知的財産管理技能検定3級 ② 特許法・後半+実用新案法

特許権の発生から活用・侵害対応、そして実用新案法までを扱う分野です。存続期間は原則出願日から20年、権利は設定登録で発生する点、専用実施権・通常実施権・先使用権などの実施権、特許異議申立てや特許無効審判、侵害への差止請求・損害賠償請求といった救済手段が頻出です。実用新案は方式審査のみで実体審査がなく、権利行使に実用新案技術評価書の提示が必要という特許との違いが重要です。特許と実用新案を対比しながら整理しましょう。

この分野の問題36問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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41特許権はどの時点で発生するか。

  1. A特許料を納付し設定登録された日
  2. B特許出願をした日
  3. C特許掲載公報が発行された日
  4. D特許査定を受けた日
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正解:A特許料を納付し設定登録された日

特許権は特許査定後、所定期間内に特許料を納付して設定登録されることで発生します。

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42日本国における特許権の存続期間は、原則としていつ終了するか。

  1. A出願の日から10年
  2. B出願の日から20年
  3. C設定登録の日から10年
  4. D設定登録の日から20年
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正解:B出願の日から20年

特許権の存続期間は原則として特許出願日から20年で終了します。

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43特許料の納付に関する記述のうち、最も不適切なものはどれか。

  1. A第1年から第3年までは査定の謄本送達日から30日以内に納付する
  2. B4年目以降の特許料は前年以前に納付しなければならない
  3. C追納期間を過ぎて消滅した場合、いかなる理由があっても特許権は復活しない
  4. D納付期間経過後でも6ヵ月以内であれば追納することができる
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正解:C追納期間を過ぎて消滅した場合、いかなる理由があっても特許権は復活しない

一定の要件の下、故意により納付しなかった場合でなければ追納できる救済措置があります。

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44医薬品等に係る特許権の存続期間は、延長登録出願により最大で何年延長されるか。

  1. A1年
  2. B3年
  3. C10年
  4. D5年
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正解:D5年

医薬品等に係る特許権については、最大で5年存続期間が延長されることがあります。

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45特許異議の申立ては、特許掲載公報の発行の日から何ヵ月以内であれば行うことができるか。

  1. A6ヵ月以内
  2. B12ヵ月以内
  3. C3ヵ月以内
  4. D1ヵ月以内
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正解:A6ヵ月以内

特許掲載公報の発行日から6ヵ月以内であれば、何人も特許異議の申立てが可能です。

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46専用実施権を設定した場合の効果として、正しいものはどれか。

  1. A特許権者自身も同じ範囲で特許発明を実施することができる
  2. B設定された範囲で専用実施権者が独占排他的に実施できる
  3. C当事者間の契約のみで発生し特許庁への登録は不要である
  4. D他社からライセンスの申し出があれば重ねて専用実施権を設定できる
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正解:B設定された範囲で専用実施権者が独占排他的に実施できる

専用実施権者は設定された範囲で特許発明を独占排他的に実施する権利を有します。

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47専用実施権と通常実施権の違いについて、正しくないものはどれか。

  1. A通常実施権は当事者間の契約のみで発生し登録は不要である
  2. B専用実施権は特許庁の登録原簿に登録しなければ効力を生じない
  3. C専用実施権を設定しても特許権者はその範囲内で発明を実施できる
  4. D特許権者は複数人に同じ範囲で通常実施権を許諾することができる
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正解:C専用実施権を設定しても特許権者はその範囲内で発明を実施できる

専用実施権を設定した場合、特許権者であってもその範囲内では特許発明を実施できません。

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48特許権が共有に係る場合、他人に通常実施権を許諾するために必要な手続はどれか。

  1. A共有者の同意は一切不要である
  2. B筆頭共有者の同意を得る
  3. C共有者の過半数の同意を得る
  4. D他のすべての共有者の同意を得る
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正解:D他のすべての共有者の同意を得る

特許権が共有の場合、通常実施権や専用実施権を許諾するには他の共有者の同意が必要です。

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49会社に勤務する従業者が職務発明をして自ら特許権を取った場合、会社側に認められる権利はどれか。

