賃貸不動産経営管理士 ④ 賃料・未収回収・原状回復

賃料の徴収・管理と、未収賃料の回収、退去時の原状回復を扱う実務分野です。持参・振込・口座振替など徴収方法ごとのメリット、共益費や維持管理費用の支払い、管理受託方式とサブリース方式での費用負担の違い、更新事務手数料、定期報告が頻出です。原状回復では通常損耗と借主の負担範囲の考え方が問われます。ガイドラインを踏まえた負担区分の判断と、金銭管理の基本を実務目線で押さえましょう。

この分野の問題60問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

クイズモードで挑戦 →

181賃貸住宅管理業法における管理業務報告書による定期報告の頻度として正しいものはどれか。

  1. A契約で定めれば頻度は自由で報告義務はない
  2. B毎月1回と法定されている
  3. C管理受託契約の締結日から1年を超えない期間ごと及び契約期間満了後遅滞なく
  4. D3年ごとに1回
正解と解説を見る

正解:C管理受託契約の締結日から1年を超えない期間ごと及び契約期間満了後遅滞なく

管理業務報告書は、管理受託契約の締結日から1年を超えない期間ごと及び契約期間満了後遅滞なく、貸主に交付して説明しなければならない。

この問題の解説ページを開く →

182更新事務手数料の説明として適切なものはどれか。

  1. A更新時の業務に対して貸主または借主が管理業者に支払う金銭
  2. B契約更新時に借主から貸主へ支払われる維持の対価
  3. C契約終了時に借主が原状回復のために支払う費用
  4. D更新契約書を作成するために必要な印紙代
正解と解説を見る

