貸金業務取扱主任者 ⑥ 関係法令・倒産・犯収法

貸金業に関わる周辺の法令を横断的に扱う分野です。電子消費者契約法や商法・会社法の基本、手形・電子記録債権、民事訴訟の管轄、倒産法制(破産・民事再生など)、犯罪収益移転防止法(犯収法)に基づく取引時確認や疑わしい取引の届出が出題されます。範囲が広く一つひとつは浅めですが、各法令の趣旨と代表的なルールを押さえることが得点につながります。犯収法の本人確認手続きは実務でも頻出のため重点的に確認しましょう。

この分野の問題41問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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232電子消費者契約に関する民法の特例に関する法律において、事業者が確認画面等の措置を講じていなかった場合、消費者に重大な過失がある錯誤による申込みの取扱いとして正しいものはどれか

  1. A重大な過失があるため一切取り消せない
  2. B原則として取り消すことができない
  3. C原則として取り消すことができる
  4. D事業者との合意がある場合に限り取り消せる
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正解:C原則として取り消すことができる

事業者が確認画面等を設けていない場合、消費者の重過失があっても錯誤による取消しが認められる。

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233商法において、商人が平常取引をする者からその営業の部類に属する契約の申込みを受け、諾否の通知を遅滞なく発しなかった場合の取扱いとして正しいものはどれか

  1. A拒絶したものとみなされる
  2. B承諾したものとみなされる
  3. C契約は保留されたものとみなされる
  4. D当事者間の交渉に委ねられる
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正解:B承諾したものとみなされる

商法では、平常取引先からの営業部類に属する申込みに対し、諾否の通知を怠ると承諾したものとみなされる。

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234取締役会設置会社において、取締役会が業務執行の決定を取締役に委任することができない事項として正しいものはどれか

  1. A重要な財産の処分および譲受け
  2. B日常的な少額の物品購入
  3. C一般従業員の採用
  4. D営業所の清掃の指示
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正解:A重要な財産の処分および譲受け

「重要な財産の処分および譲受け」は、取締役会が取締役に委任することができない事項の一つである。

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235約束手形の必要的記載事項として、誤っているものはどれか

  1. A手形金額
  2. B受取人の住所
  3. C支払約束文句
  4. D振出日
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正解:B受取人の住所

受取人の名称は必要的記載事項だが、受取人の住所の記載は必須ではない。

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236電子記録債権法において、電子記録債権の譲渡の効力発生要件として正しいものはどれか

  1. A譲渡契約の締結のみ
  2. B裏書による権利の移転
  3. C債務者への通知
  4. D譲渡記録がなされること
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正解:D譲渡記録がなされること

電子記録債権の譲渡は、譲渡記録がなされることが効力発生要件である。

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237民事訴訟において、訴額が140万円を超える場合の第一審の管轄裁判所として正しいものはどれか

  1. A簡易裁判所
  2. B家庭裁判所
  3. C高等裁判所
  4. D地方裁判所
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正解:D地方裁判所

訴額が140万円を超える場合は地方裁判所、140万円以下の場合は簡易裁判所が管轄となる。

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238少額訴訟において、一度に請求できる金銭の支払いの目的の価額の上限として正しいものはどれか

  1. A30万円
  2. B140万円
  3. C100万円
  4. D60万円
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正解:D60万円

少額訴訟は、60万円以下の金銭の支払請求を対象としている。

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239支払督促において、債務者が送達を受けた日から何週間以内に督促異議の申立てをしない場合に仮執行宣言がなされるか

  1. A1週間
  2. B2週間
  3. C1か月
  4. D2か月
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正解:B2週間

支払督促の送達を受けた日から2週間以内に督促異議の申立てがない場合に、仮執行の宣言が行われる。

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240民事執行法上の「債務名義」に該当しないものはどれか

  1. A確定した給付判決
  2. B執行証書
  3. C仮差押え命令
  4. D確定判決と同一の効力を有する和解調書
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正解:C仮差押え命令

仮差押え命令は民事保全手続であり、強制執行のための債務名義ではない。

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241民事執行法において、差押えが禁止されている動産として、誤っているものはどれか

  1. A債務者等の1月間の生活に必要な食料
  2. B債務者等の生活に欠くことができない衣服
  3. C債務者が所有する高級腕時計
  4. D債務者等に必要な義足
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正解:C債務者が所有する高級腕時計

