終末期ケア専門士 ⑨ 疾患別終末期ケア(後半)

疾患別終末期ケアの後半で、心不全・腎不全(腎臓病)など臓器不全の終末期を扱う分野です。心不全のNYHA分類とステージ分類、右心不全の症状、終末期のオピオイド使用や呼吸困難への対応、悪液質が頻出です。腎領域では急性腎不全の分類、慢性腎臓病(CKD)の診断基準、血液透析・腹膜透析の特徴が問われます。がんとは異なる非がん疾患特有の経過パターンやスピリチュアルペインの評価も含め、疾患ごとの終末期像を対比して押さえましょう。

この分野の問題36問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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278NYHA分類とstage分類について正しいものはどれか。

  1. ANYHA分類は可逆性であり治療により前後する
  2. BNYHA分類は長期間の心不全の病期理解に優れる
  3. Cstage分類は治療によって改善し前段階に戻る
  4. Dstage分類は身体活動による自覚症状の程度で分類する
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正解:ANYHA分類は可逆性であり治療により前後する

NYHA分類は可逆性で短期間の変化把握に、stage分類は不可逆で長期の病期理解に適しています。

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279心不全の定義として日本循環器学会等のガイドラインで示されているものはどれか。

  1. A心筋の異常により心拍出量が低下し突然死に至る病気
  2. B肺に水が溜まり呼吸困難を繰り返す不治の病気
  3. C心臓が悪い為息切れやむくみが起こり、だんだん悪くなり、生命を縮める病気
  4. D冠動脈が詰まることで心筋が壊死し、生命に危険を及ぼす病気
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正解:C心臓が悪い為息切れやむくみが起こり、だんだん悪くなり、生命を縮める病気

2018年に国民に広く周知するため「心臓が悪い為…生命を縮める病気」と定義されました。

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280右心機能不全の症状として正しいものはどれか。

  1. Aピンク色の泡沫状喀痰
  2. B頸静脈怒張
  3. C起坐呼吸
  4. D四肢冷感
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正解:B頸静脈怒張

頸静脈怒張、肝腫大、浮腫などが体うっ血(右心機能不全)の症状です。

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281悪液質(カヘキシー)の特徴として正しいものはどれか。

  1. A免疫力が向上する
  2. B骨格筋ではなく体脂肪のみが減少する
  3. C生命予後が良好である
  4. D筋力や身体活動能力の低下が認められる
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正解:D筋力や身体活動能力の低下が認められる

悪液質は体脂肪や骨格筋の減少が進み、筋力・身体活動能力、免疫力の低下が認められ予後不良です。

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282心不全の終末期におけるオピオイドの使用について正しいものはどれか。

  1. A呼吸困難の緩和に少量から用いられるが腎機能低下時(eGFR30未満)は慎重に扱う
  2. Bモルヒネは肝臓で代謝されるため腎機能は考慮しなくてよい
  3. CeGFRが30未満でもモルヒネの投与量は通常通りでよい
  4. D呼吸抑制を避けるため終末期の呼吸困難には禁忌である
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正解:A呼吸困難の緩和に少量から用いられるが腎機能低下時(eGFR30未満)は慎重に扱う

心不全終末期の呼吸困難には少量のモルヒネ等が用いられますが、腎排泄のためeGFR30未満では慎重投与・回避が推奨されます。

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283心不全における終末期の症状として誤っているものはどれか。

  1. A左心機能不全による全身倦怠感
  2. B腸管浮腫による食欲減退
  3. C腹水や浮腫による痛みの緩和
  4. D低心拍出量症候群による乏尿
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正解:C腹水や浮腫による痛みの緩和

筋肉の拘縮や低栄養に伴う褥瘡などにより、痛みによる苦痛を感じる患者が多いとされています。

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284死への経過におけるパターンの比較で正しいものはどれか。

  1. Aがんは死の直前まで徐々に機能が低下し続ける
  2. B心不全は増悪と緩解を繰り返し、増悪後の機能は以前の状態まで戻らない
  3. C認知症・老衰は死の直前で急激な機能低下を経験する
  4. Dがんと心不全の死に至るプロセスはほぼ同一である
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正解:B心不全は増悪と緩解を繰り返し、増悪後の機能は以前の状態まで戻らない

