第166問事務室における必要換気量を算出する際、室内二酸化炭素基準濃度として用いられる数値はどれか。
- A0.1%
- B0.03%
- C0.01%
- D1.0%
作業環境の測定・改善と健康管理の実務を扱う分野です。必要換気量の計算、局所排気装置(フード・ダクト・ファン)の構造、作業環境測定のA測定・B測定と管理区分、労働衛生保護具、労働衛生管理統計、一次救命処置(心肺蘇生・AED)、出血・骨折・熱傷などの応急手当、脳・心臓疾患が頻出です。数値基準や装置の仕組みは正確に覚え、救急処置の手順は流れで理解しておくと得点につながります。計算問題も出るため、換気量や統計指標の式に慣れておきましょう。
この分野の問題38問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:B.建物の密閉度が高く、自然換気が不十分な場合は機械換気を実施する必要がある。
酸素濃度が18%未満になると酸欠状態になるため、自然換気が不十分な場合は機械換気が必要です。
この問題の解説ページを開く →正解:C.室内にいる人が1時間に呼出する二酸化炭素量は、労働強度に関わらず一定である。
室内にいる人が1時間に呼出する二酸化炭素量(必要換気量)は、労働の強度(エネルギー代謝率)によって増減します。
この問題の解説ページを開く →正解:A.ダクトの断面は円形のほうがよく、断面積が大きいと圧力損失は小さくなる。
断面積が大きいと圧力損失は小さくなりますが、流速が不足するため粉じんは堆積しやすくなります。合流角度は45°を超えないようにします。
この問題の解説ページを開く →正解:A.施設、設備、作業方法の点検を行い、作業環境を改善するため必要な措置を講ずるとともに、有効な呼吸用保護具を使用する。
第3管理区分は、作業環境改善の必須義務があり、併せて有効な呼吸用保護具を使用させる必要があります。
この問題の解説ページを開く →正解:B.有害物質の製造・使用の中止、有害性の少ない物質への転換
労働者の健康にきわめて有害な物質の場合は、それに代わる有害性の少ない物質への転換や製造中止が優先されます。
この問題の解説ページを開く →正解:C.A測定のみを実施した場合、第1評価値が管理濃度未満であれば無条件で第1管理区分となる。
A測定のみの場合、第1評価値が管理濃度未満でも、第2評価値との関係等により第2管理区分になる場合があります。
この問題の解説ページを開く →正解:D.品質等に悪影響がなければ、水などを噴射する湿式方法を採用する。
粉じんの発生が問題となる場合は、生産工程を見直し、品質等に悪影響がなければ湿式方法等を採用します。
この問題の解説ページを開く →正解:B.ガス状の有害物質と粉じんが混在している環境では、防じん機能を有する防毒マスクを選択する。
粉じんとガスが混在する場合は、防じん機能を有する防毒マスクを選択しなければなりません。
この問題の解説ページを開く →正解:D.防音保護具は騒音の大きさだけで選択し、作業内容は考慮しなくてよい。
耳栓とイヤーマフの使用は騒音の大きさだけでなく作業内容等で決まります。120dB以上では併用が有効とされています。
この問題の解説ページを開く →正解:A.労働者の健康状態の把握と、その結果に基づいた健康指導(運動・栄養指導等)の実施
健康測定の目的は労働者の健康の保持増進にあり、疾病の早期発見に重点を置く健康診断とは目的が異なります。
この問題の解説ページを開く →正解:B.心理相談担当者 - 産業医の指示のもとメンタルヘルスケアを行う。
心理相談担当者は、健康測定の結果ケアが必要な場合などに、産業医の指示のもとメンタルヘルスケアを行います。
この問題の解説ページを開く →正解:D.敏しょう性 - 自転車エルゴメーターによる最大酸素摂取量間接測定
自転車エルゴメーターによる最大酸素摂取量間接測定は、「全身持久性」の検査です。「敏しょう性」は全身反応時間を測定します。
この問題の解説ページを開く →正解:B.スクリーニングレベルを低めに設定すると、正常な人を有所見と判定する偽陽性率が高くなる。
労働衛生管理ではレベルを低めに設定するため、疾病なしの正常な人を有所見とする「偽陽性率」が高くなります。
この問題の解説ページを開く →正解:C.音声メッセージに従って直ちに胸骨圧迫を再開し、心肺蘇生を続ける。
ショック不要のメッセージが流れた場合でも、心肺蘇生が必要な状態が続いている可能性があるため、胸骨圧迫を再開します。
この問題の解説ページを開く →正解:D.短時間に全血液量の3分の1が失われると生命が危険な状態となり、2分の1が失われると死亡する。
成人の血液量は体重の約13分の1(約8%)であり、3分の1を失うと生命が危険、2分の1を失うと死亡します。
この問題の解説ページを開く →正解:B.複雑骨折とは、骨が細かく粉砕された状態を指し、皮膚の損傷の有無は問わない。
複雑骨折(開放骨折)は、骨折とともに皮膚や皮下組織が損傷し、骨折端が外に出ている状態を指します。
この問題の解説ページを開く →正解:C.狭心症は、冠動脈の血液が一時的にとどこおるために起こり、発作は長くても15分以内に治まることが多い。
狭心症は一時的・可逆的で15分以内に治まることが多く、心筋梗塞は不可逆的な壊死で長時間痛みが続きます。
この問題の解説ページを開く →正解:D.肥満、高血圧症、脂質異常症、糖尿病が合併すると、脳・心臓疾患に至るリスクが低下する。
これらは「死の四重奏」といわれ、合併すると深刻な脳・心臓疾患に至るリスクが『高まる』とされています。
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