1級管工事施工管理技士(第一次検定) ⑪ 工事施工3〜保温保冷・防振腐食・試運転調整

仕上げから引渡しまでの工程を扱う分野です。保温保冷では保温材の種類と適用温度、施工順序(保温筒・外装材)、防湿層の必要性、結露防止の考え方が対象になります。防振では防振材の種類と選定、配管の防振支持が中心です。腐食対策では電食のメカニズム、異種金属接触腐食の防止、防食塗装とライニングが問われます。試運転調整では、水量と風量のバランス調整、機器の試運転手順、引渡し時の書類が頻出になります。

この分野の問題42問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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521JIS規格における「保冷」の定義として、適切なものはどれか。

  1. A侵入熱量を小さくすること
  2. B熱放散を少なくすること
  3. C表面温度を1000℃以下にすること
  4. D物体を加熱して結露を防ぐこと
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正解:A侵入熱量を小さくすること

保冷は侵入熱量を小さくすること、または表面温度を露点温度以上にして結露を防止することを指す。

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522冷温水配管の保温施工において、一般的な施工順序として正しいものはどれか。

  1. A保温筒→ポリエチレンフィルム→鉄線→外装材
  2. B鉄線→保温筒→ポリエチレンフィルム→外装材
  3. C保温筒→鉄線→ポリエチレンフィルム→外装材
  4. Dポリエチレンフィルム→保温筒→鉄線→外装材
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正解:C保温筒→鉄線→ポリエチレンフィルム→外装材

冷温水配管では、まず保温筒を配置し、鉄線で固定した後に防湿層(フィルム)や外装材を施工する。

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523配管の保温材としてグラスウールを使用する場合、防火区画を貫通する部分に使用すべき材料はどれか。

  1. Aポリスチレンフォーム保温材
  2. Bロックウール保温材
  3. Cポリエチレンフォーム保温材
  4. D合成樹脂カバー
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正解:Bロックウール保温材

防火区画を貫通する部分には、グラスウールよりも耐熱性の高いロックウール保温材を使用する。

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524グラスウール保温板の密度と熱伝導率の関係について、正しい記述はどれか。

  1. A密度が大きくなると保温板の厚さが増大する
  2. B密度を表す数値が大きいほど熱伝導率は大きくなる
  3. C密度と熱伝導率の間には相関関係は存在しない
  4. D密度を表す数値が大きいほど熱伝導率は小さくなる
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正解:D密度を表す数値が大きいほど熱伝導率は小さくなる

24Kや32Kなどの数値(密度)が大きくなるほど、熱伝導率は小さくなり断熱性能が向上する。

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525ポリスチレンフォーム(PS)保温材の特徴として、誤っているものはどれか。

  1. A吸水・吸湿による断熱性能の低下が小さい
  2. B優れた独立気泡体を有している
  3. C水に濡れた際の熱伝導率の変化が非常に大きい
  4. Dグラスウールに比べて水に濡れても性能劣化しにくい
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正解:C水に濡れた際の熱伝導率の変化が非常に大きい

ポリスチレンフォームは吸水しにくいため、水に濡れた際でも熱伝導率の変化は小さい。

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526ポリエチレンフィルムを冷温水配管の保温施工において補助材として使用する主な目的はどれか。

  1. A防湿・防水のため
  2. B保温材を圧縮して厚みを減らすため
  3. C配管の熱膨張を抑制するため
  4. D仕上げの外観を美しく見せるため
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正解:A防湿・防水のため

ポリエチレンフィルムは主に防湿および防水を目的として使用される。

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527室内露出配管の床貫通部において、保温材の保護のために被覆すべき高さとして正しいものはどれか。

  1. A床面より高さ300mm程度まで
  2. B床面より高さ50mm程度まで
  3. C床面より高さ150mm程度まで
  4. D天井面から150mm程度まで
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正解:C床面より高さ150mm程度まで

室内露出配管の床貫通部は、保護のために床面から150mm程度までステンレス鋼板等で被覆する。

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528ステンレス鋼板(SUS304)製の貯湯タンクを保温する際、最初に行うべき処理はどれか。

  1. A断熱性能向上のために保温材を圧縮する
  2. Bタンク表面を直接鉄線で巻き締める
  3. C保温筒の抱合せ目地をタンク上部に設ける
  4. Dタンク本体にエポキシ系塗装等を施す
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正解:Dタンク本体にエポキシ系塗装等を施す

