相続診断士 ①相続診断士の使命とコンプライアンス

相続診断士の役割と守るべきルールを学ぶ導入分野です。「笑顔相続」を目指す資格の理念、相続の入口で気づきを促し専門家へつなぐという立ち位置、弁護士・税理士など士業の独占業務との線引きを押さえます。守秘義務や倫理も重要です。何ができて何ができないのかという業務範囲の理解は資格の根幹であり、コンプライアンス違反となる行為を具体的に把握しておくことが大切です。

この分野の問題30問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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1相続診断士の使命として最も適切なものはどれか。

  1. A遺産分割協議を円滑に成立させること
  2. B争族を減らし笑顔相続を普及すること
  3. C相続税を最大限に節税し財産を残すこと
  4. D複雑な相続手続きをすべて代行すること
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正解:B争族を減らし笑顔相続を普及すること

相続診断士の使命は、想いを残すことによって無用な争族を無くし、笑顔相続へと導く手伝いをすることです。

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2相続診断協会の使命に関する記述として適切なものはどれか。

  1. A全国に相続に強い弁護士を配置する社会インフラを整える
  2. B遺言書の作成を国民の三大義務に追加することを目指す
  3. C生前に家族で話し合う事が親の義務という社会を目指す
  4. D全ての国民が法定相続分通りに財産を分ける社会を目指す
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正解:C生前に家族で話し合う事が親の義務という社会を目指す

相続診断協会は、一般の方へ問題啓発を促し、生前に家族で話し合う事が親の義務という社会を目指しています。

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3相続診断士が学ぶべき特に重要な項目に該当しないものはどれか。

  1. A相続税法
  2. B生命保険
  3. C不動産
  4. D法人税法
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正解:D法人税法

相続診断士が学ぶべき特に重要な項目は、民法、相続税法、戸籍、生命保険、不動産、遺言書、エンディングノート、死後の手続きです。

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4相続診断士の相談者に対するアプローチとして適切なものはどれか。

  1. A各業法に抵触しないよう注意し、現状を把握し問題点を明らかにする
  2. B相談者の代理人として、他の相続人との遺産分割協議をまとめる
  3. C相談者の財産状況から、具体的な相続税額の計算を行い提示する
  4. D不動産の名義変更手続きを相談者に代わって法務局で申請する
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正解:A各業法に抵触しないよう注意し、現状を把握し問題点を明らかにする

相続診断士はヒアリングを行い、各業法に抵触しないよう注意しながら現状を把握し問題点を明らかにします。

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5笑顔相続の考え方として適切なものはどれか。

  1. A全ての財産を現金化し、相続人全員で均等に分割し笑顔になること
  2. B専門家の力を借りて、一円の税金も払わずに財産を引き継ぐこと
  3. C遺言書を秘密裏に作成し、死後にサプライズで財産を分与すること
  4. D生前に家族で話し合い、感謝の想いを伝え、笑顔の姿を続けること
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正解:D生前に家族で話し合い、感謝の想いを伝え、笑顔の姿を続けること

祖先や家族・仲間に感謝し、その想いを共有し、笑顔の相(すがた)を続けることが笑顔相続です。

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6相続の本質に関する記述として適切なものはどれか。

  1. A法定相続分どおりにきっちり財産を分けることで公平を保つこと
  2. B何を大切に生きてきたか等の生き様を伝えること・受け継ぐこと
  3. C相続税の控除枠を最大限に活用し、多くの財産を子孫に残すこと
  4. D面倒な手続きを迅速に終わらせ、親族間の関わりを断ち切ること
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正解:B何を大切に生きてきたか等の生き様を伝えること・受け継ぐこと

法定相続分通りに分けることや節税して財産を残すことは相続の本質ではなく、生き様を伝えること・受け継ぐことが本質です。

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7遺産分割において生じる金額の差は、家族にとってどのような差を表しているか。

  1. A愛情の差
  2. B年齢の差
  3. C役割の差
  4. D努力の差
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正解:C役割の差

遺産分割の金額の差は、家族にとっての役割の差を意味します。

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8相続で揉める原因の1つである、世代間のギャップに関する記述で適切なものはどれか。

  1. A渡す側は法定相続世代であり、もらう側は家督相続世代であること
  2. B渡す側は家督相続世代であり、もらう側は法定相続世代であること
  3. C渡す側は均等分割を望むが、もらう側は一括相続を望んでいること
  4. D渡す側は現金分割を望むが、もらう側は不動産相続を望んでいること
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正解:B渡す側は家督相続世代であり、もらう側は法定相続世代であること

