無人航空機操縦士(一等・二等) 操縦者・運航体制(CRM等)

安全な運航を支える人的要素と体制づくりを学ぶ分野です。CRM(クルー・リソース・マネジメント)の考え方、補助者の配置や役割分担、コミュニケーションと意思決定、操縦者の健康・疲労・アルコールなどヒューマンファクターが問われます。単独飛行と複数人体制での運航計画の立て方も頻出。技術だけでなくチームとして安全を確保する視点を理解することがポイントです。

この分野の問題45問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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206カテゴリーIII飛行を行う操縦者に求められる事項として適切なものはどれか。 [一等]

  1. A一等無人航空機操縦士の技能証明を取得し国土交通大臣の許可や承認を受ける
  2. B二等無人航空機操縦士の技能証明を取得し機体メーカーの許可や承認を受ける
  3. C技能証明は不要であるが国の登録講習機関で高度な飛行訓練を修了している
  4. D飛行経験が豊富であれば技能証明や国土交通大臣の許可や承認は免除される
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正解:A一等無人航空機操縦士の技能証明を取得し国土交通大臣の許可や承認を受ける

カテゴリーIII飛行では一等無人航空機操縦士の技能証明と国土交通大臣の許可や承認が求められます。

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207運航プロセスにおける「飛行前の準備」で実施する項目として適切なものはどれか。

  1. A機体のプロペラやフレームに損傷やゆがみがないか目視で点検する
  2. B飛行に必要な許可や承認および機体登録の有効期間が切れていないか確認する
  3. C飛行中に機体の周辺状況や天候の変化がないかを継続的に監視する
  4. D飛行を終えて着陸した後に各部品の摩耗等の状態を詳細に確認する
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正解:B飛行に必要な許可や承認および機体登録の有効期間が切れていないか確認する

許可承認や有効期間の確認は飛行前の準備で行い、プロペラ等の確認は飛行前の点検で行います。

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208ガソリンエンジンで駆動する機体を使用する際の注意点として適切なものはどれか。

  1. Aガソリンは危険物ではないため通常のポリタンクで任意の量を運搬できる
  2. Bエンジン機は振動が少ないためネジの緩み等を気にする必要はほとんどない
  3. C消防法で定められた22リットル以下の専用容器を使用して運搬する
  4. D飛行前に限らず飛行中にも給油を行い長時間の連続飛行を維持する
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正解:C消防法で定められた22リットル以下の専用容器を使用して運搬する

ガソリンは危険物に該当し乗用車等で運搬する場合は22リットル以下の専用容器を使用します。

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209補助者を配置せずに物件投下を行う場合の対応として適切なものはどれか。

  1. A気象条件が良好であれば投下高度に制限はなく自由に行うことができる
  2. B地上に人がいないことを確認できれば高度10mからでも投下可能である
  3. C事前に設定したウェイポイントに従い高高度からの自動投下を実施する
  4. D投下高度は原則1m以内とし周囲の環境や気象条件を十分に考慮する
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正解:D投下高度は原則1m以内とし周囲の環境や気象条件を十分に考慮する

補助者を配置しない場合、物件の投下高度は原則1m以内とし周囲の安全を考慮して実施します。

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210カテゴリーIII以外の飛行において国土交通省へ飛行申請を行う場合の期限はいつか。

  1. A飛行開始予定日の前日までに提出を済ませる
  2. B飛行開始予定日の5開庁日前までに提出する
  3. C飛行開始予定日の10開庁日前までに提出する
  4. D飛行開始予定日の20開庁日前までに提出する
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正解:C飛行開始予定日の10開庁日前までに提出する

通常の飛行申請は飛行開始予定日の10開庁日前までに所定の提出先へ提出します。

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211カテゴリーIII飛行における国土交通省への申請期限として適切なものはどれか。 [一等]

  1. A飛行開始予定日の10開庁日前までに提出する
  2. B飛行開始予定日の15開庁日前までに提出する
  3. C飛行開始予定日の20開庁日前までに提出する
  4. D飛行開始予定日の30開庁日前までに提出する
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正解:C飛行開始予定日の20開庁日前までに提出する

