建設業経理士2級 ⑤ 建設業簿記の基礎・費目別計算

建設業経理の中核であり、出題数が最多の分野です。商業簿記との最大の違いは、工事ごとに原価を集計する点にあります。原価の3要素として材料費・労務費・外注費・経費という4区分(建設業では外注費が独立)を押さえることが出発点です。材料費では購入と消費の記帳、労務費では賃金と作業時間の把握、外注費では下請への発注が対象になります。未成工事支出金と完成工事原価という建設業固有の勘定科目の流れを理解することが最重要です。

この分野の問題59問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

クイズモードで挑戦 →

157建設業において総原価を構成する3つの原価の組み合わせとして正しいものはどれか。

  1. A材料費・労務費・経費
  2. B工事原価・販売費・一般管理費
  3. C直接材料費・直接労務費・工事間接費
  4. D外部取引・内部取引・非原価
正解と解説を見る

正解:B工事原価・販売費・一般管理費

総原価は工事原価、販売費、一般管理費の3つをすべて合計したものです。

この問題の解説ページを開く →

158建設業において工事原価・販売費・一般管理費以外の費用は何とよばれるか。

  1. A工事間接費
  2. B現場共通費
  3. C非原価
  4. D支払経費
正解と解説を見る

正解:C非原価

工事原価、販売費、一般管理費以外の費用は非原価といいます。

この問題の解説ページを開く →

159会社全般の管理のために掛かった費用はどの原価に分類されるか。

  1. A工事原価
  2. B販売費
  3. C非原価
  4. D一般管理費
正解と解説を見る

正解:D一般管理費

会社全般の管理のために掛かった費用は一般管理費に分類されます。

この問題の解説ページを開く →

160建設業簿記の特徴として工事原価を算定するために必要となる手続きはどれか。

  1. A原価計算
  2. B外部取引の記録
  3. C財務諸表の開示
  4. D残高試算表の作成
正解と解説を見る

正解:A原価計算

建設業簿記の特徴として、工事原価を算定するために原価計算を必要とします。

この問題の解説ページを開く →

161建設業において原価計算に関わる取引(内部取引)を記録する簿記はどれか。

  1. A商業簿記
  2. B建設業簿記
  3. C工業簿記
  4. D一般会計簿記
正解と解説を見る

正解:B建設業簿記

建設業簿記は、原価計算に関わる取引(内部取引)を記録します。

この問題の解説ページを開く →

162建設業を営む企業が財務諸表を作成する際に準拠することが要求される会計法規はどれか。

  1. A商業登記法
  2. B会社法施行規則
  3. C建設業法施行規則
  4. D財務諸表等規則
正解と解説を見る

正解:C建設業法施行規則

建設業会計では、建設業法の会計法規である建設業法施行規則に基づいて財務諸表を作成します。

この問題の解説ページを開く →

163建設業における通常の原価計算期間として正しいものはどれか。

  1. A4月1日から翌年3月31日までの1年間