正解:A更新時の業務に対して貸主または借主が管理業者に支払う金銭

更新事務手数料は、更新業務の対価として管理業者が受領する金銭である。

この問題の解説ページを開く →

183借主による賃料の持参による徴収方法のデメリットはどれか。

  1. A入居者管理の機能が期待できない
  2. B金融機関の振込手数料がかかる
  3. C入金の確認に手間がかかる
  4. D事務作業が煩雑になり、金銭管理上のトラブル発生可能性がある
正解と解説を見る

正解:D事務作業が煩雑になり、金銭管理上のトラブル発生可能性がある

借主による持参は、入居者管理の副次的効果はあるが、事務効率や金銭管理の面でデメリットがある。

この問題の解説ページを開く →

184管理受託方式における共益費等の維持管理費用支払いで正しいものはどれか。

  1. A管理業者が貸主自身の名義として支払う
  2. B金融機関が貸主の代わりに直接支払う
  3. C管理業者は支払に関与せず借主が直接支払う
  4. D管理業者が貸主の委託を受けて代理支払する
正解と解説を見る

正解:D管理業者が貸主の委託を受けて代理支払する

管理受託方式では、管理業者は貸主の委託を受けて代理支払を行う。

この問題の解説ページを開く →

185賃料の徴収方法として「借主から管理業者への振込」のメリットはどれか。

  1. A事務作業量が大幅に減少する
  2. B入金状況を確実に把握・確認できる
  3. C振込手数料が不要である
  4. D貸主の預金口座に直接入金される
正解と解説を見る

正解:B入金状況を確実に把握・確認できる

管理業者への振込は、入居者・物件ごとの管理状況を確実に把握できる点がメリットである。

この問題の解説ページを開く →

186サブリース方式における維持管理費用の支払いで正しいものはどれか。

  1. A管理業者は貸主の代理人として支払う
  2. B管理業者は管理業者自身の判断で支払う
  3. C管理業者は貸主に代わって支払う
  4. D管理業者は貸主の承諾を得てから支払う
正解と解説を見る

正解:B管理業者は管理業者自身の判断で支払う

サブリース方式では、管理業者がサブリース会社自身の判断で必要な支払を行う。

この問題の解説ページを開く →

187自力救済の禁止に関して、貸主が行うと自力救済に該当し許されない行為はどれか。

  1. A賃料支払いを督促する電話
  2. B督促のために面談を行う
  3. C弁護士に依頼して回収を行う
  4. D賃料滞納を理由とした部屋の鍵交換
正解と解説を見る

正解:D賃料滞納を理由とした部屋の鍵交換

賃料滞納を理由とした貸主による鍵交換は、自力救済として禁止されている。

この問題の解説ページを開く →

188弁護士法に違反する行為はどれか。

  1. A管理受託方式において、管理業者が自己の名義で督促を行う
  2. Bサブリース会社が自ら督促を行う
  3. C弁護士が訴訟申立てを行う
  4. D貸主が自ら内容証明郵便を送る
正解と解説を見る

正解:A管理受託方式において、管理業者が自己の名義で督促を行う

管理受託方式において、管理業者が自身の名義で督促や訴訟申立てを行うことは弁護士法違反となる。

この問題の解説ページを開く →

189賃料滞納の催告方法として適切でないものはどれか。

  1. A書面により行う
  2. B口頭でも可能だが書面が望ましい
  3. C督促のため勤務先に電話で怒鳴る
  4. D借主の同居配偶者に日常家事連帯債務として請求する
正解と解説を見る

正解:C督促のため勤務先に電話で怒鳴る

勤務先への電話での執拗な督促は自力救済に該当する恐れがある。

この問題の解説ページを開く →

190賃料の消滅時効期間として正しいものはどれか。

  1. A権利を行使できることを知った時から3年
  2. B権利を行使できる時から5年
  3. C権利を行使できることを知った時から5年かつ権利を行使できる時から10年
  4. D権利を行使できる時から20年
正解と解説を見る

正解:C権利を行使できることを知った時から5年かつ権利を行使できる時から10年

