QC検定®2級 ⑨ 品質保証

顧客に品質を約束する仕組みである品質保証を学ぶ実践分野です。品質保証の定義、結果の保証とプロセスによる保証、保証と補償の違い、品質保証体系図、品質機能展開(QFD)、市場トラブルへの対応や製品安全・製造物責任(PL)が頻出テーマです。設計・製造・販売の各段階でどのように品質を作り込み保証するかという流れを理解することが重要で、用語の細かな違いを問う設問が多いため、定義を正確に押さえておきましょう。出題数は56問です。

この分野の問題56問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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493品質保証の定義として適切なものはどれか。

  1. A製品の品質が良くない場合にその損失を補うための活動のこと。
  2. B顧客や社会のニーズを満たす製品やサービスを提供し安心感を与える活動のこと。
  3. C製品の品質が問題ないとお墨付きを与えるだけの活動のこと。
  4. D検査によって製品を選別することのみを指す活動のこと。
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正解:B顧客や社会のニーズを満たす製品やサービスを提供し安心感を与える活動のこと。

品質保証は顧客や社会のニーズを満たし、安心感を与える一連の活動を指す。

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494結果の保証とプロセスによる保証に関する記述として適切なものはどれか。

  1. A現在では結果の保証よりもプロセスによる保証が重視されている。
  2. Bプロセスによる保証では検査によって良い品質のものを選別する。
  3. Cどちらの保証も検査による選別を最重要視している。
  4. D結果の保証では品質を工程で作り込むことを最も重視する。
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正解:A現在では結果の保証よりもプロセスによる保証が重視されている。

現代の品質管理では、工程で品質を作り込むプロセスによる保証が重視される。

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495保証と補償の違いに関する記述として正しいものはどれか。

  1. A保証とは品質が問題ないとお墨付きを与えること、補償とは損失を補うことである。
  2. B保証とは損失を補うこと、補償とは品質を証明することである。
  3. C保証も補償も同じ意味である。
  4. D補償とは製造工程で品質を改善する活動のことである。
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正解:A保証とは品質が問題ないとお墨付きを与えること、補償とは損失を補うことである。

品質保証における保証は品質へのお墨付き、補償は不具合発生時の損失補填を意味する。

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496品質保証体系図の主な利点はどれか。

  1. A各部門の役割を明らかにし組織的な活動を効率よく進められること。
  2. B製造後の検査によって品質を直接保証できること。
  3. C顧客ニーズと技術を結びつけ設計品質を実現できること。
  4. D製品の故障モードを予測し未然防止を図れること。
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正解:A各部門の役割を明らかにし組織的な活動を効率よく進められること。

品質保証体系図は各段階での部門の役割と活動を示し、組織的な効率化を図るものである。

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497品質機能展開(QFD)の目的として最も適切なものはどれか。

  1. A工程の異常発生要因を一覧化して未然防止を図ること。
  2. B顧客の要求品質を設計から製造まで展開して実現すること。
  3. C製品の故障確率を計算して対策要因を決めること。
  4. D製造後の不適合を検査で選別して品質を維持すること。
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正解:B顧客の要求品質を設計から製造まで展開して実現すること。

品質機能展開は、顧客の要求品質を設計から製造まで展開するための手法である。

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498顧客の言語データである要求品質を整理する際に用いられることがある手法はどれか。

  1. Aヒストグラム
  2. B親和図法
  3. C管理図
  4. Dパレート図
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正解:B親和図法

言語データが多い場合、親和図法を活用して顧客ニーズを整理することがある。

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499デザインレビュー(DR)の説明として適切なものはどれか。

  1. A故障モードを予測して影響度を評価する手法。
  2. Bトラブルをトップ事象として要因を樹形図で表す手法。
  3. C製品を検査で選別して適合性を判定する手法。
  4. D設計段階で開発者とは別の視点から成果物を評価し改善する手法。
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正解:D設計段階で開発者とは別の視点から成果物を評価し改善する手法。

デザインレビューは多角的な視点から設計を評価し、改善を図る手法である。

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500FTA(故障の木解析)の特徴として適切なものはどれか。