心不全は増悪と緩解を繰り返し、身体機能は増悪前には戻らない「不可逆性」があります。

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285スピリチュアルペインの評価であるSpiPasのスクリーニング1に含まれない項目はどれか。

  1. A気持ちのおだやかさ
  2. B気になる・心配なこと
  3. C大切な・支えになっていること
  4. D意味を感じること
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正解:B気になる・心配なこと

スクリーニング1はA気持ちのおだやかさ、B大切な/支えになっていることの2項目です。

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286心不全の呼吸困難に関する説明で正しくないものはどれか。

  1. A末期状態での呼吸困難には全人的評価と対応が求められる
  2. Bがんの呼吸困難の緩和ガイドラインは心不全には適用できない
  3. C多くの呼吸困難は一過性であることが多い
  4. D鎮静剤の投与は患者の苦痛を取る一方、コミュニケーションを難しくする
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正解:Bがんの呼吸困難の緩和ガイドラインは心不全には適用できない

循環器領域の医療者はがん分野の専門家の意見を取り入れ学ぶことが勧められています。

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287急性腎不全の原因のうち、脱水や出血によるものはどれに分類されるか。

  1. A腎前性
  2. B腎性
  3. C腎後性
  4. D腎間質性
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正解:A腎前性

腎血流の低下によって生じるものは腎前性急性腎不全です。

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288慢性腎臓病(CKD)の診断基準で正しいものはどれか。

  1. AGFR 90mL/min/1.73m2未満が1か月以上持続
  2. BGFR 60mL/min/1.73m2未満が3か月以上持続
  3. CGFR 30mL/min/1.73m2未満が6か月以上持続
  4. DGFR 15mL/min/1.73m2未満が1年以上持続
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正解:BGFR 60mL/min/1.73m2未満が3か月以上持続

GFR60mL/min/1.73m2未満が3か月以上持続、または持続する検尿異常等があることが基準です。

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289腹膜透析の特徴として誤っているものはどれか。

  1. A在宅での治療が可能である
  2. B血液透析よりも毒素や水分の除去が緩やかである
  3. C治療期間は半永久的である
  4. D腹膜炎や被嚢性腹膜硬化症の合併に注意が必要である
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正解:C治療期間は半永久的である

腹膜は生体膜であるため、腹膜透析の治療期間は8〜10年程度と言われています。

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290血液透析患者の食事療法として適切なものはどれか。

  1. Aカリウムは制限せず摂取する
  2. Bタンパク質は1.5g/kg以上摂取する
  3. Cエネルギーは30〜35kcal/kg程度とする
  4. D塩分は1日10gまで許容される
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正解:Cエネルギーは30〜35kcal/kg程度とする

透析患者のエネルギーは30〜35kcal、タンパク質は0.9〜1.2g、塩分は3〜6gに制限します。

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291長期透析患者にみられる合併症「透析アミロイドーシス」の原因物質はどれか。

  1. Aリン酸カルシウム
  2. Bβ2ミクログロブリン
  3. C尿素窒素
  4. Dエリスロポエチン
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正解:Bβ2ミクログロブリン

β2ミクログロブリンが蓄積することで関節可動域の妨げや痛みが生じます。

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292CKD-MBD(骨ミネラル代謝異常)の主な原因はどれか。

  1. Aリンの排出障害
  2. Bカリウムの蓄積
  3. Cナトリウムの欠乏
  4. Dカルシウムの過剰排泄
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正解:Aリンの排出障害

腎機能の低下からリンの排出ができずにミネラル代謝や骨代謝に異常が起きます。

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293透析の開始と継続に関する提言において、患者から家族への病状説明拒否があった場合の対応で正しいものは。

  1. A意思決定能力の有無に関わらず、一切連絡してはならない
  2. B意思決定能力を有さない場合には家族等に連絡する
  3. C患者の意思を無視して直ちに家族に連絡する
  4. D病院長のみが家族に連絡できる
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正解:B意思決定能力を有さない場合には家族等に連絡する

意思決定能力を有さない場合には家族等に連絡することが提言されています。

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294高齢透析患者の基礎体重管理において、非透析日の体重増加の目安はドライウェイトの何%までに抑えるか。

