消防設備士乙種1類 ③ 基礎的知識 機械

機械工学の基礎(水理・流量計算・配管・ポンプの原理など)を学ぶ分野です。乙1類は水系消火設備が中心なので、機械系の基礎は得点源にしたい範囲です。

この分野の問題80問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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150水などの液体表面に働く表面張力の性質について正しいものはどれか。

  1. A温度が低くなると表面張力は大きくなる
  2. B温度が高くなると表面張力は大きくなる
  3. C温度に関係なく表面張力は常に一定である
  4. D液体の種類に関係なく表面張力は一定である
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正解:A温度が低くなると表面張力は大きくなる

表面張力は液体の種類により異なりますが、水の場合は温度が低くなるほど大きくなる性質があります。

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151水は通常どのような流体として扱われるか。

  1. A温度変化により体積が大きく変わる圧縮性流体
  2. B圧力を加えても密度がほとんど変化しない非圧縮性流体
  3. C力を加えると連続的に変形しない剛体流体
  4. D引っ張りに対して強く抵抗する粘弾性流体
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正解:B圧力を加えても密度がほとんど変化しない非圧縮性流体

水は圧力を加えても密度の変化が非常に小さいため、通常は非圧縮性流体として扱われます。

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152細い管を水中に立てた際に液面が上昇する毛管現象の主な理由は何か。

  1. A管内の気圧が外部よりも低くなるため
  2. B水分子と管壁の付着力や表面張力が働くため
  3. C重力加速度が管の内部で局所的に減少するため
  4. D水の密度が管の内部で一時的に小さくなるため
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正解:B水分子と管壁の付着力や表面張力が働くため

毛管現象は液体分子と固体分子の間の付着力と液体の表面張力によって液面が上下する現象です。

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153ガラス管を用いた毛管現象において液面が下降する条件はどれか。

  1. A接触角が90度未満になる場合
  2. B接触角が90度を超える場合
  3. C管の直径が極端に大きくなる場合
  4. D液体の温度が沸点に達した場合
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正解:B接触角が90度を超える場合

接触角が90度を超えると管内の液面は押し下げられ、水銀とガラスの組み合わせなどがこれに該当します。

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154流体の粘性によって生じるせん断応力の特徴として正しいものはどれか。

  1. A流速に関係なく常に一定の力として働く
  2. B流体が静止している時に最も大きくなる
  3. C流体の速度勾配に比例して大きくなる
  4. D流体の密度に反比例して大きくなる
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正解:C流体の速度勾配に比例して大きくなる

せん断応力は多くの流体において速度勾配に比例し、その比例係数が粘性係数となります。

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155液体の粘性係数と温度の一般的な関係について正しいものはどれか。

  1. A温度が高くなると粘性係数は大きくなる
  2. B温度が高くなると粘性係数は小さくなる
  3. C温度が変化しても粘性係数は変化しない
  4. D温度が一定の範囲でのみ粘性係数は消滅する
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正解:B温度が高くなると粘性係数は小さくなる

液体の粘性係数は種類ごとに異なりますが、一般的に温度が高くなるほど小さくなる傾向があります。

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1562枚の平行な板の間にある流体に生じる速度勾配の計算式はどれか。

  1. A板を動かす力と流体の質量の比率
  2. B流体の流速と板の間の距離の比率
  3. C流体の密度と重力加速度の掛け算
  4. D板の面積と流体の体積の掛け算
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正解:B流体の流速と板の間の距離の比率

速度勾配は単位長さあたりの速度の変化を表し、流速を板間の距離で割ることで求められます。

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157ベルヌーイの定理が適用できる理想的な流体の条件として誤っているものはどれか。

  1. A流体の粘性による摩擦損失が存在すること
  2. B流体の出入りが途中で発生しないこと
  3. C定常流であり時間の経過で状態が変化しないこと
  4. D圧力を加えても体積が変化しない非圧縮であること
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正解:A流体の粘性による摩擦損失が存在すること

ベルヌーイの定理は粘性による摩擦などのエネルギー損失がない非圧縮かつ非粘性の流体を前提としています。

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158ベルヌーイの定理において全水頭を構成する3つの要素はどれか。