生活に最低限必要なものとはみなされず、高級腕時計は差押禁止動産には含まれない。

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242債権執行において、給料や賞与などの給与債権について原則として差し押さえることができない部分として正しいものはどれか

  1. A3分の1
  2. B2分の1
  3. C全額
  4. D4分の3
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正解:D4分の3

給与等の債権については、原則として4分の3に相当する部分が差押禁止債権とされている。

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243民事保全手続において、保全命令を発するために申立人が行うべきこととして正しいものはどれか

  1. A権利の証明
  2. B債務者の同意の取得
  3. C確定判決の提示
  4. D権利および保全の必要性の疎明
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正解:D権利および保全の必要性の疎明

保全命令手続では、権利関係および保全の必要性を一応確からしい程度に示す「疎明」が必要である。

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244破産者が個人の場合、破産手続開始の原因となる事実として正しいものはどれか

  1. A債務超過のみ
  2. B支払不能または債務超過
  3. C支払不能
  4. D事業の継続が困難な場合
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正解:C支払不能

破産者が個人の場合、破産手続開始の原因は支払不能のみである。

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245破産手続開始の決定がなされた後、破産者の財産の管理処分権が専属する者として正しいものはどれか

  1. A破産管財人
  2. B裁判所
  3. C破産者本人
  4. D債権者委員会
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正解:A破産管財人

破産手続開始決定後、破産者は財産の管理処分権を失い、破産管財人に専属する。

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246免責不許可事由の一つとして、以前に免責等を受けてから何年以内に免責許可の申立てがあった場合が含まれるか

  1. A3年
  2. B7年
  3. C5年
  4. D10年
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正解:B7年

以前に免責等を受けてから7年以内に免責許可の申立てがあった場合は、免責不許可事由となる。

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247民事再生法において、再生手続開始の申立てをすることができる者として正しいものはどれか

  1. A債務者のみ
  2. B債権者のみ
  3. C裁判所が必要と認めた場合のみ
  4. D債務者または債権者
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正解:D債務者または債権者

再生手続開始の申立ては、債務者または債権者が行うことができる。

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248民事再生法の再生計画案を可決するために必要な要件として正しいものはどれか

  1. A議決権者の全員の同意、かつ議決権総額の全額の同意
  2. B議決権者の3分の2以上の同意、かつ議決権総額の4分の3以上の同意
  3. C議決権者の過半数の同意、かつ議決権総額の2分の1以上の同意
  4. D議決権者の過半数の同意、かつ議決権総額の3分の2以上の同意
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正解:C議決権者の過半数の同意、かつ議決権総額の2分の1以上の同意

再生計画案の可決には、議決権者の過半数の同意と、議決権総額の2分の1以上の同意が必要である。

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249会社更生法において、更生手続開始後に会社の事業経営権と財産の管理処分権が専属する者として正しいものはどれか

  1. A更生管財人
  2. B株主総会
  3. C取締役会
  4. D裁判所
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正解:A更生管財人

更生手続開始後、事業経営権および財産の管理処分権は更生管財人に専属する。

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250特定調停法における「特定債務者」に該当しないものはどれか

  1. A支払不能に陥るおそれのある者
  2. B過去に破産したことがあるが現在は支障のない法人
  3. C債務超過に陥るおそれのある法人
  4. D弁済期にある債務の弁済が困難な者
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正解:B過去に破産したことがあるが現在は支障のない法人

過去に破産したことがあるという事実のみでは、特定債務者の要件には該当しない。

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251犯罪収益移転防止法において、貸金業者が取引記録等を保存しなければならない期間として正しいものはどれか

  1. A3年間
  2. B5年間
  3. C10年間
  4. D7年間
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正解:D7年間

犯罪収益移転防止法では、取引記録等は取引日から7年間保存する義務がある。

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252犯罪収益移転防止法における自然人の「本人特定事項」として、誤っているものはどれか

  1. A本籍地
  2. B住居
  3. C生年月日
  4. D氏名
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正解:A本籍地

自然人の本人特定事項は氏名、住居、生年月日であり、本籍地は含まれない。

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253暴力団対策法において、暴力団員が暴力的要求行為をした現場に立ち会ってその行為を助ける行為の取扱いとして正しいものはどれか

  1. A容認されている
  2. B禁止されている
  3. C公安委員会の許可があれば可能
  4. D特定の場合のみ可能
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正解:B禁止されている

暴力団員の暴力的要求行為を助けることは、禁止されている。

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254暴力団員が暴力的要求行為を行った場合の刑罰について、正しいものはどれか

