画像処理エンジニア検定エキスパート ④ 幾何学的変換

2×2の線形変換から同次座標の3×3へ広げ、ユークリッド変換・アフィン変換・射影変換の未知数が3・6・8、必要な対応点が最低2組・3組・4組という数値を正確に区別させる設問が骨格。回転行列の符号、スキュー行列の対角成分、鏡映の成分を個別に問う形も多い。合成変換は列ベクトルに右から順に作用するため行列を並べる向きが逆になりやすく、画像中心を軸にした回転で平行移動を挟む手順も取り違えやすい。補間はニアレストネイバー・バイリニア・バイキュービックの参照画素数と速度・画質の順序、内分点の実数計算まで求められる。

この分野の問題89問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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244画像の幾何学的変換のうち、2行2列の行列を用いた数式で表されるものはどれか。

  1. A射影変換
  2. Bユークリッド変換
  3. C同次変換
  4. D線形変換
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正解:D線形変換

画像の拡大・縮小や回転などの変換は線形変換とよばれ、2行2列の行列を用いた変換式で表すことができる。

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245x方向に0.8倍、y方向に1.2倍の拡大・縮小を行う線形変換を表す2行2列の行列の成分として正しいものはどれか。

  1. A1行目が1.2と0、2行目が0と0.8
  2. B1行目が0.8と1.2、2行目が0と0
  3. C1行目が0と0.8、2行目が1.2と0
  4. D1行目が0.8と0、2行目が0と1.2
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正解:D1行目が0.8と0、2行目が0と1.2

x方向の倍率は1行1列目、y方向の倍率は2行2列目に配置され、非対角成分は0となる。

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246線形変換におけるスキュー変換について、誤っている説明はどれか。

  1. Ax方向のスキューは1行2列目の成分により発生する。
  2. By方向のスキューは2行1列目の成分により発生する。
  3. C2行2列の行列の非対角成分が両方とも0のときにスキューが発生する。
  4. Dスキュー変換を施すと元の画像の矩形は平行四辺形に歪む。
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正解:C2行2列の行列の非対角成分が両方とも0のときにスキューが発生する。

スキュー変換は2行2列の行列の非対角成分が0以外の値をもつ場合に生じるため誤りである。

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247反時計まわりに30度回転させる線形変換行列の1行1列目の成分はどれか。

  1. Asin30度
  2. Bcos30度
  3. Cマイナスsin30度
  4. Dマイナスcos30度
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正解:Bcos30度

反時計まわりの回転行列は1行目がcosθとマイナスsinθ、2行目がsinθとcosθで表される。

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248時計まわりに45度回転させる線形変換行列の1行2列目の成分はどれか。

  1. Aマイナス2分のルート2
  2. B0
  3. C1
  4. D2分のルート2
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正解:D2分のルート2

時計まわりの回転は角度がマイナス45度となるため、マイナスsin(マイナス45度)はsin45度に等しく2分のルート2となる。

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249線形変換の回転行列について、正しくないものはどれか。

  1. A時計まわりの回転角度は正の値として代入する。
  2. B反時計まわりの回転角度は正の値として代入する。
  3. C回転行列の1行1列目と2行2列目の成分は同じ値である。
  4. D回転行列の1行2列目と2行1列目の成分は符号が逆である。
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正解:A時計まわりの回転角度は正の値として代入する。

時計まわりの回転は角度を負の値として代入する必要があるため誤りである。

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250y軸に関する鏡映変換を表す2行2列の行列の成分として正しいものはどれか。

  1. A1行目がマイナス1と0、2行目が0と1
  2. B1行目が1と0、2行目が0とマイナス1
  3. C1行目が0と1、2行目が1と0
  4. D1行目がマイナス1と0、2行目が0とマイナス1
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正解:A1行目がマイナス1と0、2行目が0と1

y軸に関する鏡映はx座標の符号のみが反転するため、1行1列目がマイナス1、2行2列目が1となる。

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251元の画像の点(0, 5)が線形変換によって(-3.5, 3.5)に移動した。この変換が回転変換である場合、回転の向きと角度として妥当なものはどれか。

  1. A時計まわりに45度
  2. B反時計まわりに45度
  3. C反時計まわりに90度
  4. D時計まわりに90度
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正解:B反時計まわりに45度

点(0, 5)に回転行列を掛けると変換後のx座標はマイナス5sinθとなる。マイナス3.5は負なのでsinθは正であり反時計まわりである。

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252線形変換のみを用いて実現できない幾何学的変換はどれか。

  1. A平行移動
  2. B拡大・縮小
  3. Cスキュー
  4. D回転
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正解:A平行移動

平行移動は2行2列の行列による線形変換だけでは表現できず、同次座標を用いた3行3列の行列が必要となる。

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253同次座標を用いた2次元の幾何学的変換は、何行何列の行列で表されるか。

