画像処理エンジニア検定エキスパート ⑦ 動画像処理/3次元復元/光学的解析とシーンの復元

カメラキャリブレーションは透視投影行列の未知数11と対応点6組、アフィンカメラの8と4組という数字を区別させる。ステレオビジョンは視差と奥行きが反比例し、基線長を長くすると視差が大きくなる関係、エピポーラ線の向きが要点。光学的解析では均等拡散面の放射輝度がカメラからの距離に依存しない理由、フォンのモデルの指数n、BRDFの変数が均質4・不均質6という区別、偏光板を回して得た最大値と最小値から拡散反射成分と鏡面反射成分を分離する式が出る。動画像は背景差分とフレーム間差分の必要データの違い、3枚差分の論理積、オプティカルフローの拘束式とKLTトラッカー。

この分野の問題81問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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499透視投影行列を求めるカメラキャリブレーションにおいて、透視投影行列の未知数の数はいくつになるか。ただし、行列を定数倍しても同じ投影を表すため適当な成分を1に固定するものとする。

  1. A8個
  2. B9個
  3. C11個
  4. D12個
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正解:C11個

透視投影行列は3行4列の12成分だが、定数倍の不定性を除くため1成分を固定すると未知数は11個となる。

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500透視投影行列を求めるカメラキャリブレーションにおいて、空間中の位置とその投影点の画像上の位置の組が最少で何組あれば透視投影行列を求めることができるか。

  1. A4組
  2. B6組
  3. C5組
  4. D8組
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正解:B6組

未知数は11個であり、1組の対応点から2つの方程式が得られるため、最低6組が必要となる。

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501アフィンカメラのモデルを用いてカメラキャリブレーションを行う場合、アフィン行列の未知数の数はいくつになるか。

  1. A8個
  2. B9個
  3. C11個
  4. D12個
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正解:A8個

アフィンカメラでは画像座標のxとyをそれぞれ3次元点の線形式で表すため、各式がもつ3つの座標係数と定数項を合わせた計8個が未知数となる。

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502アフィンカメラのキャリブレーションにおいて、空間中の位置と画像上の投影点の組は最少で何組必要か。

  1. A3組
  2. B4組
  3. C5組
  4. D6組
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正解:B4組

アフィン行列の未知数は8個であり、1組から2つの方程式が得られるため、最低4組が必要となる。

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503透視投影行列をキャリブレーションする際、1組の対応点から得られる方程式の数はいくつか。

  1. A1個
  2. B3個
  3. C4個
  4. D2個
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正解:D2個

投影点の画像上の位置は2つの座標値をもつため、1組の対応点からそれぞれに対応する2つの方程式が得られる。

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504カメラキャリブレーションに関する説明として、誤っているものはどれか。

  1. A透視投影行列の未知数は11個である。
  2. B1組の対応点から3つの方程式が得られる。
  3. Cアフィン行列のキャリブレーションには最少4組の対応点が必要である。
  4. D透視投影行列は定数倍しても同じ投影を表す。
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正解:B1組の対応点から3つの方程式が得られる。

空間中の位置と画像上の位置の1組の対応点からは、2つの座標値に関する2つの方程式が得られる。

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505焦点距離を6としたカメラにおいて、3次元空間上の方向ベクトル(1, 2, 3)に平行な直線の消失点の画像座標として正しいものはどれか。

  1. A(1, 2)
  2. B(2, 4)
  3. C(3, 6)
  4. D(4, 2)
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正解:B(2, 4)

消失点の座標は焦点距離に方向ベクトルの各成分を奥行き成分で割った値を掛けて求まる。6と3分の1の積で2、6と3分の2の積で4となる。

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506焦点距離を10としたカメラにおいて、3次元空間上の方向ベクトル(3, 4, 5)に平行な直線の消失点の画像座標として正しいものはどれか。

  1. A(3, 4)
  2. B(5, 10)
  3. C(8, 6)
  4. D(6, 8)
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正解:D(6, 8)

10と5分の3の積で6、10と5分の4の積で8となる。

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507焦点距離を12としたカメラにおいて、3次元空間上の方向ベクトル(2, 1, 4)に平行な直線の消失点の画像座標として正しいものはどれか。

  1. A(2, 4)
  2. B(3, 6)
  3. C(6, 3)
  4. D(4, 1)
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正解:C(6, 3)

12と4分の2の積で6、12と4分の1の積で3となる。

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508焦点距離を8としたカメラにおいて、3次元空間上の方向ベクトル(1, 1, 2)に平行な直線の消失点の画像座標として正しいものはどれか。

  1. A(2, 2)
  2. B(8, 8)
  3. C(4, 4)
  4. D(1, 2)
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正解:C(4, 4)

8と2分の1の積で4となり、x座標もy座標もともに4となる。

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509焦点距離を9とした透視投影モデルにおいて、方向ベクトル(2, 4, 3)の直線の消失点座標を求める計算として正しいものはどれか。

  1. A9に2分の3を掛けた値と、9に4分の3を掛けた値
  2. B9に3分の2を掛けた値と、9に3分の4を掛けた値
  3. C2に9分の3を掛けた値と、4に9分の3を掛けた値
  4. D9に4分の2を掛けた値と、9に4分の3を掛けた値
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正解:B9に3分の2を掛けた値と、9に3分の4を掛けた値

