賃貸不動産経営管理士 ⑥ 契約有効性・個人情報・保証・委任

契約の有効性に関わる民法の総則的なテーマと、保証・委任、個人情報保護を扱う分野です。制限行為能力者(未成年者・成年被後見人・被保佐人等)の行為と取消し、意思表示の瑕疵、代理などが頻出です。あわせて連帯保証や個人根保証の極度額、委任契約の権利義務、個人情報保護法の取扱いも問われます。行為能力の区分ごとに「単独でできること・取り消せること」を整理し、保証・委任の基本ルールを押さえましょう。

この分野の問題61問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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301制限行為能力者に関する記述として正しいものはどれか

  1. A未成年者は原則として単独で有効に契約ができる
  2. B被保佐人は全ての行為について保佐人の同意が必要である
  3. C成年被後見人は日用品の購入を除き単独で契約ができない
  4. D被補助人は常に法定代理人が全ての行為を代わりに行う
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正解:C成年被後見人は日用品の購入を除き単独で契約ができない

制限行為能力者は保護の対象であり、成年被後見人は日常の買い物等を除き単独での契約が制限されている。

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302未成年者が法定代理人の同意を得ずに契約した場合の原則は

  1. Aその契約を本人または法定代理人が取り消すことができる
  2. Bその契約は成立せず無効となる
  3. Cその契約は原則として取り消すことができない
  4. D法定代理人の追認がなければ契約は存在しない
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正解:Aその契約を本人または法定代理人が取り消すことができる

未成年者が同意を得ずに行った契約は、未成年者本人や法定代理人が取り消すことができる。

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303未成年者が法定代理人の同意なしに有効に契約できるケースとして正しいものは

  1. A高額な電化製品を分割払いで購入すること
  2. Bアルバイト先で単独で雇用契約を締結すること
  3. C友達から高級車を買い受ける行為
  4. D単に権利を得、または義務を免れる行為
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正解:D単に権利を得、または義務を免れる行為

単に権利を得、または義務を免れる行為は法定代理人の同意がなくても可能である。

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304後見開始の審判を請求できる者に該当しないのは

  1. A本人
  2. B友人
  3. C四親等内の親族
  4. D配偶者
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正解:B友人

四親等内の親族は含まれるが、友人は含まれない。

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305成年被後見人が成年後見人の同意を得ずに契約した場合の取扱いは

  1. A相手方が成年被後見人であることを知らなければ有効である
  2. B契約締結の翌日までは取り消すことができる
  3. C契約金額が少額であれば取り消すことができない
  4. D原則として取り消すことができる
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正解:D原則として取り消すことができる

成年被後見人が単独で行った契約は、本人または成年後見人が取り消すことができる。

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306被保佐人が単独で行った場合に取消しの対象となる行為に含まれないものは

  1. A日常生活に関する行為
  2. B訴訟行為をすること
  3. C借財または保証をすること
  4. D重要な財産上の行為
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正解:A日常生活に関する行為

日常の買い物のよう日常生活に関する行為は取消しの対象から除外される。

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307錯誤による取消しの要件として正しいものは

  1. A相手方が善意無過失の第三者であれば取消しができないこと
  2. B錯誤をした者に重大な過失があっても取消せること
  3. C動機の錯誤の場合は動機が表示されていなくてもよいこと
  4. D錯誤が契約の重要な部分(要素)にあること
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正解:D錯誤が契約の重要な部分(要素)にあること

錯誤取消しには、要素の錯誤であることと、錯誤者に重大な過失がないことが必要である。

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308詐欺による契約の取消しと第三者の関係についての記述として正しいものは

  1. A詐欺による取消しは善意無過失の第三者に対抗できる
  2. B詐欺による取消しは善意無過失の第三者に対抗できない
  3. C詐欺による取消しは第三者が善意有過失であれば対抗できる
  4. D強迫による取消しと同様に第三者にも常に有効である
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正解:B詐欺による取消しは善意無過失の第三者に対抗できない

詐欺による取消しは、善意無過失の第三者に対抗できない。

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309強迫による契約の取消しと第三者の関係について正しいものは