  2. B工事の着工から完成までの全期間
  3. C四半期ごとの3か月間
  4. D月初から月末までの1か月間
正解と解説を見る

正解:D月初から月末までの1か月間

会計期間が通常1年間であるのとは別に、原価計算期間は通常月初から月末までの1か月間と定められています。

この問題の解説ページを開く →

164完成工事原価報告書における工事原価の区分項目(形態別分類)に含まれないものはどれか。

  1. A販売費
  2. B材料費
  3. C労務費
  4. D外注費
正解と解説を見る

正解:A販売費

形態別分類の項目は材料費、労務費、外注費、経費の4つであり、販売費は含まれません。

この問題の解説ページを開く →

165工事のために外部の業者に依頼したときの支払額を消費したときに計上する費目はどれか。

  1. A材料費
  2. B外注費
  3. C労務費
  4. D経費
正解と解説を見る

正解:B外注費

工事のために外部の業者に依頼したときの支払額を消費したときの金額は外注費となります。

この問題の解説ページを開く →

166特定の工事に対して個別的に把握できる費用は何とよばれるか。

  1. A工事間接費
  2. B現場共通費
  3. C工事直接費
  4. D非原価
正解と解説を見る

正解:C工事直接費

特定の工事に対して個別的に把握できる費用を工事直接費(または現場個別費)といいます。

この問題の解説ページを開く →

167特定の工事に対して個別的に把握できない費用は何とよばれるか。

  1. A工事直接費
  2. B現場個別費
  3. C総原価
  4. D工事間接費
正解と解説を見る

正解:D工事間接費

特定の工事に対して個別的に把握できない費用を工事間接費(または現場共通費)といいます。

この問題の解説ページを開く →

168工事間接費の費目として正しい組み合わせはどれか。

  1. A間接材料費・間接労務費・間接経費
  2. B直接材料費・直接労務費・直接経費
  3. C直接外注費・間接外注費・間接経費
  4. D材料費・労務費・外注費
正解と解説を見る

正解:A間接材料費・間接労務費・間接経費

工事間接費には間接材料費、間接労務費、間接経費が含まれます。

この問題の解説ページを開く →

169建設業簿記における外注費の分類に関する記述として正しいものはどれか。

  1. A外注費は直接外注費と間接外注費に分類される
  2. B外注費は直接外注費のみと考える
  3. C外注費はすべて工事間接費として処理する
  4. D外注費は形態別分類には含まれない
正解と解説を見る

正解:B外注費は直接外注費のみと考える

建設業簿記において、外注費は直接外注費のみと考えます。

この問題の解説ページを開く →

170費目別計算において工事直接費はどの勘定から直接どこへ振り替えられるか。

  1. A[材料費]などの各費目勘定から【完成工事原価】勘定へ
  2. B[工事間接費]勘定から【未成工事支出金(資産)】勘定へ
  3. C[材料費]などの各費目勘定から【未成工事支出金(資産)】勘定へ
  4. D【未成工事支出金(資産)】勘定から[完成工事原価]勘定へ
正解と解説を見る