  1. A3〜5%
  2. B8〜10%
  3. C10〜15%
  4. D制限はない
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正解:A3〜5%

ドライウェイトの3〜5%までの体重増加になるように食事や水分の制限を行います。

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295末期腎不全で生じる消化器症状として該当しないものはどれか。

  1. A尿毒症口臭(アンモニア臭)
  2. B消化管出血
  3. Cピンク色の泡沫状喀痰
  4. D悪心・嘔吐
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正解:Cピンク色の泡沫状喀痰

ピンク色の泡沫状喀痰は左心不全による肺水腫の症状であり、腎不全の消化器症状ではありません。

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296パーキンソン病の四主徴に含まれないものはどれか。

  1. A振戦
  2. B寡動(無動)
  3. C感覚障害
  4. D姿勢反射障害
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正解:C感覚障害

パーキンソン病の四主徴は、振戦、寡動、筋強剛、姿勢反射障害です。

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297筋萎縮性側索硬化症(ALS)の四大陰性徴候に含まれるものはどれか。

  1. A構音障害
  2. B嚥下障害
  3. C呼吸障害
  4. D褥瘡
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正解:D褥瘡

ALSの四大陰性徴候は、眼球運動障害、感覚障害、膀胱直腸障害、褥瘡(これらがないこと)です。

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298非侵襲的陽圧人工呼吸管理(NIV)の欠点として正しいものはどれか。

  1. A発声ができなくなる
  2. B吸痰が確実ではない
  3. C気管切開が必須である
  4. D換気効率がTIVよりも高い
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正解:B吸痰が確実ではない

NIVは気管孔が無いため吸痰が確実ではなく、換気効率もTIVに比べ劣ります。

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299パーキンソン病とパーキンソン症候群を鑑別する上で重要な相違点はどれか。

  1. A振戦の有無
  2. BL-Dopa製剤の有効性
  3. C認知機能障害の合併
  4. D自律神経症状の有無
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正解:BL-Dopa製剤の有効性

パーキンソン症候群はL-Dopaをはじめとする抗パーキンソン病薬が無効な点が最大の特徴です。

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300ALSの末期におけるコミュニュケーション手段として一般的に残存する機能はどれか。

  1. A四肢のわずかな動き
  2. B発声
  3. C眼球運動
  4. D嚥下機能
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正解:C眼球運動

ALSは末期には発声不能となり、眼球運動のみでコミュニケーションをとらざるを得なくなります。

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301神経難病の在宅ケアにおいて気管切開下での人工呼吸管理(TIV)の利点はどれか。

  1. A常に発声が保たれる
  2. B気管切開が不要である
  3. C呼吸管理がNIVに比べて確実である
  4. D介護負担が最も軽い
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正解:C呼吸管理がNIVに比べて確実である

TIVは呼吸管理が確実であり、気管切開口から確実に吸痰できることが利点です。

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302ALSの苦痛に対するモルヒネの使用について正しいものはどれか。

  1. A末期がん患者と同等の量を投与する
  2. B既存の鎮痛薬が有効な初期段階から積極的に使用する
  3. C2022年現在、ALSに対して保険適応となっている
  4. D呼吸筋障害による呼吸苦に有効である
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正解:D呼吸筋障害による呼吸苦に有効である

呼吸苦等に有効ですが、保険適応外であり、使用量は末期がん患者の半量程度とされます。

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303胃瘻造設に関する記述で正しいものはどれか。

  1. A内視鏡的に容易なため全ての嚥下障害患者に選択すべきである
  2. B中心静脈栄養よりも感染リスクが高い
  3. C胃瘻造設後は肺炎のリスクが完全に無くなる
  4. D本来は必要性を評価した上で慎重に選択すべきである
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正解:D本来は必要性を評価した上で慎重に選択すべきである

近年は安易に選択されることが多いが、本来は必要性を評価して選択すべきです。

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304パーキンソン病の重症度を示すホーエン&ヤールの分類において、難病制度の対象となるのは何度以上か。