  1. A構成要素の故障モードをボトムアップに予測して影響を評価する。
  2. Bトラブルをトップ事象とし因果関係を論理記号の樹形図で表す。
  3. C製品の環境負荷を定量的に評価する。
  4. D設計意図を製造工程まで展開して品質要素を抽出する。
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正解:Bトラブルをトップ事象とし因果関係を論理記号の樹形図で表す。

FTAはトラブル発生要因を論理的に分解し、発生確率を解析する未然防止手法である。

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501FMEA(故障モード影響解析)の特徴として適切なものはどれか。

  1. A構成要素で起こりうる故障モードを予測し影響や原因を評価する。
  2. B設計審査で多角的に改善点を提案する。
  3. C不適合と工程の関連を一覧化して工程異常を防止する。
  4. D潜在的な顧客ニーズを可視化する。
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正解:A構成要素で起こりうる故障モードを予測し影響や原因を評価する。

FMEAは故障の形態と影響を事前評価し、未然防止を図る信頼性解析技法である。

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502FMEAで対策の優先度を決定するために用いられる指標はどれか。

  1. A変動係数
  2. B寄与率
  3. C危険優先指数(RPN)
  4. D工程能力指数
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正解:C危険優先指数(RPN)

FMEAでは危険優先指数を用いて、影響度の大きい項目から対策を実施する。

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503製造物責任法(PL法)における欠陥の分類に含まれないものはどれか。

  1. A指示・警告上の欠陥
  2. B検査・選別上の欠陥
  3. C製造上の欠陥
  4. D設計上の欠陥
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正解:B検査・選別上の欠陥

欠陥は設計上・製造上・指示警告上の欠陥に分類され、検査・選別上の欠陥は含まれない。

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504製造物責任法(PL法)の損害賠償請求権の時効(生命・身体以外の損害の場合)に関する記述として正しいものはどれか。

  1. A被害者が損害および賠償義務者を知ってから3年間で時効となる。
  2. B被害者が損害を知ってから30年間で時効となる。
  3. C製造物を市場に流通させてから1年間で時効となる。
  4. D製造業者が製造物を引き渡してから5年間で時効となる。
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正解:A被害者が損害および賠償義務者を知ってから3年間で時効となる。

PL法では、被害者が損害および賠償義務者を知ってから3年、引渡しから10年で時効となる(生命・身体を害した場合の主観的起算点は5年)。

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505製造物責任予防(PLP)と製造物責任防御(PLD)の説明として正しいものはどれか。

  1. APLDは事故が発生しないよう予防する活動である。
  2. BPLPは事故が発生しないよう予防する活動である。
  3. CPLPは事故発生後の損失を最小化する活動である。
  4. DPLPとPLDはともに損害賠償額を計算する活動である。
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正解:BPLPは事故が発生しないよう予防する活動である。

PLPは事故を未然に防ぐ予防活動、PLDは事故発生後の損害を最小限にする防御活動である。

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506初期流動管理の目的として最も適切なものはどれか。

  1. A顧客ニーズを調査して設計品質を決定すること。
  2. B量産立上げ段階で特別な管理体制をとりスムーズな移行を図ること。
  3. C工程の異常をすべて発見して不適合品を排除すること。
  4. D設計段階で故障確率を論理的に計算すること。
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正解:B量産立上げ段階で特別な管理体制をとりスムーズな移行を図ること。

初期流動管理は量産開始直後の安定化を図るための特別な管理活動である。

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507製品ライフサイクル全体での品質保証に関する説明として正しいものはどれか。

  1. A苦情処理のみを徹底すること。
  2. B設計段階でのみ故障モードを解析すること。
  3. C企画・設計から製造・販売・使用・廃棄に至る全過程の品質を保証すること。
  4. D検査工程でのみ品質を保証すること。
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正解:C企画・設計から製造・販売・使用・廃棄に至る全過程の品質を保証すること。

製品ライフサイクル全体での品質保証は、企画から廃棄に至る全過程が対象である。

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508ライフサイクルアセスメント(LCA)の説明として適切なものはどれか。

  1. A故障要因を樹形図で整理すること。
  2. B設計段階で故障モードを予測すること。
  3. C工程の異常を管理して品質を作り込むこと。
  4. D製品のライフサイクル全体で発生する環境負荷を定量的に評価すること。
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正解:D製品のライフサイクル全体で発生する環境負荷を定量的に評価すること。

