QC検定®2級 ③ 計量値データの検定と推定

長さや重さなど連続的な計量値を対象とした検定と推定を学ぶ、手法分野の中核です。帰無仮説・対立仮説、第1種・第2種の誤り、有意水準、棄却域といった検定の枠組みに加え、母平均や母分散に関する検定・推定、t分布・χ²分布・F分布の使い分けが頻出です。1つまたは2つの母集団を比較する場面ごとに、どの分布と統計量を使うかを整理することが得点の鍵になります。計算手順を型として身につけましょう。出題数は64問です。

この分野の問題64問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

クイズモードで挑戦 →

116検定において、帰無仮説が正しいにもかかわらず、誤って帰無仮説を棄却してしまう誤りを何と呼ぶか。

  1. A有意水準の誤り
  2. B第2種の誤り
  3. C検出力の誤り
  4. D第1種の誤り
正解と解説を見る

正解:D第1種の誤り

帰無仮説が正しいのに棄却してしまう誤りは第1種の誤りと呼ばれる。

この問題の解説ページを開く →

117帰無仮説が誤っているのに、誤って帰無仮説を採択してしまう誤りを何と呼ぶか。

  1. A検出力の誤り
  2. B第1種の誤り
  3. C第2種の誤り
  4. D信頼係数の誤り
正解と解説を見る

正解:C第2種の誤り

帰無仮説が誤っているのに正しいと判断してしまう誤りは第2種の誤りと呼ばれる。

この問題の解説ページを開く →

118ある特性を検証する際、帰無仮説を棄却する領域を何と呼ぶか。

  1. A採択域
  2. B検出力
  3. C棄却域
  4. D有意水準
正解と解説を見る

正解:C棄却域

帰無仮説を棄却する領域を棄却域という。

この問題の解説ページを開く →

119帰無仮説が真であるのに誤って棄却してしまう確率を有意水準と呼ぶが、一般的に有意水準として設定される値の組み合わせとして適切なものはどれか。

  1. A0.05または0.01
  2. B0.05または0.10
  3. C0.025または0.05
  4. D0.01または0.10
正解と解説を見る

正解:A0.05または0.01

有意水準には一般的に0.05(5%)や0.01(1%)が設定される。

この問題の解説ページを開く →

120母分散が既知の場合、1つの母集団の平均に関する検定統計量として用いる分布はどれか。

  1. A標準正規分布
  2. Bカイ二乗分布
  3. CF分布
  4. Dt分布
正解と解説を見る

正解:A標準正規分布

母分散が既知の場合の平均の検定には標準正規分布を用いる。

この問題の解説ページを開く →

121母分散が未知の場合、1つの母集団の平均に関する検定統計量として用いる分布はどれか。

  1. AF分布
  2. Bt分布
  3. Cカイ二乗分布
  4. D標準正規分布
正解と解説を見る

正解:Bt分布

母分散が未知の場合の平均の検定にはt分布を用いる。

この問題の解説ページを開く →

1221つの母集団の分散に関する検定において、検定統計量が従う分布はどれか。

  1. At分布
  2. Bカイ二乗分布
  3. CF分布
  4. D標準正規分布
正解と解説を見る

正解:Bカイ二乗分布

1つの母集団の分散に関する検定にはカイ二乗分布を用いる。

この問題の解説ページを開く →

1232つの母集団の分散の比に関する検定において、検定統計量が従う分布はどれか。