正解:C[材料費]などの各費目勘定から【未成工事支出金(資産)】勘定へ

工事直接費は工事別に把握できる原価なので、各費目の勘定から直接【未成工事支出金(資産)】に振り替えます。

この問題の解説ページを開く →

171費目別計算において工事間接費は各費目の勘定からいったん何の勘定に振り替えられるか。

  1. A【未成工事支出金(資産)】勘定
  2. B[完成工事原価]勘定
  3. C[製造間接費(費用)]勘定
  4. D[工事間接費(費用)]勘定
正解と解説を見る

正解:D[工事間接費(費用)]勘定

工事間接費は工事別に把握できない原価なので、各費目の勘定からいったん[工事間接費(費用)]に振り替えます。

この問題の解説ページを開く →

172帳簿上で完成工事原価を算定するために集計する勘定はどれか。

  1. A【未成工事支出金(資産)】勘定
  2. B[工事間接費(費用)]勘定
  3. C[材料費]勘定
  4. D[工事未払金(負債)]勘定
正解と解説を見る

正解:A【未成工事支出金(資産)】勘定

帳簿上で完成工事原価を算定するために、【未成工事支出金(資産)】に振り替えた金額を集計します。

この問題の解説ページを開く →

173材料の購入原価を算出する計算式として正しいものはどれか。

  1. A購入原価=購入代価-引取運賃
  2. B購入原価=購入代価+付随費用
  3. C購入原価=購入代価×消費量
  4. D購入原価=購入代価+材料評価損
正解と解説を見る

正解:B購入原価=購入代価+付随費用

材料の購入原価は、材料本体の価格(購入代価)に引取運賃などの付随費用を加えた金額となります。

この問題の解説ページを開く →

174材料を掛けで購入した際、建設業簿記において債務を表す勘定科目はどれか。

  1. A買掛金
  2. B未払賃金
  3. C工事未払金
  4. D前渡金
正解と解説を見る

正解:C工事未払金

工事原価に算入することになる材料の未払いなので、掛けで購入した場合は[工事未払金(負債)]で処理します。

この問題の解説ページを開く →

175材料の購入後または購入時に値引や割戻が行われた場合の処理として正しいものはどれか。

  1. A材料費(費用)の増加として処理する
  2. B工事間接費として処理する
  3. C営業外収益として処理する
  4. D材料の購入原価を減少させる
正解と解説を見る

正解:D材料の購入原価を減少させる

材料の購入後(または購入時)に値引または割戻が行われた場合、材料の購入原価を減少させます。

この問題の解説ページを開く →

176先に購入したものから先に払い出すと仮定して、消費単価を算定する方法はどれか。

  1. A先入先出法
  2. B移動平均法
  3. C総平均法
  4. D個別法
正解と解説を見る

正解:A先入先出法

先に購入したものから先に払い出すと仮定して消費単価を算定する方法を先入先出法といいます。

この問題の解説ページを開く →

177単価の異なる材料の購入が行われるたびに平均単価を計算して消費単価とする方法はどれか。

  1. A先入先出法
  2. B移動平均法
  3. C総平均法
  4. D後入先出法
正解と解説を見る

正解:B移動平均法

単価の異なる材料の購入が行われるたびに平均単価を計算してそれを消費単価とする方法を移動平均法といいます。

この問題の解説ページを開く →

178月末に材料の総平均単価を計算して、それを消費単価とする方法はどれか。

  1. A移動平均法
  2. B先入先出法
  3. C総平均法
  4. D個別法
正解と解説を見る

正解:C総平均法

総平均法は、月末に材料の総平均単価を計算してそれを消費単価(払出単価)とする方法です。

この問題の解説ページを開く →

179材料の消費量の把握方法のうち、材料の種類別に数量・単価・金額を材料元帳に記入し、帳簿上で消費量を管理する方法はどれか。

  1. A棚卸計算法
  2. B実地棚卸法
  3. C逆算法
  4. D継続記録法
正解と解説を見る

正解:D継続記録法

材料の受入や払出のたびに材料元帳に記入し、帳簿上で消費量を管理する方法を継続記録法といいます。

この問題の解説ページを開く →

180棚卸計算法によって当月消費量を求める計算式として正しいものはどれか。

  1. A当月消費量=月初繰越量+当月受入量-月末棚卸量
  2. B当月消費量=月初繰越量+当月受入量+月末棚卸量
  3. C当月消費量=当月受入量-月末棚卸量
  4. D当月消費量=月初繰越量-月末棚卸量
正解と解説を見る

正解:A当月消費量=月初繰越量+当月受入量-月末棚卸量

棚卸計算法では、月初繰越量と当月受入量の合計から実地棚卸による月末棚卸量を差し引いて逆算します。

この問題の解説ページを開く →

181紛失や盗難などの原因によって発生する棚卸資産の数量的な減少分を処理する勘定科目はどれか。

  1. A材料評価損
  2. B棚卸減耗損
  3. C工事間接費
  4. D非原価損失
正解と解説を見る

正解:B棚卸減耗損

紛失・盗難などの原因によって発生する棚卸資産の数量的な減少による損失分は[棚卸減耗損(費用)]で処理します。

この問題の解説ページを開く →

182棚卸減耗損を計算する式として正しいものはどれか。

  1. A棚卸減耗損=原価×(実際数量-帳簿数量)
  2. B棚卸減耗損=(原価-時価)×帳簿数量
  3. C棚卸減耗損=原価×(帳簿数量-実際数量)
  4. D棚卸減耗損=時価×(帳簿数量-実際数量)
正解と解説を見る

正解:C棚卸減耗損=原価×(帳簿数量-実際数量)

