画像処理エンジニア検定エキスパート ① ディジタル画像の撮影と画像の性質・色空間

レンズ絞り値と被写界深度、ISO感度、露光時間の関係を数値で入れ替える設問が中心。ガウスのレンズ公式1/a+1/b=1/fから結像位置を出す、撮像素子サイズと焦点距離から画角いっぱいに収める撮影距離を求める、透視投影で消失点の画像座標を計算する、といった手計算が並ぶ。標本化定理とdpi換算、縮小時のエイリアシングと遮断周波数も数値問題。色はHSI・YCbCr・RGBの相互関係、ベイヤ配列で緑が半分を占める理由、PSNRとMSEの対数計算。取り違えやすいのは、絞り値を大きくすると被写界深度は深くなるという向きと、HSIのIとYCbCrのYで輝度の求め方が異なる点。

この分野の問題81問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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1ディジタルカメラのレンズ絞り値と被写界深度の関係について、正しい説明はどれか。

  1. A絞り値を大きくすると被写界深度は浅くなる。
  2. B絞り値を小さくすると被写界深度は深くなる。
  3. C絞り値は被写界深度に影響を与えない。
  4. D絞り値を大きくすると被写界深度は深くなる。
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正解:D絞り値を大きくすると被写界深度は深くなる。

レンズ絞り値を大きくするとレンズ有効径が小さくなり、錯乱円が小さくなるため、ピントの合う範囲が広がり被写界深度が深くなる。

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2ISO感度に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. AISO感度を高くすると画像は明るくなるが、ノイズは減少する。
  2. BISO感度を高くすると画像は明るくなり、ノイズも増加する。
  3. CISO感度を高くすると画像は暗くなるが、ノイズは減少する。
  4. DISO感度を高くすると被写界深度が深くなる。
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正解:BISO感度を高くすると画像は明るくなり、ノイズも増加する。

ISO感度を高く設定すると、少ない光量でも画像を明るくできるが、電気的な増幅に伴ってノイズも増える性質がある。

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3カメラのレンズ絞り値を4.0、露光時間を1/25秒に設定して撮影した画像を、画像の明るさを変えずに移動ぶれを抑えるため露光時間を1/100秒に変更したい。このとき、設定すべきレンズ絞り値はどれか。

  1. A1.0
  2. B2.0
  3. C1.4
  4. D2.8
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正解:B2.0

露光時間が1/4になるため光量を4倍にする必要がある。明るさは絞り値の2乗に反比例するため、絞り値を1/2の2.0に設定すればよい。

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4カメラのレンズ絞り値を5.6、露光時間を1/50秒で撮影したところ明るさが適切であった。露光時間を1/200秒に変更して同じ明るさを得るためのレンズ絞り値はどれか。

  1. A1.4
  2. B2.0
  3. C2.8
  4. D4.0
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正解:C2.8

露光時間が1/4になるため光量を4倍にする必要がある。絞り値の2乗に反比例するため、5.6の半分である2.8に設定する。

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5被写体ブレとカメラの設定に関する説明として、誤っているものはどれか。

  1. A露光時間が短いほど、被写体ブレは小さくなる。
  2. Bシャッタ速度を速くすると被写体ブレは小さくなるが、画像は暗くなる傾向がある。
  3. C露光時間が長いほど、撮像素子上での被写体の見かけの移動量が大きくなる。
  4. D移動物体のブレを抑えるには、シャッタ速度を遅く設定する。
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正解:D移動物体のブレを抑えるには、シャッタ速度を遅く設定する。

移動物体のブレを抑えるには、露光時間を短くする(シャッタ速度を速くする)必要がある。遅く設定するとブレは大きくなる。

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6蛍光灯の下など、光源が100Hzで明滅している環境で撮影した際に発生するフリッカを防止するためのシャッタ速度として、適切なものはどれか。ただし、カメラのフレームレートは30fpsとする。

  1. A1/50秒
  2. B1/30秒
  3. C1/60秒
  4. D1/100秒
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正解:A1/50秒

フリッカを防ぐにはシャッタ速度を照明の明滅周期である1/100秒の整数倍にする必要がある。フレームレートが30fpsのため1/30秒より長くできず、1/50秒が適切となる。

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7単板式カラーカメラの撮像素子前面に配置されるベイヤ配列において、緑の画素数の割合は全体のどれだけか。

  1. A4分の1
  2. B3分の1
  3. C3分の2
  4. D2分の1
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正解:D2分の1

ベイヤ配列では、人間の目の視感度特性に合わせて、赤と青がそれぞれ1/4、緑が1/2の割合で配置されている。

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8カラーデモザイキングに関する説明として、正しくないものはどれか。