  1. A標準正規分布
  2. Bt分布
  3. Cカイ二乗分布
  4. DF分布
正解と解説を見る

正解:DF分布

2つの母集団の分散の比の検定にはF分布を用いる。

この問題の解説ページを開く →

124母平均の推定において、サンプルデータから母集団の値をピンポイントで予想することを何というか。

  1. A点推定
  2. B不偏推定
  3. C区間推定
  4. D信頼区間推定
正解と解説を見る

正解:A点推定

母集団の値をピンポイントで予想することを点推定という。

この問題の解説ページを開く →

125母平均の点推定を行う際、不偏推定量として用いられるものはどれか。

  1. A分散
  2. B標本中央値
  3. C標本平均
  4. D最頻値
正解と解説を見る

正解:C標本平均

母平均の点推定には標本平均を用いる。

この問題の解説ページを開く →

126母分散の点推定を行う際、不偏推定量として用いられるものはどれか。

  1. A平方和
  2. B標本分散
  3. C不偏分散
  4. D標準偏差
正解と解説を見る

正解:C不偏分散

母分散の点推定には不偏分散を用いる。

この問題の解説ページを開く →

127データに対応がある場合(母分散が未知)の検定統計量は、どのような分布に従うか。

  1. A自由度n-1のF分布
  2. B自由度n-1のt分布
  3. C標準正規分布
  4. D自由度n-1のカイ二乗分布
正解と解説を見る

正解:B自由度n-1のt分布

データに対応がある場合の検定は自由度n-1のt分布に従う。

この問題の解説ページを開く →

128帰無仮説H0:μ=μ0、対立仮説H1:μ>μ0(上側検定)としたとき、有意水準αで棄却される領域はどこか。

  1. A検定統計量が絶対値でα/2以上の範囲
  2. B検定統計量がα以下の範囲
  3. C検定統計量が1-α以上の範囲
  4. D検定統計量が片側αの棄却限界値以上の範囲
正解と解説を見る

正解:D検定統計量が片側αの棄却限界値以上の範囲

上側検定の場合、棄却域は右側の片側αの領域になる。

この問題の解説ページを開く →

129母分散が既知であるとき、母平均μを検定するための検定統計量uの分母にくる値はどれか。

  1. Aσ^2/√n
  2. Bσ^2/n
  3. Cσ/n
  4. Dσ/√n
正解と解説を見る

正解:Dσ/√n

既知の母分散σ^2を用いる場合、検定統計量の分母は√(σ^2/n)すなわちσ/√nとなる。

この問題の解説ページを開く →

130ある工場で製造される部品の寿命について、母平均を5000時間、母分散を400時間^2と仮定する。サンプル16個の平均寿命が5100時間であった場合、検定統計量uの値はいくらか。

  1. A0.5
  2. B20.0
  3. C5.0
  4. D2.0
正解と解説を見る

正解:B20.0

検定統計量u=(5100-5000)/√(400/16)=100/5=20となる。

この問題の解説ページを開く →

131両側確率で表記するt分布表を用いるとき、自由度10・有意水準5%の両側検定の棄却限界値を表す記号として正しいものはどれか。

  1. At(9, 0.05)
  2. Bt(9, 0.025)
  3. Ct(10, 0.05)
  4. Dt(10, 0.025)
正解と解説を見る

正解:Ct(10, 0.05)