保温材との絶縁および腐食防止のため、タンク本体にエポキシ系塗装等を施す必要がある。

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529保温材の断熱性能に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. A温度が上昇すると保温材の熱伝導率は大きくなる
  2. B保温材を圧縮して厚さを減少させると断熱性能が向上する
  3. C保温材を二層にする場合は各層をそれぞれ鉄線で巻く
  4. D密度が大きくなるとグラスウールの熱伝導率は小さくなる
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正解:B保温材を圧縮して厚さを減少させると断熱性能が向上する

保温材は圧縮によって厚さが減少すると、断熱性能が低下する。

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530保温筒の取り付け施工に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A横走り冷水管の抱合せ目地は管の横側に位置させる
  2. B保温筒の重ね部の継目は同一線上に並べて取り付ける
  3. C保温筒相互の間げきは熱膨張を考慮して大きく取る
  4. D立て管の外装用テープは上方より下向きに巻き下ろす
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正解:A横走り冷水管の抱合せ目地は管の横側に位置させる

横走り冷水管の保温筒の目地は、結露防止等の観点から管の横側に位置するように取り付ける。

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531立て管の外装用テープ巻きにおいて、テープのずれを少なくするための施工方法として正しいものはどれか。

  1. A継目部分のみを2回巻きとする
  2. B上方より下向きに巻き下ろす
  3. C管の中央部から上下に巻き分ける
  4. D下方より上向きに巻き上げる
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正解:D下方より上向きに巻き上げる

立て管のテープ巻きは、ずれを防止するために下方から上向きに巻き上げるのが一般的である。

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532塗装施工において、原則として塗装を行ってはならない条件として正しいものはどれか。

  1. A気温が10℃以下または湿度が70%以上の場合
  2. B気温が5℃以下または湿度が85%以上の場合
  3. C気温が20℃以下または湿度が60%以上の場合
  4. D気温が30℃以上または湿度が50%以下の場合
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正解:B気温が5℃以下または湿度が85%以上の場合

気温5℃以下、湿度85%以上などの塗料の乾燥に適さない環境では塗装を行わない。

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533機器の防振対策として、金属コイルばねを使用する際の特徴はどれか。

  1. Aサージング現象を起こすことがある
  2. B防振ゴムに比べて固有振動数が高くなる
  3. C耐油性や耐熱性が非常に低い
  4. D水平方向の防振効果が全く期待できない
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正解:Aサージング現象を起こすことがある

金属ばねは高い強制振動数に対してサージングを起こす可能性がある。

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534防振ゴムと金属ばねの比較について、正しい記述はどれか。

  1. A天然ゴム製の防振ゴムは耐油性に優れている
  2. B防振ゴムは金属ばねよりも固有振動数を低くできる
  3. C一般に防振ゴムは金属ばねに比べばね定数が大きい
  4. D防振ゴムには水平方向の防振効果は存在しない
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正解:C一般に防振ゴムは金属ばねに比べばね定数が大きい

防振ゴムはばね定数を小さく設計することが困難であり、一般に金属ばねよりばね定数が大きい。

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535共通架台に複数個の回転機械を設置する場合の防振材の選定基準として、正しいものはどれか。

  1. A一番高い回転数に合わせて選定する
  2. B一番低い回転数に合わせて選定する
  3. C全ての機器の平均回転数に合わせて選定する
  4. D各機器ごとに異なる防振材を個別に選定する
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正解:B一番低い回転数に合わせて選定する

共通架台の場合は、共振を避けるため一番低い回転数に合わせて防振材を選定する。

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536金属のイオン化傾向の大きい順(腐食しやすい順)に並んだものとして、正しいものはどれか。

  1. A亜鉛 > アルミニウム > 鉄 > 銀
  2. Bアルミニウム > マグネシウム > 銅 > 鉄
  3. Cマグネシウム > 亜鉛 > 鉄 > 銅
  4. D鉄 > 亜鉛 > マグネシウム > 金
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正解:Cマグネシウム > 亜鉛 > 鉄 > 銅

イオン化傾向はマグネシウム、アルミニウム、亜鉛、鉄、鉛、銅、銀、金の順に大きい。

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537マクロセル腐食(長距離細胞腐食)に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. A土質の差によって生じることがある
  2. Bコンクリート壁内の鉄筋と鋼管の接触により生じる
  3. C地中の鋼管から腐食電流が流れ陽極部が腐食する
  4. D土壌中の鋼管が建物の鉄筋と離れているほど発生しやすい
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正解:D土壌中の鋼管が建物の鉄筋と離れているほど発生しやすい

