2級管工事施工管理技士(第一次検定) ⑨ 施工計画・工程管理

工事全体の段取りと進捗管理を扱う、施工管理法の中核分野です。施工計画では事前調査の項目、仮設計画、機器の搬入計画、施工体制台帳、各種届出書類と提出先が対象になります。工程管理では各種工程表(バーチャート・ネットワーク式・曲線式)の特徴と使い分け、ネットワーク工程表のクリティカルパスと所要日数の計算が頻出です。ネットワーク計算は定番論点なので確実に得点したい領域になります。

この分野の問題48問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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380施工計画の目的に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A工期内に効率的で経済的、かつ安全、環境、品質に配慮して完成する方法を計画すること。
  2. B施主や設計者の意図を集約した機器明細票や系統図を作成すること。
  3. C工事原価の検討と確認をおこない、所定の利益を確保するための内部資料を作成すること。
  4. D施工中に必要な諸設備を整え、目的物の完成時に撤去するまでの段取りを決めること。
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正解:A工期内に効率的で経済的、かつ安全、環境、品質に配慮して完成する方法を計画すること。

施工計画とは、工期内に効率的・経済的・安全・環境・品質に配慮して完成する方法を計画することである。

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381実行予算書に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A現場管理における重要な業務であり、機器の搬入経路の検討に用いる資料である。
  2. B諸官庁へ提出が必要な書類を確認し、申請手続きを行うための資料である。
  3. C着工前に発注者へ提出し、工事原価の承認を得るための資料である。
  4. D施工者側が工事費を管理する内部資料であり、通常は発注者に提出しない。
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正解:D施工者側が工事費を管理する内部資料であり、通常は発注者に提出しない。

実行予算書は所定の利益を確保するために施工者側が管理する内部資料であり、通常発注者には提出しない。

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382施工前の業務における「設計図書の検討」に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A工事関係図書は、監督員の承諾の有無にかかわらず、第三者に使用させてはならない。
  2. Bガス管引込み位置や近隣関係など、図書で示されない概況は現地調査で把握する。
  3. C設計図書により工事内容を把握し、諸官庁へ提出が必要な書類を確認する。
  4. D仕様書を検討する際は、標準仕様書や特記仕様書等により配管の材質等を確認する。
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正解:A工事関係図書は、監督員の承諾の有無にかかわらず、第三者に使用させてはならない。

設計図書等の工事関係図書は、原則として第三者に使用させないが、監督員の承諾を受けた場合は除かれる。

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383着工前に作成する「総合計画」に含まれないものはどれか。

  1. A工事組織の編成
  2. B実行予算書の作成
  3. C試運転調整計画の作成
  4. D資材・労務計画の作成
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正解:C試運転調整計画の作成

試運転調整計画を作成して日程等を確認することは着工前の計画には含まれず、施工中の業務となる。

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384「資材・労務計画」の目的に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A仕様に適した資材を、必要な時期・数量・場所に低予算で供給する。
  2. B実際の工事予算管理を行い、所定の利益を確保する。
  3. C性能試験成績書により、発注した機器の能力を確認する。
  4. D天候や地域行事などの作業不可能日数を考慮した工程を作成する。
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正解:A仕様に適した資材を、必要な時期・数量・場所に低予算で供給する。

資材計画の目的は、仕様に適した資材を必要な時期・数量・場所に低予算で供給することである。

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385労働基準監督署長を提出先とする書類はどれか。

  1. A道路占用許可申請書
  2. Bばい煙発生施設設置届書
  3. C工事整備対象設備着工届出書
  4. Dボイラー設置届
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正解:Dボイラー設置届

ボイラー設置届や第一種圧力容器設置届の提出先は労働基準監督署長である。

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386「道路使用許可申請書」の提出先として、最も適切なものはどれか。

  1. A市町村長
  2. B所轄の警察署長
  3. C道路管理者
  4. D都道府県知事
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正解:B所轄の警察署長

道路使用許可申請書の提出先は所轄の警察署長である。

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387「消防用設備等設置届出」の提出先として、最も適切なものはどれか。

  1. A消防長又は消防署長
  2. B労働基準監督署長
  3. C市町村長
  4. D建築主事又は指定確認検査機関
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正解:A消防長又は消防署長

消防用設備等設置届出先の提出先は消防長又は消防署長である。

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388届出書類と提出先の組み合わせとして、誤っているものはどれか。