ライフサイクルアセスメントは製品の環境への負荷と影響を評価する手法である。

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509作業標準書に関する記述として正しいものはどれか。

  1. A不適合品をロットから選別するための基準である。
  2. B作業方法や管理方法などの手順を定めたものである。
  3. C設計意図を製造工程まで展開する品質表である。
  4. DPL事故の報告書である。
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正解:B作業方法や管理方法などの手順を定めたものである。

作業標準書は作業者が手順を守るための管理文書である。

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510プロセス(工程)重視の源流管理の考え方として適切なものはどれか。

  1. A完成品を検査で選別する結果重視の考え方をとる。
  2. B設計段階でRPNを計算することだけを行う。
  3. C出荷検査だけで品質を保証する。
  4. D問題が発生したら上流までさかのぼって原因を突き止め対策する。
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正解:D問題が発生したら上流までさかのぼって原因を突き止め対策する。

源流管理は、上流工程での対策を重視するプロセス重視の考え方である。

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5114M(人・機械・材料・方法)に加えて5M1Eで追加される2つの要素の組み合わせはどれか。

  1. A測定(Measurement)と環境(Environment)
  2. B資金(Money)と管理(Management)
  3. C市場(Market)と方法(Method)
  4. D人(Man)と機械(Machine)
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正解:A測定(Measurement)と環境(Environment)

5M1Eは4Mに測定(Measurement)と環境(Environment)を加えたものである。

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512変化点管理(変更管理)の目的として正しいものはどれか。

  1. A苦情発生時にその妥当性を確認すること。
  2. B5M1Eなどの要因が変化したときに特性が変化していないか確認すること。
  3. C工程内の不適合品を全数検査で除去すること。
  4. D設計段階で潜在的な故障モードを予測すること。
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正解:B5M1Eなどの要因が変化したときに特性が変化していないか確認すること。

変化点管理は、要因の変化に伴う特性への影響を監視する活動である。

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513QC工程図(QC工程表)の説明として適切なものはどれか。

  1. A顧客ニーズと技術を結ぶ二元表。
  2. B故障の因果関係を論理記号で表す樹形図。
  3. C生産から提供までの工程の流れと管理項目などを記載した文書。
  4. D故障モードを評価する分析図。
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正解:C生産から提供までの工程の流れと管理項目などを記載した文書。

QC工程図は工程の流れと管理指標を示す重要な管理文書である。

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514QC工程図に記載すべき項目として適切なものはどれか。

  1. A結果を評価する管理項目と要因系の点検項目。
  2. Bデザインレビューの結果のみ。
  3. C危険優先指数(RPN)。
  4. D顧客ニーズの親和図。
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正解:A結果を評価する管理項目と要因系の点検項目。

QC工程図には結果である管理項目と、原因となる要因系の点検項目を記載する。

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515工程異常を発見するために重要なことはどれか。

  1. A過去のトラブルから故障モードを予測すること。
  2. B全数検査を実施して不良品の流出を防ぐこと。
  3. C異常とはどのような状態かを定義し処置方法を決めておくこと。
  4. D抜取検査で不適合率を合格判定基準内に収めること。
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正解:C異常とはどのような状態かを定義し処置方法を決めておくこと。

異常の定義と処置手順の明確化は、迅速な工程管理に不可欠である。

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516検査の定義として適切なものはどれか。

  1. Aサンプルを抽出してロットの合否を判定する活動のみ。
  2. B環境負荷を定量的に評価する活動。
  3. C設計意図を製造工程まで展開する活動。
  4. D特性値を測定・試験し要求事項との適合性を判定する活動。
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正解:D特性値を測定・試験し要求事項との適合性を判定する活動。

検査は規定要求事項と対象を比較し、適合・不適合を判定する活動である。

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517適合品の説明として正しいものはどれか。

  1. A市場に流通したすべての製品のこと。
  2. Bロットからランダムに抽出されたサンプルのこと。
  3. C軽微な不適合が発見された製品のこと。
  4. Dすべての検査項目で適合と判定された製品のこと。
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正解:Dすべての検査項目で適合と判定された製品のこと。

すべての検査項目で要求を満たすものが適合品とされる。

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518全数検査を採用すべきケースとして最も適切なものはどれか。