マクロセル腐食は、鋼管が建物の鉄筋と接触(接続)することで発生する。

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538開放系配管における炭素鋼の腐食速度と水温の関係について、正しいものはどれか。

  1. A水温が上昇するほど常に減少し続ける
  2. B水温の上昇とともに80℃程度までは増加する
  3. C水温に関係なく一定の速度で進行する
  4. D水温が40℃を超えると急激に低減する
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正解:B水温の上昇とともに80℃程度までは増加する

開放系では水温上昇に伴い腐食反応が促進され、80度付近までは速度が増加する。

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539密閉系配管における腐食の特徴として、正しい記述はどれか。

  1. A酸素がほとんど供給されないため腐食速度は遅い
  2. B水温が高くなるほど開放系よりも腐食が速くなる
  3. C溶存酸素濃度に関わらず常に一定の速度で腐食する
  4. DpH値が高くなる(アルカリ性)ほど腐食が進行する
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正解:A酸素がほとんど供給されないため腐食速度は遅い

密閉系配管は酸素の補給がないため、一般に腐食速度は非常に遅い。

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540配管用炭素鋼鋼管(白管)の腐食を促進させる要因として、誤っているものはどれか。

  1. A硬度が高い硬水であること
  2. B溶存酸素濃度が高いこと
  3. C酸性域でpHが減少すること
  4. D管内の流速が速くなること
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正解:A硬度が高い硬水であること

硬度が低い軟水であることは腐食を促進させる要因の一つである。

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541給湯管に使用する銅管の潰食(エロージョン・コロージョン)を防止するための対策はどれか。

  1. ApHを4.0以下の酸性にする
  2. B管内流速を3.0m/s以上とする
  3. C管内にアルゴンガスを充てんする
  4. D管内流速を1.5m/s以下とする
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正解:D管内流速を1.5m/s以下とする

銅管の潰食を防止するためには、管内流速を1.5m/s以下に制限することが有効である。

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542異種金属接触腐食(ガルバニック腐食)を防止するための基本的な方法はどれか。

  1. A貴な金属の面積を卑な金属よりも大きくする
  2. Bイオン化傾向が大きく異なる金属を直接繋ぐ
  3. C絶縁物を介して接続する
  4. D管内流速を速めて不動態化を促進する
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正解:C絶縁物を介して接続する

電位差による腐食を防ぐため、異なる金属の間には絶縁物を介在させる必要がある。

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543電縫鋼管に発生しやすい、溶接部に沿ってV字状に深く浸食される腐食はどれか。

  1. A応力腐食割れ
  2. Bすきま腐食
  3. C選択腐食
  4. D溝状腐食
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正解:D溝状腐食

電縫鋼管の溶接部には溝状腐食が発生しやすく、鍛接鋼管よりも発生の可能性が高い。

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544水中における金属の腐食特性について、誤っているものはどれか。

  1. A炭素鋼の腐食はpH10以上になると急激に増大する
  2. B銅管の腐食はpH6.5程度の微酸性で速度が高くなる
  3. C炭素鋼の腐食はpH4以下で急激に増大する
  4. D異種金属接触では卑な(イオン化傾向の大きい)金属が腐食する
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正解:A炭素鋼の腐食はpH10以上になると急激に増大する

炭素鋼の腐食はpH10以上のアルカリ性域では低減する。

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545SUS304製受水タンクの応力腐食割れが発生しやすい部位はどれか。

  1. A水面より上の空間部分
  2. B圧縮応力のかかる部分
  3. C引張応力のかかる部分
  4. Dタンクの底面の平坦な部分
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正解:C引張応力のかかる部分

ステンレス鋼の応力腐食割れは、特に引張応力が作用する箇所で発生しやすい。

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546電気防食法における「流電陽極方式(犠牲陽極方式)」で使用される材料として、不適当なものはどれか。

  1. Aマグネシウム合金
  2. B金合金
  3. Cアルミニウム合金
  4. D亜鉛合金
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正解:B金合金

犠牲陽極には、被防食体よりも卑な(電位の低い)金属であるマグネシウムや亜鉛などが使われる。

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547ペトロラタム系防食テープによる防食処置の施工方法として、正しいものはどれか。