賃料債権の消滅時効は、知った時から5年または権利行使可能時から10年のいずれか早い方である。

この問題の解説ページを開く →

191少額訴訟の要件として正しいものはどれか。

  1. A訴額が140万円以下の金銭
  2. B訴額にかかわらず全ての金銭請求
  3. C訴額が60万円以下の金銭
  4. D強制執行を前提とした明渡請求
正解と解説を見る

正解:C訴額が60万円以下の金銭

少額訴訟は60万円以下の金銭支払請求に限定される。

この問題の解説ページを開く →

192支払督促を受けた債務者が異議を申し立てた場合、手続きはどうなるか。

  1. A自動的に判決が確定する
  2. B少額訴訟へ移行する
  3. C通常の訴訟手続に移行する
  4. D手続きは即時終了する
正解と解説を見る

正解:C通常の訴訟手続に移行する

支払督促に対する異議申立てにより、通常の訴訟手続に移行する。

この問題の解説ページを開く →

193「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」の法的性格はどれか。

  1. A法律であり拘束力がある
  2. B消費者契約法に基づいている
  3. C地方自治体の条例に基づいている
  4. D一般的な基準であり法的拘束力はない
正解と解説を見る

正解:D一般的な基準であり法的拘束力はない

ガイドラインは一般的な基準を示したものであり、法的拘束力はない。

この問題の解説ページを開く →

194ガイドラインにおける「通常損耗」の定義として適切なものはどれか。

  1. A借主の故意・過失による損傷
  2. B地震等の不可抗力による損耗
  3. C借主が設備を破損させた状態
  4. D借主の通常の使用により生ずる損耗
正解と解説を見る

正解:D借主の通常の使用により生ずる損耗

通常損耗とは、借主の通常の使用により生ずる損耗等を指す。

この問題の解説ページを開く →

195特約で通常損耗を借主負担とするための要件として正しいものはどれか。

  1. A賃貸借契約書に特約があるだけで十分
  2. B契約時に借主へ口頭で説明すれば十分
  3. C特約の必要性が客観的・合理的で、借主が明確に認識し合意している
  4. D不動産業者の承諾を得ている
正解と解説を見る

正解:C特約の必要性が客観的・合理的で、借主が明確に認識し合意している

通常損耗の特約は、客観的・合理的な理由と借主の認識・合意が必要である。

この問題の解説ページを開く →

196ガイドラインにおいて、借主の負担割合を算出する際に考慮されるものは何か。

  1. A建物の耐用年数
  2. B建物の建築費
  3. Cクロスの単価
  4. D経過年数
正解と解説を見る

正解:D経過年数

負担割合は経過年数を考慮し、年数が多いほど借主負担割合を減少させるのが適当とされる。

この問題の解説ページを開く →

197空家等対策の推進に関する特別措置法において、市区町村長が指導・勧告できる空き家状態はどれか。

  1. A所有者が別荘として適切に管理している状態
  2. B相続人が売却を検討している物件
  3. C放置すると倒壊等の恐れがある特定空家等
  4. D適切なハウスクリーニングがなされている物件
正解と解説を見る

正解:C放置すると倒壊等の恐れがある特定空家等

管理不全空家および特定空家等に対し、市区町村が指導・勧告できる。

この問題の解説ページを開く →

198定期報告において、管理業者が報告すべき内容として適切なものはどれか。

  1. A物件の過去の全ての売買価格
  2. B貸主の個人的な資産状況
  3. C管理業者の全社員の給与額
  4. D借主の生活状況やトラブル内容、周辺の市場環境
正解と解説を見る

正解:D借主の生活状況やトラブル内容、周辺の市場環境

物件の状況、借主の状況、周辺環境など貸主に有用な情報の提供が求められる。

この問題の解説ページを開く →

199更新事務手数料を有効に受領するための要件として正しいものはどれか。

  1. A更新時にのみ説明すればよい
  2. B更新料と同一の金額でなければならない
