166平安時代頃から室町時代にかけて、大きな寺院で醸造され、非常に高い評価を受けていた高品質な日本酒を何と呼ぶか。

  1. A僧坊酒
  2. B地酒
  3. C御神酒
  4. Dどぶろく
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正解:A僧坊酒

平安時代頃から僧侶が寺院で酒を造るようになり、これらは「僧坊酒」と呼ばれ、奈良の正暦寺などで造られた酒は非常に高い評価を受けました。

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167奈良県の正暦寺で開発され、現代の「生酛系酒母」の原型とされる、そやし水を利用した酒母の製法はどれか。

  1. A速醸酛
  2. B菩提酛
  3. C山廃酛
  4. D高温糖化酛
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正解:B菩提酛

正暦寺で造られた「菩提酛」は、そやし水(乳酸発酵させた水)を使用する製法であり、生酛系酒母の原型とされています。

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168室町時代に書かれた『御酒之日記』に、現代にも通じる日本酒技術として記載されていた工程はどれか。

  1. A火入れ(加熱殺菌)
  2. B醸造アルコール添加
  3. C遠心分離
  4. D精米歩合の規定
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正解:A火入れ(加熱殺菌)

『御酒之日記』は、酒母造りや火入れが行われていたことを示す貴重な資料である。

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169江戸時代に定着した、寒い冬の時期に農民を労働力として確保し、酒造りを行う形態を何と呼ぶか。

  1. A寒造り
  2. B四季醸造
  3. C生酛造り
  4. D越後流
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正解:A寒造り

冬に手が空く農民を労働力とし、寒い冬が酒造りに最適な環境であることから、冬期のみ酒造りを行う「寒造り」が定着しました。

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170フランスのパスツールが低温加熱殺菌法(パスツリゼーション)を発表する約300年前から、日本で一般化していた加熱殺菌技術は何か。

  1. A割水
  2. B火入れ
  3. C滓引き
  4. D上槽
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正解:B火入れ

日本酒の劣化を防ぐため、約60℃前後に加熱して殺菌する「火入れ」の技法は、江戸時代にはすでに一般化していました。

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171醪(もろみ)を安全に発酵させるため、江戸時代に開発された原料を3回に分けて投入する手法を何と呼ぶか。

  1. A三段仕込み
  2. B液化仕込み
  3. C四段仕込み
  4. D並行複発酵
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正解:A三段仕込み

雑菌の繁殖を防ぎ安全に発酵させる手法として、原料を3回に分けて投入する「三段仕込み」が開発され定着しました。

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172江戸時代に確立した、酒造りを行う蔵人を束ね、酒造りの全般を仕切る責任者を指す役職名は何か。

  1. A頭(かしら)
  2. B釜屋
  3. C杜氏(とうじ)
  4. D麹屋
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正解:C杜氏(とうじ)

蔵人を統率し、酒造り全般の責任を負う長を「杜氏」と呼び、江戸時代にこの杜氏制度が確立しました。

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173岩手県の「南部杜氏」、新潟県の「越後杜氏」とともに、日本三大杜氏と呼ばれる兵庫県の杜氏集団はどれか。

  1. A丹波杜氏
  2. B但馬杜氏
  3. C能登杜氏
  4. D出雲杜氏
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正解:A丹波杜氏

江戸時代より多数存在する杜氏集団の中で、岩手県の南部杜氏、新潟県の越後杜氏、兵庫県の丹波杜氏が「三大杜氏」と呼ばれます。

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174江戸時代、醪(もろみ)の腐敗を防ぐ目的で、アルコール分の高い焼酎を加えた製法を何と呼んだか。

  1. A貴醸酒
  2. B柱焼酎
  3. C本醸造酒
  4. D三増酒
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正解:B柱焼酎

火落ち菌などの不要な微生物が繁殖するリスクを下げるため、江戸時代に焼酎を添加する手法が発見され「柱焼酎」と呼ばれました。

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1751839年(天保10年)頃、灘五郷の西宮郷で発見され、鉄分が少なくミネラルを適度に含むことから日本酒造りに最適とされた名水は何か。

  1. A御香水
  2. B宮水
  3. C黒部川湧水
  4. D百水
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正解:B宮水

西宮郷で発見された「宮水」は、鉄分が非常に少なくカリウムやリンを適度に含んでおり、灘の酒の品質向上に大きく貢献しました。

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176「灘の男酒」に対して、京都伏見の軟水を使用して造られる、発酵が穏やかで柔らかな飲み口の日本酒は何と称されたか。

