② 特許法・後半+実用新案法
知的財産管理技能検定3級 第47問
問題
専用実施権と通常実施権の違いについて、正しくないものはどれか。
A通常実施権は当事者間の契約のみで発生し登録は不要である
B専用実施権は特許庁の登録原簿に登録しなければ効力を生じない
C専用実施権を設定しても特許権者はその範囲内で発明を実施できる✓ 正解
D特許権者は複数人に同じ範囲で通常実施権を許諾することができる
正解
C:専用実施権を設定しても特許権者はその範囲内で発明を実施できる
解説
専用実施権を設定した場合、特許権者であってもその範囲内では特許発明を実施できません。
分野解説:② 特許法・後半+実用新案法
特許権の発生から活用・侵害対応、そして実用新案法までを扱う分野です。存続期間は原則出願日から20年、権利は設定登録で発生する点、専用実施権・通常実施権・先使用権などの実施権、特許異議申立てや特許無効審判、侵害への差止請求・損害賠償請求といった救済手段が頻出です。実用新案は方式審査のみで実体審査がなく、権利行使に実用新案技術評価書の提示が必要という特許との違いが重要です。特許と実用新案を対比しながら整理しましょう。
この分野の問題をすべて見る →本番形式で問題を解いてみよう
クイズモードで挑戦 →同じ分野の関連問題
知的財産管理技能検定3級について
知財管理の基礎を証明する国家検定
| 主催 | 一般財団法人 知的財産研究教育財団 知的財産教育協会 |
|---|---|
| 出題形式 | 学科 マークシート方式3肢択一式30問/実技 記述方式・マークシート方式併用30問 |
| 試験時間 | 学科45分・実技45分 |
| 受験料 | 学科6,100円・実技6,100円(非課税) |
| 合格基準 | 学科・実技とも満点の70%以上 |
| 難易度 | ★★☆☆☆(入門) |
知的財産管理技能検定3級の関連記事
産業財産権と著作権の違いから入る知的財産管理技能検定3級
学科と実技の両方に受かって初めて3級技能士を名乗れる国家検定です。法律の初学者が知財部門や研究開発を想定した設問に慣れるまで、どこへ時間を置くかを段階ごとに扱いました。
学科と実技の両方に受かる──知的財産管理技能検定3級の壁
特許・実用新案・意匠・商標・著作権をひととおり扱う国家検定で、通れば3級技能士を名乗れます。法律の学習歴がない人がどこで手間取るのか、分野ごとの手強さの差がどこから来るのかを見極める一本。
存続期間と無方式主義 知的財産管理技能検定3級の要点早見
特許・実用新案・意匠・商標は、保護対象も手続も存続期間も別物です。4法の違いを縦に並べたうえで、著作権や条約、周辺の法律の要点まで、直前期に一枚で見返せるようにした確認用リスト。