潜水士 ③ 潜水事故の要因と対処法

潜水中に起こる事故の要因と対処・予防を学ぶ分野です。スーツ内圧と水圧のバランスが崩れて起こる吹き上げと潜水墜落の仕組み、潜降索の使用など予防法が中心テーマです。水中拘束、溺れ、サメやウツボ・ガンガゼなど海中生物による事故、水中溶接・溶断の感電やガス爆発、送気ホースのスクリュー巻き込み、寒冷地でのデマンドバルブ凍結や河川潮流への対応も問われます。それぞれ『なぜ起こるか』と『どう防ぐか』をセットで整理すると理解が深まります。

この分野の問題36問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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79吹き上げが発生する基本的な原因として、正しいものはどれか。

  1. Aスーツ内部の圧力が潜水深度の水圧よりも小さくなるため
  2. B海水温の急激な低下により浮力が失われるため
  3. Cスーツ内部の圧力が潜水深度の水圧よりも大きくなるため
  4. D使用しているウェイトの重量が極端に重すぎるため
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正解:Cスーツ内部の圧力が潜水深度の水圧よりも大きくなるため

吹き上げは、スーツ内部の圧力が水圧より大きくなり、服が膨れ上がって浮力が発生する現象です。

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80潜水墜落の仕組みについて、正しいものはどれか。

  1. A服の体積が収縮して浮力が小さくなり、加速度的に海底へ沈む現象
  2. B浮上中に水圧が低下し、加速度的に浮力が大きくなる現象
  3. C潮流により体が水面に向かって強く押し上げられる現象
  4. Dドライスーツ内に空気が過剰に入り込み、身動きが取れなくなる現象
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正解:A服の体積が収縮して浮力が小さくなり、加速度的に海底へ沈む現象

潜水墜落は、スーツ内の圧力が水圧より小さくなり、体積が収縮して浮力が減少し、一気に沈降する現象です。

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81吹き上げ現象における浮力の変化として、もっとも適切なものはどれか。

  1. A浮上するにつれて水圧が大きくなり、浮力は一定に保たれる
  2. B浮上するにつれてスーツの空気が抜け、徐々に浮力が減少する
  3. C浮上するにつれて水圧が小さくなり、加速度的に浮力が大きくなる
  4. D浮上するにつれて水温が上がり、浮力が急激に減少する
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正解:C浮上するにつれて水圧が小さくなり、加速度的に浮力が大きくなる

浮上すると水圧が小さくなるためスーツがさらに膨張し、加速度的に浮力が増大します。

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82ヘルメット式潜水において、逆立ち状態による吹き上げを防ぐための対策はどれか。

  1. A腰部をベルトで締め付け、空気が下半身に入り込まないようにする
  2. B送気ホースをピンと張った状態に保つ
  3. Cデマンドバルブの凍結防止カバーを装着する
  4. D排気弁を完全に閉鎖して潜水する
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正解:A腰部をベルトで締め付け、空気が下半身に入り込まないようにする

空気が下半身に移動して逆立ち状態になるのを防ぐため、腰部をベルトで締め付けます。

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83流れのはやい場所でのヘルメット式潜水において、送気ホースや信号索の正しい扱いはどれか。

  1. Aまっすぐに張る
  2. B水底に完全に沈ませる
  3. C適度にたるませる
  4. D潜水者の体に巻き付ける
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正解:C適度にたるませる

潮流による吹き上げを防ぎ、適度な浮力を得るために送気ホースなどは適度にたるませます。

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84潜水墜落が悪循環に陥る理由として、正しい説明はどれか。

  1. A沈降すると水温が下がり、ウェイトの重量が相対的に増すため
  2. B沈降すると水圧が増して気体容積が縮小し、さらに浮力が減少するため
  3. C沈降すると潮流が速くなり、体が水底に押し付けられるため
  4. D沈降すると送気圧が自動的に低下し、スーツ内が真空に近づくため
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正解:B沈降すると水圧が増して気体容積が縮小し、さらに浮力が減少するため

