1級管工事施工管理技士(第一次検定) ⑩ 工事施工1・2〜機器の据付/配管・ダクト

実際の据付と施工を扱う、実務直結の分野です。機器の据付では、基礎の構造とアンカーボルト、防振架台、機器周囲の保守スペース、ポンプや冷凍機の据付上の留意点が対象になります。配管施工では、管の勾配と支持間隔、伸縮継手の設置、貫通部の処理、スリーブと防火区画の措置が中心です。ダクト施工では、吊り金物の間隔、たわみ継手、防火ダンパの設置と点検口が問われます。数値基準が多いため工程ごとの一覧表による整理が有効です。

この分野の問題52問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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469現場練りコンクリートの標準的な調合(容積比)として、最も適当なものはどれか。

  1. Aセメント1:砂1:砂利3
  2. Bセメント1:砂3:砂利5
  3. Cセメント1:砂2:砂利4
  4. Dセメント1:砂3:砂利6
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正解:Cセメント1:砂2:砂利4

現場練りコンクリートの調合は、セメント1、砂2、砂利4程度とするのが標準である。

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470大型ボイラーのコンクリート基礎において、打込み後の養生期間として最も適切なものはどれか。

  1. A10日間
  2. B5日間
  3. C7日間
  4. D3日間
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正解:A10日間

大型ガス直だき吸収冷温水機や大型ボイラーの基礎は、打込み後10日間経過した後に据え付ける。

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471飲料用タンクの下部空間を確保するため、基礎の高さを500mmとした。鋼製架台の最小高さとして適当なものはどれか。

  1. A50mm
  2. B200mm
  3. C150mm
  4. D100mm
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正解:D100mm

接地面から600mm以上の空間が必要なため、基礎500mmに対し架台100mmあれば規定を確保できる。

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472防振基礎に設ける耐震ストッパーの設置方法として、最も適当なものはどれか。

  1. A機器本体に常に接触させて振動を抑制する。
  2. B平常運転時に機器本体と接触しない程度の隙間をとる。
  3. C耐震ストッパーを基礎の端から50mmの位置に配置する。
  4. D防振材と耐震ストッパーをボルトで一体化する。
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正解:B平常運転時に機器本体と接触しない程度の隙間をとる。

耐震ストッパーは、平常運転時に機器本体と接触しない程度の隙間を確保して設ける必要がある。

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473アンカーボルトの埋込み形状による許容引抜荷重の大小関係として、正しいものはどれか。

  1. AL形 < J形
  2. BL形 > J形
  3. CL形 = J形
  4. DL形 ≧ J形
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正解:AL形 < J形

許容引抜荷重は、J形・JA形よりL形・LA形の方が小さく、L形<J形という関係である。

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474埋込みアンカーボルトの施工において、機器側の穴径の大きさとして最も適当なものはどれか。

  1. Aボルト呼び径の+1mm程度
  2. Bボルト呼び径の+2mm程度
  3. Cボルト呼び径の+3mm程度
  4. Dボルト呼び径の+5mm程度
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正解:Bボルト呼び径の+2mm程度

機器側のアンカーボルト用穴径は、ボルト呼び径の+2mm程度とするのが適切である。

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475あと施工アンカー(金属拡張型)の特性に関する記述のうち、最も適当なものはどれか。

  1. Aおねじ形よりめねじ形の方が許容引抜き力が大きい。
  2. B拡張方式にかかわらず接着系より信頼性が低い。
  3. Cおねじ形とめねじ形の許容引抜き力は同一である。
  4. Dめねじ形よりおねじ形の方が許容引抜き力が大きい。
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正解:Dめねじ形よりおねじ形の方が許容引抜き力が大きい。

あと施工の金属拡張アンカーは、めねじ形よりおねじ形の方が許容引抜き力が大きく信頼性も高い。

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476あと施工アンカーの設置において、所定のせん孔深さを確保するための対策として最も適当なものはどれか。

  1. Aドリルの回転数を一定に保つ。
  2. Bコンクリートの硬さから判断する。
  3. Cドリルに深さ位置をマーキングする。
  4. D穿孔後にハンマーでボルトを強く叩く。
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正解:Cドリルに深さ位置をマーキングする。