  1. A位置水頭と速度水頭と圧力水頭
  2. B摩擦水頭と速度水頭と圧力水頭
  3. C位置水頭と摩擦水頭と抵抗水頭
  4. D速度水頭と抵抗水頭と重力水頭
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正解:A位置水頭と速度水頭と圧力水頭

全水頭は位置エネルギーを示す位置水頭、運動エネルギーを示す速度水頭、圧力エネルギーを示す圧力水頭の和です。

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159ベルヌーイの定理の水頭の式における速度水頭の正しい表現はどれか。

  1. A流速の2乗を重力加速度の2倍で割ったもの
  2. B流速を重力加速度の2倍で掛け合わせたもの
  3. C流速の2乗と重力加速度を足し合わせたもの
  4. D流速を重力加速度で割って2乗したもの
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正解:A流速の2乗を重力加速度の2倍で割ったもの

速度水頭はvの2乗を2gで除したものであり、流速が速くなるほど速度水頭の値は大きくなります。

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160トリチェリーの定理が示す内容として最も適切なものはどれか。

  1. A水槽の底にかかる圧力は水深に反比例して小さくなる
  2. B水槽の放水口から出る水の速度は水深から求められる
  3. C水槽内の水量は放水口の面積と水深の積で決まる
  4. D水槽内の全水頭は放水口の高さによって変化する
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正解:B水槽の放水口から出る水の速度は水深から求められる

トリチェリーの定理は水槽から流れ出る水の速度が水面からの深さによって決まることを示す法則です。

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161トリチェリーの定理をベルヌーイの定理から導く際の前提として誤っているものはどれか。

  1. A水面における速度水頭はゼロであるとみなす
  2. B放水口における圧力水頭はゼロであるとみなす
  3. C水面と放水口の全水頭は等しいものとして計算する
  4. D放水口における位置水頭は最大であるとみなす
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正解:D放水口における位置水頭は最大であるとみなす

放水口の位置を基準とするため、放水口での位置水頭はゼロとして計算するのが正しい前提です。

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162配管内を流れる液体の摩擦損失水頭と管の長さの関係はどれか。

  1. A管の長さに比例して摩擦損失水頭は大きくなる
  2. B管の長さに反比例して摩擦損失水頭は大きくなる
  3. C管の長さの2乗に比例して摩擦損失水頭は大きくなる
  4. D管の長さに関係なく摩擦損失水頭は一定になる
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正解:A管の長さに比例して摩擦損失水頭は大きくなる

摩擦損失水頭は配管の長さに比例するため、管が長くなるほどエネルギーの損失も大きくなります。

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163配管内を流れる液体の摩擦損失水頭と管径の関係はどれか。

  1. A管径に比例して摩擦損失水頭は大きくなる
  2. B管径に反比例して摩擦損失水頭は大きくなる
  3. C管径の2乗に反比例して摩擦損失水頭は大きくなる
  4. D管径の2乗に比例して摩擦損失水頭は大きくなる
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正解:B管径に反比例して摩擦損失水頭は大きくなる

摩擦損失水頭は管径に反比例するため、管を太くすることで摩擦損失を小さく抑えることができます。

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164配管内を流れる液体の摩擦損失水頭と流速の関係はどれか。

  1. A流速の2乗に比例して大きくなる
  2. B流速に反比例して小さくなる
  3. C流速の2乗に反比例して小さくなる
  4. D流速に比例して大きくなる
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正解:A流速の2乗に比例して大きくなる

摩擦損失水頭は流速の2乗に比例するため、流速が速くなると損失は急激に増大します。

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165管の断面積が半分になった場合における流量の連続の式に従った流速の変化はどれか。

  1. A流速は元の半分に減少する
  2. B流速は元と同じまま維持される
  3. C流速は元の2倍に増加する
  4. D流速は元の4倍に増加する
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正解:C流速は元の2倍に増加する

流量は断面積と流速の積で表されるため、断面積が半分になれば流速は2倍になります。

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166ボイルシャルルの法則における気体の体積の変化として正しいものはどれか。

  1. A圧力に比例し絶対温度に反比例する
  2. B圧力に反比例し絶対温度に比例する
  3. C圧力と絶対温度の積に常に比例する
  4. D圧力と絶対温度の和に常に反比例する
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正解:B圧力に反比例し絶対温度に比例する