  1. A生産者危険と消費者危険を設定したい場合。
  2. B少数の不適合品でも見逃すと重大な結果を招く特性を検査する場合。
  3. C工程が安定し不適合品がほとんど出ない場合。
  4. D破壊検査を必要とする製品を検査する場合。
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正解:B少数の不適合品でも見逃すと重大な結果を招く特性を検査する場合。

安全に関わるような重大な品質特性には全数検査が不可欠である。

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519破壊検査の特徴として正しいものはどれか。

  1. A測定機器の校正を必要としない。
  2. B非破壊検査の一種である。
  3. C必ず官能検査で実施される。
  4. D製品を壊すため全数検査には用いることができない。
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正解:D製品を壊すため全数検査には用いることができない。

破壊検査は製品そのものを壊すため、抜取検査でしか実施できない。

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520抜取検査に関する記述として正しいものはどれか。

  1. A全数検査より不適合品を見逃すリスクが必ず低い。
  2. Bロットからランダムに抽出したサンプルでロット全体の合否を判定する。
  3. Cすべての製品を破壊して品質を保証する。
  4. Dすべての製品を測定して不適合品を確実に排除する。
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正解:Bロットからランダムに抽出したサンプルでロット全体の合否を判定する。

抜取検査は統計的な判断手法であり、全数検査とは異なる。

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521抜取検査における生産者危険(α)の説明として正しいものはどれか。

  1. A本来不合格とすべきロットを合格にしてしまう確率のこと。
  2. Bサンプルが母集団を代表しない確率のこと。
  3. C検査員の感覚による誤差のこと。
  4. D本来合格とすべきロットを不合格にしてしまう確率のこと。
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正解:D本来合格とすべきロットを不合格にしてしまう確率のこと。

生産者危険は良品ロットを誤って不合格にするリスクを指す。

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522抜取検査で生産者危険αを小さく設定すると、一般にどうなるか。

  1. A品質の良いロットが不合格になりにくくなる
  2. B品質の良いロットが不合格になりやすくなる
  3. C消費者危険が必ずゼロになる
  4. DOC曲線が水平になる
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正解:A品質の良いロットが不合格になりにくくなる

αを小さくすると、良いロットを誤って不合格にする確率が下がる。

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523計数値検査の説明として適切なものはどれか。

  1. A不適合品数や不適合数などの数えるデータを対象に行う検査。
  2. B書類のみで合否を判定する検査。
  3. C寸法や重量などの計量値を対象に行う検査。
  4. D人間の感覚で良否を判定する検査。
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正解:A不適合品数や不適合数などの数えるデータを対象に行う検査。

計数値は個数を数える検査であり、計量値とは区別される。

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524計量値検査(計量規準型)の特徴として適切なものはどれか。

  1. A計数値検査よりも少ないサンプル数で検査計画ができる場合が多い。
  2. B不適合品数のみを対象とし統計計算が不要である。
  3. C必ず製品を破壊しなければ実施できない。
  4. D人間の感覚的な判断を統計処理する手法である。
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正解:A計数値検査よりも少ないサンプル数で検査計画ができる場合が多い。

計量値検査は統計量を計算するため、効率的な検査が可能となる。

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525官能検査の説明として適切なものはどれか。

  1. A確率論的に合否を判定する検査。
  2. B測定器で寸法や重量を計測する検査。
  3. C人間の感覚(視覚や味覚など)で品質を評価する検査。
  4. D故障を予測する信頼性評価手法。
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正解:C人間の感覚(視覚や味覚など)で品質を評価する検査。

官能検査は人間の五感による検査方法である。

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526受入検査・工程内検査・最終検査という分類は、何に基づく分類か。

  1. A検査を行う段階による分類。
  2. B測定器の種類による分類。
  3. C検査の目的による分類。
  4. Dロットの大きさによる分類。
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正解:A検査を行う段階による分類。

これらは製造プロセス上のどの段階で検査するかによる分類である。

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527計測と測定の違いに関する記述として正しいものはどれか。

  1. A計測は抜取検査、測定は全数検査である。
  2. B計測は官能検査、測定は数値検査である。
  3. C計測は目的をもって量を調べること、測定はある量を数値として求めることである。
  4. D計測は適合判定、測定は異常探しである。
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正解:C計測は目的をもって量を調べること、測定はある量を数値として求めることである。