沈降が始まると水圧が増し、潜水装備内の気体容積が縮小して浮力がさらに減るという悪循環が起きます。

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85潜水墜落の予防法として、適切なものはどれか。

  1. A潜降・浮上時には、送気ホースを牽引索として使用する
  2. B潜水深度を変えるときは、船上への連絡を省略して迅速に行う
  3. C常に排気弁を全開にして潜水を行う
  4. D潜降・浮上時には、必ず潜降索を使用する
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正解:D潜降・浮上時には、必ず潜降索を使用する

潜降・浮上時には必ず潜降索を使用することが、潜水墜落の予防法として明記されています。

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86吹き上げ現象についての記述で、誤っているものはどれか。

  1. Aヘルメット式潜水で排気弁の操作を誤ると起こる恐れがある
  2. B水面に向かって一気に上昇してしまう非常に危険な現象である
  3. C吹き上げ時の処理を失敗すると、逆に潜水墜落を起こすことがある
  4. D構造上、スクーバ式潜水では絶対に起こらない現象である
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正解:D構造上、スクーバ式潜水では絶対に起こらない現象である

吹き上げはヘルメット式潜水だけでなく、スクーバ式潜水でも起こる現象です。

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87水中拘束が発生し、当初の減圧時間を超過してしまった場合の対応として正しいものはどれか。

  1. A当初の減圧時間を守らずにとにかく浮上し、再圧室に入るなどの処置をする
  2. B水中拘束が解けるまで、どれだけ時間がかかっても水底で待機する
  3. C減圧時間を再計算し、その時間通りに水中で減圧停止を完了させてから浮上する
  4. D浮上速度を通常の半分に落とし、そのまま水面まで浮上して作業を再開する
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正解:A当初の減圧時間を守らずにとにかく浮上し、再圧室に入るなどの処置をする

緊急時は減圧症のリスクがあっても浮上を優先し、再圧室に入るなどの処置をとります。

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88送気式潜水において、水中拘束を防ぐためのホースの取り回しで適切なものはどれか。

  1. A障害物がある場合は、その上を越えていくようにする
  2. B障害物がある場合は、その下をくぐるように通過する
  3. C障害物にホースを巻き付けて固定しながら進む
  4. Dホースをたるませず、常に最短距離の直線になるよう強く引っ張る
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正解:A障害物がある場合は、その上を越えていくようにする

送気ホースが絡まるのを防ぐため、他の作業者や障害物の上を越えていくようにします。

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89溺れを防ぐための装備について、正しい組み合わせはどれか。

  1. Aヘルメット式潜水ではBC(浮力調整具)を必ず使用する
  2. Bスクーバ式潜水では命綱のみを使用し、BCは着用しない
  3. Cヘルメット式潜水では命綱を用い、スクーバ式ではBCを使用する
  4. Dいずれの潜水方式でも、命綱とBCの両方を同時に着用することが義務付けられている
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正解:Cヘルメット式潜水では命綱を用い、スクーバ式ではBCを使用する

ヘルメット式では命綱を用い、スクーバ式や他の潜水では救命胴衣やBCを使用します。

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90潜水中に水が気管に入った場合の人体の反応として、テキストに記載されているものはどれか。

  1. A体温が急激に上昇する
  2. B肺活量が一時的に増加する
  3. C減圧症の症状が即座に現れる
  4. D呼吸が止まって溺れることがある
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正解:D呼吸が止まって溺れることがある

水が気管に入ると呼吸が止まってしまい、そのまま溺れる原因となります。

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91スクーバ式潜水において溺れが発生する原因として、もっとも関連が深いものはどれか。

  1. Aスーツ内の空気が足に集まり、逆立ち状態になってしまう
  2. B送気ホースがスクリューに巻き込まれ、空気が遮断される
  3. C腰のウェイトが重すぎたため、水面での浮力確保ができなくなる
  4. D些細なトラブルからパニック状態に陥り、くわえている潜水器を外してしまう
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正解:D些細なトラブルからパニック状態に陥り、くわえている潜水器を外してしまう