  1. A2行2列
  2. B3行3列
  3. C3行4列
  4. D4行4列
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正解:B3行3列

同次座標を用いると、2次元画像の平行移動を含む変換を3行3列の行列で記述できる。

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254x方向に150、y方向にマイナス50平行移動する変換を同次座標を用いて表す場合、3行3列の行列の1行3列目と2行3列目の成分はそれぞれどうなるか。

  1. Aマイナス50と150
  2. B150と0
  3. C0とマイナス50
  4. D150とマイナス50
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正解:D150とマイナス50

同次座標の変換行列において、平行移動量は1行3列目にx方向、2行3列目にy方向の値が配置される。

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255同次座標に関する説明として、誤っているものはどれか。

  1. A複雑な演算を簡潔に記述するのに役立つ。
  2. B透視投影モデルなどの座標変換を扱う場合に用いられる。
  3. C定数倍すると異なる投影を表すようになる。
  4. D定数倍の不定性がある。
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正解:C定数倍すると異なる投影を表すようになる。

同次座標を用いた変換行列は任意の定数倍を許すため、定数倍しても同じ投影を表す。

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256ユークリッド変換の未知数の個数はいくつであるか。

  1. A2個
  2. B3個
  3. C4個
  4. D6個
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正解:B3個

ユークリッド変換の未知数は回転を表す変数1個と平行移動を表す変数2個の計3個である。

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257ユークリッド変換の未知数を求めるために必要な対応点の最小組数はいくつか。

  1. A3組
  2. B2組
  3. C4組
  4. D1組
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正解:B2組

ユークリッド変換の未知数は3個であり、1組の対応点から2つの方程式が得られるため、最少で2組必要である。

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258アフィン変換とユークリッド変換の違いについて、誤っている説明はどれか。

  1. Aアフィン変換は拡大・縮小を含むことができる。
  2. Bアフィン変換の未知数は6個である。
  3. Cユークリッド変換に必要な対応点は最少2組である。
  4. Dユークリッド変換はスキュー変換を含むことができる。
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正解:Dユークリッド変換はスキュー変換を含むことができる。

ユークリッド変換は回転と平行移動のみからなり、スキュー変換を含むことはできない。

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259アフィン変換の未知数の個数として正しいものはどれか。

  1. A3個
  2. B8個
  3. C9個
  4. D6個
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正解:D6個

アフィン変換の変換行列に含まれる未知数は6個である。

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260アフィン変換の未知数を求めるために必要な対応点の最小組数はいくつか。

  1. A2組
  2. B3組
  3. C4組
  4. D6組
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正解:B3組

未知数が6個であり、1組の対応点から2つの方程式が得られるため、最少で3組の対応点が必要となる。

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261アフィン変換に関する説明として、正しくないものはどれか。

  1. A平行な直線は変換後も必ず平行が保たれる。
  2. B拡大・縮小、回転、スキュー、平行移動を組み合わせた変換である。
  3. C同次座標を用いると3行3列の行列で表せる。
  4. D未知数を求めるには最少2組の対応点が必要である。
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正解:D未知数を求めるには最少2組の対応点が必要である。

アフィン変換の未知数は6個であるため、解を求めるには最少3組の対応点が必要となる。

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262射影変換の未知数の個数として正しいものはどれか。

  1. A6個
  2. B9個
  3. C8個
  4. D3個
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正解:C8個

射影変換の3行3列の行列は9個の要素をもつが、定数倍の不定性により1つの要素を1に固定するため未知数は8個となる。

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263射影変換の未知数を求めるために必要な対応点の最小組数はいくつか。

  1. A4組
  2. B3組
  3. C2組
  4. D8組
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正解:A4組

射影変換の未知数は8個であり、1組の対応点から2つの方程式が得られるため、最少で4組必要である。

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264射影変換に関する説明として、正しくないものはどれか。

  1. A同次座標を用いると3行3列の行列で表される。
  2. B分数式を用いて表現することができる。
  3. Cユークリッド変換と同じ数の対応点で未知数を求めることができる。
  4. D変換行列には定数倍の不定性がある。
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正解:Cユークリッド変換と同じ数の対応点で未知数を求めることができる。

射影変換の未知数は8個で対応点が4組必要なのに対し、ユークリッド変換は3個で2組必要なため異なる。

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265射影変換を分数式で表現した場合、変換後のx座標を求める式の分母はどうなるか。

  1. A変換前のxとyの二次式に定数を加えたもの
  2. B常に定数の1
  3. C変換前のx座標の二乗
  4. D変換前のxとyの一次式に定数を加えたもの
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正解:D変換前のxとyの一次式に定数を加えたもの

射影変換の分数式表現では、分母は変換前のxとyの一次式に定数を加えた形になる。

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266同次座標を用いた射影変換の式において、未知数を数える際の扱いとして正しいものはどれか。