消失点座標は焦点距離に方向ベクトルの各成分を奥行き成分で割った値を掛けて求まる。

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510同じ焦点距離を持つカメラAとカメラBがある。カメラBの光学中心がカメラAの座標系のx軸上に配置されている場合、カメラBの画像上のエピポーラ線はどのようになるか。

  1. Ay軸に平行な直線となる
  2. B画面の中心から放射状に伸びる直線となる
  3. Cx軸に平行な直線となる
  4. D双曲線を描く
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正解:Cx軸に平行な直線となる

カメラがx軸方向にのみ並行移動している場合、エピポーラ線はx軸に平行な直線となる。

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511同じ焦点距離を持つカメラAとカメラBがある。カメラBの光学中心がカメラAの座標系のy軸上に配置されている場合、エピポーラ線はどのようになるか。

  1. Ay軸に平行な直線となる
  2. Bx軸に平行な直線となる
  3. C画面の中心で交差する直線となる
  4. D放物線を描く
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正解:Ay軸に平行な直線となる

カメラがy軸方向にのみ並行移動している場合、エピポーラ線はy軸に平行な直線となる。

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512ステレオビジョンにおいて、空間中の点の奥行きと視差の関係として正しいものはどれか。

  1. A視差に比例して奥行きは大きくなる
  2. B視差に反比例して奥行きは大きくなる
  3. C視差の2乗に比例して奥行きは大きくなる
  4. D奥行きは視差に依存しない
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正解:B視差に反比例して奥行きは大きくなる

空間の点の奥行きは、2つの画像間の視差に反比例する。

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513ステレオビジョンにおける基線長と算出される空間中の点の奥行きの関係として正しいものはどれか。

  1. A基線長に比例して奥行きは大きくなる
  2. B基線長に反比例して奥行きは大きくなる
  3. C基線長の2乗に反比例して奥行きは大きくなる
  4. D奥行きは基線長に依存しない
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正解:A基線長に比例して奥行きは大きくなる

空間の点の奥行きは、カメラ間の距離である基線長に比例して大きくなる。

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514ステレオビジョンにおいて、エピポーラ平面はどのような平面か。

  1. AカメラAの光学中心、カメラBの光学中心、および対象となる空間の点を含む平面
  2. BカメラAの画像平面と平行な平面
  3. C対象となる空間の点を法線ベクトルとする平面
  4. DカメラBの画像平面と直交する平面
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正解:AカメラAの光学中心、カメラBの光学中心、および対象となる空間の点を含む平面

エピポーラ平面は、2つのカメラの光学中心と対象となる空間の3次元点の3点が張る平面である。

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515ステレオビジョンに関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. Aエピポーラ線はエピポーラ平面と画像面の交線である。
  2. B投影点の座標の差を視差とよぶ。
  3. Cカメラがx軸上に並んでいるときエピポーラ線はx軸に平行になる。
  4. D空間中の点の奥行きは視差に比例する。
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正解:D空間中の点の奥行きは視差に比例する。

空間中の点の奥行きは視差に反比例するため、比例するという記述は誤りである。

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516ステレオビジョンにおける基線長と視差の関係の記述として、誤っているものはどれか。

  1. A基線長が大きいほど、同じ奥行きの点に対する視差は小さくなる。
  2. Bエピポーラ線は、対象点とカメラAの光学中心を結ぶ直線がカメラBの画像上に投影されたものである。
  3. C空間中の点の奥行きは視差に反比例する。
  4. Dカメラがx軸に沿って水平に配置されていれば、エピポーラ線はx軸に平行になる。
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正解:A基線長が大きいほど、同じ奥行きの点に対する視差は小さくなる。

視差は基線長に比例するため、基線長が大きいほど視差は大きくなる。

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517均等拡散面上の点からカメラの1画素に届く放射照度は、カメラから対象面までの距離に対してどのような関係になるか。

  1. A距離の2乗に反比例する
  2. B距離に反比例する
  3. C距離の2乗に比例する
  4. D距離に依存しない
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正解:A距離の2乗に反比例する

照度の逆2乗則により、放射照度は対象面までの距離の2乗に反比例する。

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518カメラの1画素に対応する均等拡散面の面積は、カメラから対象面までの距離に対してどのような関係になるか。

  1. A距離に比例する
  2. B距離の2乗に反比例する
  3. C距離に依存しない
  4. D距離の2乗に比例する
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正解:D距離の2乗に比例する

画素に対応する実際の表面の縦横の長さが距離に比例するため、面積は距離の2乗に比例する。

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519均等拡散面の放射輝度とカメラから対象面までの距離の関係について、正しいものはどれか。

  1. A距離に依存せず一定となる
  2. B距離の2乗に反比例する
  3. C距離の2乗に比例する
  4. D距離に反比例する
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正解:A距離に依存せず一定となる

放射照度の距離の2乗への反比例と、画素が捉える面積の距離の2乗への比例が相殺し、放射輝度は距離に依存しなくなる。

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520均等拡散面の放射輝度がカメラからの距離に依存しなくなる理由はどれか。