  1. A公安委員会の中止命令等に違反した場合に刑罰が科せられる
  2. B行為に該当すれば当然に刑罰が科せられる
  3. C民事上の損害賠償責任のみ負う
  4. D警告を受けるだけで終わる
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正解:A公安委員会の中止命令等に違反した場合に刑罰が科せられる

暴力的要求行為に該当するだけでは直ちに刑罰は科されず、公安委員会の中止命令等に違反した場合に刑罰が科せられる。

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255電子契約法(電子消費者契約に関する民法の特例に関する法律)が適用される典型例として正しいものはどれか

  1. A対面販売による商品購入
  2. Bインターネットによる商品購入
  3. C店舗での不動産賃貸契約
  4. D事業者間の機械売買契約
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正解:Bインターネットによる商品購入

電子契約法は、消費者と事業者との間で電磁的方法により締結される契約を対象とし、ネットショッピングが典型例である。

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256商法において、商人間で金銭の消費貸借をした際、利息の特約がなかった場合の貸主の権利として正しいものはどれか

  1. A法定利息を請求できない
  2. B法定利息を請求できる
  3. C裁判所の許可があれば請求できる
  4. D商慣習がある場合に限り請求できる
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正解:B法定利息を請求できる

商法では、商人間において金銭の消費貸借をしたときは、利息の特約がなくても法定利息を請求できる。

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257取締役会設置会社における代表取締役の選定について、正しいものはどれか

  1. A代表取締役を選定しなくてもよい
  2. B取締役会は取締役の中から代表取締役を選定しなければならない
  3. C株主総会のみが代表取締役を選定できる
  4. D監査役が代表取締役を選定する
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正解:B取締役会は取締役の中から代表取締役を選定しなければならない

取締役会設置会社では、取締役会は取締役の中から代表取締役を選定しなければならない。

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258約束手形において、満期の記載を欠く手形の取扱いとして正しいものはどれか

  1. A一覧払いの手形とみなされ有効となる
  2. B無効となる
  3. C振出日払いの手形として有効となる
  4. D記載を補完するまで効力を生じない
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正解:A一覧払いの手形とみなされ有効となる

約束手形において満期の記載を欠く場合、一覧払いの手形とみなされ有効である。

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259電子記録債権法において、電子記録債権を目的とする質権の設定が効力を生じる要件として正しいものはどれか

  1. A当事者間の合意のみ
  2. B債務者への通知
  3. C質権設定記録をすること
  4. D担保権の登記
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正解:C質権設定記録をすること

電子記録債権への質権設定は、質権設定記録をしなければ効力が生じない。

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260民事訴訟において、訴訟代理人となることができる者は原則として誰か

  1. A司法書士
  2. B公認会計士
  3. C弁護士
  4. D税理士
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正解:C弁護士

民事訴訟の訴訟代理人は、原則として弁護士でなければならない。

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261手形訴訟における特徴として、正しいものはどれか

  1. A証拠調べは書証のみできる
  2. B反訴ができる
  3. C証人尋問が原則として行われる
  4. D口頭弁論を経ずに判決が出る
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正解:A証拠調べは書証のみできる

手形訴訟では証拠調べは原則として書証のみ可能で、反訴は禁止されている。

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262支払督促の手続きについて、誤っているものはどれか

  1. A金銭等の一定の給付を目的とする請求について発せられる
  2. B債務者の普通裁判籍の所在地を管轄する簡易裁判所の書記官に対して申し立てる
  3. C督促異議の申立てがなされても、必ず強制執行に移行する
  4. D支払督促は債務者を審尋しないで発せられる
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正解:C督促異議の申立てがなされても、必ず強制執行に移行する

適法な督促異議の申立てがあった場合は、通常の訴訟手続に移行する。

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263強制執行において「執行文の付与」が原則として不要となる場合として、正しいものはどれか

  1. A執行証書に基づく強制執行の場合
  2. B通常の確定給付判決に基づく強制執行の場合
  3. C不動産執行の場合
  4. D少額訴訟における確定判決に基づく強制執行の場合
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正解:D少額訴訟における確定判決に基づく強制執行の場合

