① Pythonの基礎と特徴
19問Pythonがインタプリタ言語であること、名前の由来、インデントでブロックを表す文法など、言語全体の土台となる知識を学ぶ分野です。対話モードの起動方法(Windowsはpython、macOSはpython3)、ソースコードの文字コード(デフォルトはUTF-8)、コメントの書き方、スタイルガイドPEP 8が定めるインデント4空白や1行79文字といったルールが頻出です。以降の全分野の前提となるため、文法の約束事とコーディング規約を最初に丁寧に押さえておきましょう。出題数19問。
② リストの操作
44問Pythonで最もよく使うデータ構造であるリストを扱う分野です。角括弧とカンマによる定義、インデックスによる参照(先頭は0、末尾は-1)、スライスによる範囲の切り出し、append()やpop()を使った要素の追加・削除が中心テーマです。リストをスタック(LIFO)やキュー(FIFO)として使う方法、入れ子(ネスト)構造、リスト内包表記まで幅広く問われます。存在しないメソッド呼び出しで起きるAttributeErrorなど、エラーの種類とセットで覚えると得点しやすい分野です。出題数44問。
③ 判定と繰り返し
47問if・elif・elseによる条件分岐と、for・whileによる繰り返し処理を学ぶ、プログラムの制御構造の中核となる分野です。and・or・notの論理演算子と短絡評価の挙動、整数やNoneの真偽判定、is演算子によるNone判定が頻出です。range()関数の引数(start・stop・step)の使い方、breakとcontinueの違い、enumerate()やsorted()、reversed()といった反復処理を助ける組み込み関数も問われます。出題数が最も多い分野なので、条件式と演算子の評価順を確実に理解しておきましょう。出題数47問。
④ 関数
40問defキーワードによる関数の定義と呼び出しを学ぶ分野です。ローカル変数とグローバル変数のスコープ、global文の使い方、位置引数とキーワード引数の違いや併用時のルールが頻出です。引数のデフォルト値の評価タイミングや、可変オブジェクト(リストなど)をデフォルト値にしたときに値が引き継がれる有名な落とし穴も繰り返し問われます。誤った呼び出しで起きるTypeErrorやNameErrorなど、例外の種類とあわせて整理すると理解が深まります。実務でも必須となる基本を確実に固めましょう。出題数40問。
⑤ その他コレクションの操作
35問リスト以外のコレクション型を幅広く扱う分野です。両端キューcollections.deque、要素を変更できないタプル、重複を許さず順序を持たない集合(set)、キーと値を対応づけるディクショナリ(辞書)が主なテーマです。タプルはカンマが本質であることや要素1つのタプルの書き方、setの差集合など集合演算、ディクショナリ内包表記といった細かな仕様が問われます。それぞれの型の性質(変更可否・順序・重複)を対比して整理し、用途に応じた使い分けを理解することが得点のコツです。出題数35問。
⑥ モジュールとファイル入出力
36問プログラムを複数ファイルに分割して再利用するモジュールの仕組みと、ファイルの読み書きを学ぶ分野です。importとfrom~import、asによる別名指定、from~import *で読み込まれる名前と__all__属性の関係が頻出です。誤ったインポート記述で起きるImportErrorやModuleNotFoundError、calendarなど標準ライブラリの呼び出し方も問われます。あわせてリスト内包表記の応用も出題されます。インポートの書式ごとに「何が使えるようになるか」を正確に区別できるように整理しておきましょう。出題数36問。
⑦ 例外処理とクラス
41問実行時に発生するエラーへの対処と、オブジェクト指向の基礎であるクラスを学ぶ分野です。try・except・else・finallyの各節の役割、raise文による例外の送出、複数例外のまとめ方が頻出です。ValueError・KeyError・NameError・ZeroDivisionErrorなど例外の種類と発生条件を結びつける問題が多く出ます。あわせてjsonモジュールによるシリアライズ/デシリアライズ、クラスとインスタンスの関係も問われます。構文エラーと実行時エラーの違いを軸に、どの例外がいつ起きるかを整理しておきましょう。出題数41問。
⑧ 標準ライブラリ・仮想環境・総仕上げ
40問Pythonに標準で付属する豊富なライブラリを一通り学ぶ、総仕上げの分野です。os・globによるファイル操作、sys.argvでのコマンドライン引数取得、argparseによる引数解析、math・random・statisticsといった数値・統計処理、urllib.requestによるネットワークアクセス、datetimeによる日時処理が頻出です。各関数の役割と戻り値、存在しない関数を呼んだときのAttributeErrorなどが問われます。範囲は広いものの、代表的なモジュールと主要関数の対応を一覧で押さえれば効率よく得点できます。あわせてPEP 8の総復習も行いましょう。出題数40問。