  1. A通常実施権
  2. B専用実施権
  3. C先使用権
  4. D特許権の共有持分
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正解:A通常実施権

職務発明の場合、特許権者の意思に関わらず会社側に通常実施権が認められます。

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50特許出願前からその発明を知らずに自ら発明し、日本国内で実施している者に認められる権利はどれか。

  1. A職務発明の権利
  2. B先使用権
  3. C専用実施権
  4. D独占的通常実施権
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正解:B先使用権

出願前から自ら発明して実施等をしていると、先使用権が認められ実施を継続できます。

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51特許権が認められてから継続して特許発明が日本国内で実施されていない場合、特許庁による裁定で通常実施権が認められることがある。その不実施の期間は何年以上か。

  1. A1年以上
  2. B10年以上
  3. C3年以上
  4. D5年以上
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正解:C3年以上

継続して3年以上日本国内で実施されていないときは、裁定により通常実施権が認められる場合があります。

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52特許権の譲渡に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A発明者本人でなければ特許権を譲り受けることはできない
  2. B共有に係る特許権は自己の持分であれば単独で譲渡できる
  3. C特許権の譲渡は特許庁の許可がなければ一切無効となる
  4. D特許権は財産権であるため他人に譲渡することができる
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正解:D特許権は財産権であるため他人に譲渡することができる

特許権は財産権として譲渡可能です。共有の場合は他の共有者の同意が必要です。

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53特許権の効力が及ばない例外規定として、正しくないものはどれか。

  1. A業として行う個人的な製造
  2. B試験のための実施
  3. C研究のための実施
  4. D特許権者から購入した製品の転売
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正解:A業として行う個人的な製造

試験・研究のための実施は例外ですが、個人的な製造であっても業として行えば侵害の可能性があります。

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54実施品が特許発明の技術的範囲に属するか否かは、願書に添付された何に基づいて定められるか。

  1. A明細書
  2. B特許請求の範囲
  3. C要約書
  4. D図面
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正解:B特許請求の範囲

特許発明の独占できる技術的範囲は、特許請求の範囲の記載に基づいて定められます。

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55特許権者が特許権侵害の事実やそのおそれを見つけた際、主導権を握り最も一般的に最初に行う対応はどれか。

  1. A警察への被害届の提出
  2. B特許無効審判の請求
  3. C侵害者への警告書の送付
  4. D裁判所への差止請求
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正解:C侵害者への警告書の送付

侵害を相手に気づかせるため、まずは警告書を送付するのが最も一般的な方法です。

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56特許権侵害に対する民事上の救済手段として、テキストに記載されていないものはどれか。

  1. A不当利得返還請求
  2. B損害賠償請求
  3. C差止請求
  4. D懲役刑の要求
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正解:D懲役刑の要求

懲役刑は刑事罰であり、民事上の救済手段(差止、損害賠償など)とは異なります。

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57特許権を侵害する者に対する刑事罰として、規定されているものはどれか。

  1. A10年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金
  2. B5年以下の懲役もしくは500万円以下の罰金
  3. C15年以下の懲役もしくは2000万円以下の罰金
  4. D刑事罰は科されず民事上の責任のみを負う
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正解:A10年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金

特許権侵害者には10年以下の懲役もしくは1000万以下の罰金(両罰の場合もあり)が科されます。

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58他社から特許権侵害の警告を受けた際、特許権が有効に存続しているか等を確認するために閲覧すべきものはどれか。

  1. A公開特許公報
  2. B特許登録原簿
  3. C特許掲載公報
  4. D実用新案公報
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正解:B特許登録原簿

現在の特許権の存続や移転状況を確認するためには、特許登録原簿を確認する必要があります。

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59損害賠償請求と不当利得返還請求に関する記述のうち、正しいものはどれか。

  1. A特許権の存続期間が満了した後は行うことができない
  2. B特許無効審判が確定するまでは一切請求することができない
  3. C特許権の存続期間の満了後でも行うことができる
  4. D差止請求と同時に行わなければ法的に無効となる
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正解:C特許権の存続期間の満了後でも行うことができる