カテゴリーIII飛行の申請は審査要領に従い飛行開始予定日の20開庁日前までに提出します。

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212無人航空機を運航したことによって発生した対人や対物の損害を補償する保険はどれか。

  1. A機体保険
  2. B盗難保険
  3. Cサイバー保険
  4. D損害賠償責任保険
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正解:D損害賠償責任保険

第三者への被害や物件の損害を賠償するための備えとして損害賠償責任保険があります。

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213回転翼航空機が離陸直後から対地高度1m程度までの間で揚力が増す現象を何というか。

  1. A地面効果
  2. Bボルテックスリングステート
  3. C失速現象
  4. Dフェールセーフ
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正解:A地面効果

ローターの吹きおろしが地面付近で滞留して揚力が増す現象を地面効果と呼びます。

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214回転翼航空機が垂直降下する際に揚力を急激に失う現象への対策として適切なものはどれか。

  1. Aスロットルを一気に下げて降下速度を最大にする
  2. B水平方向の移動を合わせながら降下操作を行う
  3. Cモーターの回転を完全に停止させてから自由落下させる
  4. D機体を急上昇させてから再度垂直に降下を試みる
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正解:B水平方向の移動を合わせながら降下操作を行う

ボルテックスリングステートを防ぐため、降下時は水平方向の移動を交えながら操作します。

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215ヘリコプター型の無人航空機を離陸させる際の注意点として適切なものはどれか。

  1. Aローター回転が十分に上がる前にスロットルを上げて離陸させる
  2. B垂直方向への急上昇を積極的に行い素早く高度を確保する
  3. Cテールローターの作用で機体が左右いずれかに傾くことを予測しておく
  4. D地面効果の影響を受けやすいため高度1m以下での長時間のホバリングを行う
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正解:Cテールローターの作用で機体が左右いずれかに傾くことを予測しておく

テールローターの影響で離陸時に機体が傾く方向を予め確認した上で離陸させます。

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216飛行機型の無人航空機を離着陸させる際の風向きの原則として適切なものはどれか。

  1. A機速を上げるために追い風方向を選択する
  2. B横風を受けて揚力を増やす方向を選択する
  3. C無風状態になるまで離着陸を見合わせる
  4. D失速を防ぐためにできる限り向かい風方向を選択する
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正解:D失速を防ぐためにできる限り向かい風方向を選択する

飛行機の離着陸は原則として向かい風で行い、失速や滑走路の逸脱を防ぎます。

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217自動操縦の特徴として適切なものはどれか。

  1. A操縦者の技量によって飛行の安定性に大きな差が生じやすい
  2. B再現性の高い飛行が可能であり定期的な経過観察などに適している
  3. CGNSSやセンサーを使用せずに手動で機体を精密に制御する
  4. D突発的な障害物の出現に対して即座に柔軟な回避行動がとりやすい
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正解:B再現性の高い飛行が可能であり定期的な経過観察などに適している

自動操縦は設定した経路を正確に飛ぶため、経過観察や物資輸送など再現性が求められる飛行に適しています。

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218手動操縦の特徴として適切なものはどれか。

  1. A複雑な構造物の点検作業など細かな操作が求められる場面で有効である
  2. B地上にウェイポイントを設定して機体の向きや高度を自動で制御する
  3. Cセンサーが機能しなくなった場合でも安全な自動帰還を行うことができる
  4. D操縦者の経験に関わらず一定の高精度な飛行を維持することができる
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正解:A複雑な構造物の点検作業など細かな操作が求められる場面で有効である

手動操縦は複雑で変化に対応した微調整が可能であり、構造物の点検などに有効です。

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219緊急時において機体を安全な場所へ不時着させる際の考え方として適切なものはどれか。

  1. Aどのような状況でも元の離陸地点まで戻すことを最優先に行動する
  2. B速やかに近くの安全な無人地帯を見つけてそこへ不時着させる
  3. Cバッテリーが尽きるまで上空でホバリングを継続し回復を待つ
  4. D人口密集地であっても直下の地点へ即座に緊急降下を実施する
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正解:B速やかに近くの安全な無人地帯を見つけてそこへ不時着させる

緊急時は離陸地点に戻すことを前提とせず、近くの安全な無人地帯へ速やかに不時着させます。

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220事故発生時の運航者の行動順序として適切なものはどれか。