  1. A強迫による取消しは善意無過失の第三者に対抗できない
  2. B強迫による取消しは善意無過失の第三者に対抗できる
  3. C強迫による取消しは第三者の過失の有無に関わらず対抗できない
  4. D強迫による取消しは契約から1年経過すれば対抗できない
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正解:B強迫による取消しは善意無過失の第三者に対抗できる

強迫による取消しは、善意無過失の第三者であっても対抗(主張)できる。

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310公序良俗に違反する契約の取扱いは

  1. A契約は有効だが取消しができる
  2. B契約は無効となる
  3. C契約は条件付きで有効となる
  4. D裁判所の許可があれば有効となる
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正解:B契約は無効となる

公序良俗に違反する契約は無効である。

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311個人情報保護法で保護される「個人情報」に該当するものは

  1. A会社や法人の法人格に関する情報
  2. B死亡した個人に関する情報
  3. C生存する個人に関する情報
  4. D不動産の所在地等の物件情報のみ
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正解:C生存する個人に関する情報

個人情報保護法は生存する個人に関する情報を対象とする。

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312個人識別符号の説明として正しいものは

  1. A他の情報と照合しなければ絶対に識別できない情報
  2. B全ての個人に対して一律に付与される番号
  3. C対象者ごとに異なる情報を記号化したもの
  4. D特定の個人の住所のみを指す言葉
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正解:C対象者ごとに異なる情報を記号化したもの

特定の個人の身体の一部や対象者ごとに異なる情報を記号にしたものである。

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313「個人情報データベース等」の説明として正しいものは

  1. Aコンピュータを用いたもののみを指す
  2. B特定の個人情報を容易に検索できるように体系的に構成したもの
  3. C紙で作成した顧客リストは該当しない
  4. D他社のデータベースを利用する業者は該当しない
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正解:B特定の個人情報を容易に検索できるように体系的に構成したもの

コンピュータの有無を問わず、容易に検索できるように体系的に構成されたものが該当する。

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314保有個人データの定義として正しいものは

  1. A個人情報取扱事業者が開示等の権限を有する個人データ
  2. B外部委託先が保管している全てのデータ
  3. C個人情報データベースに含まれる全ての情報
  4. D過去に一度でも利用した個人の情報
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正解:A個人情報取扱事業者が開示等の権限を有する個人データ

開示、訂正、利用停止などの権限を有する個人データである。

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315要配慮個人情報として政令で定められている記述に該当しないものは

  1. A病歴
  2. B人種
  3. C信条
  4. D学歴
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正解:D学歴

社会的身分、病歴、犯罪被害事実、人種、信条、犯罪経歴等が該当する。

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316個人情報の利用目的の変更について正しいものは

  1. A利用目的はいつでも自由に変更できる
  2. B変更する場合は常に本人の同意が必要である
  3. C変更前の目的と関連性があれば合理的に変更できる
  4. D変更した場合は通知や公表は不要である
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正解:C変更前の目的と関連性があれば合理的に変更できる

変更前の目的と関連性がある合理的な範囲内でなければならない。

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317オプトアウト制度により本人の同意なしに第三者提供ができる条件として正しいものは

  1. A一度届け出れば永久に有効である
  2. B本人の事前の口頭許可があればよい
  3. C提供する先は限定されない
  4. D個人情報保護委員会への届出が必要である
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正解:D個人情報保護委員会への届出が必要である

個人情報保護委員会への届出等が必要である。

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318「第三者提供」に該当せず本人の同意が不要なケースに含まれないものは

  1. A利用目的達成に必要な範囲内で行う委託先への提供
  2. B合併や営業譲渡に伴う提供
  3. C他業者が保有するリストへの単なる参照
  4. D共同利用の場合
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正解:C他業者が保有するリストへの単なる参照

委託、事業承継、共同利用等は該当しない。

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319保証契約の成立要件として正しいものは

  1. A書面または電磁的記録による合意
  2. B債権者と保証人の口頭による合意
  3. C保証人が債務者本人と同じ名義であること
  4. D債務者の同意がある場合に限り成立する
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正解:A書面または電磁的記録による合意

保証契約は必ず書面または電磁的記録で行わなければならない。

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320保証債務の「付従性」の説明として正しいものは

  1. A保証は債務を担保する制度であるため債務がなければ成立しない
  2. B債権者と保証人の間で締結される独立した契約である
  3. C保証人は債務者に代わって支払う義務がある
  4. D保証人は催告の抗弁権を有している
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正解:A保証は債務を担保する制度であるため債務がなければ成立しない

