第160問画像のフーリエ変換によって得られる振幅スペクトルを求める計算式として、正しいものはどれか。
- A実部と虚部の2乗和の平方根
- B実部と虚部の和の平方根
- C実部の2乗と虚部の2乗の差
- D虚部を実部で割った値の逆正接
振幅スペクトルを実部と虚部から求める計算に始まり、スペクトル画像の読み方が繰り返し問われる。中心が直流成分、縦縞のテクスチャは横方向にピーク、原画像を回した角度だけスペクトルも同じ向きに回る、という対応関係が要点。空間領域の畳み込みが周波数領域の積になる関係、ガボールフィルタの方向・周波数選択性、高域強調とハイパスの直流成分の扱いの違いも扱う。復元側は点拡がり関数の総和が1になること、等速直線運動のぶれがsinc関数として周期的なゼロを生むこと、正則化項を強めるとぼけた復元になることが軸。7次元の光線記述や符号化露光も収録。
この分野の問題84問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:D.対象とするエッジの方向と周波数が、フィルタの設定パラメータと一致したとき
ガボールフィルタは方向選択性と周波数選択性を持つため、設定した傾きと周期に一致するテクスチャやエッジに対して最大の値を出力する。
この問題の解説ページを開く →正解:A.直流成分が保存されるため画像全体の明るさは保たれる
高域強調フィルタは、エッジすなわち高周波成分を強調しつつ直流成分も保存するため、全体の明るさを保ったまま鮮鋭化される。
この問題の解説ページを開く →正解:B.ライトフィールドは光線の方向情報を失わずに多次元情報を記録する
一般的なカメラは光線の方向などを積分して2次元情報として記録するが、ライトフィールド撮影は方向などを含む多次元情報を記録する。
この問題の解説ページを開く →正解:C.信号成分がほとんど含まれない平坦な領域の画素値の分散を計算する
信号成分とノイズ成分が無相関である場合、信号成分がほぼ存在しない平坦な領域の画素値の分散を計算することでノイズの分散を推定できる。
この問題の解説ページを開く →正解:C.信号成分が含まれる領域の分散はノイズの分散より小さくなる
信号とノイズが無相関な場合、信号が含まれる領域の分散は信号の分散とノイズの分散の和となるため、ノイズ単独の分散より大きくなる。
この問題の解説ページを開く →正解:D.信号とノイズが混在する領域の分散から平坦なノイズ領域の分散を引く
混在領域の分散は両者の和であるため、そこから平坦な領域の分散を引くことで信号成分の分散を推定できる。
この問題の解説ページを開く →正解:B.ノイズと信号が完全に相関していることを利用して分離する
信号成分とノイズ成分は独立であるという仮定に基づいて分散の加減算が行われるため、完全に相関しているという記述は誤りである。
この問題の解説ページを開く →正解:B.画素値の差に対するパラメータをゼロに近づけるほどガウシアンフィルタと完全に一致する
画素値の差に対するパラメータを非常に大きくした場合にガウシアンフィルタに近づくのであり、ゼロに近づけると平滑化自体が起こらなくなる。
この問題の解説ページを開く →正解:D.重み付き平均を正しく求めるための正規化係数として働くため
バイラテラルフィルタは周囲の画素の重み付き平均を出力するため、重みの合計で割ることで全体の明るさが変わらないよう正規化している。
この問題の解説ページを開く →正解:B.画素値の差に基づく重み計算に、入力画像とは別のガイド画像を使用する
ジョイントバイラテラルフィルタは、エッジ保存のための画素値の差の重み付けを、入力画像自身ではなくガイド画像の画素値を利用して行う。
この問題の解説ページを開く →正解:D.空間的な重みのみが機能し、ガウシアンフィルタと同じ結果になる
ガイド画像が平坦であれば画素値の差が常に0となり、画素値差の重みがすべて1となるため、実質的に空間重みのみのガウシアンフィルタとなる。
この問題の解説ページを開く →正解:A.右下から左上方向に向けて周期的にゼロになる
点拡がり関数の方向と同じ方向にsinc関数の特性が現れるため、振幅スペクトルも右下から左上方向に向けて周期的にゼロになる。
この問題の解説ページを開く →正解:C.画像の高周波数成分を抽出してその大きさにペナルティを与えるため
ハイパスフィルタを畳み込むことで画像の高周波数成分を抽出し、その積分値を小さくすることでノイズを抑制する。
この問題の解説ページを開く →正解:B.一度のシャッタ開放のみで長時間の露光を行う一般的な手法である
一度のシャッタ開放のみで行うのは一般的な露光であり、符号化露光は開閉を繰り返す手法であるため誤りである。
この問題の解説ページを開く →正解:A.同じ明るさで撮影しようとすると光量が減り、画像が暗くなるかノイズが増える
シャッタ速度を速くすると撮像素子に届く光量が減るため、適切な明るさを保つにはISO感度を上げる必要があり、結果としてノイズが増加しやすい。
この問題の解説ページを開く →正解:A.露光を分割することで撮影対象の空間周波数情報の損失を抑え、良好な復元が可能になる
符号化露光は露光をオンオフのパターンで分割することにより、通常の露光で生じる特定周波数の情報の損失を抑え、復元処理を安定させる効果がある。
この問題の解説ページを開く →正解:D.高域強調フィルタは直流成分を保存するが、ハイパスフィルタは遮断する
高域強調フィルタは直流成分を残すため全体の明るさが保たれるが、ハイパスフィルタは直流成分を遮断する。
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