80代以上の財産を渡す側は家督相続世代、60代以下の財産をもらう側は法定相続世代というギャップが争族を引き起こしています。

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9相続財産の性質が原因で揉める理由として適切なものはどれか。

  1. A財産の約半分は不動産などで、換価できず法定相続分通りに分けにくいから
  2. Bすべての財産が現金であるため、誰が管理するかで意見が対立しやすいから
  3. C財産のほとんどが株式であり、株価の変動により不公平感が生じやすいから
  4. D財産の評価額が一定ではなく、税務署の査定により金額が変動しやすいから
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正解:A財産の約半分は不動産などで、換価できず法定相続分通りに分けにくいから

相続財産の約半分は不動産や自社株式など換価できないものが多く、法定相続分通りに分けることが至難の業だからです。

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10相続において適切な専門家が見つかりにくい理由として適切なものはどれか。

  1. A相続を取り扱うことのできる国家資格が存在せず、素人に頼るしかないから
  2. B弁護士や税理士は相続業務を行うことが法律で禁止されているから
  3. C節税等が得意な人は多いが、どうしたら揉めないかを教える専門家が少ないから
  4. D相続に関する相談は非常に高額であり、一般の家庭では依頼できないから
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正解:C節税等が得意な人は多いが、どうしたら揉めないかを教える専門家が少ないから

節税が得意な専門家はたくさんいますが、どうしたら揉めないかを教えてくれる専門家がほとんどいないことが原因の1つです。

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11相続で揉めないための準備において、ポイントとなる考え方はどれか。

  1. A「税金の計算」と「資産の評価」を正確に行うこと
  2. B「法律の知識」と「裁判の準備」を万全にすること
  3. C「親族の排除」と「財産の隠蔽」を事前に行うこと
  4. D「お金の勘定」と「気持ちの感情」を整えること
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正解:D「お金の勘定」と「気持ちの感情」を整えること

エンディングノートや遺言書で想いを残す際、「お金の勘定」と「気持ちの感情」を整えることがポイントです。

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12エンディングノートの特徴に関する記述として適切なものはどれか。

  1. A決められたフォーマットに従って記入しなければ法的効力を持たない
  2. B法的な拘束力はないが、自由に想いや生き様を書き残すことができる
  3. C財産の分割方法を記載すれば、遺言書と同様の強い法的拘束力を持つ
  4. D作成には公証役場での認証が必須であり、費用と時間がかかる書類である
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正解:B法的な拘束力はないが、自由に想いや生き様を書き残すことができる

エンディングノートには法的な拘束力はありませんが、家族への想いや自分の人生などを自由に書くことができます。

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13遺言の特徴に関する記述として適切なものはどれか。

  1. A法的効力が必要な事項を残すものであり、遺留分に配慮して作成する
  2. B家族への感謝の気持ちを伝えるためのもので、法的効力は一切ない
  3. C自分の死後に家族が初めて内容を知るべきであり、生前の開示は無効となる
  4. D一度作成すると二度と書き直すことができないため、作成時期に注意する
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正解:A法的効力が必要な事項を残すものであり、遺留分に配慮して作成する

財産の引き継ぎなど法的効力が必要な事項は遺言に残し、遺留分に配慮しながら作成します。

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14遺産分割における「お金の勘定」と「気持ちの感情」の整え方として適切なものはどれか。

  1. A法定相続分通りに1円単位まで「お金の勘定」を整える
  2. B現金をすべて不動産に換えることで「お金の勘定」を整える
  3. C専門家への報酬を高く支払うことで「気持ちの感情」を整える
  4. D愛情が同じであるという言葉で「気持ちの感情」を整える
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正解:D愛情が同じであるという言葉で「気持ちの感情」を整える

法定相続分通り均等に分割できず「お金の勘定」は整いにくいため、愛情が同じであるという言葉で「気持ちの感情」を整えます。

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15弁護士が相続業務において抱えがちな悩みとして適切なものはどれか。

  1. A相続税に不安を持っている方としか出会えないこと
  2. B争族トラブルになったあとに声がかかること
  3. C後見人制度が浸透せず、困難事例にばかり遭遇すること
  4. D登記の手続きばかりで、相談者の想いを聞く機会がないこと
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正解:B争族トラブルになったあとに声がかかること