所定のせん孔深さを確保するため、使用するドリルに深さ位置をマーキングして施工する。

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477あと施工アンカーの施工上の留意点として、適当でないものはどれか。

  1. A下向き取付けでは、金属拡張型より接着系の方が許容引抜き力が大きい。
  2. B天井スラブ下面への上向き設置には、接着系アンカーを使用する。
  3. C接着系アンカーの打設間隔は、呼び径の10倍以上を標準とする。
  4. Dカプセル方式の接着系アンカーでは、接着剤の過剰攪拌を行わない。
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正解:B天井スラブ下面への上向き設置には、接着系アンカーを使用する。

天井スラブ下面においてあと施工アンカーを上向きに設置する場合、接着系アンカーは使用しない。

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478冷凍機の据付に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  1. A凝縮器のチューブ引出し用として有効な空間を確保する。
  2. B保守点検のため、機器の周囲に1m以上のスペースを確保する。
  3. C耐震計算の設計用地震力は、機器の重心に作用するものとする。
  4. D真空状態で搬入された機器は、据付時に直ちに大気開放する。
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正解:D真空状態で搬入された機器は、据付時に直ちに大気開放する。

真空または窒素加圧で搬入された冷凍機は、機内を大気に開放してはならない。

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479ガス直だき吸収冷温水機の据付に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  1. A振動が小さいため、原則として防振基礎とする必要がない。
  2. B運転時の振幅が大きいため、必ず防振基礎とする。
  3. C地震力に備え、防振パッドの使用を禁止する。
  4. D冷却塔と同一の基礎に鋼製架台を介して設置する。
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正解:A振動が小さいため、原則として防振基礎とする必要がない。

ガス直だき吸収冷温水機などの直だき型は、振動が小さいため防振基礎とする必要がない。

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480冷却塔を建築物の屋上に2台近接して設置する場合の離隔距離として、最も適当なものはどれか。

  1. Aルーバー面の高さの0.5倍以上
  2. Bルーバー面の高さの1倍以上
  3. Cルーバー面の高さの2倍以上
  4. Dルーバー面の高さの1.5倍以上
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正解:Cルーバー面の高さの2倍以上

2台の冷却塔を近接設置する場合は、原則としてルーバー面の高さの2倍以上離して設置する。

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481冷却塔の補給水口の高さに関する記述として、最も適当なものはどれか。

  1. A排水槽の満水位から3m程度の落差を確保する。
  2. B高置タンクの高水位から1m程度の落差を確保する。
  3. C高置タンクの低水位から3m程度の落差を確保する。
  4. Dポンプの吸込口と同一の高さに設置する。
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正解:C高置タンクの低水位から3m程度の落差を確保する。

ボールタップを作動させるため、高置タンクの低水位から3m程度の落差を確保する位置とする。

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482パッケージ形空気調和機の屋外機の設置位置として、最も適当なものはどれか。

  1. A季節風の方向に空気の吸込み面が正対するように設置する。
  2. B季節風の方向に空気の吹出し面が正対するように設置する。
  3. C周囲に壁を設けて風の影響を完全に遮断して設置する。
  4. D吸込み面や吹出し面が季節風に正対しないように設置する。
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正解:D吸込み面や吹出し面が季節風に正対しないように設置する。

屋外機は、空気の吸込み面や吹出し面が季節風の方向に正対しないように設置するのが原則である。

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483ボイラーの据付における離隔距離の記述のうち、適当でないものはどれか。

  1. Aボイラー前面のバーナ点検スペースを0.45mとした。
  2. Bボイラー最上部と上部構造物との距離を1.2m以上とした。
  3. Cボイラー前面の壁との隔離距離を1.5m程度とした。
  4. Dボイラー側面と壁との距離を0.45m以上とした。
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正解:Aボイラー前面のバーナ点検スペースを0.45mとした。

ボイラー前面はバーナの運転やメンテを考慮し、壁などとの隔離距離は1.5m程度とする。

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484陸上ポンプの基礎の高さとして、最も適当なものはどれか。

  1. A床上100mm
  2. B床上150mm
  3. C床上300mm
  4. D床上500mm
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正解:C床上300mm

陸上ポンプの基礎の高さは床上300mmとし、基礎表面に排水溝を設けて間接排水する。

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485排水槽内に2台の雑排水用モーターポンプを設置する場合、ポンプ間の中心間距離として適切なものはどれか。