損害賠償請求と不当利得返還請求は、特許権の存続期間満了後であっても行うことが可能です。

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60特許権侵害であると警告を受けた者が、相手の特許に無効理由がある場合に請求できるものはどれか。

  1. A特許異議の申立て
  2. B拒絶査定不服審判
  3. C訂正審判
  4. D特許無効審判
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正解:D特許無効審判

特許に無効理由が存在する場合、利害関係人は特許無効審判を請求して特許を無効にできることがあります。

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61特許無効審判を請求することができる者は誰か。

  1. A利害関係人のみである
  2. B何人も可能である
  3. C裁判官のみである
  4. D弁理士のみである
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正解:A利害関係人のみである

特許無効審判は誰でも請求できるわけではなく、利害関係人のみが請求できます。

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62実施品が特許権の侵害に当たるか否かを判断するにあたり、原則として侵害とならないケースはどれか。

  1. A特許権者の許可を得ずに販売している場合
  2. B実施品が特許発明の技術的範囲に属さない場合
  3. C特許発明と全く同じ形状を製造している場合
  4. D実施品が業として大規模に生産されている場合
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正解:B実施品が特許発明の技術的範囲に属さない場合

実施品が特許請求の範囲に基づく技術的範囲に属さなければ、原則として侵害とはなりません。

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63実用新案法の保護対象として認められるものはどれか。

  1. A新しいコーヒー豆の抽出方法
  2. B医薬品の新しい有効成分
  3. C太さの違う芯が出るシャープペンの構造
  4. Dソフトウェアの新しいアルゴリズム
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正解:C太さの違う芯が出るシャープペンの構造

実用新案は「物品の形状、構造または組合せ」を保護し、「方法」の考案は対象外です。

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64実用新案法における保護対象である「考案」の定義として正しいものはどれか。

  1. A自然法則を利用した技術的思想の創作のうち高度のもの
  2. B商品やサービスを区別するための視覚的な標識
  3. C美感を起こさせる物品の形状、模様若しくは色彩
  4. D自然法則を利用した技術的思想の創作
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正解:D自然法則を利用した技術的思想の創作

「発明」は高度なものを指しますが、「考案」は自然法則を利用した技術的思想の創作を指します。

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65実用新案権の存続期間は、原則としていつ終了するか。

  1. A出願の日から10年
  2. B出願の日から15年
  3. C設定登録の日から10年
  4. D出願の日から20年
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正解:A出願の日から10年

実用新案権の存続期間は、特許より短く、出願の日から10年で終了します。

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66実用新案法における特許庁の審査制度の特徴として、正しいものはどれか。

  1. A方式審査と実体審査の両方が行われる
  2. B方式審査のみで実体審査は行われない
  3. C実体審査のみが行われ方式審査はない
  4. D審査は一切行われず出願と同時に登録される
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正解:B方式審査のみで実体審査は行われない

実用新案は新規性などの実体審査を受けずに早期に登録される制度です。

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67実用新案権侵害であるとして権利者が差止めを請求する場合などに、相手方に提示して警告しなければならない書類は何か。

  1. A特許登録原簿の写し
  2. B拒絶理由通知書
  3. C実用新案技術評価書
  4. D弁理士による鑑定書
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正解:C実用新案技術評価書

権利行使には、特許庁審査官が有効性を評価した実用新案技術評価書の提示が必要です。

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68実用新案権を行使する際に「実用新案技術評価書」の提示が義務付けられている理由は何か。

  1. A出願料が特許よりも安価に設定されているため
  2. B存続期間が10年と短く早期に権利を行使させるため
  3. C考案が特許発明に匹敵する高度な技術であることを証明するため
  4. D実体審査がなく要件を満たしているかわからず不安定な権利だから
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正解:D実体審査がなく要件を満たしているかわからず不安定な権利だから