  1. A防食テープのみを隙間なく3回重ねて巻き付ける
  2. B防食テープを1/4重ね2回巻きし、バーナーで加熱収縮させる
  3. C防食テープを1/2重ね1回巻きし、その上にプラスチックテープを1/2重ね1回巻きする
  4. Dプラスチックテープを巻いた後に防食テープを1/2重ねで仕上げる
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正解:C防食テープを1/2重ね1回巻きし、その上にプラスチックテープを1/2重ね1回巻きする

ペトロラタム系はテープの1/2重ね1回巻きの後、保護用のプラスチックテープを同様に巻く。

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548空気調和機の試運転において、加湿器と送風機のインターロック確認事項として正しいものはどれか。

  1. A送風機が停止した後に加湿器が運転を継続する
  2. B送風機が停止した瞬間に加湿器が起動する
  3. C加湿器と送風機が常に同時に起動・停止する
  4. D加湿器が停止した後にタイムラグを設けて送風機が停止する
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正解:D加湿器が停止した後にタイムラグを設けて送風機が停止する

加湿器の過剰運転を防ぐため、加湿器停止後に少し遅れて送風機が止まることを確認する。

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549蒸気ボイラーの試運転調整における水位制御の確認事項として、正しいものはどれか。

  1. A高水位になった時に給水ポンプが全負荷運転することを確認する
  2. B低水位燃焼遮断装置によりバーナーが停止することを確認する
  3. C減水警報が発報した時に主蒸気弁が自動で開くことを確認する
  4. D水位検出器の電極を短絡させて燃焼が継続することを確認する
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正解:B低水位燃焼遮断装置によりバーナーが停止することを確認する

安全のため、低水位時に確実に燃焼が遮断(バーナー停止)されることを確認する。

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550冷凍機の試運転における起動順序のインターロック確認として、正しいものはどれか。

  1. A冷水・冷却水ポンプ等が連動して起動した後に、冷凍機が起動する
  2. B冷凍機が起動した後に、冷水・冷却水ポンプが順次起動する
  3. C冷却塔の送風機が停止していることを条件に、冷凍機が起動する
  4. D冷水ポンプの流量に関わらず、冷凍機のスイッチを入れれば即座に起動する
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正解:A冷水・冷却水ポンプ等が連動して起動した後に、冷凍機が起動する

冷凍機本体の保護のため、ポンプ類が先に起動していることをインターロックで確認する。

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551冷凍機の運転停止時における冷却水ポンプの動作確認事項として、正しいものはどれか。

  1. A冷凍機の停止と同時に冷却水ポンプも即時停止することを確認する
  2. B冷凍機停止後も冷却水ポンプが残留運転することを確認する
  3. C冷凍機が停止する前に冷却水ポンプを先に手動停止させる
  4. D残留運転中に冷却水温度が急上昇することを確認する
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正解:B冷凍機停止後も冷却水ポンプが残留運転することを確認する

冷凍機内部の熱を逃がすため、本体停止後もポンプが一定時間運転(残留運転)することを確認する。

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552ポンプの試運転における「締め切り運転」からの調整方法として、正しいものはどれか。

  1. A弁の操作は行わず、電動機の周波数を調整して規定流量にする
  2. B吸込み側の弁を全閉にして起動し、規定の水量になるまで全開にする
  3. C吐出し側の弁を全開にして起動し、過負荷にならないよう徐々に弁を閉める
  4. D吐出し側の弁を全閉にして起動し、電流計を見ながら徐々に弁を開く
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正解:D吐出し側の弁を全閉にして起動し、電流計を見ながら徐々に弁を開く

起動時の負荷を抑えるため、吐出し弁全閉で起動し、電流を確認しながら徐々に開いていく。

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553ポンプの軸受温度に関する試運転時の判定基準として、正しいものはどれか。

  1. A軸受表面の温度が0℃以下に保たれていること
  2. B周囲空気温度に関わらず常に80℃以下であること
  3. C周囲空気温度より40℃以上高くなっていないこと
  4. D水温と同じ温度まで上昇していること
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正解:C周囲空気温度より40℃以上高くなっていないこと

ポンプの軸受温度の許容範囲は、周囲温度+40℃以内である。

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554排水ポンプの試運転において、2台のポンプが同時運転を開始する条件として正しいものはどれか。