両側確率0.05の場合、t分布表は自由度と両側確率で表記する。

この問題の解説ページを開く →

1322つの母集団の分散の比に差があるかを検証する際に用いる検定はどれか。

  1. Aカイ二乗検定
  2. Bウェルチの検定
  3. CF検定
  4. Dt検定
正解と解説を見る

正解:CF検定

2つの母分散の比を検証する際はF検定を用いる。

この問題の解説ページを開く →

133データに対応がない2つの母集団の平均の差の検定(母分散が未知で等しいと仮定できる場合)の検定統計量において、分母に用いる分散はどれか。

  1. Aそれぞれの不偏分散
  2. Bそれぞれの標本分散
  3. C併合分散
  4. Dそれぞれの母分散
正解と解説を見る

正解:C併合分散

母分散が未知で等しいと仮定できる場合、併合分散を用いる。

この問題の解説ページを開く →

134自由度mとnのF分布について、Fの逆数はどのような分布に従うか。

  1. A自由度m-nのF分布
  2. B自由度nとmのF分布
  3. C自由度mとnのF分布
  4. D自由度m+nのF分布
正解と解説を見る

正解:B自由度nとmのF分布

Fの逆数は自由度が入れ替わったF分布に従う。

この問題の解説ページを開く →

135ある母集団の偏差平方和が158、サンプルサイズが12のとき、不偏分散Vの値はいくらか。

  1. A14.36
  2. B13.17
  3. C17.56
  4. D15.80
正解と解説を見る

正解:A14.36

不偏分散V=偏差平方和/(n-1)=158/11=14.36となる。

この問題の解説ページを開く →

1361つの母集団の平均の検定において、母平均μ0に対する対立仮説がμ≠μ0である場合、どのような検定を行うか。

  1. A上側検定
  2. B下側検定
  3. C両側検定
  4. D片側検定
正解と解説を見る

正解:C両側検定

母平均が等しくないことを検証する場合は両側検定を行う。

この問題の解説ページを開く →

137母平均の区間推定において、信頼区間が狭くなる条件として正しいものはどれか。

  1. Aサンプルサイズを大きくする
  2. Bサンプルサイズを小さくする
  3. C有意水準を高くする
  4. D信頼係数を上げる
正解と解説を見る

正解:Aサンプルサイズを大きくする

サンプルサイズを大きくすると、標準誤差が小さくなり信頼区間は狭くなる。

この問題の解説ページを開く →

138母集団の分散σ^2の点推定値として不偏分散を用いるのはなぜか。

  1. A正規分布に従うから
  2. Bサンプルの最大値と一致するから
  3. C期待値が母分散と一致するから
  4. D計算が容易だから
正解と解説を見る

正解:C期待値が母分散と一致するから

不偏推定量は、期待値が母数に一致する推定量のことをいう。

この問題の解説ページを開く →

139自由度9のカイ二乗分布において、上側確率0.05となる値を表す記号として正しいものはどれか。

  1. Aχ2(0.95, 9)
  2. Bχ2(9, 0.95)
  3. Cχ2(0.05, 9)
  4. Dχ2(9, 0.05)
正解と解説を見る

正解:Dχ2(9, 0.05)

カイ二乗分布は自由度と上側確率で表記する。

この問題の解説ページを開く →

140検定の多重性の問題が生じるのはどのような場合か。

  1. A有意水準を極端に小さく設定した場合
  2. B複数回の検定を重ねた場合
  3. C検定統計量の計算を誤った場合
  4. Dサンプルサイズが極端に小さい場合
正解と解説を見る

正解:B複数回の検定を重ねた場合

複数の検定を繰り返すと、誤判定の可能性が高まるため多重性の問題が生じる。

この問題の解説ページを開く →

141データに対応がある場合のt検定において、検定統計量の分母に用いるものはどれか。

  1. Aデータの差の不偏分散の平方根をサンプル数nの平方根で割ったもの
  2. Bデータの差の平方和
  3. Cデータの差の標準偏差
  4. Dデータの差の平均
正解と解説を見る

正解:Aデータの差の不偏分散の平方根をサンプル数nの平方根で割ったもの

対応のあるt検定の検定統計量は t0 = 差の平均 / √(差の不偏分散/n) で求める。

この問題の解説ページを開く →

1422つの母集団の分散が未知で、かつ等しいと仮定できない場合に行う検定はどれか。

  1. Aウェルチの検定
  2. BF検定
  3. C対応のあるt検定
  4. Dカイ二乗検定
正解と解説を見る

正解:Aウェルチの検定

母分散が未知で等しくないと仮定される場合はウェルチの検定を行う。

この問題の解説ページを開く →

143t分布の特徴に関する記述として正しいものはどれか。

  1. A平均は0で左右対称である
  2. B自由度が小さくなるほど標準正規分布に近づく
  3. C分散は常に1である
  4. D左右非対称な分布である
正解と解説を見る

正解:A平均は0で左右対称である

t分布は平均0で左右対称であり、自由度が大きいほど標準正規分布に近づく。

この問題の解説ページを開く →

144ある製品の重量の母平均を95%の信頼係数で区間推定したところ、信頼区間が100以上110以下であった。この結果の意味として適切なものはどれか。

  1. A平均値がこの区間にある確率は5%である
  2. B製品の95%がこの区間に含まれる
  3. C同じ方法で区間推定を繰り返すと、作られる区間の約95%が真の母平均を含む
  4. D母平均がこの区間外にある確率は95%である
正解と解説を見る

正解:C同じ方法で区間推定を繰り返すと、作られる区間の約95%が真の母平均を含む

信頼区間は、同じ手順で推定を繰り返すと作られる区間の約95%が母平均を含むことを意味する。

この問題の解説ページを開く →

145母集団Aから得たサンプル数m=10、母集団Bから得たサンプル数n=10のとき、2つの母平均の差の検定(母分散が未知で等しいと仮定)における自由度はいくつか。