  3. C特に書面による契約は必要ない
  4. D当初の契約時に詳細を書面に記載し説明する
正解と解説を見る

正解:D当初の契約時に詳細を書面に記載し説明する

更新手数料は当初の契約書に詳細を明記し、説明・理解を得ることが必要である。

この問題の解説ページを開く →

200集金事務代行会社を利用するメリットはどれか。

  1. A効率的な賃料徴収と確実な入金状況把握ができる
  2. B借主との個人的な関係が深まる
  3. C手数料が一切かからない
  4. D借主が家賃を滞納しても代行会社が補填する
正解と解説を見る

正解:A効率的な賃料徴収と確実な入金状況把握ができる

代行会社による自動振替は、徴収効率が高く、入金管理が容易である。

この問題の解説ページを開く →

201管理受託方式において、管理業者が共益費から維持管理費用を支払う際の報告義務はどれか。

  1. A報告は不要である
  2. B受領と支出の明細を正確に記録し、一定時期ごとに貸主に報告する
  3. C貸主の要求があった場合のみ報告する
  4. D毎月決まった日に貸主の元へ出向いて報告する
正解と解説を見る

正解:B受領と支出の明細を正確に記録し、一定時期ごとに貸主に報告する

管理業者は管理受託契約に基づき、受領・支出明細を記録し定期的に報告する義務がある。

この問題の解説ページを開く →

202自力救済が禁止されている理由はどれか。

  1. A契約書に特約がないから
  2. B私的制裁による法秩序の混乱を防ぐため
  3. C管理費用がかかるから
  4. D貸主の利益が損なわれるから
正解と解説を見る

正解:B私的制裁による法秩序の混乱を防ぐため

法的手続きを経ない実力行使は、法秩序維持の観点から原則として禁止されている。

この問題の解説ページを開く →

203サブリース会社が未収賃料の督促や訴訟を行える理由はどれか。

  1. Aサブリース会社が所有者だから
  2. B弁護士の資格を持っているから
  3. C管理業者に代わって行っているから
  4. D入居者との賃貸借契約の当事者がサブリース会社自身だから
正解と解説を見る

正解:D入居者との賃貸借契約の当事者がサブリース会社自身だから

サブリース会社は転貸人として契約当事者であるため、自らの名義で法的手続きが可能である。

この問題の解説ページを開く →

204賃料滞納による無催告解除が認められるケースはどれか。

  1. A単純な引落口座の入金忘れ
  2. B信頼関係が破壊されたと明らかに認められる場合
  3. C一時的な病気による滞納
  4. D契約書に無催告解除の特約がある場合のみ
正解と解説を見る

正解:B信頼関係が破壊されたと明らかに認められる場合

契約書の特約があっても信頼関係破壊の程度に達していない場合は無催告解除できない。

この問題の解説ページを開く →

205時効の更新に関する説明として適切なものはどれか。

  1. A時効の完成が一定期間ストップする
  2. B期間が経過すれば自動的に発生する
  3. C時効のカウントがゼロに戻り、再スタートする
  4. D内容証明郵便を送るだけで時効が更新する
正解と解説を見る

正解:C時効のカウントがゼロに戻り、再スタートする

時効の更新は、裁判上の請求や承認によりカウントがゼロに戻る制度である。

この問題の解説ページを開く →

206少額訴訟において、被告はいつまで通常の手続きへの移行を申し出ることができるか。

  1. A判決が出た後
  2. B口頭弁論終結後
  3. Cいつでも可能
  4. D最初の口頭弁論の期日が終了するまで
正解と解説を見る

正解:D最初の口頭弁論の期日が終了するまで

通常の手続きへの移行申述は、最初の口頭弁論期日までに行う必要がある。

この問題の解説ページを開く →

207賃貸不動産管理において、ガイドラインで定められている「通常損耗」の費用負担は誰か。

  1. A全額借主負担
  2. B折半
  3. C全額貸主負担(賃料に含まれる)
  4. D貸主と管理業者で負担
正解と解説を見る

正解:C全額貸主負担(賃料に含まれる)