  1. A放射照度が距離に比例し、面積が距離に反比例するため
  2. B均等拡散面は光を吸収せずすべて反射するため
  3. Cカメラのレンズが距離に応じて自動的に露光を調整するため
  4. D放射照度の距離の2乗への反比例と、画素に対応する面積の距離の2乗への比例が相殺されるため
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正解:D放射照度の距離の2乗への反比例と、画素に対応する面積の距離の2乗への比例が相殺されるため

放射照度が距離の2乗に反比例し、1画素が捉える面積が距離の2乗に比例するため、これらが相殺して一定となる。

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521均等拡散面の輝度を決定する要因として正しいものはどれか。

  1. A面法線ベクトルと光源ベクトルの内積
  2. B視線ベクトルと面法線ベクトルの内積
  3. C視線ベクトルと光源ベクトルの内積
  4. D視線ベクトルと面法線ベクトルの外積
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正解:A面法線ベクトルと光源ベクトルの内積

均等拡散面の輝度は、面法線ベクトルと光源ベクトルの内積によって決定され、視線方向には依存しない。

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522均等拡散面の輝度に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. Aカメラの1画素に届く放射照度は距離に依存しない。
  2. B1画素に対応する面積は距離の2乗に比例する。
  3. C面を見る距離によって放射輝度は変化しない。
  4. D輝度は面法線ベクトルと光源ベクトルの内積で与えられる。
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正解:Aカメラの1画素に届く放射照度は距離に依存しない。

カメラの1画素に届く放射照度は距離の2乗に反比例するため、距離に依存しないという記述は誤りである。

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523均等拡散面の法線ベクトルが3成分とも等しい正の値であるとする。輝度が最大となる光源ベクトルとして正しいものはどれか。

  1. Ax軸方向のみの単位ベクトル
  2. Bxy平面内にある単位ベクトル
  3. C法線ベクトルと同じ向きのベクトル
  4. D法線ベクトルと正反対の向きのベクトル
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正解:C法線ベクトルと同じ向きのベクトル

均等拡散面では法線と光源ベクトルの内積が最大となるとき、すなわち両者が同じ向きのときに輝度が最大となる。

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524均等拡散面の法線ベクトルが3成分とも等しい正の値であるとする。光源ベクトルがマイナスx軸方向のみを向く場合、輝度はどうなるか。

  1. A輝度は最大値となる
  2. B輝度は最大値の半分となる
  3. C輝度は法線ベクトルの大きさに等しくなる
  4. D物体表面上の点は陰になり輝度は0となる
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正解:D物体表面上の点は陰になり輝度は0となる

内積が負となるため、光が裏側から当たっていることになり、表面の輝度は0となる。

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525入射光が物体表面層で散乱を繰り返すことにより生じる反射成分について、正しいものはどれか。

  1. A鏡面反射とよばれ、視線方向に強く依存する
  2. B拡散反射とよばれ、視線方向にほとんど依存しない
  3. C拡散反射とよばれ、視線方向に強く依存する
  4. D鏡面反射とよばれ、視線方向にほとんど依存しない
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正解:B拡散反射とよばれ、視線方向にほとんど依存しない

物体表面層で散乱する成分は拡散反射であり、明るさは視線方向に依存せず一定とみなされる。

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526入射光が空気と物体の境界面において反射して生じる反射成分について、正しいものはどれか。

  1. A拡散反射とよばれ、視線方向にほとんど依存しない
  2. B鏡面反射とよばれ、視線方向に強く依存する
  3. C拡散反射とよばれ、視線方向に強く依存する
  4. D鏡面反射とよばれ、視線方向にほとんど依存しない
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正解:B鏡面反射とよばれ、視線方向に強く依存する

境界面で反射する成分は鏡面反射であり、正反射方向で最も明るく視線方向に強く依存する。

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527フォンのモデルにおいて、物体表面の鏡面反射成分の明るさは何に比例するとモデル化されているか。ただし、正反射方向と視線方向のなす角度をα、表面の粗さを示す指数をnとする。

  1. Asinαのn乗
  2. Btanαのn乗
  3. Ccosαのn乗
  4. Dnαのコサイン
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正解:Ccosαのn乗

フォンのモデルでは、鏡面反射成分の明るさは正反射方向と視線方向のなす角度のコサインのn乗に比例するとされる。

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528フォンのモデルにおける表面の粗さを示す指数nに関する説明として正しいものはどれか。

  1. Anが大きくなるほど理想的な鏡に近い鋭い反射になる
  2. Bnが小さくなるほど理想的な鏡に近い鋭い反射になる
  3. Cnが大きくなるほど完全拡散面に近づく
  4. Dnの値によって反射の鋭さは変化しない
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正解:Anが大きくなるほど理想的な鏡に近い鋭い反射になる