  1. A20
  2. B10
  3. C18
  4. D19
正解と解説を見る

正解:C18

自由度はm+n-2=10+10-2=18である。

この問題の解説ページを開く →

146ある工場の製品の寸法について、母分散が未知で、規定値より大きくなったかを検定したい。標本平均が規定値より大きい場合、適切な対立仮説はどれか。

  1. Aμ<μ0
  2. Bμ>μ0
  3. Cμ=μ0
  4. Dμ≠μ0
正解と解説を見る

正解:Bμ>μ0

標本平均が規定値より大きいことを検証したい場合は上側検定(μ>μ0)を行う。

この問題の解説ページを開く →

147検定統計量の値が、確率分布表から求めた棄却域に含まれているとき、どのような判断をするか。

  1. A帰無仮説を棄却し、対立仮説を採択する
  2. B帰無仮説を採択し、対立仮説を棄却する
  3. C帰無仮説を正しいと判断する
  4. D対立仮説が誤りであると判断する
正解と解説を見る

正解:A帰無仮説を棄却し、対立仮説を採択する

棄却域に含まれる場合は帰無仮説を棄却する。

この問題の解説ページを開く →

148不偏分散Vを計算する際、偏差平方和を何で割るか。

  1. An+1
  2. Bn-2
  3. Cn
  4. Dn-1
正解と解説を見る

正解:Dn-1

不偏分散は偏差平方和をサンプル数から1を引いた値(n-1)で割る。

この問題の解説ページを開く →

149次のうち、第2種の誤りの確率を表す記号はどれか。

  1. Aα
  2. Bβ
  3. C1-β
  4. D1-α
正解と解説を見る

正解:Bβ

第2種の誤りの確率はβで表す。

この問題の解説ページを開く →

151ある製品の寸法について、新しい製造法でばらつきが小さくなったかを検証したい。帰無仮説H0:σ^2=80としたとき、適切な対立仮説はどれか。

  1. Aσ^2=80
  2. Bσ^2<80
  3. Cσ^2≠80
  4. Dσ^2>80
正解と解説を見る

正解:Bσ^2<80

ばらつきが小さくなったことを検証したいので下側検定(σ^2<80)を行う。

この問題の解説ページを開く →

1522つの母分散の比の検定において、検定統計量Fの値が棄却限界値を超えた場合、どのような判断をするか。

  1. A帰無仮説を採択する
  2. B対立仮説を棄却する
  3. C分散に差がないと判断する
  4. D帰無仮説を棄却する
正解と解説を見る

正解:D帰無仮説を棄却する

検定統計量が棄却域に入った場合、帰無仮説を棄却する。

この問題の解説ページを開く →

153正規分布表において、有意水準5%の両側検定を行う際の棄却限界値uの値として適切なものはどれか。

  1. A1.960
  2. B1.282
  3. C1.645
  4. D2.326
正解と解説を見る

正解:A1.960

標準正規分布において有意水準5%の両側検定の棄却限界値は1.960である。

この問題の解説ページを開く →

154帰無仮説が正しいのに帰無仮説を棄却してしまう確率を何と呼ぶか。

  1. A検出力
  2. B第2種の誤り確率
  3. C有意水準
  4. D信頼係数
正解と解説を見る

正解:C有意水準

有意水準は第1種の誤りを犯す確率である。

この問題の解説ページを開く →

155データに対応がある場合の検定において、同一のサンプルから得られたデータを用いる理由として適切なものはどれか。

  1. Aデータのばらつきを減らすため
  2. B計算が単純になるから
  3. C自由度を大きくするため
  4. D対応がない場合より有意水準が上がるから
正解と解説を見る

正解:Aデータのばらつきを減らすため

同一サンプルを用いることで、個体差等の影響を除去しデータのばらつきを抑えることができる。

この問題の解説ページを開く →

156検定の対象が母平均で、母分散が未知の場合の検定統計量t0の分母に用いるものはどれか。

  1. A不偏分散の平方根
  2. B不偏分散の平方根をサンプル数の平方根で割ったもの
  3. C不偏分散
  4. D標本標準偏差
正解と解説を見る

正解:B不偏分散の平方根をサンプル数の平方根で割ったもの

検定統計量t0=(X_bar-μ0)/√(V/n)であり、分母は不偏分散の平方根をサンプル数の平方根で割った値となる。

この問題の解説ページを開く →

157母分散が未知で母分散が等しいと仮定できない2つの母集団の平均の差の検定(ウェルチの検定)で用いる自由度は何か。

  1. An+m-2
  2. B等価自由度
  3. Cn+m-1
  4. Dn-1
正解と解説を見る

正解:B等価自由度

母分散が未知で等しくないと仮定される場合は等価自由度を用いる。

この問題の解説ページを開く →

158ある母集団の分散の点推定において、サンプルサイズn=10、偏差平方和が90の場合、不偏分散Vはいくらか。

  1. A81
  2. B9
  3. C900
  4. D10
正解と解説を見る

正解:D10

不偏分散V=90/(10-1)=90/9=10となる。

この問題の解説ページを開く →

159検定において、帰無仮説が棄却されなかった場合、それは何を意味するか。

  1. A対立仮説が正しい
  2. BH0が誤っているという証明である
  3. CH0が誤っているとは言えない
  4. DH0が正しいという証明である
正解と解説を見る

正解:CH0が誤っているとは言えない

検定で帰無仮説が棄却されないことは、H0が正しいという証明ではない。

この問題の解説ページを開く →

160母分散が未知で母分散が等しいと仮定される場合、併合分散Vを求める式として正しいものはどれか。

  1. A(SA+SB)/(m+n)
  2. B(SA+SB)/(m+n-2)
  3. C(SA+SB)/(m+n-1)
  4. D(SA+SB)/(m+n-4)
正解と解説を見る

正解:B(SA+SB)/(m+n-2)

併合分散は偏差平方和の和を自由度の和(m+n-2)で割る。

この問題の解説ページを開く →

161カイ二乗分布の再生性について正しい記述はどれか。

  1. Aカイ二乗分布の和は常に標準正規分布に従う
  2. B自由度mとnのカイ二乗分布の和は自由度m+nのカイ二乗分布に従う
  3. C自由度mとnのカイ二乗分布の和は自由度m-nのカイ二乗分布に従う
  4. Dカイ二乗分布の和は常にt分布に従う
正解と解説を見る