紛争の解決人というイメージのある弁護士は、「争族」トラブルになったあとに声がかかるという悩みを持っています。

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16相続診断協会の定款で定める「相続診断」の定義において、対象から除かれるものはどれか。

  1. A相続税の申告が必要となる見込みがある高額な案件
  2. B不動産が含まれ、名義変更の手続きが必要となる案件
  3. C紛議が生じ、または紛議が生じるおそれのある案件
  4. D法定相続人が複数存在し、遺産分割協議が必要な案件
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正解:C紛議が生じ、または紛議が生じるおそれのある案件

相続診断とは相続手続に関する問題点の指摘および情報の提供等をいいますが、紛議が生じるおそれのある案件は除かれます。

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17相続診断として、初めに行う事柄の組み合わせとして適切なものはどれか。

  1. A遺産分割が揉めそうかどうかと、相続税がかかるかどうか
  2. B遺言書の法的有効性の判断と、相続財産の正確な金額査定
  3. C戸籍謄本の職権による取得と、法定相続情報一覧図の作成
  4. D遺産分割協議書の作成代行と、各相続人への捺印の取りまとめ
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正解:A遺産分割が揉めそうかどうかと、相続税がかかるかどうか

相続診断として初めに、「遺産分割がもめそうであるかどうか」「相続税がかかるかどうか」の2点を行います。

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18弁護士法72条における「その他の法律事務」の解釈として最高裁が示した見解はどれか。

  1. A有償無償を問わずすべての法律相談が含まれる
  2. B法律に関わる書類の作成業務のみを指す
  3. C事件性のある法律事務に限定される
  4. D裁判所に提出する書類の作成事務に限定される
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正解:C事件性のある法律事務に限定される

最高裁の判例により、「その他の法律事務」は法律事務のすべてを対象にするわけではなく、事件性のある法律事務に限定されると解釈されています。

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19弁護士資格を有さない相続診断士が行っても弁護士法に抵触しない業務はどれか。

  1. A遺産分割協議において他の相続人と交渉すること
  2. B遺留分侵害額請求の手続きを代理で行うこと
  3. C相続人間で意見が対立している案件の和解を斡旋すること
  4. D公正証書遺言の証人となること
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正解:D公正証書遺言の証人となること

弁護士資格がなくても、相続セミナーの開催や、公正証書遺言の証人となることは可能です。

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20司法書士資格を有さない相続診断士が行うと司法書士法に抵触する業務はどれか。

  1. A他人の依頼を受けて不動産の相続登記手続きを代理すること
  2. B登記制度の一般的な仕組みについて相談者に解説すること
  3. C相談者の委任を受けて戸籍謄本や住民票の写しを取得すること
  4. Dエンディングノートの作成を通じてスムーズな相続を提案すること
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正解:A他人の依頼を受けて不動産の相続登記手続きを代理すること

個別具体的な登記手続きの代理やその相談は、司法書士資格を持たない者が行うと司法書士法に抵触します。

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21税理士資格を有さない相続診断士が行うと税理士法に抵触する恐れがある業務はどれか。

  1. A相続税や贈与税に関する一般的な法令の解説を行うこと
  2. B個別具体的な相続税額の計算を行い、その相談に応じること
  3. C仮定の事例に基づいた税金の計算方法を説明すること
  4. D相続診断チェックシートを用いて相続税がかかりそうかヒアリングすること
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正解:B個別具体的な相続税額の計算を行い、その相談に応じること

個別具体的な税額計算の相談(税務相談)は、無償であっても原則として税理士法に抵触します。

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22行政書士資格を有さない相続診断士が行うと行政書士法に抵触する恐れがある業務はどれか。

  1. A相談者の意向を聞き取りエンディングノートの記入を補助すること
  2. B相続に関する一般的な法律や税金の情報提供を行うこと
  3. C任意後見契約を前提とした見守り契約を締結すること
  4. D報酬を得て官公署に提出する書類を作成すること
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正解:D報酬を得て官公署に提出する書類を作成すること

官公署に提出する書類や、権利義務・事実証明に関する書類の作成を業として行うことは行政書士法に抵触します。

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23最高裁判例において、行政書士法にいう「事実証明に関する書類」に当たらないとされたものはどれか。

  1. A対外的な証明文書として利用される予定のない家系図
  2. B遺産分割協議の成立を証明するための遺産分割協議書
  3. C自動車の名義変更手続きのために陸運局へ提出する書類
  4. D飲食店の営業許可を得るために保健所へ提出する書類
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正解:A対外的な証明文書として利用される予定のない家系図

