第1問相続診断士の使命として最も適切なものはどれか。
- A遺産分割協議を円滑に成立させること
- B争族を減らし笑顔相続を普及すること
- C相続税を最大限に節税し財産を残すこと
- D複雑な相続手続きをすべて代行すること
相続診断士の役割と守るべきルールを学ぶ導入分野です。「笑顔相続」を目指す資格の理念、相続の入口で気づきを促し専門家へつなぐという立ち位置、弁護士・税理士など士業の独占業務との線引きを押さえます。守秘義務や倫理も重要です。何ができて何ができないのかという業務範囲の理解は資格の根幹であり、コンプライアンス違反となる行為を具体的に把握しておくことが大切です。
この分野の問題30問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:A.各業法に抵触しないよう注意し、現状を把握し問題点を明らかにする
相続診断士はヒアリングを行い、各業法に抵触しないよう注意しながら現状を把握し問題点を明らかにします。
この問題の解説ページを開く →正解:B.何を大切に生きてきたか等の生き様を伝えること・受け継ぐこと
法定相続分通りに分けることや節税して財産を残すことは相続の本質ではなく、生き様を伝えること・受け継ぐことが本質です。
この問題の解説ページを開く →正解:B.渡す側は家督相続世代であり、もらう側は法定相続世代であること
80代以上の財産を渡す側は家督相続世代、60代以下の財産をもらう側は法定相続世代というギャップが争族を引き起こしています。
この問題の解説ページを開く →正解:A.財産の約半分は不動産などで、換価できず法定相続分通りに分けにくいから
相続財産の約半分は不動産や自社株式など換価できないものが多く、法定相続分通りに分けることが至難の業だからです。
この問題の解説ページを開く →正解:C.節税等が得意な人は多いが、どうしたら揉めないかを教える専門家が少ないから
節税が得意な専門家はたくさんいますが、どうしたら揉めないかを教えてくれる専門家がほとんどいないことが原因の1つです。
この問題の解説ページを開く →正解:B.法的な拘束力はないが、自由に想いや生き様を書き残すことができる
エンディングノートには法的な拘束力はありませんが、家族への想いや自分の人生などを自由に書くことができます。
この問題の解説ページを開く →正解:D.愛情が同じであるという言葉で「気持ちの感情」を整える
法定相続分通り均等に分割できず「お金の勘定」は整いにくいため、愛情が同じであるという言葉で「気持ちの感情」を整えます。
この問題の解説ページを開く →正解:C.紛議が生じ、または紛議が生じるおそれのある案件
相続診断とは相続手続に関する問題点の指摘および情報の提供等をいいますが、紛議が生じるおそれのある案件は除かれます。
この問題の解説ページを開く →正解:C.事件性のある法律事務に限定される
最高裁の判例により、「その他の法律事務」は法律事務のすべてを対象にするわけではなく、事件性のある法律事務に限定されると解釈されています。
この問題の解説ページを開く →正解:A.対外的な証明文書として利用される予定のない家系図
対外的な関係で意味のある証明文書として利用される事情が見当たらない家系図は、事実証明に関する書類に当たらないとされました。
この問題の解説ページを開く →正解:D.民法等の一般的な規定の解説や情報提供にとどめること
遺産分割の協議は弁護士以外の関与は望ましくなく、相続診断士は一般的な情報提供にとどめ、個別に法律を当てはめた解説はできません。
この問題の解説ページを開く →正解:B.然るべき士業と連携し、エンディングノート作成から遺言作成へ促すサポートをすること
遺言作成に関与する場合は然るべき士業と連携し、エンディングノート作成を補助して遺言作成を促すサポートが望ましいです。
この問題の解説ページを開く →正解:A.任意後見人となることや、見守り契約によりサポートすることができる
相続診断士は任意後見人となることができ、見守り契約により将来被後見人となる方をサポートできます。
この問題の解説ページを開く →正解:C.登記申請に必要な戸籍謄本や住民票の写しを取得すること
不動産登記の代理等はできませんが、委任を受けて戸籍謄本、住民票の写し、固定資産評価証明書等を取得することはできます。
この問題の解説ページを開く →正解:B.手続きに関する民法等の規定を解説することはできるが、手続きの代行はしてはならない
相続放棄に関する民法等の規定の一般的な解説はできますが、相談を受けたり手続きを代行したりすることはできません。
この問題の解説ページを開く →正解:A.個人情報を基に業務を行うため、その取り扱いには細心の注意を払い管理しなければならない
相続診断士は個人情報を基に業務を行うため、個人情報の取り扱いには細心の注意を払い管理しなければなりません。
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