棚卸減耗損は、原価に(帳簿数量-実際数量)を掛けて計算します。

この問題の解説ページを開く →

183材料評価損を計算する式として正しいものはどれか。

  1. A材料評価損=(原価-時価)×帳簿数量
  2. B材料評価損=(時価-原価)×実際数量
  3. C材料評価損=原価×(帳簿数量-実際数量)
  4. D材料評価損=(原価-時価)×実際数量
正解と解説を見る

正解:D材料評価損=(原価-時価)×実際数量

材料評価損は、(原価-時価)に実際数量を掛けて計算します。

この問題の解説ページを開く →

184月末に材料の時価が原価を下回っている場合の処理として正しいものはどれか。

  1. A時価で評価し、価値の減少分を[材料評価損(費用)]で処理する
  2. B原価のまま据え置き、評価替えは行わない
  3. C差額を工事直接費として処理する
  4. D差額を非原価として処理する
正解と解説を見る

正解:A時価で評価し、価値の減少分を[材料評価損(費用)]で処理する

時価が原価を下回っている場合、材料を時価で評価し、価値の減少分を[材料評価損(費用)]で処理します。

この問題の解説ページを開く →

185材料を購入したときに[材料(資産)]として計上し、消費したときに[材料費(費用)]に振り替える方法を何というか。

  1. A購入時材料費処理法
  2. B購入時資産処理法
  3. Cすくい出し方式
  4. D実地棚卸法
正解と解説を見る

正解:B購入時資産処理法

材料を購入したときに資産計上し、消費時に費用へ振り替える方法は「購入時資産処理法」です。

この問題の解説ページを開く →

186材料を購入したときに[材料費(費用)]として費用計上し、残った材料の評価額を資産に振り替える方法を何というか。

  1. A購入時資産処理法
  2. Bすくい出し方式
  3. C購入時材料費処理法
  4. D継続記録法
正解と解説を見る

正解:C購入時材料費処理法

材料を購入したときに費用計上し、後から残存材料の評価額を費用から控除(資産へ振替)する方法は「購入時材料費処理法」です。

この問題の解説ページを開く →

187仮設材料の消費分の把握方法として、投入時に全額費用計上し、撤去時に評価額を工事原価から控除する方式を何というか。

  1. A棚卸計算法
  2. B継続記録方式
  3. C移動平均方式
  4. Dすくい出し方式
正解と解説を見る

正解:Dすくい出し方式

仮設材料を工事現場に投入したときに全額費用計上し、撤去したときに評価額を工事原価から控除する方式をすくい出し方式といいます。

この問題の解説ページを開く →

188建設業における労務費の定義として正しいものはどれか。

  1. A工事に従事した直接雇用の作業員に対する賃金・給料及び手当などの支払額を消費したときの金額
  2. B外部の業者に依頼したときの支払額を消費したときの金額
  3. C本社従業員の給料手当及び福利厚生費の合計額
  4. D特定の工事に対して個別的に把握できないすべての従業員人件費
正解と解説を見る

正解:A工事に従事した直接雇用の作業員に対する賃金・給料及び手当などの支払額を消費したときの金額

建設業における労務費は、工事に従事した直接雇用の作業員に対する賃金・給料及び手当などの支払額を消費したときの金額です。

この問題の解説ページを開く →

189原価計算期間における労務費を計算する式として正しいものはどれか。

  1. A当月労務費=当月支払額-当月末払額+前月末払額
  2. B当月労務費=当月支払額+当月末払額-前月末払額
  3. C当月労務費=当月支払額+当月末払額+前月末払額
  4. D当月労務費=当月支払額-当月末払額-前月末払額
正解と解説を見る