スクーバ式ではパニック状態に陥り正常な判断ができず、レギュレーターを外して溺れることがあります。

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92サメによる海中生物事故の予防として、最も注意すべきことはどれか。

  1. A鮮やかな色のウェットスーツを着用しないようにする
  2. B海底付近にとどまり、水面近くには絶対に浮上しない
  3. Cケガをして血を流している状態や、血の付いた魚を持ったまま潜水しない
  4. Dサメを見つけたら、大きな音を立てて威嚇する
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正解:Cケガをして血を流している状態や、血の付いた魚を持ったまま潜水しない

サメは血に対して敏感であるため、ケガをしたままや血を流している魚を持った潜水は非常に危険です。

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93フジツボやサンゴによる事故の種類として、正しいものはどれか。

  1. A噛み傷
  2. B刺し傷
  3. C打撲傷
  4. D切り傷
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正解:D切り傷

サンゴやフジツボは鋭い面を持っており、潜水服の上からでも皮膚が傷つく「切り傷」の原因となります。

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94海中生物による事故と原因生物の組み合わせで、誤っているものはどれか。

  1. A刺し傷 - ガンガゼ
  2. B噛み傷 - イモガイ
  3. C噛み傷 - ウツボ
  4. D刺し傷 - ミノカサゴ
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正解:B噛み傷 - イモガイ

イモガイはヒレなどに毒を持つ「刺し傷」の原因生物として分類されています。

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95水中でのアーク溶接作業における特有の危険性はどれか。

  1. A発生したガスが滞留し、ガス爆発を起こすおそれがある
  2. B火花によりドライスーツが発火し、大火傷を負う危険がある
  3. C海水の電気伝導度が高いため、感電により苦痛を伴うショックを受けることがある
  4. D溶接棒の熱で周囲の海水が沸騰し、視界が完全に奪われる
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正解:C海水の電気伝導度が高いため、感電により苦痛を伴うショックを受けることがある

海水は電気を通しやすいため、身体の一部が溶接棒と母材に触れると感電するおそれがあります。

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96水中でのガス溶断作業における危険性として、正しいものはどれか。

  1. A作業時に発生したガスが滞留してガス爆発を起こし、鼓膜を損傷することがある
  2. Bアーク溶接以上の強い感電を引き起こす
  3. Cガスがスーツ内に逆流し、吹き上げの原因となる
  4. D海水とガスが化学反応を起こし、猛毒の気体が発生する
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正解:A作業時に発生したガスが滞留してガス爆発を起こし、鼓膜を損傷することがある

ガス溶断では、発生したガスが滞留・爆発して鼓膜を損傷する危険性が指摘されています。

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97潜水作業船で送気ホースがスクリューに巻き込まれるのを防ぐための対策はどれか。

  1. A送気ホースに浮きを取り付け、水面に浮かせる
  2. Bクラッチ固定装置の設置やスクリューカバーの取り付けを行う
  3. C潜水作業中は常にスクリューを全開で逆回転させる
  4. Dホースをチェーンなどの金属製のものに変更する
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正解:Bクラッチ固定装置の設置やスクリューカバーの取り付けを行う

スクリューへの接触や巻き込み防止のため、クラッチ固定装置やスクリューカバーを設けます。

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98潜水作業中、海上衝突を防止するために潜水作業船に掲揚する国際信号旗はどれか。

  1. A赤色と白色に塗り分けられたB旗
  2. B青色一色のA旗
  3. C赤色と青色に塗り分けられたA旗
  4. D白色と青色に塗り分けられたA旗
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正解:D白色と青色に塗り分けられたA旗

テキストの図と解説によると、国際信号旗A旗は「白色」と「青色」の組み合わせです。

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99小型の潜水作業船でコンプレッサーの動力に船の主機を利用する場合の危険性として正しいものはどれか。