  1. A国土交通省への報告を最初に行いその後で負傷者の救護を行う
  2. Bまず機体を回収し原因究明を行ってから警察や消防へ通報する
  3. C直ちに飛行を中止し負傷者の救護や緊急通報など危険防止措置を講じる
  4. DSNS等で周囲に注意喚起を行った後に保険会社へ連絡を入れる
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正解:C直ちに飛行を中止し負傷者の救護や緊急通報など危険防止措置を講じる

事故発生時はまず飛行を中止し、負傷者の救護や警察・消防への通報など危険防止措置を最優先します。

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221操縦者のパフォーマンス管理について適切なものはどれか。

  1. A前夜に飲酒した場合でも睡眠をとれば翌日の操縦に影響はない
  2. B疲労を感じても計画通りに飛行を継続することが推奨される
  3. Cストレス軽減のため関係者との適切なコミュニケーションを図る
  4. Dアルコール検知器の使用は法律で禁止されているため目視で確認する
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正解:Cストレス軽減のため関係者との適切なコミュニケーションを図る

疲労やストレスはエラーの原因となるため、適切な計画やコミュニケーションで軽減を図ります。

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222CRM(Crew Resource Management)の目的として適切なものはどれか。

  1. A全ての操作を自動化することで操縦者の負担をなくすこと
  2. B人的リソースやハードウェア情報を活用しヒューマンエラーを防ぐこと
  3. C操縦者の技術力のみを徹底的に鍛え上げて事故の発生を抑えること
  4. D運航コストを削減するために人員を最小限に抑えて効率化すること
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正解:B人的リソースやハードウェア情報を活用しヒューマンエラーを防ぐこと

CRMは利用可能な全てのリソースを活用し、ヒューマンエラーを減らして安全性を高める手法です。

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223TEM(Threat and Error Management)における「スレット」の説明として適切なものはどれか。

  1. A操縦者が引き起こした操作ミスのこと
  2. B望ましくない航空機の状態(UAS)のこと
  3. Cエラーを誘発する要因となる気象の変化や機材の不具合のこと
  4. D事故発生後に原因を分析するための報告書のこと
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正解:Cエラーを誘発する要因となる気象の変化や機材の不具合のこと

スレットとは気象の変化や疲労など、エラーを引き起こす要因のことを指します。

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224安全な運航のための補助者の役割として適切なものはどれか。

  1. A操縦者の代わりにプロポを操作して機体を離陸させること
  2. B飛行前の準備や離着陸周辺の安全確認および第三者の立入管理を行うこと
  3. C操縦者が疲労した際に交代して長時間の連続飛行を維持すること
  4. D飛行計画の作成から国土交通省への申請までを単独で全て処理すること
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正解:B飛行前の準備や離着陸周辺の安全確認および第三者の立入管理を行うこと

補助者は操縦者が操縦に集中できるよう、飛行経路や周辺の安全確認等をサポートします。

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225運航終了後の点検に含まれる内容として適切なものはどれか。

  1. A飛行日誌の作成や機体とバッテリーの安全な保管状況の確認
  2. B飛行に必要な許可や承認の有効期間の最終確認
  3. C次回の飛行に向けたウェイポイントのプログラミング設定
  4. D飛行中の機体の状態チェックや周囲の障害物の監視
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正解:A飛行日誌の作成や機体とバッテリーの安全な保管状況の確認

運航終了後は機体やバッテリーの保管状況の確認や、飛行記録などの飛行日誌の作成を行います。

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226リモートID機能の動作確認はどのプロセスで行うべきか。

  1. A飛行前の準備
  2. B飛行前の点検
  3. C運航終了後の点検
  4. D異常事態発生時の点検
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正解:B飛行前の点検

リモートIDの作動状況やランプの点灯確認は、飛行前の点検プロセスで実施します。

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227ガソリンエンジンの機体を使用する際、特に注意すべき点検項目はどれか。

  1. Aバッテリーの残量が十分に充電されているか
  2. Bテールローターの回転方向に異常がないか
  3. C機体の振動によるネジ類の緩みや部品の劣化がないか
  4. DリモートIDの電波が遠方まで届いているか
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正解:C機体の振動によるネジ類の緩みや部品の劣化がないか