正解:B当月労務費=当月支払額+当月末払額-前月末払額

原価計算期間における労務費は、当月支払額に当月末払額を加え、前月末払額を差し引いて計算します。

この問題の解説ページを開く →

190賃金の未払計上をする際、建設業で多く用いられる負債の勘定科目はどれか。

  1. A買掛金
  2. B未払賃金
  3. C工事未払金
  4. D前渡金
正解と解説を見る

正解:C工事未払金

賃金の未払計上をする際、一般的には未払賃金を用いますが、建設業では[工事未払金(負債)]で処理することが多くあります。

この問題の解説ページを開く →

191予定賃率を用いて労務費を計算する式として正しいものはどれか。

  1. A労務費=予定賃率×消費量
  2. B労務費=予定賃率÷作業時間
  3. C労務費=予定賃率+支払額
  4. D労務費=予定賃率×作業時間
正解と解説を見る

正解:D労務費=予定賃率×作業時間

予定賃率を用いる場合、労務費は「予定賃率×作業時間」で計算します。

この問題の解説ページを開く →

192外注費の支払額の大部分が実質的に労務費に該当する場合、完成工事原価報告書ではどのように記載できるか。

  1. A労務費の内訳項目(うち労務外注費)として記載する
  2. B経費の内訳項目(うち人件費)として記載する
  3. C独立した「外注費」の項目のまま記載する
  4. D非原価として処理し、記載しない
正解と解説を見る

正解:A労務費の内訳項目(うち労務外注費)として記載する

大部分が実質的に労務費に該当する場合、労務費に含めることができますが、内訳項目(うち労務外注費)として記載します。

この問題の解説ページを開く →

193外注費を前払いしたときに処理する資産の勘定科目はどれか。

  1. A工事未払金
  2. B前渡金
  3. C前払費用
  4. D未成工事支出金
正解と解説を見る

正解:B前渡金

外注費を前払いしたときは、[前渡金(資産)]で処理します。

この問題の解説ページを開く →

194建設業において、「従業員給料手当」「退職金」「法定福利費」「福利厚生費」はどの費目に分類されるか。

  1. A労務費
  2. B外注費
  3. C経費
  4. D材料費
正解と解説を見る

正解:C経費

建設業では、直接雇用の作業員に対するもの以外の従業員給料手当や退職金、福利厚生費などは経費として処理します。

この問題の解説ページを開く →

195経費の測定方法のうち、減価償却費や固定資産税のように年間の金額が決まっているものを月割計算して発生額とするものはどれか。

  1. A支払経費
  2. B測定経費
  3. C発生経費
  4. D月割経費
正解と解説を見る

正解:D月割経費

年間の金額が決まっているものについて、月割計算した金額を発生額とする経費を月割経費といいます。

この問題の解説ページを開く →

196経費の測定方法のうち、電力料・水道料・ガス代など、メーターで測った消費量に基づいて計算するものはどれか。

  1. A測定経費
  2. B支払経費
  3. C月割経費
  4. D発生経費
正解と解説を見る

正解:A測定経費

メーターで測った消費量に基づいて計算した金額を発生額とする経費を測定経費といいます。

この問題の解説ページを開く →

197材料50kg(@¥100)を掛けで購入し、引取運賃¥500を現金で支払った。このときの材料の購入原価(資産の増加額)として正しい金額はどれか。

  1. A¥5,000
  2. B¥5,500
  3. C¥4,500
  4. D¥500
正解と解説を見る

正解:B¥5,500

購入原価=購入代価(50kg×@¥100=¥5,000)+付随費用(¥500)=¥5,500となります。

この問題の解説ページを開く →

198次の資料に基づき、先入先出法によって計算した当月の材料消費額として正しいものはどれか。【資料】7/1前月繰越100kg(@¥300)、7/5受入300kg(@¥310)、7/10払出200kg、7/17受入200kg(@¥315)、7/26払出240kg。

  1. A¥136,200
  2. B¥136,400
  3. C¥135,600
  4. D¥186,000
正解と解説を見る

正解:C¥135,600

10日払出(100kg×@300+100kg×@310=61,000)と26日払出(200kg×@310+40kg×@315=74,600)の合計で¥135,600です。