  1. A伏見の女酒
  2. B京の雅酒
  3. C公家酒
  4. D伏見の白酒
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正解:A伏見の女酒

京都伏見地区の伏流水(軟水)を使用した柔らかな飲み口の酒は、「灘の男酒」に対して「伏見の女酒」と称されました。

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177明治時代、政府が「富国強兵」を進める中で、安定した税収を得るために重要な財源として位置づけられたものは何か。

  1. A消費税
  2. B酒税
  3. C所得税
  4. D関税
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正解:B酒税

明治政府は酒税を重要な財源と位置づけ、日清・日露戦争が行われた明治中期には、酒税が国税収入の約30%を占めていました。

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178日本古来の伝統文化であった自家醸造(どぶろく造り)が、酒税確保を目的として全面的に禁止されたのはいつか。

  1. A1868年(明治元年)
  2. B1899年(明治32年)
  3. C1945年(昭和20年)
  4. D1989年(平成元年)
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正解:B1899年(明治32年)

酒税を目的とした増税の末、1899年(明治32年)に農家などで広く行われていた自家醸造(どぶろく造り)が全面禁止されました。

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179日本酒の品質向上と酒造技術の発展を目的として、1911年(明治44年)に第1回が開催された品評会はどれか。

  1. Aインターナショナル・ワイン・チャレンジ
  2. B全国新酒鑑評会
  3. C全米日本酒歓評会
  4. DKura Master
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正解:B全国新酒鑑評会

大蔵省管轄の国立醸造試験所が中心となり、酒質の現状と動向を明らかにし品質向上を図るため「全国新酒鑑評会」が始まりました。

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180明治中期に開発され、水増しなどの不正を防ぎ、衛生面や持ち運びにも優れたことで広く普及した日本酒の容器はどれか。

  1. A木樽
  2. B四合瓶
  3. C一升瓶
  4. D斗瓶
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正解:C一升瓶

それまで桶の量り売りが主流でしたが、不正防止や衛生面、利便性に優れた「一升瓶(1.8L)」が開発され普及しました。

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181大正時代から昭和初期にかけて開発された、木樽特有の香りがつかず、微生物の繁殖も抑えられる日本酒の貯蔵タンクはどれか。

  1. Aステンレスタンク
  2. B琺瑯(ほうろう)タンク
  3. CFRPタンク
  4. Dコンクリートタンク
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正解:B琺瑯(ほうろう)タンク

鉄の表面にガラス質の釉薬を焼き付けた「琺瑯タンク」が開発され、木の影響を受けず雑菌も繁殖しにくいことから主流となりました。

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1821918年(大正7年)の米騒動の際、米不足対策としてアルコールに調味料や色素を混合して造られた混成酒(リキュール)を何というか。

  1. A合成清酒
  2. B三増酒
  3. C普通酒
  4. D本醸造酒
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正解:A合成清酒

合成清酒は、1918年の米騒動をきっかけに、米を使わない清酒代替品として理化学研究所の鈴木梅太郎らが研究に着手したもので、その後実用化・商品化が進んだ。

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183昭和初期に開発され、米の表面を均一に削り取ることが可能となり、日本酒の品質を飛躍的に向上させた機械はどれか。

  1. A横型精米機
  2. B竪型精米機
  3. C遠心分離機
  4. D自動圧搾機
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正解:B竪型精米機

金剛ロールを回転させて米を削る「竪型精米機」の発明により高精白が可能となり、日本酒の品質が著しく向上しました。

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1841943年(昭和18年)に導入され、日本酒を「特級」「一級」「二級」などに分類し、それぞれ異なる税率を課した制度は何か。

  1. A特定名称制度
  2. B級別制度
  3. C村米制度
  4. D地理的表示(GI)
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正解:B級別制度

酒税の確実な徴収を目的に、日本酒の品質を審査し等級に分けて税率を変える「級別制度」が導入されました。

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185戦後の米不足の時代(1949年)に、醸造アルコールや糖類などを添加して、日本酒の量を約3倍に増やした製法は何と呼ばれるか。

  1. A三増酒(三倍増醸酒)
  2. B本醸造酒
  3. C合成清酒
  4. D貴醸酒
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正解:A三増酒(三倍増醸酒)

戦後の物資不足を補うため、醪に醸造アルコールや糖類などを添加して量を約3倍に増やす「三倍増醸酒(三増酒)」が認められました。

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186日本酒の生産量および消費量がピーク(過去最高)に達した年はいつか。

  1. A1945年(昭和20年)
  2. B1973年(昭和48年)
  3. C1989年(平成元年)
  4. D2000年(平成12年)
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正解:B1973年(昭和48年)

高度経済成長期を経て、1973年(昭和48年)に日本酒の課税移出数量は約176万キロリットルとなり、過去最高を記録しました。

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1871992年(平成4年)に完全に廃止された、日本酒の税制および表示の仕組みはどれか。