成立の付従性とは、主たる債務がなければ保証は成立しないことを指す。

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321普通保証における「催告の抗弁権」とは

  1. A債権者は保証人に請求する前にまず債務者に催告すべきという権利
  2. B保証人は債務者の財産から強制執行をかけるよう請求できる権利
  3. C保証人が複数の場合に負担を分割できる権利
  4. D保証人は連帯して責任を負うという権利
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正解:A債権者は保証人に請求する前にまず債務者に催告すべきという権利

まずは主債務者に催告するように求める権利である。

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322連帯保証と普通保証の決定的な違いとして正しいものは

  1. A連帯保証人は催告の抗弁権を行使できる
  2. B普通保証には分別の利益がない
  3. C連帯保証には補充性がない
  4. D普通保証人は連帯して全額を負担する
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正解:C連帯保証には補充性がない

連帯保証には補充性(催告・検索の抗弁)がない。

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323根保証における極度額の定めについて正しいものは

  1. A極度額は書面に記載する必要はない
  2. B法人が根保証をする場合のみ極度額が必要である
  3. C極度額は契約更新のたびに定め直さなければならない
  4. D個人が根保証をする場合は極度額の定めが必要である
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正解:D個人が根保証をする場合は極度額の定めが必要である

個人が根保証をする場合、極度額の定めがなければ無効となる。

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324保証人が元本確定後に発生した未払賃料等を保証しなくてよい事由として正しいものは

  1. A保証人が別の連帯保証人を探したとき
  2. B保証人が債権者に通知したとき
  3. C債権者が契約を更新したとき
  4. D主たる債務者が死亡したとき
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正解:D主たる債務者が死亡したとき

個人根保証契約において主たる債務者または保証人の死亡は元本確定事由である。

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325委任契約の報酬支払について正しいものは

  1. A契約時に自動的に発生する
  2. B原則として無報酬である
  3. C受任者は特約なしでも報酬を請求できる
  4. D報酬は必ず先払いである
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正解:B原則として無報酬である

民法上、委任は原則として無報酬である。

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326委任契約の費用について正しいものは

  1. A費用償還請求権は認められない
  2. B受任者は費用を全て自己負担しなければならない
  3. C受任者は事務処理のための費用を前払請求できる
  4. D委任者は費用の前払いを拒否できる
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正解:C受任者は事務処理のための費用を前払請求できる

受任者は請求があれば費用を前払請求できる。

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327委任契約における受任者の義務として正しいものは

  1. A自己の責任で事務を処理し、原則として他人に任せてはならない
  2. B委任者の承諾なく自由に復委任できる
  3. C委任者の報告義務は存在しない
  4. D受任者は善管注意義務を負わない
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正解:A自己の責任で事務を処理し、原則として他人に任せてはならない

当事者の信頼関係に基づくため、原則として他人に任せてはならない。

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328委任契約の解除について正しいものは

  1. A損害賠償を払えば解除できる
  2. B信頼関係が破壊されても解除できない
  3. C契約期間内であれば解除できない
  4. D両当事者からいつでも解除できる
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正解:D両当事者からいつでも解除できる

信頼関係に基づいているため、いつでも解除が可能である。

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329管理受託契約の内容として正しいものは

  1. A賃貸住宅管理業者が行うべき点検等の実施内容を明記する
  2. B管理会社が物件の所有権を持つことを証明する
  3. C入居者が管理会社の報酬を全額負担する
  4. D管理業務を全て第三者に委託することを義務付ける
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正解:A賃貸住宅管理業者が行うべき点検等の実施内容を明記する

管理業務の内容および実施方法等を明確にする必要がある。

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330賃貸住宅管理業者が代理権を授与されている業務に含まれないものは

  1. A賃料の徴収
  2. B未収金の督促
  3. C未収金回収の紛争対応
  4. D賃貸借契約の更新
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正解:C未収金回収の紛争対応

未収金回収の紛争対応には代理権は付与されていない。

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331管理業者が管理業務を遂行する上でやむを得ず立て替えた費用について正しいものは