一定物質量の気体の体積は圧力に反比例して減少し、絶対温度に比例して増加します。

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167ボイルシャルルの法則の計算に用いる温度の単位として正しいものはどれか。

  1. Aセルシウス度のみを用いる
  2. Bファーレンハイト度のみを用いる
  3. C絶対温度であるケルビンを用いる
  4. D温度の変化量である摂氏を用いる
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正解:C絶対温度であるケルビンを用いる

ボイルシャルルの法則の計算では、絶対零度を基準とした絶対温度を用いなければなりません。

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168パスカルの原理が示す物理現象として最も適切なものはどれか。

  1. A流体の速度が増すと圧力が下がる
  2. B密閉容器内の液体の圧力は全体に等しく伝わる
  3. C液体の表面積が最小になるように収縮する
  4. D流体の粘性により速度勾配が生じる
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正解:B密閉容器内の液体の圧力は全体に等しく伝わる

パスカルの原理は密閉容器内の液体の一部に加えた圧力が等しい強さで全体に伝わる現象です。

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169油圧ジャッキなどで小さな力で大きな物体を持ち上げる仕組みを説明する原理はどれか。

  1. Aトリチェリーの定理
  2. Bアルキメデスの原理
  3. Cベルヌーイの定理
  4. Dパスカルの原理
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正解:Dパスカルの原理

パスカルの原理を応用し、断面積の異なるピストンを使うことで小さな力から大きな力を得られます。

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170力の三要素に含まれないものは次のうちどれか。

  1. A力の大きさ
  2. B力の作用点
  3. C力の作用する時間
  4. D力の向き
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正解:C力の作用する時間

力を完全に表すための三要素は、力の大きさ、力の向き、力の作用点の3つです。

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171机の上に置かれた本が重力を受けても落ちない理由となる力はどれか。

  1. A机が本を押し上げる垂直抗力
  2. B本が机を押し下げる摩擦力
  3. C机の表面に働くせん断応力
  4. D本に働く最大の静止摩擦力
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正解:A机が本を押し上げる垂直抗力

物体が面を押し付ける力に対して、面が垂直に押し返す力を垂直抗力と呼びます。

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172運動方程式において物体に生じる加速度の性質として正しいものはどれか。

  1. A加えた力に反比例し質量に比例する
  2. B加えた力に比例し質量の2乗に反比例する
  3. C加えた力に比例し質量に反比例する
  4. D加えた力と質量の積に等しくなる
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正解:C加えた力に比例し質量に反比例する

運動方程式はF=maであり、加速度は加えた力に比例し物体の質量に反比例します。

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173質量2kgの物体に9.8m/s2の加速度を生じさせるために必要な力はどれか。

  1. A4.9N
  2. B9.8N
  3. C14.7N
  4. D19.6N
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正解:D19.6N

運動方程式F=maより、2kgと9.8m/s2を掛け合わせた19.6Nの力が必要になります。

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174重力のみを受けて初速度ゼロで落下する運動を何というか。

  1. A等速直線運動
  2. B水平投射運動
  3. C自由落下運動
  4. D放物線運動
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正解:C自由落下運動

空中で静かに手を放し、重力のみを受けて初速度ゼロで落下する運動を自由落下と呼びます。

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175物体を水平方向に初速度を与えて落下させた時の水平方向の運動はどれか。

  1. A等加速度直線運動
  2. B等速直線運動
  3. C自由落下運動
  4. D減速直線運動
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正解:B等速直線運動

水平方向に初速度を与えて落下させると、水平方向は等速直線運動を続けます。

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176静止している物体が動き出す直前に働く摩擦力を何というか。

  1. A運動摩擦力
  2. B最小静止摩擦力
  3. C最大静止摩擦力
  4. D動的摩擦力
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正解:C最大静止摩擦力

物体が滑り出す直前の最も大きな静止摩擦力を最大静止摩擦力と呼びます。

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177物体が面上をすでに運動している時に働く運動摩擦力の特徴はどれか。

  1. A物体のすべり速度に比例して大きくなる
  2. B物体のすべり速度の2乗に比例する
  3. C最大静止摩擦力よりも常に大きくなる
  4. D物体のすべり速度にほとんど関係しない
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正解:D物体のすべり速度にほとんど関係しない