通常損耗分は、原則として賃料に含まれると考えられ、貸主が負担する。

この問題の解説ページを開く →

208ガイドラインに基づき、経過年数を考慮する場合の考え方はどれか。

  1. A古い設備ほど借主の負担割合を高くする
  2. B年数が多いほど借主の負担割合を減少させる
  3. C経過年数は負担割合に関係ない
  4. D新品と交換した場合のみ考慮する
正解と解説を見る

正解:B年数が多いほど借主の負担割合を減少させる

経年変化や通常損耗は年数経過とともに価値が減るため、借主の負担を減らす。

この問題の解説ページを開く →

209クロスを故意に破った場合、借主の負担はどうなるか。

  1. A耐用年数に関係なく新品交換費用全額
  2. B経過年数を考慮し、現在の価値に応じた金額
  3. C貸主が全額負担
  4. D修理は不要
正解と解説を見る

正解:B経過年数を考慮し、現在の価値に応じた金額

経年変化を考慮し、現在の価値(残存価値)に基づいた費用負担となる。

この問題の解説ページを開く →

210フローリングの原状回復における経過年数の扱いとして正しいものはどれか。

  1. Aクロスと同様に耐用年数で考慮する
  2. B経過年数は考慮せず、借主が原則負担する
  3. C経年変化で価値はゼロになるので借主負担なし
  4. Dフローリングは消耗品扱い
正解と解説を見る

正解:B経過年数は考慮せず、借主が原則負担する

フローリングは原則として経過年数を考慮せず、借主が部分補修や張替え費用を負担する。

この問題の解説ページを開く →

211内容証明郵便の制度として正しいものはどれか。

  1. Aいつ、どのような内容の郵便を誰が誰に宛てて出したかを証明する
  2. B文書の内容が真実であることを証明する
  3. C相手方の承諾がなければ送れない
  4. D裁判所が作成する
正解と解説を見る

正解:Aいつ、どのような内容の郵便を誰が誰に宛てて出したかを証明する

内容証明は郵便の内容と送達事実を証明するが、内容の真実性までは担保しない。

この問題の解説ページを開く →

212空き家活用の促進について、特別措置法上の特例として正しいものはどれか。

  1. A安全確保策を前提に、幅員4m未満の道路でも建替え等を特例認定する
  2. B接道規制に関係なく建替えができる
  3. C固定資産税が永久に免除される
  4. D必ず取り壊さなければならない
正解と解説を見る

正解:A安全確保策を前提に、幅員4m未満の道路でも建替え等を特例認定する

空家等活用促進区域内では、安全確保策を講じることで接道規制の特例認定を受けられる。

この問題の解説ページを開く →

213定期報告における「月次クレーム報告書」の効果はどれか。

  1. A借主の私生活を詳細に把握できる
  2. B物件の問題点の把握や賃貸経営のヒントになる
  3. C管理業者の責任を免れる
  4. D近隣住民とのトラブルを全て解決できる
正解と解説を見る

正解:B物件の問題点の把握や賃貸経営のヒントになる

クレーム集計は物件の問題点特定や、ニーズを反映した経営判断に有効である。

この問題の解説ページを開く →

214賃貸借契約の更新において「合意書面」を作成する主な目的はどれか。

  1. A契約更新によって借主が使用する根拠を明確にし、条件を見直すため
  2. B管理業者の手数料を確定するため
  3. C借主に退去を促すため
  4. D貸主と借主の仲を悪くするため
正解と解説を見る

正解:A契約更新によって借主が使用する根拠を明確にし、条件を見直すため

書面は、更新の根拠明確化や氏名等の変更反映、賃料の適正改定のためである。

この問題の解説ページを開く →

215破産手続開始時の賃料支払について、借主が保護されるための制度はどれか。

  1. A破産管財人に月々の賃料を寄託(保管)するよう請求できる
  2. B破産管財人への一括払い
  3. C賃料支払いを全額免除される
  4. D賃貸物件からただちに退去する
正解と解説を見る

正解:A破産管財人に月々の賃料を寄託(保管)するよう請求できる

破産時には、敷金を取り戻せない不公平を防ぐため、管財人に賃料を寄託できる。

この問題の解説ページを開く →

216高齢者のいる世帯の状況としてテキストに記載されていることはどれか。

  1. Aすべての高齢者が賃貸住宅に住んでいる
  2. B高齢者のいる世帯の81.6%が持ち家に居住している
  3. C高齢者の多くが都市再生機構(UR)に住んでいる
  4. D高齢者世帯は住宅を持たないことになっている
正解と解説を見る

正解:B高齢者のいる世帯の81.6%が持ち家に居住している

テキストの住宅・土地統計調査データにより、高齢世帯の多くが持ち家に住んでいることが分かる。

この問題の解説ページを開く →

217少額訴訟の件数制限として正しいものはどれか。

  1. A全国で年間10回まで
  2. B1つの裁判所で年間100回まで
  3. C回数制限はない
  4. D1つの裁判所で年間10回まで
正解と解説を見る

正解:D1つの裁判所で年間10回まで

同一の簡易裁判所で同一の年に10回を超えて少額訴訟を利用することはできない。

この問題の解説ページを開く →

218貸主が破産した場合の双務契約解除について正しいものはどれか。

  1. A借主が賃貸建物の引き渡し(対抗要件)を受けているときは解除できない
  2. B破産管財人はいつでも無条件で解除できる
  3. C賃貸借契約は破産により自動的に終了する
  4. D借主は賃料を支払う必要がなくなる
正解と解説を見る