エンジン駆動は機体の振動が大きいため、ネジ類の緩みや部品の劣化に特に注意します。

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228カテゴリーIII飛行における機体の要件として適切なものはどれか。 [一等]

  1. A第一種機体認証を受けた無人航空機であること
  2. B第二種機体認証を受けた無人航空機であること
  3. C型式認証を受けていれば機体認証は不要であること
  4. D改造申請を行えば未認証の自作機でも飛行可能であること
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正解:A第一種機体認証を受けた無人航空機であること

カテゴリーIII飛行を行うには、一等資格に加え第一種機体認証を受けた機体を使用します。

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229セキュリティ対策として無人航空機がサイバー攻撃から守られていることを証明する制度はどれか。

  1. A技能証明制度
  2. B機体認証および型式認証
  3. C飛行許可承認制度
  4. D損害賠償責任保険
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正解:B機体認証および型式認証

機体認証や型式認証を受けた機体は、一定のサイバーセキュリティ対策の適合性が証明されています。

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230ホバリング中のマルチローターにおいて、緊急時に求められる操作はどれか。

  1. Aセンサー類に頼らない手動操作によるホバリングの維持
  2. Bモーターを即座に停止して被害を最小限に抑える墜落
  3. Cフェールセーフ機能のみに依存した完全な自動制御
  4. D急上昇による高高度への一時的な避難
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正解:Aセンサー類に頼らない手動操作によるホバリングの維持

GNSS等のセンサー異常などの緊急時には、手動操作によるホバリングが要求されます。

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231ヘリコプター型の無人航空機を着陸させる際の注意点はどれか。

  1. A地面に近づくにつれて降下速度を上げ一気に着地させる
  2. B接地後ローターが停止する前に機体へ近づき回収の準備をする
  3. C地面効果範囲内のホバリングは避け速やかに着陸させる
  4. D草が伸びている場所を選定し着陸時の衝撃を吸収させる
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正解:C地面効果範囲内のホバリングは避け速やかに着陸させる

地面効果の範囲内は機体が不安定になるため、ホバリングを避け速やかに着陸させます。

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232カテゴリーIII飛行における離着陸エリア設定の注意点として適切なものはどれか。 [一等]

  1. A人口密集地であるため構造物に近い場所を積極的に選定する
  2. Bダウンウォッシュの跳ね返りで機体が不安定になる場所はあらかじめ除外する
  3. C第三者の立入りを完全に排除する立入管理措置を厳重に講じる
  4. Dスピードを重視するため周囲の障害物確認は省略する
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正解:Bダウンウォッシュの跳ね返りで機体が不安定になる場所はあらかじめ除外する

カテゴリーIII飛行では壁面等の近接によるダウンウォッシュの影響を考慮し、不安定になる場所を除外します。

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233手動操縦におけるヒューマンエラーが起こりやすい状況はどれか。

  1. A機体と操縦者の距離が近く障害物との距離差が掴みやすい状況
  2. B操縦者の視線と機体の正面方向が同じである状況
  3. C操縦者の視線と機体の正面方向が異なる状況
  4. D飛行計画を詳細に策定し補助者と十分に連携している状況
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正解:C操縦者の視線と機体の正面方向が異なる状況

操縦者の視線と機体の正面が異なる場合や、機体との距離が離れた場合にエラーが起こりやすくなります。

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234自動操縦から手動操縦へ切り替える際の対応として適切なものはどれか。

  1. A切り替え直後の急な速度低下や失速に備えて操作準備をしておく
  2. B機体の状況に関わらずスロットルを最大にして高度を確保する
  3. C切り替え後は周囲の安全確認を補助者に一任し操縦のみに集中する
  4. DGNSS受信機を強制的に再起動するまで手動での操作を控える
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正解:A切り替え直後の急な速度低下や失速に備えて操作準備をしておく

手動に切り替えた後は急な失速等に備え、機体方向や安定性を確認できる体制を整えます。

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235カテゴリーIII飛行において自動操縦を用いる場合の注意点はどれか。 [一等]