指数nが大きくなるとコサインのn乗の減衰が急激になり、正反射方向のみが明るい鋭い鏡面反射となる。

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529反射のモデルに関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A鏡面反射の明るさは視線方向に強く依存する。
  2. B拡散反射の明るさは視線方向と正反射方向のなす角度のコサインに比例する。
  3. Cフォンのモデルは経験的なモデルである。
  4. D表面の粗さを示す指数が大きいほど鏡に近い反射となる。
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正解:B拡散反射の明るさは視線方向と正反射方向のなす角度のコサインに比例する。

視線方向と正反射方向のなす角度のコサインに比例するのは鏡面反射であり、拡散反射は視線方向に依存しない。

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530不透明で均質な物体の反射特性を表す双方向反射率分布関数は、合計いくつの変数をもつか。

  1. A6個
  2. B8個
  3. C4個
  4. D2個
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正解:C4個

均質な物体の双方向反射率分布関数は、入射光の方向を表す2変数と出射光の方向を表す2変数の計4変数で記述される。

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531不透明で不均質な物体の反射特性を表す関数は、合計いくつの変数をもつか。

  1. A4個
  2. B6個
  3. C8個
  4. D5個
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正解:B6個

不均質な物体の場合、均質な場合の4変数に入射光の入射位置を表す2変数が加わり計6変数となる。

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532不均質な物体の反射特性の関数において、均質な物体の4変数から追加される2つの変数は何を表しているか。

  1. A入射光の波長
  2. B出射光の偏光状態
  3. C光源の放射輝度
  4. D入射光の入射位置
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正解:D入射光の入射位置

不均質な物体は表面の場所によって反射率が変わるため、入射光の入射位置を表す2変数が追加される。

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533双方向反射率分布関数の変数に含まれないものはどれか。

  1. A入射光の方向
  2. B出射光の方向
  3. Cカメラの焦点距離
  4. D不均質物体の場合の入射位置
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正解:Cカメラの焦点距離

双方向反射率分布関数は対象物の反射特性を記述する関数であり、撮影するカメラの焦点距離は変数に含まれない。

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534物体の反射特性を表す関数の変数に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A入射光の方向を表す変数は2個である。
  2. B出射光の方向を表す変数は2個である。
  3. C不均質な物体の場合は反射率が表面の位置によって変わる。
  4. D不透明で均質な物体の関数は、入射位置を表す2変数を加えた計6変数である。
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正解:D不透明で均質な物体の関数は、入射位置を表す2変数を加えた計6変数である。

均質な物体の場合は入射位置に依存しないため4変数であり、6変数になるのは不均質な物体である。

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535偏光板を用いた反射成分の分離において、カメラの前の直線偏光板を回転させても明るさが変化しない成分はどれか。

  1. A鏡面反射成分
  2. B拡散反射成分と鏡面反射成分の両方
  3. C拡散反射成分
  4. Dいずれの成分も変化する
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正解:C拡散反射成分

拡散反射成分は物体内部での多重散乱を経て出射するため非偏光となり、偏光板を回転させても明るさは変化しない。

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536偏光板を用いた反射成分の分離において、カメラの前の直線偏光板を回転させると明るさが変化する成分はどれか。

  1. A鏡面反射成分
  2. B拡散反射成分
  3. C拡散反射成分と鏡面反射成分の両方
  4. Dいずれの成分も変化しない
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正解:A鏡面反射成分

鏡面反射成分は境界面での反射であり偏光しているため、偏光板を回転させると透過する光量が変化する。

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537直線偏光板を回転させたときに観察される反射光の明るさの最小値を表す式として正しいものはどれか。ただし、偏光板がないときの拡散反射成分をLd、鏡面反射成分をLsとする。

  1. ALdの半分とLsの半分の和
  2. BLdそのもの
  3. CLsの半分
  4. DLdの半分
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正解:DLdの半分

最小値となるのは偏光板が鏡面反射成分を完全に遮断したときであり、非偏光の拡散反射の半分だけが透過する。

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538直線偏光板を回転させたときに観察される反射光の明るさの最大値を表す式として正しいものはどれか。ただし、偏光板がないときの拡散反射成分をLd、鏡面反射成分をLsとする。

  1. ALdの半分とLsの半分の和
  2. BLdの半分とLsの和
  3. CLdとLsの和
  4. DLsそのもの
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正解:BLdの半分とLsの和

最大値は鏡面反射成分がすべて透過し、さらに非偏光の拡散反射の半分が加わった値となる。

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539物体表面の反射において、偏光板を用いて鏡面反射成分を完全に遮断したとき、カメラで観察される明るさはどうなるか。

  1. A拡散反射成分の明るさと同じになる
  2. B拡散反射と鏡面反射の明るさの和になる
  3. C拡散反射成分の明るさの半分になる
  4. D明るさは0になる
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正解:C拡散反射成分の明るさの半分になる

拡散反射光は非偏光であるため、直線偏光板を通すとその明るさは元の半分となる。

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540偏光板を回転させて得られた明るさの最大値と最小値から、鏡面反射成分を求める式として正しいものはどれか。

  1. A最大値と最小値を足す
  2. B最小値を2倍する
  3. C最大値を2で割る
  4. D最大値から最小値を引く
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正解:D最大値から最小値を引く