  1. A委託者の承諾があれば支払わなくてよい
  2. B管理業者が最終的に負担しなければならない
  3. C委託者は速やかに償還しなければならない
  4. D金額に関わらず全ての費用は通知が不要である
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正解:C委託者は速やかに償還しなければならない

委託者は速やかに償還する義務がある。

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332管理業者が管理業務を行うために不可欠な書類の保管について正しいものは

  1. A管理業者は自己の固有財産と混ぜて管理してよい
  2. B管理業者は委託者の財産と分別して管理しなければならない
  3. C預かった鍵は全ての入居者に貸し出せる
  4. D書類の保管場所は管理業者の判断でいつでも変えられる
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正解:B管理業者は委託者の財産と分別して管理しなければならない

金銭や財産は自己の固有財産と分別管理する義務がある。

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333個人情報保護法および番号法について正しいものは

  1. A委託者のみが個人情報を保護する義務を負う
  2. B管理業者は個人情報を保護する義務はない
  3. C管理業務を行うに際して適切に対処するよう協力する
  4. D管理業者は法律を遵守しなくてよい
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正解:C管理業務を行うに際して適切に対処するよう協力する

相互に協力して遵守することとされている。

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334反社会的勢力の排除について正しいものは

  1. A管理業者および委託者は反社会的勢力と取引しないことを確約する
  2. B反社会的勢力であっても契約は有効である
  3. C反社会的勢力かどうかの調査は禁止されている
  4. D契約後に反社会的勢力と判明しても解除できない
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正解:A管理業者および委託者は反社会的勢力と取引しないことを確約する

暴力団等とは関わらないことを契約上で確約する。

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335管理受託契約の解除について正しいものは

  1. A契約の解除は書面以外でも可能である
  2. B一度締結した契約は期間満了まで絶対に解除できない
  3. C相手方の義務違反に対し、期間を定めて催告しても履行がない場合は解除できる
  4. D解除権は委託者にのみ認められている
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正解:C相手方の義務違反に対し、期間を定めて催告しても履行がない場合は解除できる

本旨に従った履行がない場合は、催告を経て解除できる。

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336契約更新のルールについて正しいものは

  1. A更新は口頭の合意のみで成立する
  2. B何も申し出なければ自動的に契約は終了する
  3. C更新の際は必ず条件を全て変更しなければならない
  4. D契約期間満了までに書面で申し出なければ更新できない
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正解:D契約期間満了までに書面で申し出なければ更新できない

期間満了までに文書で申し出る必要がある。

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337未成年者が許可された営業に関する行為として有効に契約できる例として正しいものは

  1. A親の許可があれば何でも契約できる
  2. B許可された営業に関係ない契約も全て有効である
  3. C許可された営業に関する行為は単独で契約できる
  4. D営業に関する契約でも法定代理人の同意が必要である
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正解:C許可された営業に関する行為は単独で契約できる

許可された営業に関する行為は、未成年者でも単独で行える。

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338成年被後見人の後見開始の審判を取り消すことができる者は

  1. A家庭裁判所が職権のみで行う
  2. B成年被後見人本人だけが請求できる
  3. C成年後見人だけが請求できる
  4. D本人や配偶者、四親等内の親族等である
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正解:D本人や配偶者、四親等内の親族等である

本人や親族等からの請求に基づき家庭裁判所が取り消す。

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339被保佐人が同意を得ずに行った行為を取り消すことができるのは

  1. A被保佐人が全ての契約をした場合である
  2. B保佐人の同意を得ずに重要な財産上の行為をした場合である
  3. C被保佐人が日常品を買った場合である
  4. D保佐人が事後的に追認した場合である
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正解:B保佐人の同意を得ずに重要な財産上の行為をした場合である

同意を要する行為を同意を得ずに行った場合は取り消しの対象となる。

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340動機の錯誤についての説明として正しいものは

  1. A動機は何であっても関係ない
  2. B動機は心の中にあるため常に取消しの対象とならない
  3. C表示されていなくても重大な過失がなければ取消せる
  4. D動機が表示されている場合に限り、取消しの対象となる
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正解:D動機が表示されている場合に限り、取消しの対象となる

動機の錯誤は、その動機が表示されていることが取消しの要件である。

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341詐欺による取消しと第三者について「善意無過失」とは