  1. A緊急着陸地点の設定は不要でありトラブル時は元の場所へ帰還させる
  2. B送電線や構造物が障害とならない飛行範囲を事前に確認し設定する
  3. C自動操縦中の手動切り替えは危険なため非常時でも行わない
  4. D飛行経路の策定は現場の直感に従い事前の下見を行わずに決定する
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正解:B送電線や構造物が障害とならない飛行範囲を事前に確認し設定する

可能な限り第三者が少なく、構造物等が障害とならない経路や範囲を事前に確認して設定します。

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236フェールセーフ機能が発動した際、バッテリー残量が極端に少ない場合の機体の挙動はどれか。

  1. A離陸地点への自動帰還を最優先して飛行を継続する
  2. Bバッテリーを温存するため空中でモーターを完全停止する
  3. Cその地点で自動着陸を試みる動作に遷移する
  4. D安全な高度まで急上昇し周囲への電波発信を強化する
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正解:Cその地点で自動着陸を試みる動作に遷移する

フェールセーフ発動中にバッテリー残量が極端に少ない場合などは、その場で自動着陸を試みます。

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237機体にゴミ等の付着がないかを確認するのはどのプロセスの点検か。

  1. A飛行前の点検
  2. B飛行中の監視
  3. C飛行後の点検
  4. D異常事態発生時の点検
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正解:C飛行後の点検

飛行後の点検では、機体の汚れや各部品の摩耗・ゆがみ等の状態を確認します。

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238無人航空機の運用において、飛行計画の策定および通報を行うシステムはどれか。

  1. A無人航空機登録システム
  2. Bドローン情報基盤システム
  3. C航空気象情報システム
  4. DリモートID受信システム
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正解:Bドローン情報基盤システム

飛行前の準備において、ドローン情報基盤システムを用いて飛行計画を入力し通報します。

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239機体保険を適用する際の注意点として適切なものはどれか。

  1. A機体が見つからない場合でも満額が支払われる
  2. B搭載しているカメラ単体の損傷には適用されない
  3. C墜落して機体が見つからないと保険が適用されないケースがある
  4. D第三者への損害賠償にも機体保険が優先的に適用される
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正解:C墜落して機体が見つからないと保険が適用されないケースがある

機体保険は墜落等で機体が回収・発見できない場合に適用されないケースがあるため注意が必要です。

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240カテゴリーIII飛行の緊急時対応として予め設定や訓練を行っておくべき項目はどれか。 [一等]

  1. AGNSSによる位置の安定機能を用いた自動帰還のみの訓練
  2. B墜落時の安全優先順位の明確化や緊急連絡網の作成
  3. C全てのトラブルを補助者に解決させるための指示出し訓練
  4. D水没時の機体修理を現場で即座に行うための分解訓練
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正解:B墜落時の安全優先順位の明確化や緊急連絡網の作成

緊急対応手順として緊急着陸地点の確保や墜落時の安全優先順位、連絡網の作成などを考慮します。

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241操縦者のアルコール摂取について適切なものはどれか。

  1. A飛行の直前でなければ少量の飲酒は許可されている
  2. Bアルコールの影響は睡眠をとれば完全に消失する
  3. C前夜の飲酒でも翌日の操縦時に影響が残る可能性がある
  4. Dアルコール検知器で反応が出ても自覚症状がなければ飛行可能である
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正解:C前夜の飲酒でも翌日の操縦時に影響が残る可能性がある

前夜の飲酒でもアルコールの影響が残る可能性があるため、検知器の活用等が有用です。

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242補助者とのコミュニケーション手段について適切なものはどれか。

  1. A緊急時のみ声を荒げて指示を出すようにする
  2. B操縦者の判断でその都度異なる連絡手段を用いる
  3. C予め決められた手段を用いて危険予知の警告や誘導を行う
  4. D操縦の邪魔にならないようコミュニケーションを控える
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正解:C予め決められた手段を用いて危険予知の警告や誘導を行う

補助者とは予め決められた手段を用いて危険の警告や緊急着陸地点への誘導等を行います。

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243自動操縦におけるウェイポイント設定時の注意点として適切なものはどれか。