  1. A単板式カラーカメラで得られたモザイク状の画像から、RGBカラー画像を再構成する処理である。
  2. Bバイリニア補間では、注目画素の周囲にある同色の画素値を線形補間して色情報を算出する。
  3. C補間処理によって元の色を完全に誤差なく復元できるため、境界部分での色のにじみは発生しない。
  4. Dベイヤ配列において、注目画素が青のフィルタをもつ場合、その画素の青成分はセンサの値をそのまま用いる。
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正解:C補間処理によって元の色を完全に誤差なく復元できるため、境界部分での色のにじみは発生しない。

バイリニア補間などのカラーデモザイキング処理では完全に元の色を再現できるわけではなく、境界付近で元の色とは異なる色が発生することがある。

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9ベイヤ配列の画像において、ある画素が青のフィルタであるとする。バイリニア補間を用いてこの画素の赤成分を算出する場合、計算に用いられる周囲の赤画素の数はいくつか。

  1. A2つ
  2. B4つ
  3. C6つ
  4. D8つ
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正解:B4つ

ベイヤ配列において、青の画素の周囲の斜め方向には等距離に4つの赤画素が存在し、これらの平均値を用いて赤成分が算出される。

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10ISO感度と被写界深度の関係について、誤っている記述はどれか。

  1. AISO感度を変化させても、被写界深度は変化しない。
  2. BISO感度を高くすると被写界深度は深くなる。
  3. C被写界深度はレンズの絞り値に依存する。
  4. D被写界深度はピントが合う前後の距離範囲を表す。
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正解:BISO感度を高くすると被写界深度は深くなる。

ISO感度は撮像素子の感度であり、被写界深度には関係しないため、ISO感度を高くしても被写界深度は深くならない。

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11ガウスのレンズ公式を表す式はどれか。ただし、レンズ前方の物体までの距離をa、レンズ後方の像までの距離をb、レンズの焦点距離をfとする。

  1. Aa + b = f
  2. B1/a - 1/b = 1/f
  3. Ca × b = f
  4. D1/a + 1/b = 1/f
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正解:D1/a + 1/b = 1/f

焦点距離fの薄肉レンズにおいて、物体までの距離aと像までの距離bの間には 1/a + 1/b = 1/f の関係が成り立つ。

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12焦点距離fの薄肉レンズにおいて、光軸上で主点から3f離れた位置に点光源を置いた。この点光源の像は主点からどの位置に結ばれるか。

  1. A1.5f
  2. B2.0f
  3. C2.5f
  4. D3.0f
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正解:A1.5f

1/a + 1/b = 1/f に a = 3f を代入すると 1/3f + 1/b = 1/f となり、1/b = 2/3f より b = 1.5f となる。

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13焦点距離fの薄肉レンズにおいて、物体を焦点の位置である距離fに置いた場合、結像する位置bはどうなるか。

  1. Ab = 0.5f
  2. Bb = f
  3. C像を結ばない
  4. Db = 2f
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正解:C像を結ばない

1/a + 1/b = 1/f に a = f を代入すると 1/f + 1/b = 1/f となり 1/b = 0 となるため、像は無限遠となり結ばれない。

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14主平面から10.1mの距離にある物体を撮影する際、主平面から撮像素子までの距離が100mmに設定されておりピントが合っていなかった。レンズの焦点距離が100mmのとき、ピントを合わせるために撮像素子までの距離をどう調整すべきか。

  1. A1mm短くする
  2. B10mm短くする
  3. C1mm長くする
  4. D10mm長くする
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正解:C1mm長くする

1/10.1 + 1/b = 1/0.1 より 1/b = 10 - 100/101 = 910/101 となり b は約0.101m すなわち101mm。現状の100mmより1mm長くする必要がある。

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15撮像素子の垂直サイズが4.8mm、カメラのレンズの焦点距離が30mmであるとき、高さ4mの壁画を垂直画角いっぱいに収めて撮影したい。光学中心から壁画の中央まで、最低何m離れる必要があるか。

  1. A15m
  2. B25m
  3. C20m
  4. D30m
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正解:B25m

三角形の相似比より 焦点距離:撮像素子サイズ = 撮影距離:壁画サイズ が成り立つ。30mm : 4.8mm = x : 4m より x = 30 × 4 / 4.8 = 25m となる。

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16撮像素子の水平サイズが3.6mm、レンズの焦点距離が18mmのカメラで、幅2mの絵画を水平画角いっぱいに収めるための撮影距離は何mか。

  1. A10m
  2. B5m
  3. C15m
  4. D20m
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正解:A10m

相似比より 18mm : 3.6mm = x : 2m が成り立ち、x = 18 × 2 / 3.6 = 10m となる。

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17ピンホールカメラモデルにおいて、焦点距離をf、光学中心からの距離をZ、物体の高さをYとしたとき、投影面上の像の大きさyを表す式はどれか。