  1. A定数倍の不定性があるため、要素の1つを1に固定して未知数を減らす。
  2. B同次座標の3つの成分それぞれが独立した一次方程式となる。
  3. C対応点1組につき4つの方程式が得られる。
  4. D常に未知数は9個として連立方程式を解く。
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正解:A定数倍の不定性があるため、要素の1つを1に固定して未知数を減らす。

射影変換の行列は定数倍しても同じ変換を表すため、1つの要素を1に固定して未知数を8個として扱う。

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267同次座標の3行3列の変換行列において、対角成分がすべて1でそれ以外の成分がすべて0である行列は、どのような変換を表すか。

  1. A原点に関する鏡映変換
  2. B90度回転変換
  3. C原点への投影変換
  4. D恒等変換
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正解:D恒等変換

対角成分が1でそれ以外が0の行列は単位行列であり、入力と同じ座標を出力する恒等変換を表す。

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268幾何学的変換を複数組み合わせる合成変換において、行列を掛ける正しい順番はどれか。

  1. A施す変換の順番に左から右へ行列を掛ける。
  2. B施す変換の順番に右から左へ行列を掛ける。
  3. C施す変換の順番に関わらず、平行移動の行列を最後に掛ける。
  4. D施す変換の順番に関わらず、回転の行列を最初に掛ける。
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正解:B施す変換の順番に右から左へ行列を掛ける。

列ベクトルに対する行列の積は右から順に計算されるため、適用する順に右から左へと行列を並べる。

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269画像領域の中心を座標原点以外の位置に保ったまま回転させる合成変換の手順として、正しいものはどれか。

  1. A原点中心の回転、中心を原点に移動する平行移動、元の位置に戻す平行移動
  2. B元の位置に戻す平行移動、原点中心の回転、中心を原点に移動する平行移動
  3. C中心を原点に移動する平行移動、原点中心の回転、元の位置に戻す平行移動
  4. D中心を原点に移動する平行移動、元の位置に戻す平行移動、原点中心の回転
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正解:C中心を原点に移動する平行移動、原点中心の回転、元の位置に戻す平行移動

回転中心を原点に合わせる平行移動を行い、回転した後に逆の平行移動で元の位置に戻す順序となる。

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270画像の中心座標が(2, 3)であるとき、この中心を軸として回転させる合成変換を構成する3つの行列のうち、一番右側に配置される行列が表す平行移動量はどれか。

  1. Ax方向に2、y方向に3
  2. Bx方向にマイナス2、y方向にマイナス3
  3. Cx方向にマイナス3、y方向にマイナス2
  4. Dx方向に3、y方向に2
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正解:Bx方向にマイナス2、y方向にマイナス3

一番最初に適用される変換である一番右側の行列は、中心(2, 3)を原点に移動するための平行移動である。

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271変換の合成に関する説明として、正しくないものはどれか。

  1. A複数の変換行列の積を計算して1つの合成行列を作ることができる。
  2. B合成行列を用いることで、複雑な変換を1回の行列計算で処理できる。
  3. C回転中心を原点以外にする場合は平行移動を組み合わせる。
  4. D行列を掛ける順序を逆にしても結果は常に同じになる。
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正解:D行列を掛ける順序を逆にしても結果は常に同じになる。

行列の積は一般に交換法則が成り立たないため、掛ける順序を変えると変換結果も異なる。

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272画像の再配列において、注目位置に最も近い格子点の画素値をそのまま出力値とする補間法はどれか。

  1. Aバイリニア補間
  2. Bバイキュービック補間
  3. Cバイラテラル補間
  4. Dニアレストネイバー
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正解:Dニアレストネイバー

最も近い格子点の画素値をそのまま用いる手法はニアレストネイバーとよばれる。

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273バイリニア補間について、正しい説明はどれか。

  1. A周囲の4つの格子点の画素値を用いて線形補間を行う。
  2. B周囲の16個の格子点の画素値を用いて補間を行う。
  3. C最も近い1つの格子点の画素値をそのまま用いる。
  4. D演算量が最も多くシャープな画像が得られる。
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正解:A周囲の4つの格子点の画素値を用いて線形補間を行う。

バイリニア補間は注目位置の周囲にある4つの格子点の画素値から距離に応じた重み付けで算出する。

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274バイキュービック補間について、正しい説明はどれか。

  1. A周囲の4つの格子点の画素値を用いて補間を行う。
  2. B周囲の16個の格子点の画素値を用いて補間を行う。
  3. C演算量が最も少なく高速に処理できる。
  4. D最も近い1つの格子点の画素値をそのまま用いる。
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正解:B周囲の16個の格子点の画素値を用いて補間を行う。

バイキュービック補間は周囲16個の格子点の画素値と3次関数を用いて滑らかな補間を行う。

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275画像の補間法における演算時間の比較として、高速な順に正しく並べたものはどれか。

  1. Aバイキュービック、バイリニア、ニアレストネイバー
  2. Bニアレストネイバー、バイキュービック、バイリニア
  3. Cニアレストネイバー、バイリニア、バイキュービック
  4. Dバイリニア、ニアレストネイバー、バイキュービック
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正解:Cニアレストネイバー、バイリニア、バイキュービック

