③ 周波数領域におけるフィルタリングと画像の復元・生成

画像処理エンジニア検定エキスパート242

問題

画像に一様に加わったノイズの分散を推定する際に着目すべき領域として、正しいものはどれか。

A画素値の変化が最も激しいエッジ領域
B信号成分がほとんど含まれない平坦な領域✓ 正解
C周期的な模様が強く現れる領域
D細かいテクスチャを多く含む領域

正解

B信号成分がほとんど含まれない平坦な領域

解説

信号成分の分散が小さい平坦な領域の分散は、ノイズの分散にほぼ一致する。

分野解説:③ 周波数領域におけるフィルタリングと画像の復元・生成

振幅スペクトルを実部と虚部から求める計算に始まり、スペクトル画像の読み方が繰り返し問われる。中心が直流成分、縦縞のテクスチャは横方向にピーク、原画像を回した角度だけスペクトルも同じ向きに回る、という対応関係が要点。空間領域の畳み込みが周波数領域の積になる関係、ガボールフィルタの方向・周波数選択性、高域強調とハイパスの直流成分の扱いの違いも扱う。復元側は点拡がり関数の総和が1になること、等速直線運動のぶれがsinc関数として周期的なゼロを生むこと、正則化項を強めるとぼけた復元になることが軸。7次元の光線記述や符号化露光も収録。

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画像処理エンジニア検定エキスパートについて

画像処理のアルゴリズムを数式レベルで扱う、CG-ARTS検定の上位レベル

主催公益財団法人 画像情報教育振興協会(CG-ARTS)。1991年設立、東京都中央区築地に所在する公益財団法人で、マルチメディア/CGクリエイター/Webデザイナー/CGエンジニア/画像処理エンジニアの5検定を運営しています。受験案内の後援団体欄の筆頭に文部科学省が挙げられた文部科学省後援の検定ですが、省庁による検定試験(公的資格)の認定制度は2005年で終了しており、国家資格ではなく民間の検定という位置づけです。
出題形式紙の問題冊子とマークシートによる択一式(会場一斉のPBT)。大問10問・約40設問で100点満点です。2026年度前期のエキスパートは、CG-ARTS検定5検定の受験者全員が解答する第1問〈共通問題〉4設問を含む10大問・41設問で、配点は第4問の5設問のみ各2点、残る36設問が各2.5点(2.5×36+2×5=100点)。配点の公開は2026年度前期から始まりました。大問のテーマは撮影と色空間、濃淡変換、画像の復元と生成、幾何学的変換、2値画像処理、特徴の検出とマッチング、シーンの復元、画像符号化などです。
試験時間1検定のみの単願受験は80分(13:00〜14:20)、同じエキスパートで2検定を併願する場合は150分(13:00〜15:30)。エキスパートは午後、ベーシックは午前(単願60分・併願100分)の全国統一時間割です。試験開始後35分を経過するまでと、終了10分前からは退出できません。計算機などの電子機器は使用できないため、計算問題はすべて手計算になります。
受験料7,150円(税込)。2026年度から改訂された金額で、ベーシックは6,050円(税込)です。認定教育校として団体登録がある場合は1検定につき550円引きとなり、エキスパートは6,600円、ベーシックは5,500円になります。1日に最大4検定まで受験でき、複数受験する場合は検定数分の受験料が必要です。
合格基準100点満点で70点。ベーシックも同じ基準点で、レベルによる違いはありません。ただし公式の受験案内には「難易度により多少変動します」との注記があり、70点は固定の絶対基準とは限りません。大問別・分野別の足切り(科目別基準点)については、受験要項・受験案内・FAQのいずれにも記載を確認できませんでした。なお検定の結果に関する問い合わせには回答されないと明記されています。
難易度★★★★☆
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