⑤ 建設業簿記の基礎・費目別計算

建設業経理士2級 第214問

問題

建設業における「工事直接費」と「工事間接費」の分類および勘定連絡に関する記述として、適切でないものはどれか。

A直接材料費や直接労務費は、各費目の勘定から直接【未成工事支出金】に振り替える。
B工事間接費に分類された費用は、適切な配賦基準に基づいて各工事に配賦される。
C直接外注費は工事別に把握できない原価なので、各費目の勘定からいったん[工事間接費]に振り替える。✓ 正解
D外注費は、実務上原則として直接外注費のみとして考える。

正解

C:直接外注費は工事別に把握できない原価なので、各費目の勘定からいったん[工事間接費]に振り替える。

解説

直接外注費は工事別に把握できる原価(工事直接費)であるため、いったん[工事間接費]に振り替えるのではなく、直接【未成工事支出金】に振り替えます。

分野解説:⑤ 建設業簿記の基礎・費目別計算

建設業経理の中核であり、出題数が最多の分野です。商業簿記との最大の違いは、工事ごとに原価を集計する点にあります。原価の3要素として材料費・労務費・外注費・経費という4区分(建設業では外注費が独立)を押さえることが出発点です。材料費では購入と消費の記帳、労務費では賃金と作業時間の把握、外注費では下請への発注が対象になります。未成工事支出金と完成工事原価という建設業固有の勘定科目の流れを理解することが最重要です。

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建設業経理士2級について

建設業の会計を扱う業界特化型の簿記資格

主催一般財団法人 建設業振興基金
出題形式記述式(計算・仕訳・精算表など)。詳細は公式サイトで要確認
試験時間2時間
受験料7,120円(税込)※2級・3級同日受験は12,620円
合格基準正答率70%を標準とする
難易度★★★☆☆
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