運動摩擦力は最大静止摩擦力より小さく、また物体のすべり速度にはほとんど影響されません。

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178動滑車を1つ使用して荷物を持ち上げる場合に必要な力は荷物の重さの何倍になるか。

  1. A2分の1倍
  2. B同じ倍率
  3. C2倍
  4. D4倍
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正解:A2分の1倍

動滑車はロープ2本で荷重を支えるため、引っ張る力は荷物の重さの2分の1になります。

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179はりの支点のうち垂直方向と水平方向は固定され自由に回転できるものはどれか。

  1. A固定支点
  2. B回転支点
  3. C移動支点
  4. D自由支点
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正解:B回転支点

回転支点はピンで支えられており、移動は固定されていますが回転は自由にできる支点です。

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180一端が固定されもう一端が自由になっているはりの名称はどれか。

  1. A両端支持ばり
  2. B連続はり
  3. C張出しばり
  4. D片持ばり
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正解:D片持ばり

片持ばりは壁などに一端のみが固定されており、もう一端はどこにも支持されていないはりです。

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181はりに荷重が作用して静止している時、曲げモーメントの状態はどうなっているか。

  1. A右回りのモーメントが常に大きくなっている
  2. B左回りのモーメントが常に大きくなっている
  3. C左右の曲げモーメントが常につり合っている
  4. D曲げモーメントは常にゼロになっている
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正解:C左右の曲げモーメントが常につり合っている

荷重が作用してはりが静止している状態では、任意の断面で左右の曲げモーメントが等しくつり合っています。

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182力のモーメントを算出する正しい式はどれか。

  1. A力の大きさと作用線までの距離の積
  2. B力の大きさと物体の質量の積
  3. C力の大きさを作用線までの距離で割った値
  4. D力の大きさと重力加速度の積
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正解:A力の大きさと作用線までの距離の積

力のモーメントは、力の大きさと回転軸から力の作用線までの垂直距離を掛け合わせて求めます。

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183力のモーメントがつり合っている状態の定義として正しいものはどれか。

  1. Aすべての力の大きさが等しい状態
  2. B右回りと左回りのモーメントの総和が等しい状態
  3. C右回りのモーメントが左回りの2倍になる状態
  4. D支点に働く反力がゼロになる状態
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正解:B右回りと左回りのモーメントの総和が等しい状態

時計回りのモーメントと反時計回りのモーメントの合計が等しいとき、モーメントはつり合っています。

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184仕事の量を表す単位として使用されるものはどれか。

  1. Aワット
  2. Bニュートン
  3. Cジュール
  4. Dパスカル
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正解:Cジュール

仕事量は力と変位した距離の積で表され、その単位にはジュールが用いられます。

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185仕事率とは何を意味しているか。

  1. A単位面積あたりに行う仕事の割合
  2. B単位時間あたりに行う仕事の割合
  3. C仕事量と移動距離を掛け合わせた値
  4. D物体に蓄えられた総エネルギー量
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正解:B単位時間あたりに行う仕事の割合

仕事率は1秒間に行う仕事の量を表し、単位にはワットが用いられます。

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186力学的エネルギー保存の法則が成り立つ条件はどれか。

  1. A摩擦や空気抵抗などの損失がないこと
  2. B常に外から力が加わり続けること
  3. C物体の質量が時間とともに変化すること
  4. D位置エネルギーが常にゼロであること
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正解:A摩擦や空気抵抗などの損失がないこと

重力やばねのみが仕事をし、摩擦などのエネルギー損失がない場合に力学的エネルギーは一定に保たれます。

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187運動している物体が持つ運動エネルギーの計算式として正しいものはどれか。

  1. A質量と速度の積の2倍
  2. B質量と速度の2乗の積の半分
  3. C質量の2乗と速度の積の半分
  4. D質量と重力加速度の積
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正解:B質量と速度の2乗の積の半分

運動エネルギーは、質量の半分と速度の2乗を掛け合わせた値で計算されます。

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188地上から高さを持った物体が蓄えている位置エネルギーはどのように計算するか。