参照する画素数が少なく計算が単純なニアレストネイバーが最も高速で、16画素を用いるバイキュービックが最も遅い。

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276画像の補間法における演算時間の比較として、時間が長い順に正しく並べたものはどれか。

  1. Aニアレストネイバー、バイリニア、バイキュービック
  2. Bバイキュービック、バイリニア、ニアレストネイバー
  3. Cバイリニア、バイキュービック、ニアレストネイバー
  4. Dバイキュービック、ニアレストネイバー、バイリニア
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正解:Bバイキュービック、バイリニア、ニアレストネイバー

参照画素数が16、4、1の順に減るため、演算時間もその順に短くなる。

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277画像の補間法の特徴に関する説明のうち、誤っているものはどれか。

  1. Aバイリニア補間はエッジがギザギザになりやすい特徴がある。
  2. Bニアレストネイバーはエッジがギザギザになりやすい。
  3. Cバイリニア補間は平滑化の効果がある。
  4. Dバイキュービック補間はシャープな画像が得られやすい。
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正解:Aバイリニア補間はエッジがギザギザになりやすい特徴がある。

バイリニア補間は周囲4画素の平均的な値をとるため平滑化され滑らかになるが、ニアレストネイバーはギザギザになりやすい。

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278バイリニア補間で1次元の内分点計算を行う際、座標1の画素値が10、座標2の画素値が20であり、座標1から0.4の位置の画素値を求めるといくつになるか。

  1. A16
  2. B14
  3. C15
  4. D12
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正解:B14

座標1からの距離が0.4なので、0.6×10 + 0.4×20 = 6 + 8 = 14となる。

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279バイリニア補間において、周囲4画素の値が左上が12、右上が7、左下が9、右下が14である。水平方向に左から0.4の位置で上辺の内分点を計算したときの値はどれか。

  1. A11
  2. B9.5
  3. C10.5
  4. D10
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正解:D10

0.6×12 + 0.4×7 = 7.2 + 2.8 = 10となる。

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280バイリニア補間において、周囲4画素の値が左上が12、右上が7、左下が9、右下が14である。水平方向に左から0.4の位置で下辺の内分点を計算したときの値はどれか。

  1. A10
  2. B12
  3. C11
  4. D11.5
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正解:C11

0.6×9 + 0.4×14 = 5.4 + 5.6 = 11となる。

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281バイリニア補間において、上辺の内分点が10、下辺の内分点が11であるとき、垂直方向に上から0.7の位置の最終的な画素値はいくつになるか。

  1. A10.3
  2. B10.5
  3. C10.7
  4. D11.3
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正解:C10.7

0.3×10 + 0.7×11 = 3 + 7.7 = 10.7となる。

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2821次元の内分点計算において、座標0の画素値が50、座標1の画素値が100であるとき、座標0.2の画素値はいくつになるか。

  1. A70
  2. B55
  3. C65
  4. D60
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正解:D60

座標0からの距離が0.2なので、0.8×50 + 0.2×100 = 40 + 20 = 60となる。

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2831次元の線形補間において、座標0の画素値が0、座標1の画素値が255である。画素値が153になるのは座標がいくつの位置か。

  1. A0.6
  2. B0.5
  3. C0.4
  4. D0.7
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正解:A0.6

座標をsとすると255sが153となるため、s = 153 ÷ 255 = 0.6となる。

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284バイリニア補間において周囲4画素がすべて同じ値128であった場合、内分点として算出される画素値はいくつになるか。

  1. A256
  2. B64
  3. C0
  4. D128
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正解:D128

すべての画素値が同じであれば、どのように線形補間しても結果は同じ値128になる。

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285バイリニア補間において、補間される点の位置がちょうど4つの格子点の中心にある場合、算出される画素値はどうなるか。

  1. A最も大きい画素値
  2. B最も小さい画素値
  3. C左上の画素値と同じ
  4. D4画素の平均値
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正解:D4画素の平均値

各格子点からの距離が等しいため、重み係数がすべて0.25となり、4画素の単純平均値となる。

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286イメージモザイキングを作成する際に、重なり合った部分の変換式として射影変換を用いる場合、必要な対応点の最少数はいくつか。

  1. A3組
  2. B4組
  3. C2組
  4. D8組
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正解:B4組

射影変換の未知数は8個であるため、4組の対応点があれば方程式を解いて変換行列を求めることができる。

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287イメージモザイキングにおいて、カメラの視点移動がなく回転のみで撮影された画像同士をパノラマ合成する際に適した幾何学的変換はどれか。

  1. Aユークリッド変換
  2. Bニアレストネイバー
  3. Cスキュー変換
  4. D射影変換
正解と解説を見る

正解:D射影変換

視点移動がない画像の結合や平面の斜めからの撮影画像の補正には射影変換が用いられる。

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2883次元空間における平行な直線が、透視投影によって画像上で交わる1点を何とよぶか。