  1. A特定名称制度
  2. B酒税法
  3. C級別制度
  4. D地理的表示制度
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正解:C級別制度

消費者からの「等級と品質が一致していない」という批判や、海外からの洋酒税制への批判を受け、1992年に「級別制度」は完全廃止されました。

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188級別制度の廃止に向かう中、消費者が大手酒造の特級酒から地方の小さな酒蔵の高品質な日本酒に注目し始めた現象を何と呼ぶか。

  1. A吟醸ブーム
  2. B地酒ブーム
  3. C純米ブーム
  4. D生酒ブーム
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正解:B地酒ブーム

大手メーカーの特級酒に代わり、地方の小さな酒蔵が造る個性的で美味しい酒が注目され、「地酒ブーム」が巻き起こりました。

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1891989年(平成元年)に制定された、原料や精米歩合によって「本醸造酒」や「純米酒」など8種類に分類する制度は何か。

  1. A特定名称酒制度
  2. B級別制度
  3. C原産地呼称制度
  4. D酒類業組合法
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正解:A特定名称酒制度

級別制度に代わる新たな基準として、原料や精米歩合等の条件を満たしたものを8種類に分類する「特定名称酒制度」が制定されました。

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190地酒ブームの中で、新潟県産の日本酒が火付け役となり大流行した、スッキリとしたキレのよい味わいのスタイルを何と呼ぶか。

  1. A濃醇旨口
  2. B淡麗辛口
  3. C芳醇甘口
  4. D淡麗甘口
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正解:B淡麗辛口

特に新潟県産の日本酒が牽引した、スッキリとしたキレのよい味わいは「淡麗辛口」と呼ばれ、全国的なブームとなりました。

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1911992年に日本酒の「級別制度」が完全に廃止されたことで、消費者の注目は大手メーカーの特級酒から何へと移り変わっていったか。

  1. A輸入ワイン
  2. B地方の個性的な地酒
  3. C焼酎
  4. D発泡性清酒
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正解:B地方の個性的な地酒

等級に縛られない、地方の小さな酒蔵が造る高品質で個性的な日本酒が注目され、「地酒ブーム」が起こりました。

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1921989年(平成元年)に導入され、日本酒を原料や精米歩合によって「本醸造酒」や「純米酒」などに分類する制度を何と呼ぶか。

  1. A特定名称酒制度
  2. B級別制度
  3. C地理的表示制度
  4. D酒類業組合制度
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正解:A特定名称酒制度

級別制度に代わり、原料や精米歩合などの基準で日本酒を8種類に分類する「特定名称酒制度」が導入され、市場に定着しました。

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193平成に入り「フルーティーな日本酒」として人気を集め、1980年代から1990年代にかけてブームとなった特定名称酒のカテゴリーはどれか。

  1. A普通酒
  2. B吟醸酒・大吟醸酒
  3. C本醸造酒
  4. D特別純米酒
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正解:B吟醸酒・大吟醸酒

吟醸酵母の開発や精米技術の飛躍により、華やかな香りを持つ「吟醸酒」や「大吟醸酒」が次々と開発され、吟醸ブームとなりました。

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1941991年(平成3年)に日本酒サービス研究会(SSI)が第1回認定試験を実施した資格はどれか。

  1. Aソムリエ
  2. B酒匠
  3. C唎酒師
  4. Dワインエキスパート
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正解:C唎酒師

良質な日本酒を正しく提供できる人材の育成を目指し、SSIは1991年に『唎酒師』資格認定制度を制定し、第1回講習会および認定試験を実施した。

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1952006年から2017年の約10年間で、日本酒の海外への輸出金額はおおよそどのように推移したか。

  1. Aほぼ横ばい
  2. B約半分に減少した
  3. C約3倍に伸長した
  4. D約10倍に急増した
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正解:C約3倍に伸長した

和食の世界的な流行なども追い風となり、日本酒の輸出金額はこの約10年間で約3倍に大きく伸長しました。

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196近年の日本酒の輸出先において、金額ベースで約30%を占め、最も割合が高い国(地域)はどこか。(2016年・2017年データ基準)

  1. A中国
  2. B韓国
  3. Cフランス
  4. Dアメリカ合衆国
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正解:Dアメリカ合衆国

輸出相手国の約30%(金額ベース)はアメリカ合衆国であり、次いで香港、韓国、台湾などのアジア圏の主要都市が続いています。

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1972012年に「酒蔵ツーリズム」を開催し、2日間で約3万人を集客するなど、日本酒を観光資源として活用する大きな成功例となった佐賀県の市はどこか。