  1. A質量と重力加速度と高さの積
  2. B質量と速度と高さの積
  3. C質量の半分と高さの2乗の積
  4. D重力加速度と高さの2乗の積
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正解:A質量と重力加速度と高さの積

位置エネルギーは、物体の質量に重力加速度と基準面からの高さを掛け合わせて求められます。

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189一条ねじにおけるリードとピッチの関係として正しいものはどれか。

  1. Aリードはピッチの2倍になる
  2. Bリードはピッチの半分になる
  3. Cリードとピッチは等しくなる
  4. Dリードとピッチには関係性がない
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正解:Cリードとピッチは等しくなる

ねじ山が1本で構成される一条ねじでは、1回転で進む距離であるリードと隣り合うねじ山間の距離であるピッチは同じです。

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190メートルねじの大きさを表す呼び径はどこの寸法を基準としているか。

  1. Aおねじの外径とめねじの谷の径
  2. Bおねじの谷の径とめねじの外径
  3. Cおねじの有効径とめねじの有効径
  4. Dおねじの内径とめねじの内径
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正解:Aおねじの外径とめねじの谷の径

ねじの呼び径は、おねじでは一番太い外径を、めねじでは一番広い谷の径を基準とします。

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191メートル細目ねじの並目ねじと比較した特徴として正しいものはどれか。

  1. Aピッチが粗く緩みやすい
  2. Bピッチが細かく緩みにくい
  3. C同じ直径でも強度が極端に落ちる
  4. D木材の接合などに限定して使われる
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正解:Bピッチが細かく緩みにくい

細目ねじはピッチが細かいため、同じ力で締めた際により強く締まり、微調整が必要な箇所などに使われます。

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192ユニファイねじのねじ山の角度と寸法の基準として正しいものはどれか。

  1. A角度は55度で基準はミリメートル
  2. B角度は55度で基準はインチ
  3. C角度は60度で基準はインチ
  4. D角度は60度で基準はミリメートル
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正解:C角度は60度で基準はインチ

ユニファイねじはメートルねじと同じく角度は60度ですが、寸法はインチを基準としています。

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193機械などをコンクリートの土台に据え付けるために使用されるボルトはどれか。

  1. A通しボルト
  2. Bアイボルト
  3. C植込みボルト
  4. D基礎ボルト
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正解:D基礎ボルト

基礎ボルトはアンカーボルトとも呼ばれ、機械や構造物を基礎コンクリートに固定するために使われます。

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194両端にねじがあり一端を本体に強くねじ込んで使用するボルトはどれか。

  1. A通しボルト
  2. Bアイボルト
  3. C押さえボルト
  4. D植込みボルト
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正解:D植込みボルト

植込みボルトはスタッドボルトとも呼ばれ、一端を本体に固定し他端をナットで締め付けて使います。

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195転がり軸受が滑り軸受に比べて優れている特徴はどれか。

  1. A衝撃荷重に対して非常に強い
  2. B騒音や振動が非常に小さい
  3. C始動時の摩擦が小さい
  4. D構造が非常に単純である
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正解:C始動時の摩擦が小さい

転がり軸受は点や線で接触して回転するため、滑り軸受に比べて始動時の摩擦が小さく高速回転に向いています。

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196滑り軸受が転がり軸受に比べて優れている特徴はどれか。

  1. A高速回転時の安定性が極めて高い
  2. B始動時の摩擦抵抗が極めて小さい
  3. C面で支えるため衝撃荷重に強い
  4. D国際的な規格化が完全に統一されている
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正解:C面で支えるため衝撃荷重に強い

滑り軸受は荷重を面で受ける構造のため、転がり軸受よりも衝撃荷重に対して強い特徴があります。

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197軸方向の荷重を支えるための軸受を何と分類するか。

  1. Aラジアル軸受
  2. Bスラスト軸受
  3. Cピボット軸受
  4. Dアンギュラ軸受
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正解:Bスラスト軸受

軸に対して平行な方向に働く荷重を支える軸受をスラスト軸受と呼びます。

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198円錐形で先端にわずかな丸みを付けた軸を凹面で受ける軸受はどれか。