正解:A借主が賃貸建物の引き渡し(対抗要件)を受けているときは解除できない

対抗要件を備えた借主に対し、破産管財人は解除を主張することができない。

この問題の解説ページを開く →

219ガイドラインに基づき、喫煙によるヤニ汚れで居室全体のクロスが変色した場合の負担はどれか。

  1. A貸主全額負担
  2. B借主は1面のみ負担
  3. C負担なし
  4. D当該居室全体のクリーニングまたは張替費用を借主負担とする
正解と解説を見る

正解:D当該居室全体のクリーニングまたは張替費用を借主負担とする

喫煙等による広範囲の変色は、例外として居室全体の費用を借主負担とできる。

この問題の解説ページを開く →

220賃貸不動産経営管理士に期待される役割として正しいものはどれか。

  1. A空き家の所有者に対して最良のアドバイスができるよう研鑽する
  2. B空き家の取り壊しを強要する
  3. C空き家を売却することのみに注力する
  4. D行政の業務を全て肩代わりする
正解と解説を見る

正解:A空き家の所有者に対して最良のアドバイスができるよう研鑽する

管理士には、空き家対策の担い手として専門的な知識とアドバイス能力が求められる。

この問題の解説ページを開く →

221定期報告で貸主に提供されるべき有用な情報に含まれないものはどれか。

  1. A借主の現在の残高証明
  2. B交換時期の目安
  3. C設備の老朽化状況
  4. D周辺の賃料相場
正解と解説を見る

正解:A借主の現在の残高証明

定期報告は物件管理や経営に活かす情報を指し、借主個人の預金残高等は含まれない。

この問題の解説ページを開く →

222賃貸借契約更新時に、ある程度の期間余裕が必要な理由はどれか。

  1. A法律で決められているから
  2. B管理業者の手続きを簡単にするため
  3. C貸主が新しい借主を探す必要があるから
  4. D契約内容によっては借主が更新をしない可能性があるから
正解と解説を見る

正解:D契約内容によっては借主が更新をしない可能性があるから

内容により更新拒絶の可能性があるため、期間に余裕を持たせた手続きが必要となる。

この問題の解説ページを開く →

223更新事務手数料を契約書に記載する際の注意点はどれか。

  1. A支払時期・金額を明記し説明を行う
  2. B更新時期のみ記載する
  3. C管理業者の利益になるよう高額に設定する
  4. D他の契約事項とは別に記載する
正解と解説を見る

正解:A支払時期・金額を明記し説明を行う

更新手数料を正当に受領するには、当初契約での書面明記と説明が必須である。

この問題の解説ページを開く →

224借主が賃料を滞納した際の適切な法的回収手順の基本はどれか。

  1. A直ちに鍵を交換する
  2. B内容証明郵便での催告を行う
  3. C借主の職場へ押しかける
  4. D放置して自然に支払われるのを待つ
正解と解説を見る

正解:B内容証明郵便での催告を行う

自力救済は禁止されているため、内容証明郵便等の法的手段を用いて催告を行う。

この問題の解説ページを開く →

225条件付き契約解除通知とはどのようなものか。

  1. A何度でも解除を猶予するもの
  2. B必ず内容証明郵便で送らなければならないもの
  3. C期間内に支払いがなければ、当然に契約が解除される旨の通知
  4. D借主の合意が必ず必要なもの
正解と解説を見る

正解:C期間内に支払いがなければ、当然に契約が解除される旨の通知

条件付き契約解除通知は、期間経過をもって当然に契約解除となる旨を伝えるものである。

この問題の解説ページを開く →

226時効完成の猶予制度の説明として適切なものはどれか。

  1. A時効が永遠に消滅する
  2. B裁判所が借主に支払いを命じる
  3. C借主の借金がすべて免除される
  4. D一定期間、時効の完成がストップする
正解と解説を見る

正解:D一定期間、時効の完成がストップする

時効の完成猶予は、訴訟や催告により時効完成を一時的にストップさせる制度である。

この問題の解説ページを開く →

227少額訴訟の審理の原則はどれか。

  1. A通常数年かかる
  2. B1回の口頭弁論期日で審理が完了する
  3. C書類審査のみで行う
  4. D非公開で行う
正解と解説を見る

正解:B1回の口頭弁論期日で審理が完了する

少額訴訟は、原則として1回の期日で審理を完了させ、迅速な解決を目指す。

この問題の解説ページを開く →

228公正証書について正しいものはどれか。

  1. A建物の明渡しについても強制執行が認められる
  2. B公証人が作成し、金銭支払請求に限り強制執行の債務名義となる
  3. C私人が作成する
  4. D裁判所の判決より効力が低い
正解と解説を見る

正解:B公証人が作成し、金銭支払請求に限り強制執行の債務名義となる

公正証書は債務者の同意を得て金銭支払請求の債務名義となり得るが、明渡しは不可である。

この問題の解説ページを開く →

229原状回復ガイドラインの定義における「原状回復」の考え方で正しいものはどれか。

  1. A建物価値を新築時に戻すこと
  2. B借主の故意・過失等による損耗を復旧すること
  3. C経年変化をすべて修復すること
  4. D借主がタバコを吸った場合の壁紙全交換
正解と解説を見る

正解:B借主の故意・過失等による損耗を復旧すること