計測は目的をもって行う行為であり、測定はある量を数値として求める行為である。

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528校正の説明として適切なものはどれか。

  1. Aロットからサンプルを抽出して検査すること。
  2. B測定機器の故障モードを予測すること。
  3. C標準器を用いて測定機器の表示値と真の値の関係を確認すること。
  4. D工程内の不適合品を識別すること。
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正解:C標準器を用いて測定機器の表示値と真の値の関係を確認すること。

校正は測定機器の正確性を維持するための重要な活動である。

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529測定誤差のうち、かたよりの説明として正しいものはどれか。

  1. A測定値の平均と真の値との差のこと。
  2. B製品を破壊することで生じる誤差のこと。
  3. C測定値のばらつきの範囲のこと。
  4. D検査員による判定の違いのこと。
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正解:A測定値の平均と真の値との差のこと。

かたよりは測定機器などのくせによって生じる、測定値の平均と真の値の差である。

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530測定誤差のうち、ばらつきの説明として正しいものはどれか。

  1. A故障モードが予測できないこと。
  2. B不適合品率が一定でないこと。
  3. C繰り返し測定したときの測定値の散らばりの程度のこと。
  4. D測定値の平均と真の値との差のこと。
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正解:C繰り返し測定したときの測定値の散らばりの程度のこと。

ばらつきは繰り返し測定したときに生じる測定値の散らばりを指す。

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531品質保証体系図の縦軸は一般に何を表すか。

  1. A各製造部門や会議体を表す
  2. Bフィードバックの経路を表す
  3. C判定基準の一覧を表す
  4. D企画から販売・廃棄に至るステップ(段階)を表す
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正解:D企画から販売・廃棄に至るステップ(段階)を表す

品質保証体系図は、縦軸にステップ、横軸に担当部門を配置して図示する。

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532不適合品を発見した際に重要なことはどれか。

  1. A検査員を交代させて再検査すること。
  2. B即座に破壊して原因追究を中止すること。
  3. C合格判定基準を変えて合格させること。
  4. D後工程への流出や適合品との混入を防ぐため識別・区分すること。
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正解:D後工程への流出や適合品との混入を防ぐため識別・区分すること。

不適合品の識別と隔離は品質保証の基本ルールである。

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533品質を工程で作り込むために必要なこととして適切なものはどれか。

  1. A全数検査で不適合品をすべて取り除くこと。
  2. B故障モードを予測することだけを行うこと。
  3. C苦情を迅速に処理すること。
  4. D5M1Eを適切に管理すること。
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正解:D5M1Eを適切に管理すること。

工程で品質を作り込むためには人・機械・材料などの要素管理が必須である。

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534FMEAでいう故障モードとは何を指すか。

  1. A故障の発生確率のこと。
  2. B故障の対策費用のこと。
  3. C故障の様子(状態)のこと。
  4. D故障の影響度のこと。
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正解:C故障の様子(状態)のこと。

故障モードは故障の具体的な現れ方(状態)を意味する。

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535FTAで用いられる論理記号の説明として適切なものはどれか。

  1. A故障の重大性を評価する危険優先指数のこと。
  2. B環境負荷を評価する指標のこと。
  3. C工程異常を発見する5W1Hのこと。
  4. D事象の因果関係を表すANDゲートやORゲートのこと。
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正解:D事象の因果関係を表すANDゲートやORゲートのこと。

FTAは論理記号で事象の因果関係を樹形図にして表す。

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536新製品開発で不適合と工程の関連を一覧化し未然防止を図る手法はどれか。

  1. AQAネットワーク
  2. BFTA(故障の木解析)
  3. Cライフサイクルアセスメント
  4. D品質表(QFD)
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正解:AQAネットワーク

QAネットワークは工程と不適合の関係を一覧化する管理表である。

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537日本の製品安全に関する制度に含まれないものはどれか。

  1. A市場流通前のPSマーク制度。
  2. B市場流通後の重大製品事故情報報告・公表制度。
  3. C製品の販売価格を統制する制度。
  4. D長期使用製品安全点検制度。
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正解:C製品の販売価格を統制する制度。

日本の製品安全制度に価格を統制する制度は含まれない。

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538製造物責任法(PL法)における製造物とは何を指すか。

