⑤ 建設業簿記の基礎・費目別計算

建設業経理士2級 第213問

問題

原価計算期間と賃金支払計算期間のズレの調整に関する記述として、誤っているものはどれか。

A賃金の支払計算期間が20日締めである場合、原価計算期間(月初〜月末)との間にズレが生じる。
B当月末に賃金を未払計上した場合、その金額は翌月の労務費(費用)の加算項目となる。✓ 正解
C月末に賃金を未払計上する際、建設業では[工事未払金(負債)]で処理することが多くある。
D月末に賃金を未払計上した後、翌月初に再振替仕訳を行うことで期間内の正しい労務費を計算する。

正解

B:当月末に賃金を未払計上した場合、その金額は翌月の労務費(費用)の加算項目となる。

解説

当月末に未払計上した賃金は、当月の労務費(費用)に加算され、翌月には月初再振替仕訳によって翌月の費用から差し引かれます。

分野解説:⑤ 建設業簿記の基礎・費目別計算

建設業経理の中核であり、出題数が最多の分野です。商業簿記との最大の違いは、工事ごとに原価を集計する点にあります。原価の3要素として材料費・労務費・外注費・経費という4区分(建設業では外注費が独立)を押さえることが出発点です。材料費では購入と消費の記帳、労務費では賃金と作業時間の把握、外注費では下請への発注が対象になります。未成工事支出金と完成工事原価という建設業固有の勘定科目の流れを理解することが最重要です。

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建設業経理士2級について

建設業の会計を扱う業界特化型の簿記資格

主催一般財団法人 建設業振興基金
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試験時間2時間
受験料7,120円(税込)※2級・3級同日受験は12,620円
合格基準正答率70%を標準とする
難易度★★★☆☆
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