  1. Ay = f × Z / Y
  2. By = Z × Y / f
  3. Cy = f + Y / Z
  4. Dy = f × Y / Z
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正解:Dy = f × Y / Z

光学中心を頂点とする相似な三角形の関係から Y : Z = y : f が成り立ち、y = f × Y / Z となる。

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18ピンホールカメラモデルにおいて、焦点距離を2倍にし、物体までの距離を半分にした場合、投影面上の像の大きさはどうなるか。

  1. A変わらない
  2. B2倍になる
  3. C8倍になる
  4. D4倍になる
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正解:D4倍になる

像の大きさyは焦点距離fに比例し、距離Zに反比例する。fが2倍、Zが1/2倍になるため、yは 2 ÷ (1/2) = 4倍になる。

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19透視投影において、3次元空間の平行な直線が画像上で1点に収束する点のことを何と呼ぶか。

  1. A消失点
  2. B焦点
  3. C主点
  4. D投影点
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正解:A消失点

透視投影の幾何学的性質として、空間内で平行な直線は投影面において一点に収束し、これを消失点と呼ぶ。

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20焦点距離f=5の透視投影モデルにおいて、方向ベクトルu=(2, 3, 5)に平行な直線の消失点の画像座標(x, y)はどれか。

  1. A(2, 3)
  2. B(3, 5)
  3. C(10, 15)
  4. D(5, 5)
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正解:A(2, 3)

消失点の座標は方向ベクトルを(ux, uy, uz)とすると(f×ux/uz, f×uy/uz)に収束する。x = 5×2/5 = 2、y = 5×3/5 = 3 となる。

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21焦点距離f=8の透視投影モデルにおいて、方向ベクトルu=(1, -2, 4)に平行な直線の消失点の画像座標(x, y)はどれか。

  1. A(8, -16)
  2. B(1, -2)
  3. C(4, -8)
  4. D(2, -4)
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正解:D(2, -4)

消失点の座標は(f×ux/uz, f×uy/uz)である。x = 8×1/4 = 2、y = 8×(-2)/4 = -4 となり(2, -4)となる。

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22画像の標本化について、標本化定理の条件を正しく説明しているものはどれか。

  1. A標本化周波数は、画像信号の最大周波数の半分より大きくなければならない。
  2. B標本化間隔は、画像信号の周期の2倍より大きくなければならない。
  3. C標本化周波数は、画像信号の最大周波数の2倍より大きくなければならない。
  4. D標本化間隔は、画像信号の周期と同じでなければならない。
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正解:C標本化周波数は、画像信号の最大周波数の2倍より大きくなければならない。

標本化定理によれば、情報を損失せずに標本化するには、標本化周波数が画像信号の最大周波数の2倍より大きくなければならない。

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23あるアナログ画像を254dpiの解像度でスキャンした。1インチを25.4mmとしたとき、標本化定理の条件を満たすための画像信号の周期として正しいものはどれか。

  1. A50μmより小さい
  2. B100μmより大きい
  3. C100μmより小さい
  4. D200μmより大きい
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正解:D200μmより大きい

254dpiの標本化間隔は 25.4mm ÷ 254 = 0.1mm すなわち100μm。標本化定理を満たすには画像周期の1/2未満である必要があり、画像周期は200μmより大きくなければならない。

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24あるアナログ画像を500dpiの解像度でスキャンした。1インチを25.4mmとしたとき、このときの標本化間隔は何μmか。

  1. A50.8μm
  2. B25.4μm
  3. C100.0μm
  4. D127.0μm
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正解:A50.8μm

25.4mm ÷ 500 = 0.0508mm すなわち50.8μmとなる。

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25ディジタル画像の縮小時に発生するエイリアシングを抑えるための前処理として、適切なものはどれか。

  1. A高周波数成分を強調する
  2. B高周波数成分を遮断する
  3. C量子化レベル数を減らす
  4. D低周波数成分を遮断する
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正解:B高周波数成分を遮断する

標本化周波数が下がる縮小処理では、ナイキスト周波数を上回る高周波成分がエイリアシングの原因となるため、事前にローパスフィルタで除去する。

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26画像を縦横それぞれ1/4に縮小したい。エイリアシングを防ぐために適用するローパスフィルタの遮断周波数として適切なものはどれか。

  1. A1/2 cycle/画素
  2. B1/4 cycle/画素
  3. C1/16 cycle/画素
  4. D1/8 cycle/画素
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正解:D1/8 cycle/画素

1/4に縮小するため、縮小後の標本化周波数は元の1/4となる。ナイキスト周波数はその半分である1/8 cycle/画素となるため、この周波数以上を遮断する。

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27画像サイズを1/10に縮小する際、エイリアシングを防ぐために遮断すべき周波数はどれか。

  1. A1/5 cycle/画素以上
  2. B1/20 cycle/画素以上
  3. C1/10 cycle/画素以上
  4. D1/40 cycle/画素以上
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正解:B1/20 cycle/画素以上