  1. A主機の排気ガスが直接送気ホースに送り込まれ、一酸化炭素中毒を確実に起こす
  2. Bスクリューの回転によって船が急発進し、潜水墜落を誘発する
  3. C主機の熱でコンプレッサーが爆発するおそれがある
  4. Dクラッチが誤作動してスクリューが回転し、送気ホースを切断するおそれがある
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正解:Dクラッチが誤作動してスクリューが回転し、送気ホースを切断するおそれがある

クラッチの誤作動によるスクリュー回転で、送気ホースを切断する危険性があります。

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100コンプレッサーの空気取入口の設置場所として適切なのはどこか。

  1. A機関室の外部
  2. B機関室の内部(排気管の近く)
  3. C船底の水中部分
  4. D操舵室の密閉空間
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正解:A機関室の外部

新鮮な空気を入れるために、空気取入口は機関室の外部に設置する必要があります。

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101冷水域での潜水において、体熱の損失を防ぐために適しているスーツはどれか。

  1. Aウェットスーツ
  2. Bスキンダイビングスーツ
  3. C水着に保温クリームを塗布したもの
  4. Dドライスーツ
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正解:Dドライスーツ

冷水中では、ウェットスーツよりもドライスーツの方が体熱の損失が少なくなります。

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102寒冷地での潜水において、水温以外に注意すべき気温低下によるトラブルはどれか。

  1. A空気タンクの内圧が急激に上昇して破裂する
  2. Bウェイトの金属が脆くなり、割れやすくなる
  3. C送気ホースや排気弁、デマンドバルブが凍結する
  4. D潜水服の生地が溶けて穴が開く
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正解:C送気ホースや排気弁、デマンドバルブが凍結する

気温の低下により、送気ホースや呼吸器のデマンドバルブなどが凍結することがあります。

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103河川での潜水において、特に降雨後に潜水が適さない主な理由は何か。

  1. A視界がさらに低下するため
  2. B水温が急激に上昇するため
  3. C塩分濃度が変わり浮力調整が不可能になるため
  4. D川底の岩が柔らかくなり足場が崩れるため
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正解:A視界がさらに低下するため

河口付近は一般に視界が悪く、降雨後はさらに視界が低下するため潜水には適しません。

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104流れの速い河川で潜水する場合の対策として、適切なものはどれか。

  1. A命綱(ライフライン)を使用し、装着するウェイト重量を増やす
  2. BBC(浮力調整具)を最大限に膨らませて水面に浮くようにする
  3. C抵抗を減らすため、ウェットスーツを脱いで潜水する
  4. D下流に向かって泳ぎながら作業を行う
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正解:A命綱(ライフライン)を使用し、装着するウェイト重量を増やす

流れの速さに対応するため、命綱を使用したり、ウェイトの重量を増やしたりします。

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105山岳部のダムなど高所域での潜水についての記述で、正しいものはどれか。

  1. A環境圧が高いので、海洋での潜水よりも減圧浮上時間は短くてよい
  2. B環境圧が低いので、海洋での潜水よりも減圧浮上時間は短くてよい
  3. C環境圧が低いので、海洋での潜水よりも長い減圧浮上時間が必要となる
  4. D環境圧が高いので、海洋での潜水よりも長い減圧浮上時間が必要となる
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正解:C環境圧が低いので、海洋での潜水よりも長い減圧浮上時間が必要となる

高所域は海面に比べて環境圧が低いため、海洋での潜水よりも長い減圧浮上時間が求められます。

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106暗渠内(あんきょない)潜水の特徴と対策として、正しいものはどれか。

  1. A非常に安全な環境のため、初心者でも単独で作業が可能である
  2. Bヘルメット式潜水が主流であり、スクーバ式で行われることはない
  3. C視界が良好なため、特別な安全管理体制は不要である
  4. D機動性に優れるスクーバ式が多いが、非常に危険なため最高の安全管理体制で臨む
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正解:D機動性に優れるスクーバ式が多いが、非常に危険なため最高の安全管理体制で臨む

暗渠内は機動性に優れるスクーバ式が多いですが非常に危険なため、緊急ガス設備や救援ダイバーの配置など最高の体制が必要です。

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107汚染域での潜水において、不適当とされる潜水方式はどれか。

