第143問電気設備技術基準における「変電所」の定義として、正しいものはどれか。
- A発電した電気を消費場所に直接供給する施設
- B構外から伝送される電気を電圧の変成なしに中継する場所
- C構外から伝送された電気を変圧器等で変成しさらに構外に伝送する所
- D需要場所の構内に設置されその構内のみで電気を使用する設備
電気を必要な場所へ届ける設備を扱う分野です。変電設備では変圧器の据付、遮断器と断路器の役割の違い、保護継電器の種類と動作、避雷器の設置目的が中心になります。送配電設備では架空送電線の構成(電線・がいし・鉄塔)、地中送電の方式とケーブルの種類、配電方式(単相三線式・三相三線式)が頻出です。あわせて電圧降下と電力損失の計算、力率改善とコンデンサの設置も対象になります。
この分野の問題51問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:D.一次側と二次側の電流の差(差動電流)により動作する。
比率差動継電器は、変圧器の一次側と二次側に設けた変流器の電流を比較し、内部故障により生じる電流の差(差動電流)が一定比率以上になったときに動作します。
この問題の解説ページを開く →正解:B.がいしの汚損区分
電線の太さは、許容電流を基本として電力損失、電圧降下、機械的強度、電線価格を含む経済性などから決定します。がいしの汚損区分はがいしの種類や連結個数を決める要素であり、電線の太さの選定には関係しません。
この問題の解説ページを開く →正解:A.送電線の相間に相間スペーサを取り付ける。
ギャロッピングは電線に付着した氷雪により断面が翼状となり、風を受けて上下に振動する現象で、相間短絡を防ぐため相間スペーサの設置が有効です。
この問題の解説ページを開く →正解:B.送電線をねん架し作用静電容量等を平衡させる。
静電誘導障害は送電線と通信線間の静電容量の不平衡により生じるため、送電線をねん架して作用静電容量を平衡させることが有効です。
この問題の解説ページを開く →正解:A.残留電荷法
マーレーループ法、パルスレーダー法、サーチコイル法はいずれも地中線の故障点標定に用いられます。残留電荷法はケーブルの絶縁劣化を診断する方法であり、故障点の標定には用いません。
この問題の解説ページを開く →正解:C.101Vの上下6Vを超えない値
電気事業法施行規則第38条により、標準電圧100Vの供給場所では101Vの上下6Vを超えない値に維持するよう努めることとされています。
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