  1. Aうす軸受
  2. Bつば軸受
  3. C深溝玉軸受
  4. Dピボット軸受
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正解:Dピボット軸受

ピボット軸受は小型で低荷重の箇所に適しており、時計や計器などに広く使われています。

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199材料の内部に生じる応力とは何を意味しているか。

  1. A荷重を受けた部材の外部に働く反発力
  2. B単位体積あたりの部材の質量変化
  3. C荷重によって内部に生じる単位面積あたりの抵抗力
  4. D部材が変形した長さと元の長さの比率
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正解:C荷重によって内部に生じる単位面積あたりの抵抗力

応力は外部から荷重を受けた際に、それに抵抗しようとして部材内部に生じる単位面積あたりの力です。

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200引張荷重によって生じる引張応力の向きはどうなるか。

  1. A引張荷重と同じ方向に向く
  2. B引張荷重と垂直な方向に向く
  3. C引張荷重と反対の方向に向く
  4. D断面の中心に向かって収束する
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正解:C引張荷重と反対の方向に向く

内部に生じる抵抗力であるため、引張応力は引張荷重とは反対の方向を向いて部材を引き戻そうとします。

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201部材の断面に対して平行な方向に働く荷重に対する応力を何というか。

  1. A圧縮応力
  2. B曲げ応力
  3. C引張応力
  4. Dせん断応力
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正解:Dせん断応力

はさみで切るように断面の両側から逆向きに働く荷重に対する応力をせん断応力と呼びます。

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202応力ひずみ線図において応力とひずみが比例関係を保つ最大の応力を何というか。

  1. A弾性限度
  2. B比例限度
  3. C上降伏点
  4. D引張強さ
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正解:B比例限度

応力とひずみが正比例してグラフが直線となる限界の点を比例限度と呼びます。

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203荷重を取り去った時にひずみが完全に消滅して元に戻る最大の応力を何というか。

  1. A比例限度
  2. B下降伏点
  3. C弾性限度
  4. D耐力
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正解:C弾性限度

比例限度を超えてもグラフはやや曲がりますが、荷重をゼロにすれば元に戻る限界点が弾性限度です。

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204応力が増えないのにひずみだけが急激に進行し始める点を何というか。

  1. A上降伏点
  2. B下降伏点
  3. C引張強さ
  4. D破断点
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正解:A上降伏点

弾性限度を超えて応力を増やすと、ある点で応力が増加せずにひずみが進行します。この始まりを上降伏点と呼びます。

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205応力ひずみ線図において材料が耐えられる最大の応力を何というか。

  1. A弾性限度
  2. B上降伏点
  3. C引張強さ
  4. D破断点
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正解:C引張強さ

材料が破断する前に到達する最も高い応力の値を引張強さと呼び、基準強さとしてよく用いられます。

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206明確な降伏現象が見られない材料において降伏点の代わりに使用されるものはどれか。

  1. A0.2パーセントの永久ひずみが生じる耐力
  2. B破断直前の最大ひずみ
  3. C弾性限度における応力値
  4. D比例限度における応力値
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正解:A0.2パーセントの永久ひずみが生じる耐力

アルミニウムなどの降伏点がない材料では、0.2%の塑性ひずみが生じる応力を耐力として用います。

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207鋳鉄の応力ひずみ線図の特徴として正しいものはどれか。

  1. A明確な降伏点が存在し長く伸びる
  2. B破断点がそのまま引張強さとなる
  3. C応力を除くと常に永久ひずみが残らない
  4. D軟鋼よりも大きな塑性ひずみを示す
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正解:B破断点がそのまま引張強さとなる

鋳鉄は応力が増加するとほぼ比例してひずみが増加し、明確な降伏点を持たずに突然破断するため破断点が引張強さになります。

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208材料を設計する際に基準強さを安全率で割って求める応力を何というか。

  1. A極限応力
  2. B破壊応力
  3. C許容応力
  4. D真応力
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正解:C許容応力

安全に設計するために、部材が破壊されない最大応力として設定されるのが許容応力です。

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209安全率を設定する際、鋼と鋳鉄ではどちらを高く設定するか。

  1. Aねばり強い鋼の方を高くする
  2. B衝撃に弱い鋳鉄の方を高くする
  3. C両方とも同じ値に設定する
  4. D炭素の含有量が少ない方を高くする
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正解:B衝撃に弱い鋳鉄の方を高くする