縮小率が1/10の場合、標本化周波数は1/10となる。ナイキスト周波数はその半分である1/20 cycle/画素となるため、これ以上の周波数を遮断するローパスフィルタを適用する。

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28エイリアシングに関する記述として誤っているものはどれか。

  1. A標本化周波数が信号の最大周波数の2倍を下回ると発生する。
  2. B画像縮小の際、適切な前処理を行わないとモアレなどの形で現れることがある。
  3. Cナイキスト周波数以上の成分が低周波数成分に折り返されて生じる。
  4. Dハイパスフィルタを適用することでエイリアシングの発生を抑えることができる。
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正解:Dハイパスフィルタを適用することでエイリアシングの発生を抑えることができる。

エイリアシングを防ぐには高周波数成分を除去する必要があり、ハイパスフィルタではなくローパスフィルタを適用する。

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29人間の眼球において、カメラの絞りに相当する機能を持つ器官はどれか。

  1. A虹彩
  2. B水晶体
  3. C網膜
  4. D角膜
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正解:A虹彩

虹彩は瞳孔の大きさを変化させることで、眼球に入射する光量を調節する機能があり、カメラの絞りに相当する。

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30暗所において青色が鮮やかに遠くまで見える現象を何と呼ぶか。

  1. Aプルキニエ現象
  2. Bエイリアシング現象
  3. Cマッハバンド現象
  4. Dヘルマン格子現象
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正解:Aプルキニエ現象

暗所視で働く杆体細胞は、明所視で働く錐体細胞に比べて短波長側に視感度のピークがシフトするため、青が明るく見える。これをプルキニエ現象と呼ぶ。

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31人間の視覚特性に関する説明として、誤っているものはどれか。

  1. A明所では錐体細胞が主に働き、色彩を識別する。
  2. B暗所では杆体細胞が主に働き、明暗を識別する。
  3. C杆体細胞の視感度特性は、錐体細胞よりも長波長側にシフトしている。
  4. Dプルキニエ現象により、暗い場所では赤色は黒ずんで見える。
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正解:C杆体細胞の視感度特性は、錐体細胞よりも長波長側にシフトしている。

杆体細胞の視感度特性は、錐体細胞に比べて短波長側すなわち青色側にシフトしている。長波長側ではない。

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32可視光の波長と色の対応について、正しい組み合わせはどれか。

  1. A長波長側は青、短波長側は赤
  2. B長波長側は緑、短波長側は青
  3. C長波長側は赤、短波長側は青
  4. D長波長側は赤、短波長側は緑
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正解:C長波長側は赤、短波長側は青

可視光は波長が短い方から青、緑、赤の順に変化する。435.8nmが青、546.1nmが緑、700nmが赤に対応する。

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33波長700nmの単色光に対応する一般的な色はどれか。

  1. A
  2. B
  3. C
  4. D
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正解:A

可視光スペクトルにおいて、約700nmの波長は赤色に対応する。

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34等色関数を用いた測定対象の反射光の等色において、CIE-RGB等色関数の一部が負の領域になる意味として正しいものはどれか。

  1. A測定対象の反射光に特定の原刺激を加えることで等色できることを示す。
  2. B元の光の強度を弱める必要があることを示す。
  3. Cその波長の光は人間の目には見えないことを示す。
  4. D三刺激値の総和が0になることを示す。
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正解:A測定対象の反射光に特定の原刺激を加えることで等色できることを示す。

等色関数が負になる領域は、原刺激をそのまま混色するだけでは等色できず、測定対象の光に特定の原刺激を加えることで等色できることを意味する。

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35画像劣化の評価指標であるPSNRを求める式において、分母に用いられるMSEとは何か。

  1. A画素値の最大値
  2. B画素ごとの差分の2乗平均誤差
  3. C画素ごとの差分の絶対値和
  4. D画素値の分散
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正解:B画素ごとの差分の2乗平均誤差

PSNRは 10 × log10(MAXの2乗 ÷ MSE) で定義され、MSEは2つの画像の画素ごとの差分の2乗平均誤差を表す。

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362つの画像間で、画素値の差分がそれぞれ 2、-2、4、-4 であった。画素数を4としたとき、差分の2乗の平均値であるMSEを計算せよ。

  1. A2
  2. B5
  3. C10
  4. D20
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正解:C10

差分の2乗は 4、4、16、16 である。これらの合計は40であり、平均であるMSEは 40 ÷ 4 = 10 となる。

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37画素値の最大値が255、2乗平均誤差MSEが100の画像のPSNRに最も近い値はどれか。ただし log10(255) = 2.4、log10(100) = 2.0 とする。