実体審査を経ていないため、権利の有効性が担保されておらず相手方への不当な制限を防ぐためです。

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69特許法と実用新案法の違いについて、正しくない記述はどれか。

  1. A特許法でも実用新案法でも「製造方法」のアイデアを保護できる
  2. B特許法の保護対象は発明であり、実用新案法の保護対象は考案である
  3. C特許権の存続期間は原則20年だが、実用新案権は10年である
  4. D特許法は実体審査が行われるが、実用新案法は実体審査がない
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正解:A特許法でも実用新案法でも「製造方法」のアイデアを保護できる

特許法では「方法」の発明も保護できますが、実用新案法では方法の考案は登録できません。

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70意匠法が保護の対象としているものはどれか。

  1. A技術的思想の創作
  2. B物品等の外観(デザイン面)
  3. C商品やサービスの名称
  4. D著作物などの文芸作品
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正解:B物品等の外観(デザイン面)

意匠法は美感を起こさせる製品等の外観デザインを保護する制度です。

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71商標制度の主な目的として正しい記述はどれか。

  1. A新たな外観デザインの創作活動を促進すること
  2. B高度な技術開発や小発明を奨励し産業を発達させること
  3. C商品やサービス等の名称を通じた業務上の信用を保護すること
  4. D製品の形状に関するアイデアを早期に独占させること
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正解:C商品やサービス等の名称を通じた業務上の信用を保護すること

商標制度は新たな創作促進ではなく、マークに蓄積された業務上の信用を保護することが目的です。

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72意匠法と商標法の違いについて、正しい記述はどれか。

  1. A意匠法は業務上の信用を保護するが、商標法はデザインを保護する
  2. B意匠法も商標法も保護対象は技術的アイデアである
  3. C意匠法は装飾性が不要だが、商標法は美感が不可欠である
  4. D意匠法は美感が必要だが、商標法は他と区別する識別力が不可欠である
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正解:D意匠法は美感が必要だが、商標法は他と区別する識別力が不可欠である

意匠は美感を起こさせる装飾性が求められますが、商標は自他の商品を区別する識別力が求められます。

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73特許掲載公報に関する記述として、最も不適切なものはどれか。

  1. A現在の特許権の移転や消滅などの最新状況が常に反映され更新されている
  2. B特許権の設定登録後に発行される
  3. C発行の日から6ヵ月以内は特許異議の申立てをすることが可能である
  4. D明細書や特許請求の範囲などの内容が掲載されている
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正解:A現在の特許権の移転や消滅などの最新状況が常に反映され更新されている

掲載公報は設定登録時点の内容であり、その後の移転等は反映されず特許登録原簿に記録されます。

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74侵害訴訟において、特許に無効理由があるため権利を行使することができない旨を主張できる根拠となる法律の条文は、次のうちどれに関するものか。

  1. A民法第709条の損害賠償
  2. B特許法第104条の3の規定
  3. C特許法第78条の通常実施権
  4. D民法第703条の不当利得
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正解:B特許法第104条の3の規定

特許法第104条の3により、訴訟内で特許が無効にされるべきものであると主張することが可能です。

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75独占的通常実施権について、正しい説明はどれか。

  1. A特許法上に明確に規定された権利である
  2. B複数人に重ねて許諾することが前提となっている権利である
  3. C契約の相手以外には許諾しない旨の特約を伴う通常実施権である
  4. D特許庁への登録がなければ一切の効力を生じない
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正解:C契約の相手以外には許諾しない旨の特約を伴う通常実施権である

特許法上に規定はないものの、契約形態の一つとして他者に許諾しない特約を結んだ通常実施権です。

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76特許権が消尽(使い尽くし)し、特許権者の許諾なく使用や転売ができるケースはどれか。

  1. A存続期間が5年経過したとき
  2. B他人が無断で製品を製造したとき
  3. C審査官による技術評価書が提示されたとき
  4. D特許権者や実施権者から対象の製品を購入したとき
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正解:D特許権者や実施権者から対象の製品を購入したとき

権利者側から適法に購入した製品は特許権が消尽しており、自由に転売や使用ができます。

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