最大値は拡散反射の半分と鏡面反射の和、最小値は拡散反射の半分であるため、差をとることで鏡面反射成分が求まる。

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541偏光板を回転させて得られた明るさの最小値から、拡散反射成分を求める式として正しいものはどれか。

  1. A最小値を2倍する
  2. B最小値を2で割る
  3. C最大値から最小値を引く
  4. D最大値を2倍する
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正解:A最小値を2倍する

最小値は拡散反射成分の半分であるため、これを2倍することで拡散反射成分が求まる。

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542偏光フィルタを回転させたところ、最大輝度が100、最小輝度が30であった。このときの拡散反射成分と鏡面反射成分の値はそれぞれいくらか。

  1. A拡散反射が30、鏡面反射が70
  2. B拡散反射が60、鏡面反射が100
  3. C拡散反射が60、鏡面反射が70
  4. D拡散反射が15、鏡面反射が85
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正解:C拡散反射が60、鏡面反射が70

最小輝度30が拡散反射の半分にあたるため拡散反射は60。鏡面反射は最大輝度100から最小輝度30を引いて70となる。

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543偏光に基づく反射成分の分離に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A鏡面反射成分は偏光している。
  2. B明るさの最小値は拡散反射成分の半分に等しい。
  3. C最大値と最小値から連立方程式を解くことで成分を分離できる。
  4. D拡散反射成分は偏光しているため偏光板の回転で明るさが変化する。
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正解:D拡散反射成分は偏光しているため偏光板の回転で明るさが変化する。

拡散反射成分は非偏光であり、偏光板の回転によって明るさは変化しないため誤りである。

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544反射成分の分離に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A拡散反射成分は偏光板を回転させても明るさが変化しない性質を利用する。
  2. B偏光板がないときの拡散反射成分をLdとすると最小値はLdの半分となる。
  3. C偏光板を回転させた際の明るさの最大値から最小値を引くことで拡散反射成分が求まる。
  4. D鏡面反射成分は特定の偏光方向をもっている。
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正解:C偏光板を回転させた際の明るさの最大値から最小値を引くことで拡散反射成分が求まる。

最大値から最小値を引いて求まるのは鏡面反射成分であるため、拡散反射成分とする記述は誤りである。

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545背景差分法による移動体検出において、移動体が正しく抽出できない主な要因として正しいものはどれか。

  1. A移動体の移動速度が速すぎる場合
  2. Bカメラの焦点距離が長すぎる場合
  3. C画像がモノクロームである場合
  4. D移動体が写っていない理想的な背景画像が得にくい場合
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正解:D移動体が写っていない理想的な背景画像が得にくい場合

背景差分法はあらかじめ撮影した背景画像を利用するため、理想的な背景画像が得られない環境では抽出が困難になる。

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546フレーム間差分法において、移動物体がうまく検出されなくなる条件として正しいものはどれか。

  1. A移動物体の色が背景色と全く異なる場合
  2. Bカメラが完全に固定されている場合
  3. C照明環境が一定で変化しない場合
  4. D移動物体どうしが重なり、かつ近い画素値をもつ場合
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正解:D移動物体どうしが重なり、かつ近い画素値をもつ場合

フレーム間差分法は画素値の差分を用いるため、色が近い物体同士が重なると差分が生じず検出できなくなる。

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547動画像からの移動体抽出において、背景画像が事前に得られている場合に最も適した抽出手法はどれか。

  1. Aフレーム間差分法
  2. B背景差分法
  3. Cオプティカルフロー法
  4. Dテンプレートマッチング
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正解:B背景差分法

あらかじめ理想的な背景画像が得られている場合は、それと現在の画像の差分をとる背景差分法が有効である。

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5483つの連続する時刻の画像を用いた移動体抽出において、中央の時刻における移動体の領域を正しく抽出するための論理演算はどれか。

  1. A差分の2値画像の論理積をとる
  2. B差分の2値画像の論理和をとる
  3. C差分の2値画像の排他的論理和をとる
  4. D差分の平均の絶対値を計算する
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正解:A差分の2値画像の論理積をとる

中央の時刻の前後の差分画像の論理積をとることで、その時刻にのみ存在する移動物体の位置を特定できる。

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5493つの連続する時刻の画像を用いて移動体を抽出する手法において、2つの差分画像を作成するための計算として正しいものはどれか。

  1. A中央の画像と直前の画像の平均、および直後の画像と中央の画像の平均
  2. B中央の画像と直前の画像の差の絶対値、および直後の画像と中央の画像の差の絶対値
  3. C直後の画像と直前の画像の差の絶対値のみ
  4. D中央の画像と直前の画像の差の絶対値、および直後の画像と直前の画像の差の絶対値
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正解:B中央の画像と直前の画像の差の絶対値、および直後の画像と中央の画像の差の絶対値

隣接するフレームとの差の絶対値をそれぞれ計算し、2値化後に論理積をとる手法が一般的である。

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550動画像からの移動体抽出に関する説明として、誤っているものはどれか。

  1. A背景差分法ではしきい値処理を用いて2値画像を得る。
  2. Bノイズ除去のためにオープニングやクロージング処理が適用されることがある。
  3. Cフレーム間差分法は常に理想的な背景画像を必要とする。
  4. D中央の時刻の前後の画像との差分の論理積をとる手法が存在する。
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正解:Cフレーム間差分法は常に理想的な背景画像を必要とする。

