第82問カラー画像の色補正において、赤、緑、青の各成分を他の色成分の影響を受けずに独立して変換したい場合、3×3の色補正行列はどのような種類になるか。
- A単位行列
- B対角行列
- C直交行列
- D対称行列
トーンカーブによる階調変換と対角行列の色補正から入り、空間フィルタリングの積和演算へ進む。収録78問では、フィルタ係数の総和が1なら明るさが保たれ、0なら平坦部が0になるという性質を軸に、平均化・ラプラシアン・ソーベル・プリューウィット・LoG・DoG・アンシャープマスキング・バイラテラル・メディアンの役割を切り分けさせる設問が多い。鮮鋭化フィルタの中心係数Kを明るさが変わらない値に決める計算や、3×3のメディアン出力を実際に並べ替えて求める計算も出る。1次微分と2次微分、ゼロ交差の意味の混同に注意。
この分野の問題78問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:D.平滑化前後で画像の明るさの平均を一定に保つため
平滑化フィルタの係数の合計値が1より小さいと暗くなり、1より大きいと明るくなるため、明るさの平均を一定に保つために1に正規化する。
この問題の解説ページを開く →正解:D.元の画像から、元の画像を平滑化した画像を引く
アンシャープマスキングでは、入力画像に対して平滑化処理を施し、その結果を元の画像から引くことによりエッジ部分が取り出される。
この問題の解説ページを開く →正解:D.ガウシアンフィルタ
画素値の差に関するパラメータが非常に大きくなると、画素値差の重みがほぼ1になり空間方向の重みだけが残るため、ガウシアンフィルタの効果に近づく。
この問題の解説ページを開く →正解:A.すべての画素に対して一律に同じ重みで平均化を行う。
すべての画素に対して一律に同じ重みで平均化を行うのは平均化フィルタであり、バイラテラルフィルタは画素値の差により重みを適応的に変える。
この問題の解説ページを開く →正解:B.バイラテラルフィルタは画素値の差も考慮するため、ガウシアンフィルタよりもエッジが保存されやすい。
バイラテラルフィルタは空間的距離だけでなく画素値の差の重みも考慮するため、境界をまたぐ平滑化が抑制され、エッジが保存される。
この問題の解説ページを開く →正解:A.0.33
変換後の最大値は200、最小値は100となる。コントラストは (200 - 100) ÷ (200 + 100) = 100 ÷ 300 で約0.33となる。
この問題の解説ページを開く →正解:B.画像全体を同じ値だけ明るくしても、コントラストの値は変化しない。
同じ値を加算すると分子は変わらないが分母は大きくなるため、コントラストの値は小さくなる。したがって変化しないというのは誤りである。
この問題の解説ページを開く →正解:B.元の画像から平滑化成分を引き算する効果を得るため
周辺画素の重みを負にすることは、周辺の平均的な明るさを元の画素値から引く効果を持ち、これがエッジの強調につながる。
この問題の解説ページを開く →正解:B.1次微分と平均化処理を1つにまとめたフィルタである。
プリューウィットフィルタは1次微分によるエッジ抽出と、ノイズを抑えるための平均化処理を組み合わせたフィルタである。
この問題の解説ページを開く →正解:D.縦方向の微分と横方向の重み付き平均化を組み合わせたフィルタである。
ソーベルフィルタは、微分フィルタと、それに直交する方向の重み付き平均化を組み合わせたフィルタである。
この問題の解説ページを開く →正解:A.出力値がプラスからマイナス、またはマイナスからプラスへ変化する間の0になる位置
2次微分ではエッジの両側にプラスとマイナスの値が対になって現れるため、その間の0になる位置をエッジとする。
この問題の解説ページを開く →正解:A.平均化フィルタは外れ値の影響を受けるが、メディアンフィルタは受けにくい
平均化は外れ値が総和に加算されるため影響を受けるが、中央値をとるメディアンは外れ値に強い。
この問題の解説ページを開く →正解:A.鮮鋭化では周辺の係数が負の値をとるが、平滑化ではすべて正である
鮮鋭化は周辺の平均を引く効果を得るため周辺係数が負になるが、平滑化は重み付き平均なのですべて正である。
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