  1. A地図情報だけで完結するため事前の現地確認は省略してよい
  2. B飛行経路上の障害物等は事前に現地確認を行うことが望ましい
  3. C障害物との衝突は機体が自動で回避するため考慮不要である
  4. D高度や速度の設定はできず二次元的な位置情報のみを指定する
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正解:B飛行経路上の障害物等は事前に現地確認を行うことが望ましい

経路上の障害物確認不足で衝突等が発生する可能性があるため、事前に現地確認を行います。

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244飛行前の準備において確認するべき「気象状況」の情報として不適切なものはどれか。

  1. A最新の天気予報
  2. B当日の風向と風速
  3. C注意報や警報の発令状況
  4. D一週間後の長期気象予報
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正解:D一週間後の長期気象予報

飛行前の準備では最新の気象情報(天気、風、注意報等)を確認し運航の安全を図ります。

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245UAS(望ましくない航空機の状態)に該当する状況はどれか。

  1. A機体が予定通りの航路を高い精度で維持して飛行している状態
  2. Bスレットやエラーに対処できず安全マージンが低下した状態
  3. C離陸直後に地面効果を受けて揚力が増加している状態
  4. Dフェールセーフ機能が正常に作動し安全に着陸した状態
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正解:Bスレットやエラーに対処できず安全マージンが低下した状態

エラーを正しく管理できず機体の安全性が低下した状態をUASと呼びます。

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246ヘリコプターの離着陸において砂や乾燥した土の上を避けるべき理由は何か。

  1. Aテールローターが地面に接触しやすくなるため
  2. B機体の重量で地面が陥没してしまうため
  3. Cダウンウォッシュで砂埃が飛散し視界を遮るおそれがあるため
  4. D電波の反射が乱れリモートIDが機能しなくなるため
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正解:Cダウンウォッシュで砂埃が飛散し視界を遮るおそれがあるため

ローターの風で砂埃が舞い上がり視界不良になることを防ぐため、砂地での離着陸は避けます。

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247CRMスキルに含まれる「ワークロード管理」の目的として適切なものはどれか。

  1. Aパイロットと補助者で作業の負担を適切に調整すること
  2. B周囲の気象状況や障害物の位置を正確に把握すること
  3. C危険な状況に対して迅速に正しい意思決定を行うこと
  4. D関係者間で正確に情報を伝え合うこと
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正解:Aパイロットと補助者で作業の負担を適切に調整すること

ワークロード管理は作業の負担(仕事量)を適切に調整・分配するスキルのことです。

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248カテゴリーIII飛行のリスク評価に基づく保険・セキュリティの考え方として適切なものはどれか。 [一等]

  1. A第三者上空を飛行するため機体認証を受けた機体によるセキュリティ確保が求められる
  2. B高度な操縦技術があれば保険への加入は免除される
  3. Cセキュリティ対策として機体を常にオンラインで公開状態にしておく
  4. D対人事故のリスクが低いため損害賠償責任保険は不要である
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正解:A第三者上空を飛行するため機体認証を受けた機体によるセキュリティ確保が求められる

第三者上空を飛行するためリスク評価に基づき、機体認証を満たしたセキュリティ確保等が考慮されます。

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249飛行前の点検における通信系統の確認項目として適切なものはどれか。

  1. AリモートID機能を有する機器のランプが点灯しているか
  2. B送信機と機体の通信系統および電源・自動制御系統が正常に作動するか
  3. C飛行マニュアルが最新のバージョンに更新されているか
  4. D立入管理措置を行う補助者の配置が完了しているか
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正解:B送信機と機体の通信系統および電源・自動制御系統が正常に作動するか

飛行前の点検では、各系統(通信、推進、電源、自動制御)が正常に作動するかを確認します。

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250異常事態発生時に操縦者が行うべき危機回避行動として適切なものはどれか。

  1. A機体の状態を動画で撮影し証拠として保存する
  2. B定められた手順に従った回避行動をとり安全に着陸するための項目を確認する
  3. C操縦を直ちに放棄して安全な建物内へ避難する
  4. Dフェールセーフ機能を手動で解除して高度を最大まで上げる
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正解:B定められた手順に従った回避行動をとり安全に着陸するための項目を確認する

異常事態発生時には危機回避行動を行い、安全に着陸するための項目を確認します。

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