  1. A消失点
  2. B対応点
  3. C内分点
  4. D主点
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正解:A消失点

3次元空間上で平行な直線は、画像上では1点に収束し、この点を消失点とよぶ。

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289透視投影モデルにおいて、カメラの焦点距離が2倍になったとき、同じ3次元位置にある物体の画像面上での大きさはどうなるか。

  1. A半分になる
  2. B2倍になる
  3. C変わらない
  4. D4倍になる
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正解:B2倍になる

投影面上での大きさは焦点距離に比例するため、焦点距離が2倍になれば大きさも2倍になる。

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290透視投影モデルにおいて、物体までの距離が2倍になったとき、物体の画像面上での大きさはどうなるか。

  1. A2倍になる
  2. B変わらない
  3. C半分になる
  4. D4分の1になる
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正解:C半分になる

投影面上での大きさは物体までの距離に反比例するため、距離が2倍になれば大きさは半分になる。

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291同次座標を用いた透視投影行列について、定数倍しても同じ投影を表す性質を何とよぶか。

  1. A定数倍の不定性
  2. B定数倍の不変性
  3. C定数倍の独立性
  4. D定数倍の直交性
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正解:A定数倍の不定性

同次座標による変換行列表現では任意の定数倍を許すため、これを定数倍の不定性とよぶ。

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292透視投影において、方向ベクトルが(1, 2, 3)の平行な直線の群がある。焦点距離を6としたとき、画像中心を原点とする画像座標上での消失点の座標はどれか。

  1. A(1, 2)
  2. B(2, 4)
  3. C(3, 6)
  4. D(4, 2)
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正解:B(2, 4)

消失点の座標は焦点距離に方向ベクトルのx成分をz成分で割った値を掛けて求まる。6×(1/3) = 2、6×(2/3) = 4となる。

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293画像中の正方形を斜めから撮影した結果、台形に歪んで写った。この歪みを補正して元の正方形に戻すために最も適した変換はどれか。

  1. Aユークリッド変換
  2. Bアフィン変換
  3. C線形変換
  4. D射影変換
正解と解説を見る

正解:D射影変換

平面を斜めから撮影した際に生じる奥行きによる台形歪みの補正には、射影変換が適している。

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294アフィン変換では平行線が平行に保たれるが、射影変換ではどうなるか。

  1. A必ず平行に保たれる。
  2. B必ず直交する。
  3. C平行線が交わることがある。
  4. D曲線に変換される。
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正解:C平行線が交わることがある。

射影変換では遠近感が表現されるため、3次元空間の平行線が画像上で消失点に向かって交わることがある。

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295アフィン変換を用いて四角形を変形させるとき、変換後の図形としてあり得ないものはどれか。

  1. A向かい合う辺が平行でない一般の台形
  2. B長方形
  3. C平行四辺形
  4. Dひし形
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正解:A向かい合う辺が平行でない一般の台形

アフィン変換は平行線を平行に保つ性質があるため、向かい合う辺が平行でない一般の台形には変形できない。

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296ニアレストネイバー法による画像補間の欠点として正しいものはどれか。

  1. A画像全体が過度にぼやけてしまう。
  2. B計算量が非常に多くリアルタイム処理に向かない。
  3. C滑らかなエッジがギザギザになりやすい。
  4. D周囲16画素の情報を必要とする。
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正解:C滑らかなエッジがギザギザになりやすい。

最も近い画素の値をそのまま用いるため、境界部分が階段状になりギザギザが目立ちやすい。

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297画像領域の中心(100, 100)を軸に90度回転させる場合、最初に適用するべき平行移動の行列の要素として正しいものはどれか。

  1. Ax方向に100、y方向に100
  2. Bx方向にマイナス100、y方向にマイナス100
  3. Cx方向に0、y方向に0
  4. Dx方向にマイナス90、y方向にマイナス90
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正解:Bx方向にマイナス100、y方向にマイナス100

回転中心を原点に合わせるために、最初に(100, 100)を原点に移動する平行移動を行う。

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298行列Aを回転、行列Bを鏡映、行列Cを平行移動とする。画像座標の列ベクトルに対して平行移動、鏡映、回転の順で適用する場合の正しい式はどれか。

  1. AC B A
  2. BA C B
  3. CB C A
  4. DA B C
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正解:DA B C

変換は列ベクトルに対して右から順番に掛かるため、最初にC、次にB、最後にAが適用されるA B Cとなる。

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299ユークリッド変換がアフィン変換と異なる点について、正しいものはどれか。

  1. A平行移動を含まない。
  2. B回転を含まない。
  3. C同次座標で表現できない。
  4. D拡大・縮小を含まない。
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正解:D拡大・縮小を含まない。

ユークリッド変換は回転と平行移動のみで構成され、拡大・縮小やスキューを含まない。

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300回転と平行移動のみを組み合わせた変換の総称として最も適切なものはどれか。