  1. A製造または加工された動産。
  2. B書類上の成果物。
  3. C未加工の農林水産物。
  4. Dサービスや無形の労働力。
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正解:A製造または加工された動産。

PL法上の製造物は製造または加工された動産を指す。

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539故障したとき安全側に働くよう設計する考え方はどれか。

  1. Aフェールセーフ
  2. B初期流動管理
  3. Cデザインレビュー
  4. Dフールプルーフ
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正解:Aフェールセーフ

フェールセーフは故障時に安全を維持する設計思想である。

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540人はミスをするという前提でミスが起きても問題が生じないようにする設計はどれか。

  1. Aフェールセーフ
  2. Bフールプルーフ
  3. CQAネットワーク
  4. DFTA
正解と解説を見る

正解:Bフールプルーフ

フールプルーフは人為的ミスを防ぐための設計思想である。

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541工程能力調査の目的として正しいものはどれか。

  1. A不適合原因が複数部門にまたがるか調べること。
  2. B製品のライフサイクルコストを調べること。
  3. C検査員の教育進捗を調べること。
  4. D工程がどの程度のばらつきで品質を実現できるかを調べること。
正解と解説を見る

正解:D工程がどの程度のばらつきで品質を実現できるかを調べること。

工程能力調査は工程の品質実現能力を定量化する手法である。

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542検査で代用特性を用いる主な理由はどれか。

  1. A破壊検査を全数検査に適用するため。
  2. B真の品質特性を直接測定することが難しい場合があるから。
  3. C検査時間を短縮しコストを下げるためだけ。
  4. D官能検査の主観を排除するためだけ。
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正解:B真の品質特性を直接測定することが難しい場合があるから。

真の品質特性の直接測定が困難な場合、相関のある代用特性で検査を行う。

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543ロット判定基準の説明として適切なものはどれか。

  1. Aロット全体の合格・不合格を判定するための基準。
  2. B各工程ステップの判定基準。
  3. C製品一つひとつの適合・不適合を判定する基準。
  4. D検査員の技能を評価する基準。
正解と解説を見る

正解:Aロット全体の合格・不合格を判定するための基準。

ロット単位の合否判定に用いられるのがロット判定基準である。

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544測定単位(測定のきざみ)とは何か。

  1. A校正を行う時間的な間隔のこと。
  2. B要求品質を表す言語データの単位のこと。
  3. C工程異常を発見する単位のこと。
  4. D測定値をどのくらいの細かさまで読み取るかということ。
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正解:D測定値をどのくらいの細かさまで読み取るかということ。

測定単位は測定値の読み取りの細かさ(精度)に関わるものである。

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545品質判定基準の説明として適切なものはどれか。

  1. Aロット全体の合格・不合格を判定する基準。
  2. B測定機器の校正状態を確認する基準。
  3. C検査単位(製品一つひとつ)の適合・不適合を判定する基準。
  4. D損害賠償額を計算する基準。
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正解:C検査単位(製品一つひとつ)の適合・不適合を判定する基準。

製品個々の適合・不適合の判定は品質判定基準に基づく。

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546初期流動管理で特に管理を徹底すべき時期はどれか。

  1. A出荷直前の最終検査段階。
  2. B量産開始直後の立上げ段階。
  3. C使用から廃棄までの期間。
  4. D企画段階の市場調査期間。
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正解:B量産開始直後の立上げ段階。

立上げ段階は不適合が顕在化しやすいため、管理を徹底する。

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547プロセス重視の考え方から見て最も適切な対応はどれか。

  1. A検査工程を増やして不適合品の流出を防ぐ。
  2. B苦情が出たら補償を迅速に行う。
  3. C検査での選別に頼らず工程内での異常発生防止を徹底する。
  4. D完成品の全数検査で品質を保証する。
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正解:C検査での選別に頼らず工程内での異常発生防止を徹底する。

プロセス重視は工程内での品質保証を最優先する考え方である。

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548品質保証体系図を作成する際に一般に用いられる表現形式はどれか。

  1. A危険優先指数
  2. B論理記号(ANDゲート)
  3. Cフローチャート
  4. D故障モード影響表
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正解:Cフローチャート

品質保証体系図はフローチャートで流れとフィードバック経路を示す。

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