鋳鉄は鋼に比べて衝撃に弱く脆いため、余裕を持たせるために安全率を高く設定します。

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210荷重の種類によって安全率を高く設定すべき順番として正しいものはどれか。

  1. A静荷重より繰返し荷重、さらに衝撃荷重を高くする
  2. B衝撃荷重より繰返し荷重、さらに静荷重を高くする
  3. C繰返し荷重より静荷重、さらに衝撃荷重を高くする
  4. D全て同じ安全率に設定する
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正解:A静荷重より繰返し荷重、さらに衝撃荷重を高くする

荷重の変動が激しく予測が難しい衝撃荷重は最も危険なため、安全率を最も高く設定します。

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211部材の溝や段差などの形状が急変する部分で応力が局所的に大きくなる現象を何というか。

  1. Aクリープ現象
  2. B疲労破壊
  3. C応力集中
  4. D塑性変形
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正解:C応力集中

切欠きと呼ばれる形状の急変部では応力が著しく大きくなり、破壊の原因となる応力集中が発生します。

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212小さな繰返し荷重を長期間受けることで静荷重よりはるかに小さい荷重で破壊する現象はどれか。

  1. Aクリープ破壊
  2. B疲労破壊
  3. C座屈破壊
  4. Dせん断破壊
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正解:B疲労破壊

金属材料が繰返し荷重を受け続けると、材料が疲労して小さな力でもひび割れて破壊する疲労破壊が起きます。

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213材料に一定の荷重が長時間加わり続けると時間とともにひずみが増加する現象を何というか。

  1. A応力集中
  2. Bクリープ現象
  3. C加工硬化
  4. D弾性疲労
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正解:Bクリープ現象

高温環境下などで一定の応力が加わり続けることで、時間経過とともに変形が進行する現象をクリープと呼びます。

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214鉄鋼材料を炭素の含有量で分類した際、炭素が多いものはどれか。

  1. A軟鋼
  2. B硬鋼
  3. C合金鋼
  4. D鋳鉄
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正解:D鋳鉄

炭素濃度が0.02〜2.14%のものを鋼、2.14〜6.67%のものを鋳鉄と呼び、鋳鉄の方が炭素が多く含まれます。

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215ねずみ鋳鉄の特徴として正しいものはどれか。

  1. A引張り強さが非常に大きい
  2. B振動を吸収する減衰能に優れている
  3. C塑性変形しやすく鍛造に向いている
  4. D被削性が悪く加工しにくい
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正解:B振動を吸収する減衰能に優れている

ねずみ鋳鉄は引張には弱いですが、鋳造性や減衰能に優れており、機械の土台などに広く使われます。

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216炭素鋼において炭素の含有量が増加した場合の性質の変化はどれか。

  1. A引張強さが増加し伸びが減少する
  2. B引張強さが減少し伸びが増加する
  3. C引張強さと伸びがともに増加する
  4. D引張強さと伸びがともに減少する
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正解:A引張強さが増加し伸びが減少する

炭素量が増えると硬く強くなりますが、その分だけ粘り強さである伸びや絞りが減少し脆くなります。

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217ステンレス鋼が耐食性に優れている主な理由はどれか。

  1. A表面に亜鉛のメッキ層が形成されるため
  2. Bクロムが酸素と結合し不動態皮膜を作るため
  3. Cニッケルが内部の炭素と結合して硬化するため
  4. Dモリブデンが水分の浸透を完全に防ぐため
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正解:Bクロムが酸素と結合し不動態皮膜を作るため

ステンレス鋼は10.5%以上のクロムを含有しており、これが空気中の酸素と結合して保護膜を作ります。

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218鋼をオーステナイト状態まで加熱し、水や油で急冷して硬くする熱処理はどれか。

  1. A焼なまし
  2. B焼ならし
  3. C焼入れ
  4. D焼戻し
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正解:C焼入れ

焼入れは急冷することで非常に硬いマルテンサイト組織を得るための熱処理ですが、脆くなる欠点があります。

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219焼入れによって脆くなった鋼に粘り強さを与えるために行う熱処理はどれか。