  1. A相似変換
  2. Bユークリッド変換
  3. Cアフィン変換
  4. D射影変換
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正解:Bユークリッド変換

ユークリッド変換は回転と平行移動のみからなり、未知数は3つである。

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301アフィン変換の3行3列の行列において、常に固定されている行の成分はどれか。

  1. A1行目が1、0、0
  2. B2行目が0、1、0
  3. C3行目が0、0、1
  4. D3行目が1、1、1
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正解:C3行目が0、0、1

アフィン変換の同次座標行列表現では、3行目は常に0、0、1に固定されている。

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302射影変換の3行3列の行列において、アフィン変換と異なり0に固定されない成分はどこか。

  1. A1行3列目と2行3列目
  2. B1行1列目と2行2列目
  3. C3行1列目と3行2列目
  4. D3行3列目
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正解:C3行1列目と3行2列目

射影変換では分母にxとyの変数が残るため、同次座標の3行1列目と3行2列目が0以外の値をもつ。

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303バイリニア補間がニアレストネイバーと比較して優れている点はどれか。

  1. A画素の境界が滑らかに補間される。
  2. B演算時間が短くて済む。
  3. Cエッジのギザギザが強調される。
  4. D画像がモザイク状になる。
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正解:A画素の境界が滑らかに補間される。

周囲4画素を用いて線形補間を行うため、平滑化効果が働きギザギザが軽減されて滑らかになる。

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304バイキュービック補間について、誤っている説明はどれか。

  1. A周囲16個の格子点の画素値を参照する。
  2. Bシャープな画像が得られやすい。
  3. C平滑化効果が強く画像全体が最もぼやけやすい。
  4. D演算量が最も多い補間法である。
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正解:C平滑化効果が強く画像全体が最もぼやけやすい。

バイキュービック補間は高次関数を用いるため、バイリニア補間よりもシャープな結果が得られやすくぼやけにくい。

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305同次座標のベクトルの3つの成分をX、Y、Wとしたとき、実際の2次元画像座標に戻す計算はどれか。

  1. AXをWで割り、YをWで割る
  2. BXからWを引き、YからWを引く
  3. CXにWを掛け、YにWを掛ける
  4. DWをXで割り、WをYで割る
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正解:AXをWで割り、YをWで割る

同次座標では、3番目の成分Wですべての要素を割ることにより、実際の2次元座標を得る。

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306同次座標において、ベクトル(20, 40, 2)が表す実際の2次元座標はどれか。

  1. A(20, 40)
  2. B(40, 80)
  3. C(10, 20)
  4. D(18, 38)
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正解:C(10, 20)

3番目の成分2ですべての要素を割ることにより、(20÷2, 40÷2) = (10, 20)となる。

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307同次座標において、3番目の成分が0であるベクトルは何を表すか。

  1. A無限遠点
  2. B原点
  3. C定数倍の不定性
  4. D射影中心
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正解:A無限遠点

3番目の成分が0の場合、その成分で割ると無限大となり、方向のみを示す無限遠点を表す。

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308画像の左上端の座標を原点とする。この画像を原点中心にx方向にマイナス1倍するスケーリング行列を適用した場合、画像はどうなるか。

  1. Ax軸に関する鏡映反転となり画像の上側に配置される。
  2. B原点対称に反転する。
  3. C全く変化しない。
  4. Dy軸に関する鏡映反転となり画像の左側に配置される。
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正解:Dy軸に関する鏡映反転となり画像の左側に配置される。

x座標の符号のみが反転するため、y軸に関する鏡映すなわち左右反転と同じ結果になる。

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309ある変換行列によって元の画像が時計まわりに60度回転した。この変換行列の1行2列目の成分の値はどれか。

  1. Aマイナス2分のルート3
  2. B2分の1
  3. C2分のルート3
  4. Dマイナス2分の1
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正解:C2分のルート3

時計まわりの回転は角度がマイナス60度となるため、マイナスsin(マイナス60度)はsin60度に等しく2分のルート3である。

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310変換の合成において、平行移動のみを連続して2回行った場合、全体の変換行列はどうなるか。

  1. A2つの平行移動量を足し合わせた1つの平行移動行列になる。
  2. B2つの平行移動量を掛け合わせた1つの平行移動行列になる。
  3. C平行移動は合成できない。
  4. D回転変換行列に変化する。
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正解:A2つの平行移動量を足し合わせた1つの平行移動行列になる。

平行移動行列同士の積は、それぞれのx方向とy方向の移動量を加算した平行移動行列となる。

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311イメージモザイキングにおいて、複数の画像の位置合わせを行う際に使用される特徴点の抽出とマッチングが不十分な場合、どのような問題が起きるか。

  1. A画像の解像度が自動的に上がる。
  2. B合成後の画像にズレやゴーストが生じる。
  3. C補間法の計算速度が向上する。
  4. D同次座標の定数倍の不定性がなくなる。
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正解:B合成後の画像にズレやゴーストが生じる。