  1. A完全密閉式のヘルメット潜水
  2. Bフーカー式潜水やスクーバ式潜水
  3. Cドライスーツを用いた送気式潜水
  4. D大気圧潜水服
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正解:Bフーカー式潜水やスクーバ式潜水

汚染域において、水と直接触れやすいフーカー式潜水やスクーバ式潜水は不適当とされています。

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108潮流による危険性が最も高くなるのは、どのような海域か。

  1. A障害物が一切ない開放的な海域
  2. B湾口や水道、海峡といった狭く複雑な海岸線をもつ海域
  3. C水深が極端に浅い砂浜
  4. D潮の干満差が全くない湖沼
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正解:B湾口や水道、海峡といった狭く複雑な海岸線をもつ海域

潮流は開放的な海域では弱く、湾口や水道などの狭く複雑な海域で強くなります。

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109潜水作業を行うのに最も適した時間帯はどれか。

  1. A上げ潮と下げ潮の間に潮の流れが止まる憩流(けいりゅう)時
  2. B大潮の上げ潮のピーク時
  3. C大潮の下げ潮のピーク時
  4. D小潮の下げ潮が最も速くなる時間帯
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正解:A上げ潮と下げ潮の間に潮の流れが止まる憩流(けいりゅう)時

上げ潮と下げ潮の間には潮の流れが止まる「憩流」があり、潜水作業はこの時間帯に行うべきです。

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110潮流の影響力(強さ)と潮の干満についての説明で正しいものはどれか。

  1. A潮流は小潮の時に最も強くなる
  2. B潮流は通常、干潮と満潮によって1日2回ずつおこる
  3. C潮流の干満は、通常1日に1回ずつ起こる
  4. D潮流の危険性が高い水域では、減圧症の発生リスクは低くなる
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正解:B潮流は通常、干潮と満潮によって1日2回ずつおこる

潮流は干潮と満潮によって1日に通常2回ずつ起こり、小潮で弱く、大潮で強くなります。

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111潮流の抵抗を受ける度合いの順序として、正しいものはどれか。

  1. Aスクーバ式潜水 > 全面マスク式 > ヘルメット式潜水
  2. Bヘルメット式潜水 > 全面マスク式 > スクーバ式潜水
  3. C全面マスク式 > ヘルメット式潜水 > スクーバ式潜水
  4. Dヘルメット式潜水 = スクーバ式潜水 > 全面マスク式
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正解:Bヘルメット式潜水 > 全面マスク式 > スクーバ式潜水

装備が大きく重いヘルメット式潜水が最も潮流の抵抗を受けやすく、次いで全面マスク、スクーバの順になります。

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112コンクリートブロック等を取り扱う水中作業の危険性として適切なものはどれか。

  1. Aブロックから有毒な化学物質が溶け出し、スーツを溶かす
  2. Bブロックの磁力により、コンパスが狂って方向を見失う
  3. C送気ホースがブロックの下敷きになり、送気が途絶することがある
  4. Dブロックの重みで海底が陥没し、ブラックホール現象が起きる
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正解:C送気ホースがブロックの下敷きになり、送気が途絶することがある

動揺するブロックに挟まれたり、ホースが下敷きになって送気が途絶する危険性があります。

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113潮流の速い水域で潜水作業を行う場合に高まる健康上のリスクはどれか。

  1. A窒素酔い
  2. B減圧症
  3. C酸素中毒
  4. D炭酸ガス中毒
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正解:B減圧症

潮流の早い水域での潜水作業は、体に負荷がかかりやすく減圧症が発生する危険性が高いと記載されています。

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114海中生物の「噛み傷」による事故の代表例として、テキストに記載がある生物はどれか。

  1. Aガンガゼ
  2. Bミズタコ
  3. Cフジツボ
  4. Dミノカサゴ
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正解:Bミズタコ

噛み傷の代表的な生物例として、ミズタコ、ウツボ、サメ、シャチが挙げられています。

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