  1. A14.0
  2. B38.0
  3. C28.0
  4. D48.0
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正解:C28.0

PSNR = 10 × log10(255の2乗 ÷ 100) = 10 × (2 × 2.4 - 2.0) = 10 × 2.8 = 28.0 となる。

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38画素値の最大値が255、2乗平均誤差MSEが4の画像のPSNRとして最も近い値はどれか。ただし log10(255)=2.4、log10(4)=0.6 とする。

  1. A42.0
  2. B24.0
  3. C48.0
  4. D60.0
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正解:A42.0

PSNR = 10 × log10(255の2乗 ÷ 4) = 10 × (4.8 - 0.6) = 42.0 となる。

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39画像のコントラストCを C = (Imax - Imin) ÷ (Imax + Imin) で定義する。ある画像の画素値の最大値が200、最小値が50であった。この画像のコントラストの値はどれか。

  1. A0.4
  2. B0.8
  3. C0.6
  4. D1.0
正解と解説を見る

正解:C0.6

C = (200 - 50) ÷ (200 + 50) = 150 ÷ 250 = 0.6 となる。

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40画像のコントラストCを C = (Imax - Imin) ÷ (Imax + Imin) で定義する。画素値の最小値が0である画像において、最大値が66から255に変化したとき、コントラストの値はどうなるか。

  1. A0.25から1.0に変化する
  2. B1.0から変化しない
  3. C0.5から1.0に変化する
  4. D0.85から1.0に変化する
正解と解説を見る

正解:B1.0から変化しない

最小値が0の場合、C = Imax ÷ Imax = 1.0 となり、最大値が変わってもコントラストの値は常に1.0となる。

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41ある画像の画素値が 0、2、4、6、8 であった。この画素値の平均値はどれか。

  1. A2
  2. B3
  3. C5
  4. D4
正解と解説を見る

正解:D4

合計は 0+2+4+6+8 = 20 である。画素数は5なので、平均は 20 ÷ 5 = 4 となる。

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42画素値の分布が 1、1、2、4、7 であった。この画素値の中央値はどれか。

  1. A1
  2. B3
  3. C2
  4. D4
正解と解説を見る

正解:C2

値を小さい順に並べたときの中央にある値は、3番目の2である。

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43HSI色空間を構成する3つの要素はどれか。

  1. A赤、緑、青
  2. Bシアン、マゼンタ、黄
  3. C輝度、色差Cb、色差Cr
  4. D色相、彩度、明度
正解と解説を見る

正解:D色相、彩度、明度

HSI色空間は、人間の色の知覚に近い、色相、彩度、明度の3成分で色を表現する。

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44HSI空間の6角錐モデルにおいて、色相が0度から360度に変化する際の色の並び順として正しいものはどれか。

  1. A赤、黄、緑、シアン、青、マゼンタ、赤
  2. B赤、マゼンタ、青、シアン、緑、黄、赤
  3. C緑、黄、赤、マゼンタ、青、シアン、緑
  4. D青、シアン、緑、黄、赤、マゼンタ、青
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正解:A赤、黄、緑、シアン、青、マゼンタ、赤

色相は反時計回りに、赤が0度、黄が60度、緑が120度、シアンが180度、青が240度、マゼンタが300度の順で配置されている。

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45HSI色空間において、色相が60度である黄色の補色となる色の色相角度はどれか。

  1. A120度
  2. B180度
  3. C300度
  4. D240度
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正解:D240度

補色は色相環において180度反対側に位置する色であるため、60度 + 180度 = 240度すなわち青色となる。

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46HSI色空間において、彩度が0パーセントの色はどのように見えるか。

  1. A最も鮮やかな色
  2. B透明
  3. C白色、灰色、黒色などの無彩色
  4. D常に黒色
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正解:C白色、灰色、黒色などの無彩色

彩度が0パーセントの場合、色味が全くない状態となり、明度の値に応じて黒から白までの無彩色となる。

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47RGBカラー画像をHSI色空間に変換し、色相のみを一律に120度回転させた。元の画像で赤色だった部分は、変換後何色になるか。

  1. A
  2. B
  3. C
  4. Dマゼンタ
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正解:B

赤の色相は0度であり、120度加算すると120度となり、緑色に変化する。

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48RGBカラー画像において、(R, G, B) = (255, 255, 0) は何色を表すか。

  1. A
  2. B
  3. C
  4. D
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正解:C

赤と緑が最大値で青が0であるため、加法混色により黄色となる。

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49RGBカラー画像において、(R, G, B) = (0, 255, 255) は何色を表すか。

  1. Aシアン
  2. Bマゼンタ
  3. C
  4. D
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正解:Aシアン

緑と青が最大値で赤が0であるため、シアンとなる。

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50画像の画素ごとの濃淡変換において、トーンカーブが入力値をそのまま出力値とする直線である場合、画像はどうなるか。