  1. A騒音規制法の特定施設設置届出書 ― 市町村長
  2. B第一種圧力容器設置届 ― 労働基準監督署長
  3. C指定数量以上の危険物貯蔵所設置許可申請書 ― 市町村長又は都道府県知事
  4. D排水設備計画届出 ― 保健所
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正解:D排水設備計画届出 ― 保健所

排水設備計画届出の提出先は市町村長である。

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389仮設計画に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A仮設計画は、工事着工後の細部工程表の作成と同時に立案しなければならない。
  2. B仮設物に使用する材料は、すべて新品を用意しなければならない。
  3. C仮設物は工事完成後も存置し、維持管理の対象となる。
  4. D設計図書に特別の定めがない場合、原則として請負者の責任において定める。
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正解:D設計図書に特別の定めがない場合、原則として請負者の責任において定める。

仮設計画は、設計図書に特別の定めがない場合、原則として請負者の責任において定めてよい。

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390「施工計画書」に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A施工計画書に記載された品質計画は、その妥当性について監督員の承諾を得る。
  2. B作業員に工事の詳細を徹底させる等のために作成される。
  3. C総合施工計画書を作成すれば、工種別の施工計画書の作成は省略できる。
  4. D各工事において養生が必要となる場合は、あらかじめ施工計画書に明記する。
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正解:C総合施工計画書を作成すれば、工種別の施工計画書の作成は省略できる。

施工計画書は、総合施工計画書と工種別の施工計画書を作成する必要がある。

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391「施工図」と「製作図」に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A製作図は、仕様や性能の確認は行うが、保守点検の容易性については考慮しない。
  2. B製作図は、納まりや他工事との調整を検討するため施工者が作成する。
  3. C施工図は、発注する機械が仕様書に適合するか確認するため製造者が作成する。
  4. D施工図は、工事工程に支障のないように施工者が作成する。
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正解:D施工図は、工事工程に支障のないように施工者が作成する。

施工図は施工者が作成し、製作図は製造者が作成する図面である。

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392機器材料の発注・搬入計画に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A機材の保管計画を誤ると、経済的にも作業工程上にも大きな影響を及ぼす。
  2. B工事に使用する機材は、設計図書に定めがない場合すべて新品とし、仮設材も例外ではない。
  3. C機器類の搬入時期は、搬入経路等の工事工程や搬入後の関係工事の工程を考慮して決定する。
  4. D機器を選定する際は、コストや性能だけでなく、納期についても考慮する必要がある。
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正解:B工事に使用する機材は、設計図書に定めがない場合すべて新品とし、仮設材も例外ではない。

工事に使用する機材は原則新品とするが、仮設材は新品でなくてもよい。

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393施工中に設計図書に食い違いがあった場合の一般的な優先順位として、最も適切なものはどれか。

  1. A現場説明書 > 質問回答書 > 特記仕様書 > 図面 > 共通(標準)仕様書
  2. B質問回答書 > 現場説明書 > 特記仕様書 > 図面 > 共通(標準)仕様書
  3. C質問回答書 > 現場説明書 > 共通(標準)仕様書 > 図面 > 特記仕様書
  4. D特記仕様書 > 現場説明書 > 質問回答書 > 図面 > 共通(標準)仕様書
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正解:B質問回答書 > 現場説明書 > 特記仕様書 > 図面 > 共通(標準)仕様書

設計図書の一般的な優先順位は、質問回答書>現場説明書>特記仕様書>図面>共通(標準)仕様書の順である。

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394設計図書の優先順位に従った場合、次の中で最も優先されるものはどれか。

  1. A現場説明書
  2. B図面
  3. C特記仕様書
  4. D共通(標準)仕様書
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正解:A現場説明書

現場説明書は、特記仕様書や図面、共通(標準)仕様書よりも優先順位が高い。

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395完成時の「検査」に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A完成検査は、消防署等が行う検査であり、工事の請負者が申請書を提出する。
  2. B自主検査は、施主またはその代理人が設計図書に基づいて行う最終検査である。
  3. C自主検査や官庁検査は、施主が行う完成検査の前に行われる。
  4. D官庁検査は、着工から完成までを管理してきた施工管理者の立場にある者が行う。
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正解:C自主検査や官庁検査は、施主が行う完成検査の前に行われる。