常に理想的な背景画像を必要とするのは背景差分法であり、フレーム間差分法は直前などのフレームを使うため不要である。

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551移動体抽出のしきい値処理後に、孤立した小さなノイズを除去するために用いられる処理はどれか。

  1. Aクロージング処理
  2. Bオープニング処理
  3. C平滑化処理
  4. D鮮鋭化処理
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正解:Bオープニング処理

オープニング処理は、小さな孤立した連結成分を除去するのに有効である。

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552移動体抽出のしきい値処理後に、抽出された領域にあいた小さな穴を埋めるために用いられる処理はどれか。

  1. Aオープニング処理
  2. B細線化処理
  3. Cラプラシアン処理
  4. Dクロージング処理
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正解:Dクロージング処理

クロージング処理は、対象領域にあいた小さな穴を埋める効果がある。

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553勾配法によるオプティカルフロー計算で用いられる拘束条件式として正しいものはどれか。ただし、x方向とy方向の空間勾配および時間勾配と、フローの各成分を用いる。

  1. Ax方向の勾配とフローのx成分の積から、y方向の勾配とフローのy成分の積を引き、時間勾配を足した値が0
  2. Bx方向の勾配とフローのy成分の積、y方向の勾配とフローのx成分の積、時間勾配の3つの和が0
  3. Cx方向の勾配とフローのx成分の積、y方向の勾配とフローのy成分の積の和から時間勾配を引いた値が0
  4. Dx方向の勾配とフローのx成分の積、y方向の勾配とフローのy成分の積、時間勾配の3つの和が0
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正解:Dx方向の勾配とフローのx成分の積、y方向の勾配とフローのy成分の積、時間勾配の3つの和が0

画素値が時間経過で変化しないという仮定をテイラー展開することで、この拘束方程式が導かれる。

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554オプティカルフローの拘束条件式における時間勾配は何を表しているか。

  1. A画素値のx方向の偏微分
  2. B画素値の時間に関する偏微分
  3. C画素値のy方向の偏微分
  4. D移動の速度ベクトル
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正解:B画素値の時間に関する偏微分

時間勾配は時間に関する偏微分であり、同一座標におけるフレーム間の画素値の変化量を表す。

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555オプティカルフローの拘束条件式において、uとvは何を表しているか。

  1. Ax方向およびy方向の画素値の空間勾配
  2. Bx方向およびy方向の画素の移動量
  3. Cカメラの水平および垂直方向の回転角度
  4. D対象物体の3次元空間における速度
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正解:Bx方向およびy方向の画素の移動量

uとvはそれぞれx方向とy方向への画像上での画素の移動量である。

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556勾配法によるオプティカルフローの拘束条件式が導出される前提となる仮定はどれか。

  1. A対象となる画素の周辺の画素値がすべて0である
  2. B対象となる画素の移動量が無限大である
  3. C対象となる画素の画素値が移動の前後で変化しない
  4. D対象物体の照明環境が移動の前後で激しく変化する
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正解:C対象となる画素の画素値が移動の前後で変化しない

移動の前後で同一の対象点の画素値が保存されるという仮定から拘束式が導出される。

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557オプティカルフローの拘束式に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. Auとvはオプティカルフローのx成分とy成分である。
  2. B拘束条件式は空間勾配とフローの積の和に時間勾配を足した値が0となる。
  3. Cx方向とy方向の空間勾配は画素値の時間偏微分を表す。
  4. D微小な時間における微小な移動を前提としている。
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正解:Cx方向とy方向の空間勾配は画素値の時間偏微分を表す。

x方向とy方向の勾配は空間の偏微分であり、時間偏微分を表すのは時間勾配である。

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558カメラが光軸に垂直な右方向に移動しながら静止した平面を撮影したとき、画像上のオプティカルフローはどのようになるか。

  1. A中心から放射状に広がるフローとなる
  2. B中心に向かって収束するフローとなる
  3. C回転するようなフローとなる
  4. D左方向への平行なフローとなる
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正解:D左方向への平行なフローとなる

カメラが右に平行移動すると、相対的に画像内の物体は反対の左方向へ平行移動する。

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559カメラが光軸に沿って被写体に近づく方向に移動しながら撮影したとき、画像上のオプティカルフローはどのようになるか。

  1. A画像の外側から中央へ収束するフローとなる
  2. B一方向への平行なフローとなる
  3. C画像の中央から外側へ放射状に広がるフローとなる
  4. D画像全体がランダムな方向のフローとなる
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正解:C画像の中央から外側へ放射状に広がるフローとなる

被写体に近づくと画像が拡大されるため、フローは画像中心から外側に向かう放射状になる。

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560カメラをズームアウトしながら撮影を行ったとき、画像上のオプティカルフローはどのようになるか。

  1. A画像の外側から中央へ向かうフローとなる
  2. B画像の中央から外側へ広がるフローとなる
  3. C水平方向に平行なフローとなる
  4. D垂直方向に平行なフローとなる
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正解:A画像の外側から中央へ向かうフローとなる