対外的な関係で意味のある証明文書として利用される事情が見当たらない家系図は、事実証明に関する書類に当たらないとされました。

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24相続診断士が「相続人関係図」を作成する際に留意すべき法律はどれか。

  1. A弁理士法
  2. B社会保険労務士法
  3. C行政書士法
  4. D宅地建物取引業法
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正解:C行政書士法

被相続人と相続人の関係を示す相続人関係図の作成は事実証明に関する文書となる可能性があり、行政書士法の抵触に留意する必要があります。

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25遺産分割の協議に関して、相続診断士が取るべき行動として適切なものはどれか。

  1. A各相続人の権利義務を調整し、具体的な分割案を提示すること
  2. B協議に立ち会い、特定の相続人に有利になるよう交渉を進めること
  3. C紛争が起きている場合、自ら仲裁役となって和解を成立させること
  4. D民法等の一般的な規定の解説や情報提供にとどめること
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正解:D民法等の一般的な規定の解説や情報提供にとどめること

遺産分割の協議は弁護士以外の関与は望ましくなく、相続診断士は一般的な情報提供にとどめ、個別に法律を当てはめた解説はできません。

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26相続診断士が遺言の作成に関与する場合の望ましい対応はどれか。

  1. A相談者の意向をすべて聞き取り、単独で法的効力のある遺言書を作成し完成させること
  2. B然るべき士業と連携し、エンディングノート作成から遺言作成へ促すサポートをすること
  3. C遺留分を無視した遺言書の作成を提案し、他の相続人には一切内容を知らせないこと
  4. D遺言書の作成費用を節約するため、士業を通さずにすべてのアドバイスを行うこと
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正解:B然るべき士業と連携し、エンディングノート作成から遺言作成へ促すサポートをすること

遺言作成に関与する場合は然るべき士業と連携し、エンディングノート作成を補助して遺言作成を促すサポートが望ましいです。

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27相続診断士が後見制度に関わる際の対応として適切なものはどれか。

  1. A任意後見人となることや、見守り契約によりサポートすることができる
  2. B法定後見人として裁判所から直接指名される権限を独占している
  3. C認知症が進行した後に、家族の同意なしに財産管理を強制的に行うことができる
  4. D任意後見契約の公正証書を公証人の代わりに自ら作成することができる
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正解:A任意後見人となることや、見守り契約によりサポートすることができる

相続診断士は任意後見人となることができ、見守り契約により将来被後見人となる方をサポートできます。

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28相続診断士が相続人から委任を受けて行うことができる業務はどれか。

  1. A取得した書類を用いて、法務局で所有権移転登記を申請すること
  2. B登記済証を紛失した場合に、本人確認情報を自ら作成すること
  3. C登記申請に必要な戸籍謄本や住民票の写しを取得すること
  4. D不動産の売買契約書を作成し、買主との交渉を代理すること
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正解:C登記申請に必要な戸籍謄本や住民票の写しを取得すること

不動産登記の代理等はできませんが、委任を受けて戸籍謄本、住民票の写し、固定資産評価証明書等を取得することはできます。

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29相続放棄の手続きに関して、相続診断士が取るべき対応として適切なものはどれか。

  1. A家庭裁判所への申述書の作成と提出を、無償であれば代行することができる
  2. B手続きに関する民法等の規定を解説することはできるが、手続きの代行はしてはならない
  3. C相談者の意向があれば、他の相続人に代わって全員分の相続放棄手続きを代理できる
  4. D相続放棄は法律行為ではないため、どのような相談や手続き代行を行っても問題ない
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正解:B手続きに関する民法等の規定を解説することはできるが、手続きの代行はしてはならない

相続放棄に関する民法等の規定の一般的な解説はできますが、相談を受けたり手続きを代行したりすることはできません。

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30相続診断士の個人情報の取り扱いに関する記述として最も適切なものはどれか。

  1. A個人情報を基に業務を行うため、その取り扱いには細心の注意を払い管理しなければならない
  2. B親族間の情報共有であれば、本人の同意を得ずにすべての情報を提供してもよい
  3. C業務が終了した後は、取得した個人情報をインターネット上で公開し記録を残すべきである
  4. D相談者から取得した財産情報は、他の営業活動に自由に流用することが認められている
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正解:A個人情報を基に業務を行うため、その取り扱いには細心の注意を払い管理しなければならない

相続診断士は個人情報を基に業務を行うため、個人情報の取り扱いには細心の注意を払い管理しなければなりません。

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