第263問特殊寝台の背上げ操作の際、体が下方にずれて腰部や背部が圧迫されるのを防ぐための工夫として、正しいものはどれか。
- A脚部を上げる前に背上げ操作を完了させる
- Bサイドレールにしっかりとつかまらせて背上げを行う
- Cあらかじめベッドの曲がる部分に臀部が位置するよう移動しておく
- Dスライディングボードを敷いてから背上げを行う
特殊寝台・車いす・つえ・歩行器・リフト・入浴用具・排泄用具など、個別の福祉用具の特徴と選び方を学ぶ、本検定でも出題数の多い分野です。用具ごとの適応(どんな状態の人に向くか)や使い方の留意点、介護保険で貸与・購入の対象となる種目の区分が頻出します。つえの高さの合わせ方や特殊寝台のサイドレールの扱いなど、実務的で細かな知識も問われます。用具名・特徴・適応・給付区分を対応表に整理して覚えると、混同を防ぎ確実に得点できます。
この分野の問題45問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:D.体重を支えるよう設計されているため、起き上がり時の補助として使用する
サイドレールは体重を支える設計ではないため、起き上がりの補助にはベッド用手すり(グリップ)を使用します。
この問題の解説ページを開く →正解:C.つえを足先の斜め前方150mmの場所についたとき、肘が30度ほど曲がる高さ
つえの高さは、足先の斜め前方150mmについたときに肘が約30度曲がり、握り部が大転子にくる高さが適切です。
この問題の解説ページを開く →正解:C.固定型は持ち上げて前に出す力が必要だが、交互型は持ち上げる必要がない
固定型は両手で持ち上げて振り出しますが、交互型は左右のフレームを交互に押し出して進むため持ち上げる必要がありません。
この問題の解説ページを開く →正解:C.前輪と後輪の距離が小さく、小回りが利きやすいため屋内に適している
ハンドル形電動車いすは前輪と後輪の距離が大きく、小回りが利きにくいため、屋外での使用に限定されます。
この問題の解説ページを開く →正解:B.据置式や移動式は段差を完全には解消できず数cm残ってしまう
据置式や移動式は数cmの段差が残ります。価格は高いものの、使い勝手の点ではピットをつくる設置式が優れています。
この問題の解説ページを開く →正解:D.キャスタが小さく、敷居などを乗り越える際に転倒するおそれがある
床走行式は任意の場所に移動できますが、キャスタが小さいため段差で転倒するおそれがあり、使用環境の確認が重要です。
この問題の解説ページを開く →正解:A.洋式トイレの場合、便器の前端から約250mmの所
リフトの位置合わせは、洋式トイレでは便器前端から約250mm、浴槽では頭側縁から約300〜400mm、ベッドでは頭部端から約1000mmです。
この問題の解説ページを開く →正解:C.和式便器のときとは体の向きが180度逆になるため、立ち座りが困難になることがある
据置式便座は和式便器の上に置いて洋式に変換しますが、体の向きが180度逆になるためトイレが狭いと立ち座りが困難になります。
この問題の解説ページを開く →正解:A.排便にも使用できるタイプは、自力で動ける利用者の自立支援に最適である
自力で動ける利用者が使用し続けると寝たきりとなり、廃用症候群が生じることもあるため注意が必要です。
この問題の解説ページを開く →正解:D.手指の巧緻性が低下している場合や、利き手交換の訓練を行う場合
バネ箸はピンセットのように扱えるため、手指の巧緻性低下や反対の手を使う訓練(利き手交換)に用いられます。
この問題の解説ページを開く →正解:A.光がまぶしくて見えにくい状態を防ぐため黄色や赤の眼鏡をかける
羞明(まぶしさ)を防ぐための黄色や赤系統の眼鏡は「遮光眼鏡」であり、コントラスト活用補助具ではありません。
この問題の解説ページを開く →正解:C.大きくできる音の範囲は200〜5000Hz程度であり、すべての音を補正できるわけではない
補聴器で大きくできる音は200〜5000Hz程度であり、健常者と同じように聞こえるわけではありません。
この問題の解説ページを開く →正解:D.テレビ用ヒアリングループは、音声言語を光の点滅に変えて伝える装置である
テレビ用ヒアリングループは、テレビ音声を磁気信号に変えて発信し、補聴器のTモードで受信するものです。
この問題の解説ページを開く →正解:B.送信機から電波を発し、信号が青か赤かを知らせたり青信号を延長したりする
音響案内装置は、弱者感応式信号機のある横断歩道で音声案内や青信号の延長を行うための小型送信機です。
この問題の解説ページを開く →