対応点が正確でないと変換行列の誤差が大きくなり、繋ぎ目で画像がズレたり二重に写るゴースト現象が起きる。

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312射影変換の分数式表現において、分母がxとyの係数がともに0で定数項が1である場合、この式は何の変換を表すか。

  1. A純粋な射影変換
  2. B定数倍変換
  3. Cアフィン変換
  4. D極座標変換
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正解:Cアフィン変換

分母が常に1になるため、一次式の線形結合に定数を加えた形となり、アフィン変換に帰着する。

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313アフィン変換行列の対角成分がそれぞれ2、それ以外の成分が0である場合、画像はどのように変化するか。

  1. A面積が2倍になる。
  2. B面積が4倍になる。
  3. C面積は変わらない。
  4. D原点対称に反転する。
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正解:B面積が4倍になる。

x方向とy方向にそれぞれ2倍に拡大されるため、面積は2×2で4倍になる。

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314画像の再標本化において、最もギザギザしたアーティファクトが発生しやすい補間法はどれか。

  1. Aニアレストネイバー
  2. Bバイリニア補間
  3. Cバイキュービック補間
  4. Dバイラテラル補間
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正解:Aニアレストネイバー

近傍の1画素の値をそのまま採用するため、エッジ部分が階段状になりやすい。

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315画像を中心座標を軸として回転させる合成変換の手順として、間違っているものはどれか。

  1. A中心を原点に移動させる行列を一番最初に掛ける。
  2. B原点中心の回転行列を真ん中に置く。
  3. C中心を元の位置に戻す行列を一番最後に掛ける。
  4. D最初に回転行列を掛け、最後に平行移動行列を掛ける。
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正解:D最初に回転行列を掛け、最後に平行移動行列を掛ける。

回転中心を移動させるための事前事後の平行移動が必要であり、単に回転して平行移動するだけでは中心軸がずれる。

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316線形変換のスキュー行列において、1行1列目と2行2列目の対角成分の値は通常いくつか。

  1. A0
  2. B1
  3. Cマイナス1
  4. D2
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正解:B1

スキュー変換では対角成分を1とし、非対角成分にスキュー量を持たせることで長方形を平行四辺形に歪ませる。

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317射影変換行列を求めるために必要な対応点4組のうち、避けるべき配置の条件はどれか。

  1. A3点が同一直線上にある。
  2. B4点が長方形の頂点である。
  3. C4点がひし形の頂点である。
  4. Dいかなる3点も同一直線上にない。
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正解:A3点が同一直線上にある。

3点が同一直線上にあると、連立方程式が一次独立にならず変換行列を一意に求めることができない。

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318アフィン変換と射影変換の関係について正しいものはどれか。

  1. Aアフィン変換は射影変換の特殊な場合である。
  2. B射影変換はアフィン変換の特殊な場合である。
  3. C両者は全く互換性のない変換である。
  4. Dアフィン変換のほうが未知数が多い。
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正解:Aアフィン変換は射影変換の特殊な場合である。

射影変換の同次座標行列の3行目を0、0、1に固定したものがアフィン変換であり、射影変換に包含される。

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319ユークリッド変換を表す行列において、未知数が3個である理由は何か。

  1. A対角成分が3つだから。
  2. B対応点が最少3組必要だから。
  3. C回転角と、x方向およびy方向の平行移動量の計3つだから。
  4. D拡大率、回転角、スキューの3つだから。
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正解:C回転角と、x方向およびy方向の平行移動量の計3つだから。

ユークリッド変換は剛体の移動を表すため、角度パラメータ1つと、平行移動の2つの合計3つとなる。

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320イメージモザイキングにおける消失点の性質として誤っているものはどれか。

  1. A3次元空間で平行な直線が画像上で交わる点である。
  2. B画像上で平行線が交わらなければ消失点は存在しない。
  3. Cカメラの視点や向きによって位置が変わる。
  4. D遠近感を反映した射影変換の特徴的な現象である。
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正解:B画像上で平行線が交わらなければ消失点は存在しない。

画像上で平行線が交わらない場合でも、数学的には無限遠点として消失点は存在する。

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321画像の幾何学的変換において、補間が必要となる主な理由は何か。

  1. A変換後の画像サイズが必ず小さくなるため。
  2. B変換後の格子点座標が整数値にならず、画素値が定義されていないため。
  3. C画像の色空間をRGBからHSVに変換するため。
  4. D画像のエッジを強調するため。
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正解:B変換後の格子点座標が整数値にならず、画素値が定義されていないため。

回転や拡大を行うと変換後の座標が小数になり、元の画像の離散的な格子点と一致しないため、周囲の画素から値を推定する必要がある。

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322透視投影において、消失点が画像中心の原点と一致するのは、3次元空間の直線がどのような方向を向いているときか。