  1. Aポンプケーシング直径の1倍
  2. Bポンプケーシング直径の3倍
  3. Cポンプケーシング直径の2倍
  4. Dポンプケーシング直径の5倍
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正解:Bポンプケーシング直径の3倍

排水槽内にポンプ2台を設置する場合、ケーシングの中心間距離はケーシング直径の3倍としてよい。

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486渦巻きポンプの吸込み管内に取り付ける計器として、最も適当なものはどれか。

  1. A連成計
  2. B圧力計
  3. C差圧計
  4. D水準器
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正解:A連成計

吸込み管内は負圧になるおそれがあるため、正圧と負圧の両方を測定できる連成計を取り付ける。

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487メカニカルシール方式の冷却水ポンプの基礎に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  1. A基礎表面に必ず排水目皿を設けなければならない。
  2. B排水目皿および目皿からの排水管を設けなくてもよい。
  3. C基礎の高さを床上600mm以上確保しなければならない。
  4. D基礎内に油分離槽を設けなければならない。
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正解:B排水目皿および目皿からの排水管を設けなくてもよい。

軸封部がメカニカルシール方式であれば、基礎表面に排水目皿や排水管を設けなくてもよい。

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488横型ポンプを2台以上並べて設置する場合の、各ポンプ基礎間の間隔として最も適当なものはどれか。

  1. A300mm以上
  2. B1000mm以上
  3. C700mm以上
  4. D500mm以上
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正解:D500mm以上

横型ポンプを2台以上並列設置する場合、各ポンプの基礎の間隔は一般的に500mm以上とする。

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489天井吊り送風機(呼び番号2番以上)の据付方法として、最も適当なものはどれか。

  1. A形鋼でかご型に溶接組立した架台上に防振材を介して設置する。
  2. B4方向に設けた吊りボルトだけで直接吊り下げる。
  3. C防振ゴムを介さず、建築構造体にボルトで直接緊結する。
  4. Dワイヤーロープの吊り角度をできるだけ大きくして固定する。
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正解:A形鋼でかご型に溶接組立した架台上に防振材を介して設置する。

呼び番号2番以上の送風機は、かご型架台に防振材を介して設置し、架台を構造体に固定する。

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490Vベルト駆動の送風機の設置および調整に関する記述のうち、適当なものはどれか。

  1. AVベルトの張りは、指で押して厚さの2倍たわむ程度とする。
  2. B送風機とモーターのプーリーの心出しは、肉眼のみで行う。
  3. CVベルトの回転方向でベルトの下側が引張りとなるようにする。
  4. DVベルトの回転方向でベルトの上側が引張りとなるようにする。
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正解:CVベルトの回転方向でベルトの下側が引張りとなるようにする。

Vベルト駆動の送風機は、Vベルトの回転方向でベルトの下側引張りとなるように設置する。

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491硬質塩化ビニルライニング鋼管の切断工具として、適当でないものはどれか。

  1. A帯のこ盤
  2. B高速砥石切断機
  3. C丸のこ切断機
  4. Dパイプソー
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正解:B高速砥石切断機

ライニング鋼管に発熱する高速砥石切断機を使用してはならない。帯のこ盤などが適している。

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492鋼管のねじ接合に関する記述のうち、最も適当なものはどれか。

  1. Aねじの長さはできるだけ長く加工して接合強度を高める。
  2. B転造ねじの場合、ねじ部の強度は鋼管本体より著しく低下する。
  3. Cシール材はめねじ側にのみ多めに塗布して締め付ける。
  4. D飲料用に使用する鋼管にはペーストシール剤を使用する。
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正解:D飲料用に使用する鋼管にはペーストシール剤を使用する。

飲料用に使用する鋼管のねじ接合には、ペーストシール剤を使用する。

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493ステンレス鋼管の突合せ溶接において、管厚が2mmの場合の開先形状として正しいものはどれか。

  1. AV形開先
  2. BU形開先
  3. CI形開先
  4. D面取りなし
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正解:CI形開先

ステンレス鋼管を突合せ溶接する場合、管の厚さが3mm以下ではI形開先とする。

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494ステンレス鋼管の溶接接合において、酸化を防止するために管内に充満させるガスはどれか。