  1. A何も知らず、事情を調査することも放棄した状態
  2. B事情を知っていたが悪意ではない
  3. Cミスはあったが善意である
  4. D事情を知らず、かつミスもなかったことをいう
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正解:D事情を知らず、かつミスもなかったことをいう

善意とは事情を知らないこと、無過失とはミスがないことを指す。

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342公序良俗に違反する特約の出題例に含まれないものは

  1. A家賃を滞納したからといって鍵を強制的に交換する規定
  2. B契約終了時に原状回復を求める規定
  3. C入居者から過度な罰金を徴収する規定
  4. D退去しない場合に鍵を交換する規定
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正解:B契約終了時に原状回復を求める規定

原状回復を求める規定は一般的であり無効とは限らない。

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343個人識別符号に含まれないものは

  1. Aパスポート番号
  2. B購入した商品の価格
  3. Cマイナンバー
  4. D指紋認証データ
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正解:B購入した商品の価格

購入価格は個人を特定するための識別符号ではない。

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344保有個人データの範囲から除外されていたものが法改正により含まれるようになったものは

  1. A6ヵ月以内に消去する個人データ
  2. Bデータベース業者に提供されたデータ
  3. C委託先が保管するデータ
  4. D外部委託先が訂正権限を持たないデータ
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正解:A6ヵ月以内に消去する個人データ

以前は除外されていたが、現在は含まれるようになった。

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345利用目的による制限について正しいものは

  1. A利用目的は何でもよいので特定しなくてもよい
  2. Bあらかじめ本人の同意を得ずに、利用目的の範囲を超えて扱ってはならない
  3. C目的外利用は本人の同意があればいつでも可能である
  4. D一度決めた目的は絶対に一生変更できない
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正解:Bあらかじめ本人の同意を得ずに、利用目的の範囲を超えて扱ってはならない

目的達成に必要な範囲を超えてはならないのが原則である。

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346オプトアウト制度を採択する際の要件に含まれないものは

  1. A本人が容易に知る状態にすること
  2. B本人の事前の同意を必ず得ること
  3. C個人情報保護委員会に届出をすること
  4. D第三者に提供する旨を通知すること
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正解:B本人の事前の同意を必ず得ること

オプトアウト制度は「同意なし」での提供を認める制度である。

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347保証債務の範囲として正しいものは

  1. A利息や違約金、損害賠償額も含まれる
  2. B保証人は元本のみを返済すればよい
  3. C損害賠償額は含まれない
  4. D利息は保証債務に含まれない
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正解:A利息や違約金、損害賠償額も含まれる

保証債務は主たる債務に関する利息や違約金等も含む。

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348分別の利益の説明として正しいものは

  1. A債権者が指名した保証人のみが全額負担する
  2. B保証人は債務者と頭割りで負担する
  3. C保証人の中で一番収入が多い人が全て負担する
  4. D保証人が数人いる場合、各自は保証人の数で分割された分のみ負担する
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正解:D保証人が数人いる場合、各自は保証人の数で分割された分のみ負担する

保証人が複数いれば、人数で分割して負担する利益がある。

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349委任契約における費用償還請求権の対象となるものは

  1. A受任者が個人的に買い物をするために使った費用
  2. B受任者が事務処理のために支出しなければならなかった費用
  3. C委任者が支払った報酬
  4. D受任者が事務処理で失敗した際にかかった賠償金
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正解:B受任者が事務処理のために支出しなければならなかった費用

事務処理のために必要であった費用が対象となる。

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350受任者が金銭を消費した場合の賠償義務について正しいものは

  1. A損害賠償義務は発生しない
  2. B消費した金額のみ返せばよい
  3. C利息を支払う必要はない
  4. D消費した日以後の利息を支払わなければならない
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正解:D消費した日以後の利息を支払わなければならない

受任者は消費した日からの利息を含めて支払う必要がある。

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351管理受託契約の期間の更新について正しいものは

  1. A自動更新は法律上一切認められていない
  2. B特段の合意がなければ、従前の契約と同一内容で更新とみなされる
  3. C更新する際は必ず報酬額を上げなければならない
  4. D期間が満了すれば必ず終了し、更新はできない
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正解:B特段の合意がなければ、従前の契約と同一内容で更新とみなされる