この問題の解説ページを開く →

199次の資料に基づき、移動平均法によって計算した7月5日受入時点の平均単価として正しいものはどれか。【資料】7/1前月繰越100kg(@¥300)、7/5受入300kg(@¥310)。

  1. A@¥305.0
  2. B@¥310.0
  3. C@¥300.0
  4. D@¥307.5
正解と解説を見る

正解:D@¥307.5

(100kg×¥300+300kg×¥310)÷(100kg+300kg)=¥123,000÷400kg=@¥307.5となります。

この問題の解説ページを開く →

200次の資料に基づき、総平均法によって計算した当月の材料消費額として正しいものはどれか。【資料】7/1前月繰越100kg(@¥300)、7/5受入300kg(@¥310)、7/10払出200kg、7/17受入200kg(@¥315)、7/26払出240kg。

  1. A¥136,400
  2. B¥135,600
  3. C¥136,200
  4. D¥50,400
正解と解説を見る

正解:A¥136,400

総平均単価=(30,000+93,000+63,000)÷(100+300+200)=@¥310。当月消費額=@¥310×(200kg+240kg)=¥136,400です。

この問題の解説ページを開く →

201継続記録法を採用している場合、月末に実地棚卸を行う主な目的として最も適切なものはどれか。

  1. A帳簿上の消費量を逆算して求めるため
  2. B紛失・盗難などの帳簿外の減少分を把握するため
  3. C材料の購入原価を確定させるため
  4. D材料の評価時価を測定するため
正解と解説を見る

正解:B紛失・盗難などの帳簿外の減少分を把握するため

継続記録法は帳簿上の数量しか管理できないため、実地棚卸により紛失・盗難などの減少分を把握する必要があります。

この問題の解説ページを開く →

202材料元帳の期末残高(帳簿数量)が1,050kg、単価は1kg当たり¥300である。実地棚卸の結果、実際数量は1,000kg(棚卸減耗50kg)であった。期末の取引価格(時価)が1kg当たり¥280である場合、計上される材料評価損の金額として正しいものはどれか。

  1. A¥21,000
  2. B¥15,000
  3. C¥20,000
  4. D¥35,000
正解と解説を見る

正解:C¥20,000

材料評価損=(原価@¥300-時価@¥280)×実際数量1,000kg=¥20,000となります。

この問題の解説ページを開く →

203材料元帳の期末残高(帳簿数量)が1,050kg、単価は1kg当たり¥300である。実地棚卸の結果、実際数量は1,000kg(棚卸減耗50kg)であった。期末の取引価格(時価)が1kg当たり¥280である場合、計上される棚卸減耗損の金額として正しいものはどれか。

  1. A¥14,000
  2. B¥20,000
  3. C¥35,000
  4. D¥15,000
正解と解説を見る

正解:D¥15,000

棚卸減耗損=原価@¥300×(帳簿数量1,050kg-実際数量1,000kg)=¥15,000となります。

この問題の解説ページを開く →

204Y材料の期首残高は¥300,000、当期の仕入高は¥3,800,000、仕入値引¥30,000、仕入割戻¥70,000であった。期末の実地棚卸高が¥500,000、異常な原因による棚卸減耗損が¥100,000である場合、当期の工事原価となる材料費はいくらか。

  1. A¥3,400,000
  2. B¥3,500,000
  3. C¥3,600,000
  4. D¥3,700,000
正解と解説を見る

正解:A¥3,400,000

当期純仕入高=3,800,000-30,000-70,000=3,700,000。消費額=300,000+3,700,000-500,000=3,500,000。異常減耗損100,000は非原価なので差し引き¥3,400,000です。

この問題の解説ページを開く →

205当月の賃金支給総額が¥2,500,000(所得税¥200,000、社会保険料¥150,000を控除)、前月賃金未払高が¥800,000、当月賃金未払高が¥700,000であった場合、当月の労務費として正しい金額はどれか。