  1. A酸素ガス
  2. Bアルゴンガス
  3. C炭酸ガス
  4. D塩素ガス
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正解:Bアルゴンガス

ステンレス鋼管の溶接接合は、管内にアルゴンガスまたは窒素ガスを充満させて行う。

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495冷媒配管を差込接合する際の施工方法として、最も適当なものはどれか。

  1. A軟ろうを使用し、フラックスを多量に塗布する。
  2. B配管の酸化を促進させるため、酸素を流しながら加熱する。
  3. C接合強度を高めるため、銅管差込部の内面にもフラックスを塗る。
  4. D酸化防止のため、管内に不活性ガスを流しながら接合する。
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正解:D酸化防止のため、管内に不活性ガスを流しながら接合する。

冷媒配管は硬ろうを使用し、不活性ガスを流して酸化物の生成を抑えながら接合する。

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496冷温水管の横走り配管において、径の違う管を接続する際の留意点として最も適当なものはどれか。

  1. A偏心レデューサーを使用し、空気だまり防止のため管天端を揃える。
  2. B同心レデューサーを使用し、管の中心を合わせる。
  3. C偏心レデューサーを使用し、排水を考慮して管下端を揃える。
  4. Dブッシングを使用し、段差を設けて流速を調整する。
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正解:A偏心レデューサーを使用し、空気だまり防止のため管天端を揃える。

冷温水管では空気だまりが生じないよう、偏心レデューサーを用いて管天端を水平に合わせる。

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497単式伸縮管継手を設ける場合の固定と支持に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  1. A伸縮側の継手近傍を固定し、反対側をガイド支持とする。
  2. B伸縮側の継手近傍にガイドを設け、反対側を固定支持とする。
  3. C継手本体を固定支持し、その両側にガイドを設ける。
  4. D伸縮管継手の両側をともに固定支持とする。
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正解:B伸縮側の継手近傍にガイドを設け、反対側を固定支持とする。

単式伸縮管継手は、伸縮側の近傍にガイドを設けて固定し、伸縮側の反対側継手近傍を固定する。

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498冷温水管の自動空気抜き弁の取り付け場所として、最も適当なものはどれか。

  1. A配管の頂部で管内が正圧になる場所
  2. B配管の最下部で管内が正圧になる場所
  3. C配管の最下部で管内が負圧になる場所
  4. D配管の頂部で管内が負圧になる場所
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正解:A配管の頂部で管内が正圧になる場所

自動空気抜き弁は、配管頂部で管内が正圧になる場所に取り付ける。負圧の場所は避ける。

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499配管の支持・振れ止めに関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  1. A立て管に鋼管を用いる場合は、各階1箇所に形鋼振れ止め支持をする。
  2. B防振支持に吊り形防振ゴムを用いる場合は、力の方向を鉛直下向きにする。
  3. C伸縮する立て管を支持する場合は、管がスライドしないよう強く締め付ける。
  4. D鋼製金物でステンレス鋼管を支持する場合は、絶縁措置を講じる。
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正解:C伸縮する立て管を支持する場合は、管がスライドしないよう強く締め付ける。

伸縮する立て管を振れ止め支持する場合は、支持点を軽く締め、管が上下にスライドできるようにする。

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500蒸気管を下方より形鋼振れ止め支持する場合の施工として、最も適当なものはどれか。

  1. A固定金物で管を完全に拘束して支持する。
  2. B配管から別の配管を吊り下げる「共吊り」により支持する。
  3. CUボルトを使用して、管を強固に固定する。
  4. Dローラ金物を使用し、保温材の下部を円周の約1/4切り取る。
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正解:Dローラ金物を使用し、保温材の下部を円周の約1/4切り取る。

蒸気管は伸縮が大きいためローラ金物を用い、保温材の下部を円周の約1/4程度切り取って施工する。

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501揚水ポンプの吸込管の勾配として、最も適当なものはどれか。

  1. Aポンプに向かって1/50〜1/100の上り勾配
  2. Bポンプに向かって1/200の上り勾配
  3. Cポンプに向かって1/50〜1/100の下り勾配
  4. Dポンプに向かって1/200の下り勾配
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正解:Aポンプに向かって1/50〜1/100の上り勾配