  1. A明るくなる
  2. B変化しない
  3. C暗くなる
  4. Dコントラストが強くなる
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正解:B変化しない

入力値と出力値が同じであるため、画素値は変換されず画像は変化しない。

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51RGB各成分が0から255の値をとるカラー画像において、R成分のトーンカーブを入力値の半分に設定し、GとBはそのままとした。元の画像で純粋な白色である(255, 255, 255)だった画素は変換後どうなるか。

  1. A(255, 127, 127)の赤がかった色になる
  2. B(127, 255, 255)のシアンがかった色になる
  3. C(127, 127, 127)の灰色になる
  4. D変化しない
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正解:B(127, 255, 255)のシアンがかった色になる

R成分のみが半減して127となり、GとBは255のままであるため、(127, 255, 255)となりシアンに近い色になる。

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52YCbCr色空間において、輝度成分Yを計算する際のR、G、Bの重み付けで、最も比重が大きい色はどれか。

  1. A
  2. B
  3. C
  4. Dすべて同じ
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正解:A

輝度Yは人間の視感度特性を反映しており、Y = 0.299R + 0.587G + 0.114B のように緑の重みが最も大きい。

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53YCbCr色空間において、色差成分CbおよびCrがともに0に近い値をとる場合、その画素の色合いはどうなるか。

  1. A非常に鮮やかな赤になる
  2. B非常に鮮やかな青になる
  3. C無彩色に近い色になる
  4. D純白になる
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正解:C無彩色に近い色になる

色差成分は色の鮮やかさと色味を表しており、0に近いほど色味がなくなり、無彩色に近づく。

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54あるカラー画像に赤い物体が写っている。この画像の光源の青色成分を暗くした場合、赤い物体の色はどのように変化するか。

  1. A黒ずんだ赤になる
  2. Bほとんど変化しない
  3. C緑色になる
  4. D鮮やかなマゼンタになる
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正解:Bほとんど変化しない

赤い物体は元々青色成分をほとんど反射していないため、光源の青色成分が減少しても赤い物体の色にはほとんど影響を与えない。

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55照明光の成分が変化した際の白色の物体の見え方について、正しいものはどれか。

  1. A常に白色のまま変化しない
  2. B黒色に変化する
  3. C物体の表面で反射が起きなくなる
  4. D照明光の成分変化の影響を最も受けやすく、照明色に染まって見える
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正解:D照明光の成分変化の影響を最も受けやすく、照明色に染まって見える

白色の物体はすべての波長の光を反射するため、光源の色が変化するとその変化を直接反映して色が変わる。

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56入力RGBベクトルに対し、対角成分が 0.8、0.6、1.0 である3×3の対角行列を掛け合わせた。この変換の意味は何か。

  1. ARを0.8倍、Gを0.6倍にし、Bはそのまま出力する。
  2. BR、G、Bのすべての値を平均化する。
  3. CRとGを入れ替える。
  4. DRを0.8倍、Bを0.6倍にし、Gはそのまま出力する。
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正解:ARを0.8倍、Gを0.6倍にし、Bはそのまま出力する。

対角行列との積は各成分を独立にスケーリングする操作であり、それぞれR成分に0.8、G成分に0.6、B成分に1.0が掛けられる。

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57入力画像のRの値を0.5倍、Gの値を0.5倍、Bの値をそのまま出力する色補正行列の成分として正しいものはどれか。

  1. A対角成分が 0.5、0.5、0.0
  2. Bすべての成分が 0.5
  3. C対角成分が 1.0、1.0、0.5
  4. D対角成分が 0.5、0.5、1.0
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正解:D対角成分が 0.5、0.5、1.0

RとGを半分にし、Bをそのままにするため、対角成分はそれぞれ 0.5、0.5、1.0 となる。他の成分は0である。

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58シャッタ速度を1/125秒から1/500秒に変更した。撮像素子に当たる光量はどうなるか。

  1. A4分の1になる
  2. B4倍になる
  3. C2倍になる
  4. D2分の1になる
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正解:A4分の1になる

露光時間が1/125秒から1/500秒に短縮されるため、時間は1/4になり、光量も1/4になる。

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59カメラの絞り値を2.8から4.0に変更した。撮像素子に当たる光量はおよそどうなるか。

  1. A2倍になる
  2. B変わらない
  3. C4分の1になる
  4. D2分の1になる
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正解:D2分の1になる

光量は絞り値の2乗に反比例する。2.8の2乗は約8、4.0の2乗は16なので、光量はおよそ1/2になる。

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60ディジタル画像の量子化に関する説明として、正しいものはどれか。

  1. A連続的な空間座標を離散的な画素の配列に変換すること。
  2. Bナイキスト周波数以上の成分を除去すること。
  3. C連続的な信号の大きさを、離散的な段階値に割り当てること。
  4. DRGBからYCbCrへ色空間を変換すること。
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正解:C連続的な信号の大きさを、離散的な段階値に割り当てること。