正解:B自由度mとnのカイ二乗分布の和は自由度m+nのカイ二乗分布に従う

カイ二乗分布には再生性があり、和の自由度は足し合わされる。

この問題の解説ページを開く →

1622つの母集団の分散に差があるかF検定を行う際、分散が大きい方を分子にする理由は何か。

  1. A計算が簡単になるから
  2. BF値を1未満にするため
  3. CF分布が左に歪んでいるため
  4. D検定統計量をF分布の右側に寄せるため
正解と解説を見る

正解:D検定統計量をF分布の右側に寄せるため

F分布表は右側の棄却域が求めやすいように作られているため、F値が1より大きくなるよう大きい方を分子にする。

この問題の解説ページを開く →

163検定統計量uの絶対値が、正規分布表より求めた棄却限界値よりも小さい場合、判定はどうなるか。

  1. A帰無仮説を棄却する
  2. B対立仮説を採択する
  3. C統計的に有意である
  4. D帰無仮説を棄却しない
正解と解説を見る

正解:D帰無仮説を棄却しない

棄却域に入っていないため、帰無仮説を棄却しないと判断する。

この問題の解説ページを開く →

1641つの母集団の平均の検定(母分散既知)で、n=10、母分散σ^2=300の場合、標準誤差はいくらか。

  1. A√30
  2. B√300
  3. C3
  4. D30
正解と解説を見る

正解:A√30

標準誤差=√(σ^2/n)=√(300/10)=√30となる。

この問題の解説ページを開く →

1652つの母集団の平均の差の検定(母分散未知で等しいと仮定)の検定統計量t0において、分子は何か。

  1. A併合分散の平方根
  2. B分散の差
  3. C平均の和
  4. D平均の差
正解と解説を見る

正解:D平均の差

2つの標本平均の差を標準誤差で割って検定統計量を求める。

この問題の解説ページを開く →

166母分散の区間推定を行う際、用いる分布はどれか。

  1. Aカイ二乗分布
  2. B標準正規分布
  3. Ct分布
  4. DF分布
正解と解説を見る

正解:Aカイ二乗分布

母分散の区間推定にはカイ二乗分布を用いる。

この問題の解説ページを開く →

167自由度11のカイ二乗分布において、両側確率0.05で区間推定を行うとき、片側(右側)の上側確率はいくつになるか。

  1. A0.025
  2. B0.05
  3. C0.975
  4. D0.95
正解と解説を見る

正解:A0.025

両側確率0.05の場合、両端の面積はそれぞれ0.025ずつである。

この問題の解説ページを開く →

168帰無仮説を棄却しない場合、その結果は統計的にどう表現されるか。

  1. A採択される
  2. B有意である
  3. C有意ではない
  4. D棄却される
正解と解説を見る

正解:C有意ではない

有意水準を満たさない場合は、有意ではないと表現する。

この問題の解説ページを開く →

169ある製品の品質安定性を検証するため、12個のサンプルの偏差平方和が158であった。母分散が80の場合、検定統計量χ2の値はいくらか。

  1. A0.51
  2. B1.975
  3. C13.17
  4. D19.75
正解と解説を見る

正解:B1.975

χ2=偏差平方和/母分散=158/80=1.975となる。

この問題の解説ページを開く →

170t分布の自由度が大きくなると、分布の形状はどう変化するか。

  1. Aより裾が長くなる
  2. Bより平坦になる
  3. Cより尖った分布になる
  4. D標準正規分布に近づく
正解と解説を見る

正解:D標準正規分布に近づく

t分布は自由度が大きくなると標準正規分布に近づく。

この問題の解説ページを開く →

171あるデータの平均を点推定する場合、サンプルサイズを増やすと、母平均の推定精度はどうなるか。