揚水ポンプの吸込管は、ポンプに向かって1/50〜1/100の上り勾配とする。

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502屋内排水管の満水試験において、放置時間と圧力の規定として正しいものはどれか。

  1. A10分間放置し、10kPa以上の圧力で行う。
  2. B120分間放置し、100kPa以上の圧力で行う。
  3. C60分間放置し、50kPa以上の圧力で行う。
  4. D30分間放置し、30kPa以上の圧力で行う。
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正解:D30分間放置し、30kPa以上の圧力で行う。

排水管の満水試験は、30kPa以上の圧力で30分放置し、減水がないことを確認する。

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503呼び径100の屋内横走排水管の最小勾配として、正しいものはどれか。

  1. A1/50
  2. B1/150
  3. C1/100
  4. D1/200
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正解:C1/100

屋内横走排水管の勾配は、呼び径75と100では最小1/100と規定されている。

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504強制循環式の下向き給湯配管において、給湯管および返湯管の勾配として最も適当なものはどれか。

  1. Aともに先上がりとし、1/100以上とする。
  2. B勾配を設けず、水平に配管する。
  3. C給湯管を先上がり、返湯管を先下がりとする。
  4. Dともに先下がりとし、1/200以上とする。
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正解:Dともに先下がりとし、1/200以上とする。

強制循環式の下向き給湯配管では、給湯管・返湯管とも先下がりとし、1/200以上とする。

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505空気調和機への冷温水配管の接続方法として、最も適当なものはどれか。

  1. A往き管を上部接続口に、還り管を下部接続口に接続する。
  2. B往き管を下部接続口に、還り管を上部接続口に接続する。
  3. C往き管・還り管ともに上部接続口に接続する。
  4. D往き管・還り管ともに下部接続口に接続する。
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正解:B往き管を下部接続口に、還り管を上部接続口に接続する。

空調機への接続は、往き管をコイル下部接続口に、還り管を上部接続口に接続するのが適切である。

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506開放形膨張タンクに向かう横引き配管の勾配として、最も適当なものはどれか。

  1. A1/100程度の先下がり勾配
  2. B1/100程度の先上がり勾配
  3. C1/250程度の先上がり勾配
  4. D1/250程度の先下がり勾配
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正解:C1/250程度の先上がり勾配

開放形膨張タンクに向かう横引き配管は、1/250程度の先上がり勾配とする。

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507複数の空気調和機の摩擦損失抵抗を等しくするために採用される配管方式はどれか。

  1. Aダイレクトリターン方式
  2. Bリバースリターン方式
  3. Cワンウェイ方式
  4. Dバイパスリターン方式
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正解:Bリバースリターン方式

各機器を通る経路の摩擦損失抵抗を等しくする方式をリバースリターン方式という。

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508低圧ダクトの定義として、通常の運転時におけるダクト内圧の範囲はどれか。

  1. A±500Pa以内
  2. B±200Pa以内
  3. C±1000Pa以内
  4. D±2000Pa以内
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正解:A±500Pa以内

低圧ダクトとは、ダクト内圧が+500Pa以下または−500Pa以内の範囲のものをいう。

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509長方形ダクト(亜鉛鉄板製)の角の継目構造として、適当でないものはどれか。

  1. Aピッツバーグはぜ
  2. Bボタンパンチスナップはぜ
  3. Cフランジはぜ
  4. D内部甲はぜ
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正解:Cフランジはぜ

角の継目にはピッツバーグはぜ、ボタンパンチスナップはぜ、内部甲はぜなどが用いられる。

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510アングルフランジ工法ダクトにおける、フランジと鉄板との折り返し寸法として適切なものはどれか。

  1. A3mm以上
  2. B10mm以上
  3. C8mm以上
  4. D5mm以上
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正解:D5mm以上

アングルフランジと鉄板との折り返しは、5mm以上とる必要がある。

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511コーナーボルト工法ダクトに用いるフランジ用ガスケットの標準的な厚さはどれか。

  1. A5mm以上
  2. B3mm以上
  3. C1mm以上
  4. D10mm以上
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正解:A5mm以上

コーナーボルト工法では弾力性が要求されるため、ガスケット厚さは5mm以上を標準とする。

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512屋上を横走りする主ダクトに耐震支持を設ける場合の間隔として、最も適当なものはどれか。