  1. A焼なまし
  2. B焼ならし
  3. C焼入れ
  4. D焼戻し
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正解:D焼戻し

焼戻しは焼入れ後の材料を再加熱して冷却し、硬さを少し落としてじん性を持たせる処理です。

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220鋼の内部応力を取り除き柔らかくして加工しやすくするための熱処理はどれか。

  1. A焼なまし
  2. B焼ならし
  3. C焼入れ
  4. D焼戻し
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正解:A焼なまし

焼なましは炉の中で非常にゆっくりと冷却することで、組織をパーライトに変化させ被削性を向上させます。

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221加工によって生じた組織の乱れを均一化し標準状態に戻すための熱処理はどれか。

  1. A焼なまし
  2. B焼ならし
  3. C焼入れ
  4. D焼戻し
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正解:B焼ならし

焼ならしは空気中で冷却することで、結晶粒を微細化し機械的性質を改善する目的で行われます。

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222銅とすずの合金でありブロンズとも呼ばれるものはどれか。

  1. A黄銅
  2. B白銅
  3. C青銅
  4. D洋白
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正解:C青銅

青銅は銅にすずを加えた合金で耐食性や耐摩耗性に優れ、機械部品などに用いられます。

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223アルミニウムの密度と電気伝導率の特徴として正しいものはどれか。

  1. A密度は鉄の約3分の1で電気をよく通す
  2. B密度は鉄とほぼ同じで電気を通さない
  3. C密度は鉄の約3倍で電気をよく通す
  4. D密度は鉄の約3分の1で電気を通さない
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正解:A密度は鉄の約3分の1で電気をよく通す

アルミニウムは非常に軽く、電気や熱の良導体であり、表面に酸化被膜を作るため耐食性もあります。

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224アルミニウムに銅やマグネシウムなどを加えて機械的強度を向上させた合金はどれか。

  1. Aステンレス
  2. Bジュラルミン
  3. Cホワイトメタル
  4. Dインバー
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正解:Bジュラルミン

ジュラルミンは軽量でありながら非常に高い強度を持つため、航空機などの材料として使われます。

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225マグネシウム合金の特徴として最も適切なものはどれか。

  1. Aアルミニウムより重いが燃えにくい
  2. Bアルミニウムより軽く寸法安定性に優れる
  3. Cチタンより硬く耐食性に優れる
  4. D鉄より密度が高く成型加工が容易である
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正解:Bアルミニウムより軽く寸法安定性に優れる

マグネシウムは実用金属で最も軽く寸法安定性も良いですが、腐食しやすく加工が難しい欠点があります。

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226樹脂などを熱で半溶融状態にし、金属の表面に吹き付けて防食する処理を何というか。

  1. A電気めっき
  2. Bセラミックコーティング
  3. Cほうろう加工
  4. Dライニング
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正解:Dライニング

ライニングはプラスチックなどを溶射して厚い皮膜を作り、金属を腐食から守る表面処理です。

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227自動車のボディ下塗りなどに使われ、塗着効率が高く防食効果が大きい塗装方法はどれか。

  1. Aスプレー塗装
  2. B静電塗装
  3. C電着塗装
  4. D吹付け塗装
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正解:C電着塗装

電着塗装は塗料に直流電流を通電して電気的に吸着させるため、複雑な形状や隙間も効率よく塗装できます。

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228溶剤を使わずに環境への影響が少なく、熱硬化性樹脂を付着させて溶融する塗装はどれか。

  1. A静電粉体塗装
  2. Bスプレー塗装
  3. C浸漬塗装
  4. D電着塗装
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正解:A静電粉体塗装

静電粉体塗装は粉末状の塗料を静電気で付着させて焼き付けるため、揮発性有機化合物を出さない環境に優しい塗装です。

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229はりの断面係数が大きい場合、同じ曲げモーメントを受けたときの最大曲げ応力はどうなるか。

  1. A断面係数に比例して大きくなる
  2. B断面係数に反比例して小さくなる
  3. C断面係数の2乗に比例して大きくなる
  4. D断面係数に関係なく一定になる
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正解:B断面係数に反比例して小さくなる

最大曲げ応力は曲げモーメントを断面係数で割って求めるため、断面係数が大きいほど応力は小さくなり曲げに強くなります。

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