少額訴訟の確定判決や仮執行宣言付支払督促などでは、執行文の付与は原則として不要である。

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264動産執行に関する記述として、正しいものはどれか

  1. A1か月間の生活に必要な食料も差押えの対象となる
  2. B債務者が所有する現金は金額にかかわらず全額差し押さえられる
  3. C業務に不可欠な職人の道具は自由に差し押さえられる
  4. D生活に欠くことのできない衣服や寝具は差し押さえることができない
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正解:D生活に欠くことのできない衣服や寝具は差し押さえることができない

生活に欠くことのできない衣服・寝具、業務に不可欠な器具、一定額の現金や1か月分の食料等は差押禁止動産である。

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265仮差押えと係争物に関する仮処分の違いとして、正しいものはどれか

  1. A仮差押えは将来の金銭債権の強制執行に備えるためのものである
  2. B係争物に関する仮処分は金銭債権の執行を保全するためのものである
  3. C仮差押えは不動産にしかできない
  4. D両者は全く同じ手続である
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正解:A仮差押えは将来の金銭債権の強制執行に備えるためのものである

仮差押えは金銭債権の執行保全のため、係争物に関する仮処分は現状の変更を防ぐための手続きである。

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266破産手続における「財団債権」の説明として正しいものはどれか

  1. A破産手続によらないで随時弁済を受けることができる債権
  2. B破産手続開始前の原因に基づいて生じた一般の債権
  3. C破産債権の届出が必要な債権
  4. D他の破産債権より劣後する債権
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正解:A破産手続によらないで随時弁済を受けることができる債権

財団債権は、破産手続によらず破産財団から随時弁済を受けることができる債権である。

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267再生手続開始前の保全処分として裁判所が行うことができる措置として正しいものはどれか

  1. A債務者の財産の競売による即時換価
  2. B強制執行の禁止や訴訟手続の中止
  3. C再生債務者の事業の即時廃止命令
  4. D債権者全員の債権の即時消滅
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正解:B強制執行の禁止や訴訟手続の中止

再生債務者の財産を保全するため、裁判所は強制執行の禁止や訴訟手続の中止などを命じることができる。

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268犯罪収益移転防止法において、貸金業者が行う「取引時確認」が必要な時期として正しいものはどれか

  1. A金銭の貸付け等の契約を締結するとき
  2. B疑わしい取引の届出後
  3. C取引の終了後
  4. D契約の更新がなされた後
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正解:A金銭の貸付け等の契約を締結するとき

貸金業者等が金銭の貸付け等の契約を締結するときに、取引時確認が必要となる。

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269暴力団対策法において禁止されている「暴力的要求行為」の例として、誤っているものはどれか

  1. A正当な権利に基づき裁判所へ訴訟提起をすること
  2. B人から依頼を受け不当な取立て行為をすること
  3. C利息制限法を超える利息の支払いを要求すること
  4. D著しく有利な条件での貸付けを要求すること
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正解:A正当な権利に基づき裁判所へ訴訟提起をすること

正当な権利に基づき裁判所へ訴訟提起をすることは、暴力的要求行為には該当しない。

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270電子契約法(電子消費者契約に関する民法の特例に関する法律)に関する記述として、正しいものはどれか

  1. A事業者が申込内容の確認措置を講じていても、消費者は常に錯誤取消しができる
  2. Bこの法律は事業者間の電子商取引にも適用される
  3. C消費者が自ら確認措置を不要とする意思を表明していた場合は、重過失があれば原則として取り消せない
  4. Dこの法律は隔地者間の契約には一切適用されない
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正解:C消費者が自ら確認措置を不要とする意思を表明していた場合は、重過失があれば原則として取り消せない

消費者が自ら確認措置を不要とする旨の意思を表明していた場合は、重過失があるときは原則として錯誤取消しができない。

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271商法と民法の関係において、商事について適用される順序として正しいものはどれか

  1. A民法、商慣習、商法の順
  2. B民法、商法、商慣習の順
  3. C商慣習、商法、民法の順
  4. D商法、商慣習、民法の順
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正解:D商法、商慣習、民法の順

商事については商法が優先的に適用され、定めがなければ商慣習、それもなければ民法が適用される。

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272取締役会の決議を要し、取締役に委任することができない事項として、誤っているものはどれか

  1. A多額の借財
  2. B支配人その他の重要な使用人の選任および解任
  3. C株主名簿の名義書換の事務処理
  4. D内部統制システムの整備の決定
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正解:C株主名簿の名義書換の事務処理

多額の借財・重要な使用人の選解任・内部統制システムの整備等は委任できない重要事項である。名義書換の事務処理は日常的事務で委任できる。

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