  1. A1度以上
  2. B2度以上
  3. C3度以上
  4. D4度以上
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正解:C3度以上

ホーエン&ヤールの分類で3度以上が特定疾患の助成対象となります。

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305誤嚥性肺臓炎の特徴として正しいものはどれか。

  1. A無菌性胃内容物の吸引によって起こる
  2. B口腔内の常在菌によって起こる
  3. C意識障害のない高齢者に多い
  4. D抗菌薬が非常に有効である
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正解:A無菌性胃内容物の吸引によって起こる

誤嚥性肺臓炎は無菌の胃内容物を誤嚥した結果起こるため、初期は無菌性で抗菌薬は無効です。

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306陰圧性肺水腫(NPPE)の特徴として正しいものはどれか。

  1. A抗菌薬による治療が必須である
  2. B数ヶ月にわたり緩徐に進行する
  3. C片側性の浸潤影を呈する
  4. D気道閉塞時の呼吸努力により肺実質に陰圧がかかり発症する
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正解:D気道閉塞時の呼吸努力により肺実質に陰圧がかかり発症する

窒息や溺水等でみられ、無治療でも数日で改善するのが特徴です。

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307終末期の患者における死前喘鳴(ゴロゴロ音)への対応として適切なものはどれか。

  1. A咳嗽反射を誘発するまで深く吸引を行う
  2. B予防的に気管切開を行う
  3. C大量の水分を点滴で負荷する
  4. D自然な現象であることを家族に伝える
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正解:D自然な現象であることを家族に伝える

吸引自体が負担となるため愛護的な吸引にとどめ、家族に自然な現象であると伝えることが重要です。

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308高齢者に人工的水分栄養補給(AHN)を検討する上で必要な視点に含まれないものはどれか。

  1. A本人や家族の想い
  2. B医学的見解
  3. C療養先でできること
  4. D医療経済的メリットの追求
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正解:D医療経済的メリットの追求

AHNの決定には、本人や家族の想い、医学的見解、療養先でできることの3点が重要です。

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309アドバンス・ケア・プランニング(ACP)における注意点として誤っているものはどれか。

  1. A信頼関係ができていないうちに最期をどう迎えたいか聞かない
  2. B医療者の価値観を押し付けない
  3. C健康な時に聞いた意思は終末期に変わっていることがあると理解する
  4. D迷っている患者には結論を急がせる
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正解:D迷っている患者には結論を急がせる

迷っても当然と考え、結論を急いだり家族に意見を委ねたりすることは控えるべきです。

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310食事介助を行う際の適切な体位・姿勢として正しいものはどれか。

  1. A顎を上げて視線を天井に向ける
  2. Bベッドと膝の間に大きな隙間を空けておく
  3. C上肢をベッドから垂れ下がらせておく
  4. D体が左右対称で肩の高さが平行になっている
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正解:D体が左右対称で肩の高さが平行になっている

顎は引いて視線は斜め下、上肢を安定させ、体が左右対称で安定した姿勢が安全な嚥下に必要です。

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311誤嚥性肺炎を繰り返す原因疾患のうち、原疾患の治療により誤嚥の予防が可能なものはどれか。

  1. A重度逆流性食道炎
  2. B脳卒中
  3. Cパーキンソン病
  4. D進行性核上性麻痺
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正解:A重度逆流性食道炎

逆流性食道炎は原疾患の治療でQOL改善や肺炎予防が可能ですが、他の疾患は完治が困難です。

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312中心静脈栄養のデメリットに関する記述で正しいものはどれか。

  1. A消化管を使用できないことから予後が比較的短い
  2. B造設自体が非常に難渋し内視鏡が必須である
  3. C胃切除後の患者には選択できない
  4. D胃瘻に比べて自然な栄養摂取が可能である
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正解:A消化管を使用できないことから予後が比較的短い

消化管を使用できないため予後が比較的短く、末梢点滴と比較して有意差は知られていないと言われます。

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313誤嚥性肺臓炎が疑われた場合の初期対応として最も適切なものはどれか。

  1. Aバイタルサインが許せば少し絶食にし様子をみる
  2. B直ちに広域抗菌薬を投与する
  3. C胃洗浄を直ちに行う
  4. D予防的に抗真菌薬を投与する
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正解:Aバイタルサインが許せば少し絶食にし様子をみる

初期は無菌性であるため、安易な抗菌薬投与は避け、バイタルが許せば少し絶食にして様子をみます。

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