  1. A鹿島市
  2. B唐津市
  3. C伊万里市
  4. D鳥栖市
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正解:A鹿島市

佐賀県鹿島市で開催された「鹿島酒蔵ツーリズム」は大きな成功を収め、その後全国各地で同様の取り組みが広がる契機となりました。

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1982013年(平成25年)1月に、全国の自治体で初めて「日本酒で乾杯すること」を推進する条例(乾杯条例)を施行した都市はどこか。

  1. A新潟市
  2. B京都市
  3. C神戸市
  4. D金沢市
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正解:B京都市

地域の伝統産業の振興や文化への理解促進を目的に、京都市議会が全国で初めて「京都市清酒の普及の促進に関する条例」を施行しました。

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199日本酒の生産量(課税移出数量)が過去最高(ピーク)を記録したのはいつ頃か。

  1. A1945年(昭和20年)
  2. B1973年(昭和48年)
  3. C1992年(平成4年)
  4. D2015年(平成27年)
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正解:B1973年(昭和48年)

高度経済成長期を経た1973年(昭和48年)に、日本酒の課税移出数量は約176万キロリットルに達しピークを迎えました。

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2002015年(平成27年)のデータにおいて、日本国内の全酒類における日本酒(清酒)の課税数量シェアはおおよそ何%程度か。

  1. A約7%
  2. B約23%
  3. C約33%
  4. D約50%
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正解:A約7%

全酒類の中で最もシェアが高いのはビール(約33.3%)、次いでリキュール(約23.5%)であり、日本酒は約6.8%(約7%)に留まっています。

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201純米酒や吟醸酒などの特定名称酒が増加傾向にある一方、現在でも日本酒の全体出荷量の約65%を占めているカテゴリーはどれか。

  1. A純米大吟醸酒
  2. B普通酒
  3. C本醸造酒
  4. D発泡性清酒
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正解:B普通酒

特定名称酒の割合は年々増えているものの、依然として市場に出回る日本酒出荷量の約65%を占めているのは「普通酒」です。

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2022012年(平成24年)に立ち上げられ、政府として日本酒や焼酎の輸出促進に向けた取り組みを推進するプロジェクトの名称はどれか。

  1. Aクールジャパン・サケ・プロジェクト
  2. BENJOY JAPANESE KOKUSHU(國酒プロジェクト)
  3. Cグローバル・サケ・イニシアティブ
  4. DSAKE TO THE WORLD
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正解:BENJOY JAPANESE KOKUSHU(國酒プロジェクト)

日本酒・焼酎の国家戦略推進のため、当時の古川元久国家戦略担当大臣の提言により「國酒プロジェクト(ENJOY JAPANESE KOKUSHU)」が立ち上がりました。

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203「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」などの新しいイベントが全国で開催されるようになったが、これらが意図している主な目的は何か。

  1. A木製の酒器を完全に排除するため
  2. B伝統的な和食以外の料理との相性をアピールし、新しい楽しみ方を提案するため
  3. C日本酒のアルコール度数を下げるため
  4. D特定名称酒以外の普通酒を普及させるため
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正解:B伝統的な和食以外の料理との相性をアピールし、新しい楽しみ方を提案するため

ワイングラスでの提供など斬新なコンセプトにより、洋食とのペアリングやモダンな楽しみ方を提案し、新たな層へアピールしています。

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2042016年度の清酒メーカー売上高上位ランキングにおいて、1位の「白鶴」をはじめとする上位企業の特徴として正しいものはどれか。

  1. A全て新潟県に本社を置いている
  2. B大半が純米大吟醸のみを製造する小規模蔵である
  3. C兵庫県や京都府などの伝統的な大生産地に拠点を置く大手メーカーが多い
  4. D売上のほぼ100%を海外輸出が占めている
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正解:C兵庫県や京都府などの伝統的な大生産地に拠点を置く大手メーカーが多い

売上上位には、白鶴(兵庫県)、月桂冠(京都府)、宝ホールディングス(京都府)、大関(兵庫県)など、灘や伏見の伝統的産地の大手メーカーが名を連ねています。

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205現代の日本酒業界におけるポジティブな変化として、テキストで言及されている事象はどれか。

  1. A自家醸造(どぶろく)が全世帯で解禁された
  2. B級別制度が復活し、特級酒の価値が再認識された
  3. C女性杜氏や外国人杜氏が誕生し、多様な造り手が個性を活かした酒造りを行っている
  4. D日本酒の国内消費量がビールの消費量を上回った
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正解:C女性杜氏や外国人杜氏が誕生し、多様な造り手が個性を活かした酒造りを行っている

蔵元の世代交代が進み、女性杜氏や外国人杜氏も誕生するなど、多様な造り手による品質が高く個性的な酒造りが進んでいます。

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