  1. A¥2,500,000
  2. B¥2,400,000
  3. C¥2,750,000
  4. D¥2,050,000
正解と解説を見る

正解:B¥2,400,000

当月労務費=当月支払額¥2,500,000+当月末払額¥700,000-前月末払額¥800,000=¥2,400,000となります。控除額は関係ありません。

この問題の解説ページを開く →

206外注先に設備工事を依頼し、契約代金¥500,000のうち¥200,000を事前に前払いしていた。本日工事が完了し、引渡しを受けたため、残額¥300,000を小切手を振り出して支払った。このときの正しい仕訳(借方)はどれか。

  1. A(借)未成工事支出金 500,000
  2. B(借)外注費 300,000
  3. C(借)外注費 500,000
  4. D(借)前渡金 300,000
正解と解説を見る

正解:C(借)外注費 500,000

工事完了引渡時には、契約総額を(借)外注費 500,000 として計上し、貸方に前渡金の減少と当座預金の減少を記録します。

この問題の解説ページを開く →

207当月の減価償却費を工事原価に計上する際の仕訳として、正しい組み合わせはどれか(1か月当たりの減価償却費を¥500とする)。

  1. A(借)減価償却費 500 (貸)経費 500
  2. B(借)未成工事支出金 500 (貸)経費 500
  3. C(借)経費 500 (貸)工事未払金 500
  4. D(借)経費 500 (貸)減価償却費 500
正解と解説を見る

正解:D(借)経費 500 (貸)減価償却費 500

年間の減価償却費を月割計算し、工事原価に計上する際は(借)経費 500(貸)減価償却費 500 と処理します。

この問題の解説ページを開く →

208材料評価損および棚卸減耗損の処理として、最も適切なものはどれか。

  1. A時価が原価を上回っている場合は評価替えを行わず原価のままとし、管理上やむを得ない棚卸減耗損は原価として処理する。
  2. B時価が原価を上回っている場合も時価で評価替えを行い、すべての棚卸減耗損は非原価として処理する。
  3. C時価が原価を下回っている場合でも評価替えは行わず、異常な原因による棚卸減耗損のみを原価として処理する。
  4. D材料評価損は常に非原価として処理し、棚卸減耗損は常に工事直接費として処理する。
正解と解説を見る

正解:A時価が原価を上回っている場合は評価替えを行わず原価のままとし、管理上やむを得ない棚卸減耗損は原価として処理する。

「時価>原価」の場合は原価のままであり、管理上やむを得ない目減りによる棚卸減耗損は原価として処理します。

この問題の解説ページを開く →

209建設業簿記の勘定連絡において、[材料費]勘定から【未成工事支出金】勘定への振替に関する説明として、誤っているものはどれか。

  1. A直接材料費は工事別に把握できる原価なので、[材料費]勘定から直接【未成工事支出金】勘定へ振り替えられる。
  2. B間接材料費は工事別に把握できる原価なので、[材料費]勘定から直接【未成工事支出金】勘定へ振り替えられる。
  3. C間接材料費は工事別に把握できない原価なので、いったん[工事間接費]勘定に振り替えられる。
  4. D【未成工事支出金】勘定に振り替えた原価が、最終的に完成工事原価となる。
正解と解説を見る

正解:B間接材料費は工事別に把握できる原価なので、[材料費]勘定から直接【未成工事支出金】勘定へ振り替えられる。

間接材料費は工事別に把握できない原価であるため、直接【未成工事支出金】へは振り替えず、いったん[工事間接費]に振り替えます。

この問題の解説ページを開く →

210購入時材料費処理法を採用している場合における、月末の残存材料の評価額の処理に関する記述として正しいものはどれか。

  1. A【材料(資産)】から[材料費(費用)]に振り替える
  2. B[材料費(費用)]から直接[完成工事原価]に振り替える
  3. C[材料費(費用)]から【材料(資産)】に振り替える
  4. D【未成工事支出金(資産)】から[材料費(費用)]に振り替える
正解と解説を見る