施主が行う完成検査の前に、施工管理者による自主検査や消防署等による官庁検査が行われる。

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396完成時の業務における「引渡し」に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A仮設物や各種設備の撤収業務も、完成時の業務に含まれる。
  2. B取扱説明書、機器メーカー一覧表、完成図などの書類を引き渡す。
  3. C工事写真は、設計図書で定められている箇所のみを撮影し、引き渡す。
  4. D保守管理上必要な事項の説明や、装置の運転操作の指導を行う。
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正解:C工事写真は、設計図書で定められている箇所のみを撮影し、引き渡す。

工事写真は、設計図書で定められている箇所のほか、後日の目視検査が容易でない箇所についても撮影する。

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397施工管理における品質・工程・原価の関連性について、最も適切なものはどれか。

  1. A施工を速くして出来高が上がると原価は常に下がり続ける。
  2. B工程を早めて突貫工事になると、原価は安くなる。
  3. C品質を良くすればするほど、原価は安くなる。
  4. D品質の良いものを施工しようとすると、工程は遅くなる。
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正解:D品質の良いものを施工しようとすると、工程は遅くなる。

品質の良いものを施工すれば工程は遅くなる。逆に品質を落とせば工程は早くなる。

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398「ガントチャート工程表」の特徴に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A縦軸に各作業名を列記し、横軸に工事の達成度をとって表示される。
  2. Bクリティカルパスの把握が容易であるため、重点管理作業がすぐに見つかる。
  3. C各作業の変更が他の作業にどのような影響を及ぼすかが明確である。
  4. D各作業の所要日数と施工日程が分かりやすく、全体の進行状態が明確になる。
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正解:A縦軸に各作業名を列記し、横軸に工事の達成度をとって表示される。

ガントチャート工程表は、横軸に工事の達成度をとって表示される。

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399「バーチャート工程表」の特徴に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A縦軸に各作業名を列記し、通常は横軸に暦日をとる。
  2. B工事の進捗状況を把握しやすいため、詳細工程表に用いられることが多い。
  3. C各作業の工期に対する影響の度合いが明確であり、重点管理作業を把握しやすい。
  4. D作成は簡単であるが、作業間の関連が明確ではないという欠点がある。
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正解:C各作業の工期に対する影響の度合いが明確であり、重点管理作業を把握しやすい。

バーチャート工程表は作業間の関連が明確ではなく、各作業の工期に対する影響の度合いは把握しにくい。

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400「曲線式工程表」に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A実施進度曲線が下方許容限界曲線を下回る場合、工期が進みすぎで不経済となる。
  2. B全体工程の負荷の度合を見るためのもので、バナナ曲線とも呼ばれる。
  3. C横軸に工事の達成度をとり、各作業の進行状態を個別で管理する。
  4. D実施進度曲線が上方許容限界曲線を上回る場合、突貫工事の恐れがある。
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正解:B全体工程の負荷の度合を見るためのもので、バナナ曲線とも呼ばれる。

曲線式工程表は全体工事を出来高累計曲線で管理し、その形からバナナ曲線とも呼ばれる。

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401バーチャート工程表から得られる「予定進度曲線(Sカーブ)」に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A工事の進捗状況が良好な時は、着工時と完成時にはゆっくりと上昇し、中間期に急上昇する。
  2. B予定進度曲線は、ネットワーク工程表のクリティカルパスからのみ算出される。
  3. C各工事細目の予定出来高に関係なく、S字の形は常に同じ角度になる。
  4. D毎日の予定出来高が常に一定である場合、予定進度曲線は完全なS字形となる。
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正解:A工事の進捗状況が良好な時は、着工時と完成時にはゆっくりと上昇し、中間期に急上昇する。

工事の進捗状況が良好な時、予定進度曲線は着工時と完成時にはゆっくり上昇し、中間期に急上昇する。

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402「ネットワーク工程表」の特徴に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A大規模で複雑な工事の工程管理を効率的におこなうために用いられる。
  2. Bフロート(余裕時間)がわかるため、労務計画及び材料計画を立てやすい。
  3. Cガントチャート工程表に比べ、他工事との関係がわかりにくい。
  4. D作業相互の関連や順序、および時期を明確にすることができる。
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正解:Cガントチャート工程表に比べ、他工事との関係がわかりにくい。

ネットワーク工程表は、ガントチャート工程表に比べ、他工事との関係がわかりやすい。

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403「タクト工程表」が最も適している工事はどれか。

  1. A他工事との関連性が全くない単一工種の作業
  2. B高層建物のように同一作業を繰り返す工事
  3. Cクリティカルパスが頻繁に変動する複雑なプラント工事
  4. D着手と終了のタイミングが不規則な小規模修繕工事
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正解:B高層建物のように同一作業を繰り返す工事