  1. A変わらない
  2. B低くなる
  3. C不偏性のみ高くなる
  4. D高くなる
正解と解説を見る

正解:D高くなる

サンプルサイズを増やすと推定精度は向上する。

この問題の解説ページを開く →

172対立仮説を「母平均は大きくなった」と設定した場合、検定はどちらの片側検定か。

  1. A上側検定
  2. B下側検定
  3. C二項検定
  4. D両側検定
正解と解説を見る

正解:A上側検定

平均が大きくなったことを検証する場合は上側検定(右側検定)である。

この問題の解説ページを開く →

173母集団AとBの分散の比の検定において、有意水準5%で両側検定を行う場合、F分布の棄却限界値はどの面積で表されるか。

  1. A両側0.10
  2. B片側0.01
  3. C片側0.025
  4. D片側0.05
正解と解説を見る

正解:C片側0.025

両側検定の有意水準5%は、右側面積0.025のF値を用いる。

この問題の解説ページを開く →

1742つの母集団の平均の差(母分散が既知)の検定統計量uにおいて、分母は何を意味しているか。

  1. A平均の差の標準誤差
  2. B母分散の和
  3. C併合分散
  4. D不偏推定量
正解と解説を見る

正解:A平均の差の標準誤差

分母は平均の差の標準誤差を表す。

この問題の解説ページを開く →

175あるランダムサンプリングされたデータ 12, 13, 11, 15, 11, 19 の標本平均(母平均の点推定値)はいくらか。

  1. A14
  2. B13.5
  3. C15
  4. D13
正解と解説を見る

正解:B13.5

(12+13+11+15+11+19)/6=81/6=13.5となる。

この問題の解説ページを開く →

176母平均の信頼係数95%の信頼区間について、正しい記述はどれか。

  1. Aサンプル平均がこの範囲に収まる確率が95%である
  2. B同じ手順で作る区間の約95%が母平均を含む
  3. C母平均がこの範囲外である確率が95%である
  4. D母平均がこの範囲に収まる確率が95%である
正解と解説を見る

正解:B同じ手順で作る区間の約95%が母平均を含む

信頼区間は、同じ手順を繰り返すと作られる区間の約95%が母平均を含むことを意味する。

この問題の解説ページを開く →

177データに対応がある場合の検定において、データの差をとる目的は何か。

  1. A対応がない場合を避けるため
  2. B計算を簡単にするため
  3. C分散を大きくするため
  4. D対応関係にある共通因子の影響を差し引くため
正解と解説を見る

正解:D対応関係にある共通因子の影響を差し引くため

同一サンプルを用いることで、サンプル間の個体差等の共通因子の影響を差し引くことができる。

この問題の解説ページを開く →

178カイ二乗分布表で上側確率0.05、自由度11の値を求める場合、どこを見るか。

  1. A自由度11の行、上側確率0.025の列
  2. B自由度11の列、上側確率0.05の行
  3. C自由度11の行、両側確率0.05の列
  4. D自由度11の行、上側確率0.05の列
正解と解説を見る

正解:D自由度11の行、上側確率0.05の列

カイ二乗分布表は自由度の行と上側確率の列で読み取る。

この問題の解説ページを開く →

179母平均の検定で「帰無仮説を棄却する」という判断は、何を意味しているか。

  1. A有意な差が認められない
  2. B母分散が異なる
  3. C有意な差が認められる
  4. D母分散が等しい
正解と解説を見る

正解:C有意な差が認められる

帰無仮説を棄却することは、対立仮説を採択し、有意な差が認められることを意味する。

この問題の解説ページを開く →
QC検定®2級の全分野一覧へ戻る