  1. Aカメラの光軸である奥行き方向に平行なとき
  2. Bカメラの撮像面に平行なとき
  3. Cカメラのx軸に平行なとき
  4. Dカメラのy軸に平行なとき
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正解:Aカメラの光軸である奥行き方向に平行なとき

方向ベクトルが奥行き方向のみを持つとき、消失点の座標は原点となる。

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323アフィン変換と射影変換について、未知数を求めるために必要な対応点の最小組数の組み合わせとして正しいものはどれか。

  1. Aアフィン変換が4組、射影変換が3組
  2. Bどちらも3組
  3. Cアフィン変換が3組、射影変換が4組
  4. Dどちらも4組
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正解:Cアフィン変換が3組、射影変換が4組

アフィン変換は未知数6個で3組、射影変換は未知数8個で4組の対応点が必要となる。

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324ユークリッド変換、アフィン変換、射影変換の未知数の個数の組み合わせとして正しいものはどれか。

  1. A3個、6個、8個
  2. B3個、8個、6個
  3. C6個、3個、8個
  4. D2個、6個、9個
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正解:A3個、6個、8個

ユークリッド変換は3個、アフィン変換は6個、射影変換は8個の未知数をもつ。

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325回転行列に角度を代入する際の符号の扱いとして、正しいものはどれか。

  1. A反時計まわりは負、時計まわりは正の角度を代入する
  2. Bどちらも正の角度を代入する
  3. Cどちらも負の角度を代入する
  4. D反時計まわりは正、時計まわりは負の角度を代入する
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正解:D反時計まわりは正、時計まわりは負の角度を代入する

一般的な数学の慣習に従い、反時計まわりを正の回転角として扱う。

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326複数の変換を合成する際の行列の並べ方として、正しいものはどれか。

  1. A先に施す変換の行列ほど左側に置く
  2. B施す順序と行列の並びは無関係である
  3. C先に施す変換の行列ほど右側に置く
  4. D平行移動の行列は常に左端に置く
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正解:C先に施す変換の行列ほど右側に置く

列ベクトルに右から行列が作用するため、最初に施す変換の行列を最も右に配置する。

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327アフィン変換と射影変換の、平行線に対する性質の組み合わせとして正しいものはどれか。

  1. Aアフィン変換は平行を保つが、射影変換は保たないことがある
  2. Bアフィン変換は平行を保たないが、射影変換は保つ
  3. Cどちらも平行を保つ
  4. Dどちらも平行を保たない
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正解:Aアフィン変換は平行を保つが、射影変換は保たないことがある

射影変換では遠近感により平行線が消失点に収束するため、平行が保たれないことがある。

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328ニアレストネイバー補間とバイリニア補間の画質の特徴の組み合わせとして正しいものはどれか。

  1. Aニアレストネイバーはギザギザ、バイリニアは滑らかになりやすい
  2. Bニアレストネイバーは滑らか、バイリニアはギザギザになりやすい
  3. Cどちらもギザギザになりやすい
  4. Dどちらも滑らかになりやすい
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正解:Aニアレストネイバーはギザギザ、バイリニアは滑らかになりやすい

最近傍の値をそのまま用いるニアレストネイバーは階段状になり、線形補間するバイリニアは滑らかになる。

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329同次座標を用いた変換行列を定数倍したときの変換結果として、正しいものはどれか。

  1. A全く異なる変換になる
  2. B平行移動量だけが変化する
  3. C同じ変換を表す
  4. D回転角だけが変化する
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正解:C同じ変換を表す

同次座標では最終的に第3成分で割るため、行列全体を定数倍しても同じ変換を表す。

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330画像の中心を軸として回転させる合成変換の手順として、正しいものはどれか。

  1. A回転、中心を原点へ移す平行移動、元の位置へ戻す平行移動の順に施す
  2. B中心を原点へ移す平行移動、回転、元の位置へ戻す平行移動の順に施す
  3. C中心を原点へ移す平行移動、元の位置へ戻す平行移動、回転の順に施す
  4. D回転のみを施せばよい
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正解:B中心を原点へ移す平行移動、回転、元の位置へ戻す平行移動の順に施す

原点まわりの回転しか定義できないため、中心を原点に合わせてから回転し、元の位置に戻す必要がある。

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331バイリニア補間とバイキュービック補間が参照する格子点の数の組み合わせとして正しいものはどれか。

  1. Aバイリニアが4点、バイキュービックが16点
  2. Bバイリニアが16点、バイキュービックが4点
  3. Cどちらも4点
  4. Dどちらも16点
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正解:Aバイリニアが4点、バイキュービックが16点

バイリニア補間は周囲4点、バイキュービック補間は周囲16点の画素値を参照する。

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332ユークリッド変換に含まれない変換はどれか。

  1. A回転
  2. B平行移動
  3. Cスキュー
  4. D回転と平行移動の合成
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正解:Cスキュー

ユークリッド変換は回転と平行移動のみからなり、スキューや拡大縮小を含まない。

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