検定対策

データサイエンス数学ストラテジスト[中級]

算数から機械学習・ビジネス数学までを五肢択一30問で測る、日本数学検定協会のIBT資格

試験の基本情報

主催公益財団法人 日本数学検定協会(1999年7月設立、東京都台東区上野。実用数学技能検定=数検の実施団体)。国家資格ではなく同協会が独自に認定する民間資格で、定款上は「ビジネスにおける数学の検定及び研修等の実施」に位置づく事業として2021年9月に新設された。申込と受験のシステムは株式会社CBT-Solutionsが管理運営する「CBTS 資格・検定IBT」が担う
出題形式五肢択一のIBT形式(インターネットに接続した環境でオンライン上で解答する方式)。中級は30問で30点満点=1問1点。科目に分かれておらず、階級ごとに1回の試験で完結する。出題は公式の4つの学習分野からで、中級の配分の目安は学習分野1(計算能力と数学的理論)が50%、学習分野2(機械学習・深層学習)・学習分野3(アルゴリズム)・学習分野4(ビジネス数学)が各16.7%。上級は40問で、分野2が25%と配分が変わる
試験時間90分。科目別の区切りはなく、30問を通しで解く。上級は40問120分
受験料中級7,000円(10%消費税込。上級は9,000円)。一般・学生といった個人の区分別料金はない。高等学校や大学などの学校教育機関で3人以上まとめて申し込む団体受験なら、1人につき500円引きになる。支払いはクレジットカード・コンビニ・Pay-easyから選べ、決済完了後のキャンセルと返金はできない
合格基準中級は60%以上、すなわち30点中18点以上(30問中18問正解)で合格。上級は70%以上(40点中28点)。学習分野ごとの足切り(分野別最低点)は公式の受験案内に記載がなく、総合得点で判定される。ただし合格基準に達したうえで、「データサイエンス(DS)数学基礎力」と「データサイエンス(DS)数学コンサルティング力」の得点バランスに応じて☆☆☆・☆☆・☆の3種類のオープンバッジに分かれる(合格の証明としての差はない)
難易度★★★☆☆
収録問題数全762問(8分野)

試験について

データサイエンス数学ストラテジストは、公益財団法人日本数学検定協会が2021年9月に新設した民間資格で、階級は中級と上級の2つ。中級は五肢択一30問・90分のIBT(インターネット経由のオンライン受験)で、会場に行かず自宅のPCやスマホから24時間365日いつでも受験できる。出題は「4つの学習分野」で構成され、算数・中学数学・数学I・Aの計算力に加え、機械学習や深層学習の考え方、アルゴリズム、ビジネスでの数字の使い方まで横断する。合格者にはオープンバッジが発行され、資格の有効期限はない。

収録問題の分野

1① 数と計算の基礎112問収録問題を見る →
2② 記述統計とデータの表現80問収録問題を見る →
3③ 式と方程式・関数142問収録問題を見る →
4④ 図形・三角比と確率95問収録問題を見る →
5⑤ 機械学習の基礎とニューラルネットワーク80問収録問題を見る →
6⑥ 分類・クラスタリングとモデル評価80問収録問題を見る →
7⑦ アルゴリズム関連92問収録問題を見る →
8⑧ ビジネス数学81問収録問題を見る →

合格のポイント

  • 合格率は公表を確認できませんでした。公式サイトの受験案内・資格紹介・学習サポートの各ページ、プレスリリース、2022〜2025年度の事業報告書PDF、申込サイトのCBT-Solutionsまで見ても、階級別・全体とも合格者数の記載がありません。一方で受験者数は事業報告書に毎年載っており、中級・上級の合計で2021年度513人、2022年度470人、2023年度396人、2024年度約490人、2025年度496人。年間500人前後の規模で、中級・上級の内訳は確認できませんでした。
  • 合格ラインは30点中18点=6割で、上級の7割より低く設定されています。分野別の足切りは受験案内に記載がないため、配分が50%を占める学習分野1(算数・中学数学・数学I・Aの計算力)を取り切れるかが現実的な鍵になります。なお合否とは別に、DS数学基礎力とDS数学コンサルティング力の得点バランスで☆☆☆・☆☆・☆のオープンバッジが分かれるため、苦手分野を捨てて一点突破すると、合格してもバッジの星は減る形になります。
  • 受験の自由度が高いのが特徴です。試験日はシステムメンテナンス時を除き24時間365日、申込も随時で、自宅などのPC・タブレット・スマホから受験できます。ただし受験期間は申し込みから30日で、過ぎると受験できず返金もありません。1回の申し込みにつき受験は1回のみ。筆記用具のほか白紙の計算用紙、電卓または関数電卓、必要に応じて表計算ソフトを用意して臨む形なので、手計算の速さより式を立てる力が問われます。
  • 中級と上級は数字がすべて異なります。中級は30問・90分・7,000円・30点中18点(60%)で、数学のレベルの目安は数検準2級程度・数学I・Aまで。上級は40問・120分・9,000円・40点中28点(70%)で、数学II・BやIII、大学初学年の微分積分・線形代数の基礎まで広がります。受験資格はどちらもなく、上級を受けるのに中級の合格は要りません。資格に有効期限はなく、更新制度も設けられていません。

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