  1. A排水槽の満水警報を発報させたとき
  2. B排水槽の減水警報を発報させたとき
  3. C1台目のポンプが故障して停止したとき
  4. D排水の流入が停止して水位が下がったとき
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正解:A排水槽の満水警報を発報させたとき

排水ポンプは、異常増水(満水警報)時に2台同時運転で排水能力を高める仕様を確認する。

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555揚水ポンプの試運転において、ポンプを停止させる水位検出の対象として正しいものはどれか。

  1. A受水槽の満水警報用に設置されたフロートスイッチ
  2. B高置タンクのポンプ停止水位に設置された電極棒
  3. C高置タンクの減水警報用に設置された圧力センサ
  4. D揚水管の途中に設置された逆止弁の開閉信号
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正解:B高置タンクのポンプ停止水位に設置された電極棒

揚水ポンプは、高置タンクの所定の水位(電極棒)に達したときに停止することを確認する。

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556給水設備の試運転調整において、飲料用高置タンクからの給水配管完了後の消毒基準はどれか。

  1. A末端部で遊離残留塩素が1.0mg/L以上検出されるまで
  2. B受水槽内で遊離残留塩素が0.1mg/L以下になるまで
  3. C末端部で遊離残留塩素が0.2mg/L以上検出されるまで
  4. D配管入口で遊離残留塩素が0.01mg/L以上検出されるまで
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正解:C末端部で遊離残留塩素が0.2mg/L以上検出されるまで

管内洗浄・消毒時には、末端部で0.2mg/L以上の遊離残留塩素を確認する必要がある。

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557蒸気管が壁または床を貫通する場合、配管の伸縮を考慮して保温被覆を行わない範囲として正しいものはどれか。

  1. A貫通部およびその前後約25mm程度
  2. B貫通部およびその前後約150mm程度
  3. C貫通部のみとし前後は隙間なく被覆する
  4. D貫通部の前後約300mm以上の広範囲
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正解:A貫通部およびその前後約25mm程度

高温の蒸気管は伸縮が大きいため、貫通部とその前後25mm程度は被覆を行わない。

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558ポリエチレンフィルム巻き仕上げにおける、フィルムの重ね方として正しいものはどれか。

  1. A30mm以上の一定幅で重ねる
  2. B重ね合わせずに突き付けとする
  3. Cテープで固定するため重ね幅は設けない
  4. D1/2重ね巻きとする
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正解:D1/2重ね巻きとする

ポリエチレンフィルムを補助材として使用する場合、1/2重ね巻きで施工する。

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559塗装場所の気温が5℃、湿度が90%の場合の対応として、正しいものはどれか。

  1. A中塗りの工程を省略して上塗りのみ行う
  2. B乾燥時間を通常の2倍確保して塗装を行う
  3. C塗料を温めてから速やかに塗装を行う
  4. D原則として塗装を行わない
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正解:D原則として塗装を行わない

湿度が85%以上の場合は、塗料の乾燥に不適当なため原則として塗装を行わない。

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560防振基礎を設置した際の機器の振動振幅について、正しい記述はどれか。

  1. A機器の重量に関わらず常に一定である
  2. B防振基礎を使用しない場合より小さくなる
  3. C防振基礎を使用しない場合より大きくなる
  4. D固有振動数が高くなるためゼロになる
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正解:C防振基礎を使用しない場合より大きくなる

防振基礎上に設置すると、機器自体の振動振幅は自由度が増すため、使用しない場合より大きくなる。

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561自然電位が大きく相違する配管を接続する際に発生する腐食を何というか。

  1. Aガルバニック腐食(異種金属接触腐食)
  2. Bすきま腐食
  3. C脱亜鉛腐食
  4. D応力腐食割れ
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正解:Aガルバニック腐食(異種金属接触腐食)

電位差のある異種金属を接触させると、電位の低い方が腐食するガルバニック腐食が発生する。

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562炭素鋼の腐食速度が、管内流速の変化に伴って減少することがある理由として、正しいものはどれか。

  1. A流速が速すぎると酸素が供給されなくなるため
  2. Bある流速域で表面の不動態化が促進されるため
  3. C流速が速いほどスケールが形成されやすいため
  4. D流速が一定を超えると水のpHがアルカリ性に変化するため
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正解:Bある流速域で表面の不動態化が促進されるため

炭素鋼は、特定の流速域において表面に不動態膜が形成され、腐食速度が減少することがある。

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