量子化とは、連続的なアナログ量の大きさを、限られたビット数の離散的なディジタル値に変換する処理である。

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618ビットのグレースケール画像が表現できる階調数はいくつか。

  1. A256階調
  2. B8階調
  3. C128階調
  4. D512階調
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正解:A256階調

8ビットは2の8乗すなわち256通りの値を表現できるため、256階調となる。

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62ある画像のヒストグラムにおいて、画素値の低い部分に度数が偏っている。この画像はどのような特徴を持つか。

  1. A全体的に明るい画像
  2. Bコントラストが低い画像
  3. C全体的に暗い画像
  4. Dコントラストが高い画像
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正解:C全体的に暗い画像

ヒストグラムの左側すなわち画素値が低い部分に偏っている場合、暗い画素が多いことを意味するため全体的に暗い画像となる。

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63コントラストの強調を目的として、ヒストグラムを全階調範囲に均等に広げる処理を何と呼ぶか。

  1. Aバイリニア補間
  2. Bカラーデモザイキング
  3. Cヒストグラム平坦化
  4. Dガンマ補正
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正解:Cヒストグラム平坦化

ヒストグラム平坦化は、画素値の分布を広げて平坦に近づけることで、画像のコントラストを改善する手法である。

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64人間の眼球において、レンズの役割を果たしピント調節を行う器官はどれか。

  1. A水晶体
  2. B角膜
  3. C網膜
  4. D虹彩
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正解:A水晶体

水晶体は厚みや曲率を変化させることで、網膜上に像を結ぶためのピント調節を行う。

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65網膜において、明るい場所で働き、色彩の識別を担う視細胞は何か。

  1. A錐体細胞
  2. B杆体細胞
  3. C双極細胞
  4. D神経節細胞
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正解:A錐体細胞

明所視で働き色を識別するのは錐体細胞である。暗所視で明暗を識別するのが杆体細胞である。

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66ある画素のRGB値が (R, G, B) = (100, 150, 200) であった。この画素のHSV色空間における明度Vの値として正しいものはどれか。

  1. A100
  2. B150
  3. C200
  4. D450
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正解:C200

HSV色空間において、明度VはR、G、Bの最大値として算出されるため200となる。

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67透視投影において、カメラの焦点距離を2倍にすると、画像に映る被写体の大きさはどうなるか。ただし被写体までの距離は一定とする。

  1. A2分の1倍になる
  2. B2倍になる
  3. C変わらない
  4. D4倍になる
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正解:B2倍になる

投影面上の像の大きさは焦点距離fに比例するため、fが2倍になれば被写体の大きさも2倍になる。

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68ガウスのレンズ公式 1/a + 1/b = 1/f において、物体が無限遠にあるとき、像が結ばれる位置bはどうなるか。

  1. Ab = 0
  2. Bb = f
  3. Cb = f/2
  4. D像は結ばれない
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正解:Bb = f

1/a が 0 に近づくため 1/b = 1/f となり、b = f すなわち焦点の位置に像が結ばれる。

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69標本化定理において、標本化周波数が信号の最大周波数のちょうど2倍であった場合、理論上どうなるか。

  1. A常に完全に元の信号を復元できる
  2. B必ずエイリアシングが発生し低周波に折り返される
  3. Cノイズが無限大になる
  4. D位相によっては信号が消失し復元できない場合がある
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正解:D位相によっては信号が消失し復元できない場合がある

ちょうど2倍の場合、標本化点が正弦波のゼロ交差点に一致すると振幅がすべて0になり復元できないため、2倍より大きい必要がある。

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70画像処理におけるSN比に関する説明として正しいものはどれか。

  1. ASN比が大きいほど、ノイズの割合が多く画質が悪い。
  2. BSN比が大きいほど、ノイズに対する信号の割合が大きく画質が良い。
  3. CSN比が小さいほど、信号の品質が高い。
  4. DSN比は画像の明るさの平均値を表す。
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正解:BSN比が大きいほど、ノイズに対する信号の割合が大きく画質が良い。

SN比は信号とノイズの比率であり、値が大きいほどノイズが少なく高品質であることを示す。

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71ある原画像と、ノイズが加わった劣化画像の2乗平均誤差MSEを計算したところ0であった。このときのPSNRの値はどうなるか。

  1. A0になる
  2. B計算上は無限大となる
  3. C1になる
  4. D負の値になる
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正解:B計算上は無限大となる

MSEが0の場合、分母が0になるためPSNRは無限大となり、2つの画像が完全に一致していることを意味する。

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72レンズの絞り値を大きくしたときに起こる変化の組み合わせとして、正しいものはどれか。

