試験の基本情報
| 主催 | 公益財団法人 画像情報教育振興協会(CG-ARTS)。1991年設立、東京都中央区築地に所在する公益財団法人で、マルチメディア/CGクリエイター/Webデザイナー/CGエンジニア/画像処理エンジニアの5検定を運営しています。受験案内の後援団体欄の筆頭に文部科学省が挙げられた文部科学省後援の検定ですが、省庁による検定試験(公的資格)の認定制度は2005年で終了しており、国家資格ではなく民間の検定という位置づけです |
|---|---|
| 出題形式 | 紙の問題冊子とマークシートによる択一式(会場一斉のPBT)。大問10問・約40設問で100点満点です。2026年度前期のエキスパートは、CG-ARTS検定5検定の受験者全員が解答する第1問〈共通問題〉4設問を含む10大問・41設問で、配点は第4問の5設問のみ各2点、残る36設問が各2.5点(2.5×36+2×5=100点)。配点の公開は2026年度前期から始まりました。大問のテーマは撮影と色空間、濃淡変換、画像の復元と生成、幾何学的変換、2値画像処理、特徴の検出とマッチング、シーンの復元、画像符号化などです |
| 試験時間 | 1検定のみの単願受験は80分(13:00〜14:20)、同じエキスパートで2検定を併願する場合は150分(13:00〜15:30)。エキスパートは午後、ベーシックは午前(単願60分・併願100分)の全国統一時間割です。試験開始後35分を経過するまでと、終了10分前からは退出できません。計算機などの電子機器は使用できないため、計算問題はすべて手計算になります |
| 受験料 | 7,150円(税込)。2026年度から改訂された金額で、ベーシックは6,050円(税込)です。認定教育校として団体登録がある場合は1検定につき550円引きとなり、エキスパートは6,600円、ベーシックは5,500円になります。1日に最大4検定まで受験でき、複数受験する場合は検定数分の受験料が必要です |
| 合格基準 | 100点満点で70点。ベーシックも同じ基準点で、レベルによる違いはありません。ただし公式の受験案内には「難易度により多少変動します」との注記があり、70点は固定の絶対基準とは限りません。大問別・分野別の足切り(科目別基準点)については、受験要項・受験案内・FAQのいずれにも記載を確認できませんでした。なお検定の結果に関する問い合わせには回答されないと明記されています |
| 難易度 | ★★★★☆ |
| 収録問題数 | 全659問(8分野) |
試験について
画像処理エンジニア検定エキスパートは、公益財団法人画像情報教育振興協会(CG-ARTS)が実施する文部科学省後援の検定です。CG-ARTS検定5検定のうち画像処理分野を担当し、基礎理解を測るベーシックに対して、エキスパートはソフトウェア・ハードウェア・システムの開発に知識を応用する力を測ります。マークシート方式で大問10問・約40設問、100点満点の70点が合格基準点。受験資格はなく、ベーシックに合格していなくても受験できます。年2回(前期7月・後期11月)の実施で、対応テキストは『ディジタル画像処理[改訂第二版]』です。
収録問題の分野
合格のポイント
- ✓回次別の合格率は2026年度前期が29.57%(応募者374名)、2025年度後期27.3%、同前期34.4%、2024年度後期32.8%、同前期21.0%と、30%前後で上下します。直近12回ではおおむね20〜43%の範囲です。同じ回のベーシックが60〜72%であるのと比べると差が大きく、ベーシックの数字を目安にすると見誤ります。なお回次別に公表されているのは応募者数と合格率のみで、実受験者数と合格者数の実数は公表を確認できませんでした。
- ✓受験資格はなく、ベーシックに合格していなくてもいきなりエキスパートを受験できます。1日に受験できるのは最大4検定で、午前にベーシック2検定、午後にエキスパート2検定という組み合わせが上限。レベルをまたいだ併願はできません。当日の受験レベル変更や検定の追加も不可で、同一レベル内での検定名の変更のみ試験開始前まで受け付けられます。エキスパート2種以上の合格者を認定するCG-ARTSマイスター制度は、2025年2月10日で新規申請の受付を終了しています。
- ✓ベーシックとエキスパートを分けた細目レベルのシラバスは公式サイトに掲載を確認できず、実質的な出題範囲はエキスパート対応テキスト『ディジタル画像処理[改訂第二版]』(B5判480ページ)の章立てで示されます。撮影と色空間、濃淡変換、周波数領域のフィルタリング、幾何学的変換、領域処理、パターン認識と深層学習、動画像処理、シーンの復元、画像符号化までの全17章に、付録の知的財産権が加わる構成で、本サイトの8分野もこの章立てに沿っています。
- ✓80分で約41設問なので1設問あたり2分弱、しかも計算機を持ち込めません。レンズ公式による結像位置、消失点の画像座標、バイリニア補間の内分点、ハフマン符号の平均符号長といった計算をすべて手で処理する必要があり、公式を覚えているだけでなく速く回せるかが分かれ目になります。70点は配点2〜2.5点の設問で28問前後の正解に相当し、公式問題集[第五版]にはエキスパート4回分が収録されています。
全659問の問題集で合格を目指そう
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画像処理エンジニア検定エキスパート、公式テキスト17章と659問の往復
エキスパートには級別の細目シラバスがなく、範囲は『ディジタル画像処理[改訂第二版]』の全17章と付録が示します。その章立てを本サイトの8分野659問に対応させ、前期7月・後期11月に合わせた章の配り方まで整理します。
読む →画像処理エンジニア検定エキスパート、同じ70点でベーシックと40ポイント差
2026年度前期の合格率はエキスパート29.57%、ベーシック69.87%。応募者数はほぼ同じで、合格基準点も100点満点70点で共通、出題内容の6分類もレベル別ではありません。差がどこから出るのかをCG-ARTSの公表資料から整理します。
読む →画像処理エンジニア検定エキスパート、答案は大問10問41設問のマークシート
第1問はCG-ARTS5検定の共通問題で、第2問から第10問が画像処理。2026年度前期から配点が公開され、2.5点かける36と2点かける5で100点です。80分の切り方と、収録80問の権利41問・符号化39問の内訳を見ます。
読む →📱 iOSアプリ版
画像処理エンジニア検定エキスパート対策アプリ
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