タクト工程表は、高層建物のように同一作業を繰り返す工事を効率的に行うために用いられる。

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404各種工程表の比較に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. Aバーチャート工程表は、ネットワーク工程表に比べ、作業の順序関係にあいまいさがある。
  2. Bバーチャート工程表では、各作業の進行度合は判明するが、作業の日程・日数は不明である。
  3. Cネットワーク工程表の作成難易度は容易であり、作成手法の特別な知識は不要である。
  4. Dネットワーク工程表は、バーチャート工程表に比べ、遅れに対する対策が立てにくい。
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正解:Aバーチャート工程表は、ネットワーク工程表に比べ、作業の順序関係にあいまいさがある。

バーチャート工程表はネットワーク工程表に比べ、作業間の関連性が明確でなく順序関係にあいまいさがある。

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405アロー型ネットワーク工程表の基本ルールに関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. Aイベント番号は同じ番号が2つ以上あってはならない。
  2. Bイベント番号は矢印の方向に従い、順次大きくなるように表記する。
  3. C一つの結合点から次の結合点に入る矢線は、複数本あってもよい。
  4. D結合点に入ってくる矢線の作業が、すべて完了した後でなければ次の作業は開始できない。
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正解:C一つの結合点から次の結合点に入る矢線は、複数本あってもよい。

1つの結合点から次の結合点に入る矢線は1本とするルールがある。

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406アロー型ネットワーク工程表における「ダミー」に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A全体予定工期を遅らせないように作業を終わらせる時刻を示す丸印である。
  2. B作業の相互関係を結びつける架空の作業であり、作業時間は0である。
  3. Cクリティカルパス上で最も長い日数を要する実作業を指す。
  4. D作業の流れを示す矢線であり、矢線の長さで作業日数を表す。
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正解:B作業の相互関係を結びつける架空の作業であり、作業時間は0である。

ダミーは点線の矢線で表示される架空の作業であり、作業時間は0で方向と着点のみを持つ。

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407ネットワーク工程表における「クリティカルパス」に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A工事開始から終了までの間の各作業のルートで、最も長い日数を要する。
  2. Bこの経路上の作業に遅延が発生しても、余裕時間があるため全体の工期に影響はない。
  3. Cフロート(余裕日数)が0の経路ともいえる。
  4. Dクリティカルパスは1つとは限らず、2つ以上の場合がある。
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正解:Bこの経路上の作業に遅延が発生しても、余裕時間があるため全体の工期に影響はない。

クリティカルパス上の作業に遅延が発生すると、余裕時間がないため全体の工期に直接影響を及ぼす。

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408ネットワーク工程表における「最早開始時刻(EST)」の計算方法として、最も適切なものはどれか。

  1. A終点から引き算を行い、先行作業が複数ある場合は最も大きいものを採用する。
  2. B終点から引き算を行い、先行作業が複数ある場合は最も小さいものを採用する。
  3. C始点から足し算を行い、先行作業が複数ある場合は最も小さいものを採用する。
  4. D始点から足し算を行い、先行作業が複数ある場合は最も大きいものを採用する。
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正解:D始点から足し算を行い、先行作業が複数ある場合は最も大きいものを採用する。

最早開始時刻(EST)は始点から足し算を行い、先行作業が複数ある場合は大きい方を採用する。

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409ネットワーク工程表における「最遅完了時刻(LFT)」の定義として、最も適切なものはどれか。

  1. A各結合点において、最も早く次の作業が開始できる時刻。
  2. B最早結合点時刻と最遅結合点時刻の差によって生じる時間的余裕。
  3. C各イベントにおいて、全体予定工期を遅らせないように作業を終わらせておかなければならない時刻。
  4. Dクリティカルパス以外のアクティビティにおける実際の作業日数。
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正解:C各イベントにおいて、全体予定工期を遅らせないように作業を終わらせておかなければならない時刻。

最遅完了時刻(LFT)は、全体予定工期を遅らせないように作業を終わらせておかなければならない時刻である。

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410クリティカルパスとフロートに関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A工期短縮が必要になった場合は、クリティカルパス以外の余裕時間がある作業を短縮する。
  2. B一般に、イベントに2つ以上の作業が集まっても、それぞれの作業の所要時間に差が出ることはない。
  3. C各イベントの最早開始時刻(EST)と最遅完了時刻(LFT)が等しくなる経路がクリティカルパスである。
  4. Dクリティカルパス以外のアクティビティは、フロートを消化してもクリティカルパスになることはない。
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正解:C各イベントの最早開始時刻(EST)と最遅完了時刻(LFT)が等しくなる経路がクリティカルパスである。