  1. A被写界深度が深くなり、撮像素子に届く光量は減る
  2. B被写界深度が深くなり、撮像素子に届く光量も増える
  3. C被写界深度が浅くなり、撮像素子に届く光量は減る
  4. D被写界深度が浅くなり、撮像素子に届く光量は増える
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正解:A被写界深度が深くなり、撮像素子に届く光量は減る

絞り値を大きくすると有効径が小さくなるため被写界深度は深くなるが、同時に取り込む光量は減少する。

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73標本化と量子化の説明の組み合わせとして、正しいものはどれか。

  1. A標本化は明るさの離散化、量子化は空間座標の離散化である
  2. B標本化も量子化も明るさの離散化である
  3. C標本化も量子化も空間座標の離散化である
  4. D標本化は空間座標の離散化、量子化は明るさの離散化である
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正解:D標本化は空間座標の離散化、量子化は明るさの離散化である

標本化は連続的な空間座標を画素の配列に分ける処理、量子化は連続的な明るさを段階値に割り当てる処理である。

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74明所視と暗所視で働く視細胞の組み合わせとして、正しいものはどれか。

  1. A明所視は杆体細胞、暗所視は錐体細胞
  2. B明所視は錐体細胞、暗所視は杆体細胞
  3. C明所視も暗所視も錐体細胞
  4. D明所視も暗所視も杆体細胞
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正解:B明所視は錐体細胞、暗所視は杆体細胞

明るい場所で色を識別するのが錐体細胞、暗い場所で明暗を識別するのが杆体細胞である。

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75原画像と劣化画像のMSEとPSNRの関係として、正しいものはどれか。

  1. AMSEが小さいほどPSNRも小さくなる
  2. BMSEが小さいほどPSNRは大きくなる
  3. CMSEが大きいほどPSNRも大きくなる
  4. DMSEとPSNRは無関係である
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正解:BMSEが小さいほどPSNRは大きくなる

PSNRはMSEを分母に含む対数で定義されるため、MSEが小さいほどPSNRは大きくなり画質が良いことを示す。

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76ベイヤ配列において緑のフィルタが赤や青より多く配置されている理由として、正しいものはどれか。

  1. A緑の波長が最も長いため
  2. B緑が3原色の中で最も暗いため
  3. C緑のフィルタが最も安価に製造できるため
  4. D人間の視感度が緑付近で最も高いため
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正解:D人間の視感度が緑付近で最も高いため

人間の視感度特性は緑付近でピークをもつため、輝度の再現性を高める目的で緑の画素が多く配置されている。

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77ナイキスト周波数の説明として、正しいものはどれか。

  1. A標本化周波数の2倍にあたる周波数である
  2. B画像信号の最大周波数の2倍にあたる周波数である
  3. C画像信号の周期と等しい周波数である
  4. D標本化周波数の半分にあたる周波数である
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正解:D標本化周波数の半分にあたる周波数である

ナイキスト周波数は標本化周波数の半分であり、これを超える成分が含まれるとエイリアシングが生じる。

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78カメラの焦点距離を長くしたときに起こる変化として、正しいものはどれか。

  1. A画角が広くなり、被写体は大きく写る
  2. B画角が狭くなり、被写体は小さく写る
  3. C画角が狭くなり、被写体は大きく写る
  4. D画角が広くなり、被写体は小さく写る
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正解:C画角が狭くなり、被写体は大きく写る

焦点距離を長くすると撮像素子が捉える範囲が狭まるため画角は狭くなり、投影面上での被写体は大きくなる。

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79HSI色空間のI成分と、YCbCr色空間のY成分の求め方の違いとして正しいものはどれか。

  1. AI成分はRGBの単純平均、Y成分はRGBの重み付き和で求められる
  2. BI成分はRGBの重み付き和、Y成分はRGBの単純平均で求められる
  3. CどちらもRGBの最大値で求められる
  4. DどちらもRGBの単純平均で求められる
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正解:AI成分はRGBの単純平均、Y成分はRGBの重み付き和で求められる

HSI色空間のI成分は一般にRGBの単純平均として求められ、YCbCr色空間のY成分は視感度を反映したRGBの重み付き和として求められる。RGBの最大値をとるのはHSV色空間のV成分である。

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80同じ明るさの画像を得たいとき、露光時間を半分にした場合の対応として正しいものはどれか。

  1. AISO感度を半分にする
  2. BISO感度を2倍にする
  3. C絞り値を2倍にする
  4. D焦点距離を2倍にする
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正解:BISO感度を2倍にする

露光時間を半分にすると光量が半分になるため、感度を2倍にして補う必要がある。

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81可視光の波長と色の対応として、正しい並びはどれか。

  1. A波長が短い順に赤、緑、青
  2. B波長が短い順に緑、青、赤
  3. C波長が短い順に青、緑、赤
  4. D波長が短い順に赤、青、緑
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正解:C波長が短い順に青、緑、赤

可視光は波長が短い方から青、緑、赤の順に対応する。

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