特段の合意がない場合は同一内容での更新とみなされる。

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352管理業者が入居者の住戸に立ち入れるのは

  1. A防災等の緊急を要するときである
  2. Bいつでも自由に立ち入れる
  3. C管理業者の判断で週に一度は立ち入れる
  4. D管理業務の報告が必要なときである
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正解:A防災等の緊急を要するときである

緊急を要する場合は、あらかじめ承諾を得なくても立ち入れる。

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353契約の解除における「催告」とは

  1. A契約を自動的に解除すること
  2. B相手方を脅すこと
  3. C相手方に対して期間を定めて履行を求めること
  4. D相手方の住所へ行くこと
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正解:C相手方に対して期間を定めて履行を求めること

期間を定めて履行を求める手続きのことである。

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354管理業者が管理受託契約終了時に引き渡すべきものは

  1. A本物件に関する書類および保管する鍵
  2. B家賃の滞納状況に関する全てのデータのみ
  3. C管理業者が作成した備忘録のみ
  4. D委託者の財産目録のみ
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正解:A本物件に関する書類および保管する鍵

書類、鍵を引き渡し、滞納状況を報告する必要がある。

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355被補助人の保護者である補助人の役割は

  1. A補助人に同意権が与えられた場合に限り、制限行為能力者として契約を制限する
  2. B常に全ての契約に同意しなければならない
  3. C被補助人に代わって常に全ての財産を管理する
  4. D一切の権限を持たない
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正解:A補助人に同意権が与えられた場合に限り、制限行為能力者として契約を制限する

補助開始の審判により定められた行為について制限がかかる。

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356要配慮個人情報を取得する際のルールは

  1. A本人の同意は不要である
  2. Bあらかじめ本人の同意を得る必要がある
  3. C取得の旨を警察に届け出る必要がある
  4. D口頭で取得すればよい
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正解:Bあらかじめ本人の同意を得る必要がある

要配慮個人情報の取得には本人の同意が義務付けられている。

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357個人情報取扱事業者の定義として正しいものはどれか

  1. A個人情報データベース等を事業の用に供している者
  2. B従業員が5人以下の事業者を除いた者
  3. C国の機関に限られる
  4. D個人情報を1件でも保有する全ての個人
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正解:A個人情報データベース等を事業の用に供している者

個人情報取扱事業者とは、個人情報データベース等を事業の用に供している者をいう。

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358個人データの漏えい等が生じ個人の権利利益を害するおそれが大きい場合の対応として正しいものはどれか

  1. A個人情報保護委員会への報告と本人への通知が必要である
  2. B社内で記録するだけでよい
  3. C警察へ届け出れば足りる
  4. D対応は任意である
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正解:A個人情報保護委員会への報告と本人への通知が必要である

重大な漏えい等の場合、個人情報保護委員会への報告および本人への通知が原則として義務付けられている。

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359委任契約の終了事由として正しいものはどれか

  1. A委任期間中の当事者の入院
  2. B報酬の支払完了
  3. C当事者の一方の死亡
  4. D受任者の住所変更
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正解:C当事者の一方の死亡

委任は、委任者または受任者の死亡・破産手続開始の決定・受任者の後見開始により終了する。

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360制限行為能力者と契約した相手方が有する「催告権」について正しいものはどれか

  1. A相手方は催告できない
  2. B契約を一方的に無効にできる
  3. Cいつでも損害賠償を請求できる
  4. D一定期間を定めて追認するか否かを確答するよう求めることができる
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正解:D一定期間を定めて追認するか否かを確答するよう求めることができる

相手方は制限行為能力者側に対し、追認するかどうかを確答するよう催告する権利を有する。

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361主たる債務者から委託を受けた保証人に対する、債権者の情報提供義務の内容として正しいものはどれか

  1. A借主の家族構成を提供する
  2. B保証人の資産状況を調査して提供する
  3. C保証人の請求があれば主たる債務の履行状況を提供する
  4. D情報提供義務は一切ない
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正解:C保証人の請求があれば主たる債務の履行状況を提供する

委託を受けた保証人から請求があった場合、債権者は主たる債務の元本・利息等の履行状況を提供する義務がある。

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