最早開始時刻(EST)と最遅完了時刻(LFT)が等しくなる経路(フロートが0の経路)がクリティカルパスとなる。

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411作業A(所要日数4日)に先行作業はなく、A完了後に作業B(6日)と作業C(5日)が並行して開始される。BとCの両方が完了した後に作業D(3日)が開始され、Dの完了をもって工事が終了する。この工事のクリティカルパスの所要日数は何日か。

  1. A14日
  2. B13日
  3. C12日
  4. D11日
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正解:B13日

経路A→B→Dの所要日数は4+6+3=13日、経路A→C→Dは4+5+3=12日となり、最長経路の13日がクリティカルパスとなる。

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412作業A(所要日数5日)と作業B(所要日数6日)は同時に開始され、先行作業はない。作業Aの完了後に作業C(3日)が開始される。作業Aと作業Bの両方の完了後に作業D(4日)が開始される。この工事の全体工期は何日か。

  1. A8日
  2. B11日
  3. C12日
  4. D10日
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正解:D10日

作業Dの開始はAとBの両方の完了後であるため、長い方の6日(作業Bの完了)を待つ。6+4=10日が全体工期となる。

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413ある工事において、作業A(所要日数5日)から開始する。作業Aの完了後、作業B(4日)が行われる。作業Bの最遅完了時刻(LFT)が12日のとき、作業Bの最遅開始時刻(LST)は何日か。

  1. A4日
  2. B12日
  3. C8日
  4. D9日
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正解:C8日

最遅開始時刻(LST)は、最遅完了時刻(LFT)からその作業の所要時間を引いて計算する。12日 − 4日 = 8日である。

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414作業A(所要日数6日)の完了後、作業B(所要日数5日)が開始される。作業Aの最早開始時刻が0日であるとき、作業Bの最早終了時刻(EFT)は何日か。

  1. A5日
  2. B6日
  3. C12日
  4. D11日
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正解:D11日

作業Bは作業A完了後(6日目)に開始可能であり、作業Bの所要日数5日を加えた11日が最早終了時刻となる。

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415総合工程表の作成にあたり、工程に組み入れる必要があるものとして、最も適切なものはどれか。

  1. A工事着工前の官公署への届出や工事完了後の後片付け
  2. B機器の性能試験成績書による確認
  3. C試運転調整計画による人員の確認
  4. D実行予算書の作成
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正解:A工事着工前の官公署への届出や工事完了後の後片付け

工程計画を立案する際は、着工前の官公署への届出や完了後の後片付けも工程に組み入れる必要がある。

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416工事組織の編成に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A工事組織の編成は、施工中の細部工程表作成時に行われる。
  2. B工事組織は、諸官庁への申請手続きを専門に行うためのものである。
  3. C工事組織は、工事を完成させるための計画実行や目的達成のために編成される。
  4. D工事組織の編成には、施主や設計者の承認が必須である。
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正解:C工事組織は、工事を完成させるための計画実行や目的達成のために編成される。

工事の組織は、工事完成の計画を立て実行し、目的を効果的に達成するために編成される。

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417「ばい煙発生施設設置届書」の提出先として、最も適切なものはどれか。

  1. A都道府県知事又は政令で定める市の長
  2. B消防長又は消防署長
  3. C労働基準監督署長
  4. D建築主事
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正解:A都道府県知事又は政令で定める市の長

ばい煙発生施設設置届書の提出先は、都道府県知事又は政令で定める市の長である。

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418「確認申請に基づく工事完了届」の提出先として、最も適切なものはどれか。

  1. A消防長又は消防署長
  2. B市町村長
  3. C労働基準監督署長
  4. D建築主事又は指定確認検査機関
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正解:D建築主事又は指定確認検査機関

確認申請に基づく工事完了届の提出先は、建築主事又は指定確認検査機関である。

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419バーチャート工程表と曲線式工程表の併用に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. Aバーチャート工程表に曲線式工程表を組み合わせて用いることで、作業の進捗度を明確にすることができる。
  2. Bタクト工程表の欠点である作業着手・終了の不明確さを補うことができる。
  3. C全体工程の負荷の度合いを隠蔽し、作業員への周知を避けることができる。
  4. D横軸の暦日を達成度に変換するため、ガントチャート工程表を作成し直す必要がなくなる。
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正解:Aバーチャート工程表に曲線式工程表を組み合わせて用いることで、作業の進捗度を明確にすることができる。