ズームアウトすると画像内の物体が縮小されるため、周辺から中心へ向かって収束するフローが発生する。

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561画像上のオプティカルフローが一様に下方向を向いている場合、想定されるカメラの動きはどれか。

  1. A下方向への平行移動
  2. B上方向への平行移動
  3. C光軸方向への前進
  4. D光軸を中心とした回転
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正解:B上方向への平行移動

フローが下向きということは、相対的にカメラが上へ移動していることを意味する。

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562オプティカルフローのパターンに関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A被写体に近づく前進移動では、フローは画像中心から放射状に広がる。
  2. B右方向への平行移動では、フローは左方向への平行移動となる。
  3. Cカメラが光軸に垂直に平行移動すると、フローは画像中心から放射状に広がる。
  4. Dズーム操作によるフローは、中心から放射状に動く特徴がある。
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正解:Cカメラが光軸に垂直に平行移動すると、フローは画像中心から放射状に広がる。

光軸に垂直な平行移動では平行なフローが発生し、放射状に広がるのは前進移動やズームインである。

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563KLTトラッカーにおいて、追跡に適した特徴点として一般的に検出されるものはどれか。

  1. Aコーナー点
  2. B一方向のエッジ
  3. C平坦な領域
  4. D輝度が最も明るい孤立点
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正解:Aコーナー点

KLTトラッカーは、2方向の勾配変化が大きいコーナー点を追跡に適した特徴点として検出する。

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564LK法において、大きな動きを求めるためにフローの精度を向上させる目的で行われる手法はどれか。

  1. Aハフ変換による直線抽出
  2. Bバイラテラルフィルタによる平滑化
  3. C繰り返し計算
  4. Dヒストグラム平坦化
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正解:C繰り返し計算

一度の計算では誤差が生じやすいため、算出したフローで画像を変形させ残差を求める繰り返し計算を行い精度を向上させる。

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565LK法におけるフローの算出と更新の手順について、正しいものはどれか。

  1. A現在のフローで変形した画像と元の画像との間の微小なフローを求め、現在のフローに足し合わせて更新する
  2. B移動前の画素位置から直接最終的な移動先までのフローを1回の計算で確定する
  3. C移動後の画像のコーナー点と移動前の画像のコーナー点を総当たりでマッチングする
  4. D各画素の輝度値のヒストグラムを比較して最も類似する領域へフローを決定する
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正解:A現在のフローで変形した画像と元の画像との間の微小なフローを求め、現在のフローに足し合わせて更新する

一度の計算では移動先が一致しないため、変形画像との残差から微小なフローを求めて加算する更新を繰り返す。

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566LK法を用いた特徴点追跡において、更新される微小なオプティカルフローは何を意味するか。

  1. A移動後の画像の特徴点位置から、移動前の画像の特徴点位置へ向かうフロー
  2. B移動前の画像の特徴点位置から、移動後の画像の特徴点位置へ向かうフロー
  3. C移動前の画像の特徴点位置から、現在のフローで変形した画像の特徴点位置へ向かうフロー
  4. D変形した画像の特徴点位置から、移動後の画像の特徴点位置へ向かうフロー
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正解:C移動前の画像の特徴点位置から、現在のフローで変形した画像の特徴点位置へ向かうフロー

一度の計算では一致しないため、移動前の画像から変形した画像へ向かう微小なフローを求めて現在のフローを更新する。

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567KLTトラッカーの一連の処理の流れとして正しいものはどれか。

  1. A画像全体に均等に点を配置し、背景差分法で移動量を算出する
  2. B特徴点を検出し、その点についてLK法によりオプティカルフローを求める
  3. Cフレーム間差分をとり、その領域の重心を特徴点として追跡する
  4. D画像の全画素についてLK法を適用したのち、平坦な領域のフローを削除する
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正解:B特徴点を検出し、その点についてLK法によりオプティカルフローを求める

KLTトラッカーはまず追跡に適した特徴点を検出し、その点に限定してLK法でフローを算出する。

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568KLTトラッカーとLK法に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. ALK法は繰り返し計算によりフローの精度を向上させる。
  2. BKLTトラッカーではコーナー点が特徴点として検出されやすい。
  3. CLK法は現在のフローで変形した画像を利用してフローを更新する。
  4. DKLTトラッカーは平坦な領域を最適な特徴点として検出する。
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正解:DKLTトラッカーは平坦な領域を最適な特徴点として検出する。

平坦な領域や一方向のエッジは追跡が困難なため特徴点としては適さず、コーナー点が選ばれる。

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569ステレオビジョンにおける視差と奥行きの関係として、正しいものはどれか。

  1. A視差が大きいほど奥行きは小さくなる
  2. B視差が大きいほど奥行きも大きくなる
  3. C視差と奥行きは無関係である
  4. D視差の2乗に比例して奥行きが決まる
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正解:A視差が大きいほど奥行きは小さくなる

奥行きは視差に反比例するため、視差が大きい点ほど手前にある。

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570ステレオビジョンにおける基線長と視差の関係として、正しいものはどれか。

