⑤ 建設業簿記の基礎・費目別計算

建設業経理士2級 第212問

問題

建設業における労務費と経費の分類に関する記述として、正しいものはどれか。

A現場管理の従業員給料手当や退職金は、労務費ではなく「経費」に分類される。✓ 正解
B現場作業員の賃金は、工事直接費ではなく常に「工事間接費」に分類される。
C外部業者への設備工事依頼にかかる外注費は、すべて「労務費」に分類される。
D予定賃率を用いて計算された労務費は、すべて「非原価」として処理される。

正解

A:現場管理の従業員給料手当や退職金は、労務費ではなく「経費」に分類される。

解説

一般のイメージとは異なり、建設業では作業員以外の「従業員給料手当」「退職金」などは労務費ではなく「経費」として処理します。

分野解説:⑤ 建設業簿記の基礎・費目別計算

建設業経理の中核であり、出題数が最多の分野です。商業簿記との最大の違いは、工事ごとに原価を集計する点にあります。原価の3要素として材料費・労務費・外注費・経費という4区分(建設業では外注費が独立)を押さえることが出発点です。材料費では購入と消費の記帳、労務費では賃金と作業時間の把握、外注費では下請への発注が対象になります。未成工事支出金と完成工事原価という建設業固有の勘定科目の流れを理解することが最重要です。

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建設業経理士2級について

建設業の会計を扱う業界特化型の簿記資格

主催一般財団法人 建設業振興基金
出題形式記述式(計算・仕訳・精算表など)。詳細は公式サイトで要確認
試験時間2時間
受験料7,120円(税込)※2級・3級同日受験は12,620円
合格基準正答率70%を標準とする
難易度★★★☆☆
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