  1. A5m以下に1箇所
  2. B10m以下に1箇所
  3. C15m以下に1箇所
  4. D12m以下に1箇所
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正解:D12m以下に1箇所

横走り主ダクトに耐震支持が必要な場合は、12m以下に1箇所、形鋼振止め支持を設ける。

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513スパイラルダクト(直径450mm以下)の排煙用亜鉛鉄板製ダクトの板厚として正しいものはどれか。

  1. A0.5mm
  2. B0.8mm
  3. C0.6mm
  4. D1.0mm
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正解:B0.8mm

直径450mm以下の排煙用亜鉛鉄板製円形ダクトの板厚は、0.8mmとする。

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514呼び径1,000mmのスパイラルダクトの吊り間隔として、最も適当なものはどれか。

  1. A4,000mm以下
  2. B3,000mm以下
  3. C2,000mm以下
  4. D5,000mm以下
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正解:A4,000mm以下

スパイラルダクトの横走り部分の吊り間隔は、呼び径によらず4,000mm以下とする。

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515風量調整ダンパーの性能や設置に関する記述のうち、適当なものはどれか。

  1. A平行翼ダンパーの方が風量調整機能が優れている。
  2. Bエルボ部からダクト幅の2倍離れた位置に設置する。
  3. C対向翼ダンパーの方が風量調整機能が優れている。
  4. D消音エルボの下流側に設置する。
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正解:C対向翼ダンパーの方が風量調整機能が優れている。

風量調整ダンパーは、対向翼ダンパーの方が平行翼ダンパーより風量調整機能に優れている。

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516変風量(VAV)ユニットの設置場所として、最も適当なものはどれか。

  1. Aユニット入口長辺寸法の1倍程度の直管が下流側にある位置
  2. Bユニット入口長辺寸法の2倍以上の直管が上流側にある位置
  3. Cエルボの直後で気流が乱れている位置
  4. D急拡大するダクトの直後の位置
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正解:Bユニット入口長辺寸法の2倍以上の直管が上流側にある位置

VAVユニットは、原則として入口長辺寸法の2倍以上の長さの直管が上流側にある位置に設ける。

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517チャンバー類の点検口の扉の開閉方向として、最も適当なものはどれか。

  1. A内圧が正圧の場合は内開き、負圧の場合は外開きとする。
  2. B内圧が正圧の場合は外開き、負圧の場合は内開きとする。
  3. C内圧にかかわらず、すべて内開きとする。
  4. D内圧にかかわらず、すべて外開きとする。
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正解:A内圧が正圧の場合は内開き、負圧の場合は外開きとする。

チャンバー内が正圧の場合は内開き、負圧の場合は外開きとするのが原則である。

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518送風機の吐出し口直後にエルボを取り付ける場合、その離隔距離として適切なものはどれか。

  1. A送風機の羽根径の0.5倍以上
  2. B送風機の羽根径の1.0倍以上
  3. C送風機の羽根径の1.5倍以上
  4. D送風機の羽根径の2.0倍以上
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正解:C送風機の羽根径の1.5倍以上

吐出し口直後のエルボは、吐出し口から送風機の羽根径の1.5倍以上離して取り付ける。

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519送風機吐出口から接続ダクトへの変形における漸拡大の傾斜角として、最も適当なものはどれか。

  1. A60度以内
  2. B30度以内
  3. C45度以内
  4. D15度以内
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正解:D15度以内

送風機吐出口からの変形は、急激な変形を避けて傾斜角15度以内の漸拡大とする。

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520防火壁を貫通する換気用ダクトの施工に関する記述のうち、最も適当なものはどれか。

  1. A貫通部から防火ダンパーまでは厚さ0.8mmの鉄板とする。
  2. B貫通部から防火ダンパーまでは厚さ1.5mm以上の鉄板とする。
  3. C防火壁とダクトの隙間は、断熱材を充填して仕上げる。
  4. D防火ダンパーは、必ず壁の内部に埋め込んで設置する。
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正解:B貫通部から防火ダンパーまでは厚さ1.5mm以上の鉄板とする。

防火壁の貫通部から防火ダンパーまでは、厚さ1.5mm以上の鉄板とし、隙間はモルタル等で埋める。

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