  1. A基線長が大きいほど同じ奥行きの点の視差は大きくなる
  2. B基線長が大きいほど同じ奥行きの点の視差は小さくなる
  3. C基線長と視差は無関係である
  4. D基線長は奥行きの計算に用いない
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正解:A基線長が大きいほど同じ奥行きの点の視差は大きくなる

視差は基線長に比例するため、カメラ間の距離を広げると視差は大きくなる。

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571透視投影行列とアフィン行列の未知数の個数の組み合わせとして、正しいものはどれか。

  1. A透視投影行列が8個、アフィン行列が11個
  2. B透視投影行列が11個、アフィン行列が8個
  3. Cどちらも11個
  4. Dどちらも8個
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正解:B透視投影行列が11個、アフィン行列が8個

定数倍の不定性を除くと、透視投影行列は11個、アフィン行列は8個の未知数をもつ。

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572拡散反射成分と鏡面反射成分の偏光の性質の組み合わせとして、正しいものはどれか。

  1. A拡散反射は非偏光、鏡面反射は偏光している
  2. B拡散反射は偏光、鏡面反射は非偏光である
  3. Cどちらも偏光している
  4. Dどちらも非偏光である
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正解:A拡散反射は非偏光、鏡面反射は偏光している

物体内部で散乱する拡散反射は非偏光となり、境界面で反射する鏡面反射は偏光する。

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573均等拡散面をカメラで撮影したとき、カメラから対象面までの距離と画素値の関係として正しいものはどれか。

  1. A距離の2乗に反比例して画素値が小さくなる
  2. B距離に比例して画素値が大きくなる
  3. C距離の2乗に比例して画素値が大きくなる
  4. D距離が変わっても画素値は変化しない
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正解:D距離が変わっても画素値は変化しない

放射照度は距離の2乗に反比例するが1画素が捉える面積は距離の2乗に比例するため、両者が相殺される。

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574背景差分法とフレーム間差分法が必要とするデータの組み合わせとして、正しいものはどれか。

  1. A背景差分法は事前に用意した背景画像、フレーム間差分法は直前などの近接フレーム
  2. B背景差分法は直前などの近接フレーム、フレーム間差分法は事前に用意した背景画像
  3. Cどちらも事前に用意した背景画像を必要とする
  4. Dどちらも背景画像もフレームも不要である
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正解:A背景差分法は事前に用意した背景画像、フレーム間差分法は直前などの近接フレーム

背景差分法は移動体が写っていない背景画像を必要とし、フレーム間差分法は近接するフレームだけで処理できる。

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575カメラの平行移動と前進移動によって生じるオプティカルフローのパターンの組み合わせとして、正しいものはどれか。

  1. A平行移動では一方向の平行なフロー、前進移動では放射状のフローとなる
  2. B平行移動では放射状のフロー、前進移動では一方向の平行なフローとなる
  3. Cどちらも放射状のフローとなる
  4. Dどちらも一方向の平行なフローとなる
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正解:A平行移動では一方向の平行なフロー、前進移動では放射状のフローとなる

光軸に垂直な平行移動では画面全体が同方向に流れ、前進では画像が拡大されるため放射状になる。

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576KLTトラッカーが追跡対象として選ぶ特徴点の性質として、正しいものはどれか。

  1. A1方向のみ勾配変化が大きいエッジ上の点
  2. B勾配変化がない平坦な領域の点
  3. C最も明るい画素の点
  4. D2方向とも勾配変化が大きいコーナー点
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正解:D2方向とも勾配変化が大きいコーナー点

1方向のみの変化や平坦な領域では移動方向が定まらないため、2方向に変化があるコーナー点が選ばれる。

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577均質な物体と不均質な物体の反射特性を表す関数の変数の個数の組み合わせとして、正しいものはどれか。

  1. A均質が6変数、不均質が4変数
  2. Bどちらも4変数
  3. Cどちらも6変数
  4. D均質が4変数、不均質が6変数
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正解:D均質が4変数、不均質が6変数

均質な物体は入射方向と出射方向の4変数、不均質な物体はこれに入射位置の2変数が加わり6変数となる。

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578フォンのモデルにおいて、表面の粗さを示す指数を大きくしたときの鏡面反射の変化として正しいものはどれか。

  1. A広い範囲が一様に明るい反射になる
  2. B鏡面反射が完全に消える
  3. C正反射方向だけが明るい鋭い反射になる
  4. D拡散反射に変化する
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正解:C正反射方向だけが明るい鋭い反射になる

指数が大きいほどコサインのべき乗の減衰が急になり、正反射方向に集中した鋭い反射になる。

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579勾配法によるオプティカルフローの拘束式を構成する要素として、正しいものはどれか。

  1. A空間勾配とフローの積の和から時間勾配を引いた値が1になる
  2. B空間勾配とフローの積の和に時間勾配を加えた値が0になる
  3. C空間勾配のみで表され時間勾配は含まれない
  4. D時間勾配のみで表され空間勾配は含まれない
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正解:B空間勾配とフローの積の和に時間勾配を加えた値が0になる

画素値が移動の前後で保存されるという仮定から、空間勾配とフローの積の和と時間勾配の和が0になる。

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