ガイドラインでは、善管注意義務違反や故意過失による損耗の復旧を原状回復と定義する。

この問題の解説ページを開く →

230賃貸借契約締結時に、通常損耗を借主負担とする特約を設ける場合、契約書への記載はどうあるべきか。

  1. A口頭で伝えれば十分
  2. B具体的に記載し、明確に合意されていることが必要
  3. C契約書には記載せず、管理上のルールとする
  4. D特約は無効であるため記載しない
正解と解説を見る

正解:B具体的に記載し、明確に合意されていることが必要

補修特約は契約書への具体的記載と借主の明確な合意が必須である。

この問題の解説ページを開く →

231ガイドラインにおいて、原則として貸主負担(通常損耗・経年変化)とされるものはどれか。

  1. A日照など自然現象による畳やクロスの変色
  2. B借主が結露を放置して拡大させた壁のカビ
  3. C借主の不注意による設備の破損
  4. D引越作業でつけた床の傷
正解と解説を見る

正解:A日照など自然現象による畳やクロスの変色

日照など自然現象による変色は通常損耗・経年変化として貸主負担。放置による拡大や故意過失の損傷は借主負担となる。

この問題の解説ページを開く →

232クッションフロアの原状回復における経過年数の考慮はどうなるか。

  1. A耐用年数6年として負担割合を算定する
  2. B考慮しない
  3. C耐用年数10年とする
  4. D借主が全額負担する
正解と解説を見る

正解:A耐用年数6年として負担割合を算定する

クッションフロアは耐用年数6年として経過年数を考慮した負担割合を計算する。

この問題の解説ページを開く →

233賃貸住宅における設備機器の負担区分で正しいものはどれか。

  1. A新品交換の場合でも経過年数を考慮して借主負担を計算する
  2. B新品交換なら全額借主負担である
  3. C経過年数は一切考慮しない
  4. D貸主がすべて負担する
正解と解説を見る

正解:A新品交換の場合でも経過年数を考慮して借主負担を計算する

設備機器は新品交換の場合でも、耐用年数に基づく経過年数を考慮して借主負担を算出する。

この問題の解説ページを開く →

234賃貸住宅における鍵の交換費用の負担で正しいものはどれか。

  1. A経過年数を考慮する
  2. B貸主が全額負担する
  3. C紛失等の場合は全額借主負担とする
  4. D折半する
正解と解説を見る

正解:C紛失等の場合は全額借主負担とする

鍵は消耗品扱いではないため、紛失時の交換費用は全額借主負担とされる。

この問題の解説ページを開く →

235少額訴訟で敗訴した場合の不服申立てについて正しいものはどれか。

  1. A控訴はできないが、異議申立てはできる
  2. B控訴も異議申立てのどちらもできない
  3. C自動的に別の裁判所でやり直しになる
  4. D裁判官への抗議ができる
正解と解説を見る

正解:A控訴はできないが、異議申立てはできる

少額訴訟の終局判決に対しては控訴できないが、異議申立ては認められる。

この問題の解説ページを開く →

236特定空家等に対する行政の代執行において、どのような場合に行われるか。

  1. A固定資産税を滞納した時
  2. B必ず所有者の承諾を得る
  3. C災害等の非常時において命令等の一部手続を経ずに代執行
  4. D所有者が不明な時のみ
正解と解説を見る

正解:C災害等の非常時において命令等の一部手続を経ずに代執行

災害等の緊急時、勧告された特定空家については手続の一部を省略して代執行が可能。

この問題の解説ページを開く →

237所有者不明建物管理命令について正しいものはどれか。

  1. A建物を取り壊すための命令である
  2. B管理人が所有者を勝手に変更できる
  3. C誰でも申し立てることができる
  4. D裁判所が利害関係人の請求により管理人を命じることができる
正解と解説を見る

正解:D裁判所が利害関係人の請求により管理人を命じることができる

所有者が不明な建物等に対し、利害関係人の請求で所有者不明建物管理人による管理を命じられる。

この問題の解説ページを開く →

238賃貸住宅が「非木造化」していることについての記述として正しいものはどれか。

  1. A過去30年間で非木造の割合が減少した
  2. B木造が主流になり、非木造は絶滅した
  3. C過去30年間で非木造の割合が31.9%から46.0%に上昇した
  4. Dデータはない
正解と解説を見る

正解:C過去30年間で非木造の割合が31.9%から46.0%に上昇した

テキストの住宅・土地統計調査によると、非木造化が進行している。

この問題の解説ページを開く →

239不動産適正取引推進機構の相談件数内訳として最も多いものはどれか。

  1. A重要事項説明
  2. B契約の更新
  3. C原状回復
  4. D礼金の請求
正解と解説を見る

正解:C原状回復

テキストの図表によると、相談内訳で最も割合が高いのは「原状回復」である。

この問題の解説ページを開く →

240賃料滞納の際、借主が相続人である場合に請求できるか。

  1. A請求できない
  2. B連帯保証人がいれば請求できない
  3. C請求できる
  4. D借主本人にしか請求できない
正解と解説を見る

正解:C請求できる

滞納賃料は、借主本人だけでなく、連帯保証人や相続人にも請求が可能である。

この問題の解説ページを開く →
賃貸不動産経営管理士の全分野一覧へ戻る