試験の基本情報
| 主催 | 高圧ガス保安協会(KHK)が試験事務・受験申請の窓口。試験実施権者は第一種が経済産業大臣(大臣試験)、第二種が都道府県知事(知事試験) |
|---|---|
| 出題形式 | 第一種は法令=択一式20問、保安管理技術=択一式15問、学識=記述式5問の3科目。第二種は法令=択一式20問、保安管理技術=択一式10問、学識=択一式10問の3科目で、すべて択一式 |
| 試験時間 | 時間割は科目ごとに定められ、第一種・第二種とも同じ。法令60分(9:30〜10:30)、保安管理技術90分(11:10〜12:40)、学識120分(13:30〜15:30)。科目免除者は受験する科目の時間帯のみ |
| 受験料 | 電子申請は第一種17,300円・第二種11,100円、書面申請は第一種17,800円・第二種11,600円(いずれも非課税) |
| 合格基準 | 各科目とも満点の60パーセント程度。第一種・第二種とも、受験するすべての科目でこの基準を満たす必要がある |
| 難易度 | ★★★★☆ |
| 収録問題数 | 全624問(8分野) |
試験について
第一種・第二種冷凍機械責任者は、高圧ガス保安法に基づく高圧ガス製造保安責任者免状で、冷凍保安責任者として扱える製造施設の規模が級で分かれます。1日の冷凍能力100トン未満までの第三種に対し、第二種は300トン未満、第一種は冷凍能力に制限がなくすべての冷凍の製造施設を担当できます(冷媒ガスの種類の制限はいずれもありません)。試験は年1回11月で、第一種は経済産業大臣試験、第二種は都道府県知事試験。受験資格はなく、いきなり第一種から受けることもできます。
収録問題の分野
合格のポイント
- ✓KHKの科目免除講習(冷凍)を受講して検定試験に合格すると、国家試験の「保安管理技術」と「学識」が免除され、受験するのは法令1科目だけになる。この免除に有効期限はない。効果は数字にも出ていて、令和7年度の合格率は第一種が全科目受験50.2%に対し免除者96.1%、第二種が全科目受験38.2%に対し免除者87.9%だった。
- ✓合格基準は総合点ではなく「各科目とも満点の60パーセント程度」。受験する科目それぞれで基準を満たす必要があるため、得意科目で稼いで苦手科目を補う戦い方ができない。第一種なら法令20問・保安管理技術15問・学識記述5問のそれぞれで6割程度を取ることになる。
- ✓第一種と第二種の最大の違いは学識の形式。第一種の学識は記述式5問(120分)で、第二種は学識10問・保安管理技術10問がすべて択一式。保安管理技術も第一種は15問と問題数が多い。第一種の壁は範囲の広さより、記述で解答を組み立てられるかにある。
- ✓免状を取っても、冷凍保安責任者に選任されるには冷凍保安規則第36条が定める経験が別に要る。1日の冷凍能力300トン以上の施設は第一種免状+100トン以上の施設での製造経験1年以上、100トン以上300トン未満は第一種または第二種+20トン以上の施設での経験1年以上。資格取得と選任要件が分かれている構造を先に知っておきたい。
全624問の問題集で合格を目指そう
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