正解:C[材料費(費用)]から【材料(資産)】に振り替える

購入時材料費処理法では、購入時に費用計上しているため、残った材料の評価額を[材料費(費用)]から【材料(資産)】に振り替えます。

この問題の解説ページを開く →

211すくい出し方式による仮設材料の処理において、工事完了後に倉庫に返却された仮設材料の評価額¥6,000の仕訳として正しいものはどれか。

  1. A(借)材料費 6,000 (貸)材料 6,000
  2. B(借)材料 6,000 (貸)未成工事支出金 6,000
  3. C(借)未成工事支出金 6,000 (貸)材料費 6,000
  4. D(借)材料 6,000 (貸)材料費 6,000
正解と解説を見る

正解:D(借)材料 6,000 (貸)材料費 6,000

すくい出し方式では、返却された仮設材料の評価額を資産に計上し、費用(材料費)から控除するため、(借)材料 6,000(貸)材料費 6,000 となります。

この問題の解説ページを開く →

212建設業における労務費と経費の分類に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A現場管理の従業員給料手当や退職金は、労務費ではなく「経費」に分類される。
  2. B現場作業員の賃金は、工事直接費ではなく常に「工事間接費」に分類される。
  3. C外部業者への設備工事依頼にかかる外注費は、すべて「労務費」に分類される。
  4. D予定賃率を用いて計算された労務費は、すべて「非原価」として処理される。
正解と解説を見る

正解:A現場管理の従業員給料手当や退職金は、労務費ではなく「経費」に分類される。

一般のイメージとは異なり、建設業では作業員以外の「従業員給料手当」「退職金」などは労務費ではなく「経費」として処理します。

この問題の解説ページを開く →

213原価計算期間と賃金支払計算期間のズレの調整に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A賃金の支払計算期間が20日締めである場合、原価計算期間(月初〜月末)との間にズレが生じる。
  2. B当月末に賃金を未払計上した場合、その金額は翌月の労務費(費用)の加算項目となる。
  3. C月末に賃金を未払計上する際、建設業では[工事未払金(負債)]で処理することが多くある。
  4. D月末に賃金を未払計上した後、翌月初に再振替仕訳を行うことで期間内の正しい労務費を計算する。
正解と解説を見る

正解:B当月末に賃金を未払計上した場合、その金額は翌月の労務費(費用)の加算項目となる。

当月末に未払計上した賃金は、当月の労務費(費用)に加算され、翌月には月初再振替仕訳によって翌月の費用から差し引かれます。

この問題の解説ページを開く →

214建設業における「工事直接費」と「工事間接費」の分類および勘定連絡に関する記述として、適切でないものはどれか。

  1. A直接材料費や直接労務費は、各費目の勘定から直接【未成工事支出金】に振り替える。
  2. B工事間接費に分類された費用は、適切な配賦基準に基づいて各工事に配賦される。
  3. C直接外注費は工事別に把握できない原価なので、各費目の勘定からいったん[工事間接費]に振り替える。
  4. D外注費は、実務上原則として直接外注費のみとして考える。
正解と解説を見る

正解:C直接外注費は工事別に把握できない原価なので、各費目の勘定からいったん[工事間接費]に振り替える。

直接外注費は工事別に把握できる原価(工事直接費)であるため、いったん[工事間接費]に振り替えるのではなく、直接【未成工事支出金】に振り替えます。

この問題の解説ページを開く →

215経費の分類のうち、棚卸減耗損のように「発生してはじめて測定できる金額を発生額とする経費」に該当する区分名として正しいものはどれか。

  1. A支払経費
  2. B月割経費
  3. C測定経費
  4. D発生経費
正解と解説を見る

正解:D発生経費

棚卸減耗損など、発生してはじめて測定できる金額を発生額とする経費は「発生経費」に分類されます。支払経費などと混同しないよう注意が必要です。

この問題の解説ページを開く →
建設業経理士2級の全分野一覧へ戻る