バーチャート工程表は曲線式工程表と組み合わせて用いることで、作業の進捗度をより明確にすることができる。

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420ネットワーク工程表における「アクティビティ」の表示に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A点線の矢線で表示され、作業時間は0である。
  2. B作業の流れを示す矢線であり、矢線の尾が開始、頭が完了を表す。
  3. C矢線の尾が作業の完了、矢線の頭が作業の開始を表す。
  4. D矢線の長さは、作業日数に比例して長く描かなければならない。
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正解:B作業の流れを示す矢線であり、矢線の尾が開始、頭が完了を表す。

アクティビティは作業の流れを示す矢線であり、尾が開始、頭が完了を表す。長さと日数は無関係である。

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421施工管理において「工程と原価」の一般的関連性を示す曲線に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A品質を良くすればするほど原価は安くなり、曲線は右下がりになる。
  2. B施工を速くして出来高が上がると、原価は高くなり曲線は右上がりになる。
  3. C品質を落としても、工程が早くなることはなく曲線は水平になる。
  4. D更に施工を早めると突貫工事のため原価は高くなり、曲線は右上がりになっていく。
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正解:D更に施工を早めると突貫工事のため原価は高くなり、曲線は右上がりになっていく。

施工を速くすると出来高が上がり原価は安くなるが、更に早めると突貫工事となり原価は高く(右上がり)なる。

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422「品質と原価」の関係に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A品質と原価は比例しないため、曲線は水平となる。
  2. B品質の良くないものは安くできるため、曲線は右下がりとなる。
  3. C品質の良くないものは安くできるため、曲線は右上がりとなる。
  4. D品質を良くすると原価が下がるため、曲線は右下がりとなる。
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正解:B品質の良くないものは安くできるため、曲線は右下がりとなる。

品質の良くないものは安くできるため右下がりの曲線となり、品質を良くすると原価も上がる。

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423作業A(所要日数2日)と作業B(所要日数3日)は先行作業なしで同時に開始される。作業Aの完了後に作業C(4日)が開始され、作業Bの完了後に作業D(2日)が開始される。作業Cと作業Dの両方が完了した後に作業E(3日)が開始され、作業Eの完了をもって工事が終了する。この工事のクリティカルパスの所要日数は何日か。

  1. A10日
  2. B8日
  3. C9日
  4. D7日
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正解:C9日

経路A→C→Eは2+4+3=9日、経路B→D→Eは3+2+3=8日。最長経路は9日のためクリティカルパスは9日となる。

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424作業A(3日)の完了後に作業B(4日)が開始される。作業Aの最早開始時刻が0日であるとき、作業Aの最早終了時刻(EFT)は何日か。

  1. A0日
  2. B7日
  3. C4日
  4. D3日
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正解:D3日

最早終了時刻は、最早開始時刻にその作業の所要時間を加えて計算するため、0日 + 3日 = 3日である。

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425ネットワーク工程表の「サイクル」に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. Aタクト工程表を作成する際のみ、サイクルを用いることが許可される。
  2. Bネットワーク工程表のルール上、このようなサイクルがあってはならない。
  3. Cサイクルの経路上の作業は、すべてクリティカルパスとなる。
  4. D「1→2→3→1→2…」のようなサイクルは、反復作業を示すために積極的に用いる。
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正解:Bネットワーク工程表のルール上、このようなサイクルがあってはならない。

ネットワーク工程表において、同じ経路を戻るようなサイクルがあってはならない。

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426施工中の業務として行われるものに該当しないものはどれか。

  1. A諸官庁への申請・届出
  2. B実行予算書の作成
  3. C細部工程表の作成
  4. D機器材料の発注・搬入計画
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正解:B実行予算書の作成

実行予算書の作成は着工前におこなう業務であり、施工中の業務には該当しない。

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427「完成検査」に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A施主またはその代理人が、契約書、設計図書に基づいておこなう最終検査である。
  2. B消防署等がおこなう検査である。
  3. C着工から完成までを管理してきた施工管理者の立場にある者がおこなう。
  4. D試運転調整の記録を作成するため、施工中におこなう検査である。
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正解:A施主またはその代理人が、契約書、設計図書に基づいておこなう最終検査である。

完成検査は、施主またはその代理人が外観・寸法・機能等のすべてを確認する最終検査である。

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