第470問高圧ガス保安法の目的として最も適切なものはどれか。
- A高圧ガスによる災害を防止し、公共の安全を確保すること
- B高圧ガスの販売価格を規制し、経済の安定を図ること
- C高圧ガス事業者の利益を保護し、業界の発展を促進すること
- D高圧ガスの輸入を制限し、国内産業を保護すること
法令分野の前半にあたり、収録624問のうち81問を占める。法の目的と高圧ガスの定義、適用除外の条件から入り、冷凍能力の算定式(遠心式圧縮機など設備ごとに基準が異なる)と、算定したトン数とガスの種類で第一種製造者・第二種製造者の区分が切り替わる仕組みが核心になる。製造開始の届出、ガスの種類を変更するときの手続き、完成検査、安全装置や受液器の基準、特定高圧ガス消費者や貯蔵の手続きも並ぶ。数値とガスの組み合わせを表にして覚えるのが近道。
この分野の問題81問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:A.現に1MPa以上でなく、温度35℃でも1MPa以上とならないため、高圧ガスではない。
圧縮ガスは、常用の温度で1MPa以上かつ現に1MPa以上のもの、または温度35℃で1MPa以上となるものが高圧ガスである。本問はいずれにも該当しない。
この問題の解説ページを開く →正解:D.温度35℃における圧力が1MPa以上となるため、現在の圧力に関わらず高圧ガスである。
圧縮ガスは「温度35℃で圧力が1MPa以上となるもの」も高圧ガスと定義されています。
この問題の解説ページを開く →正解:B.常用の温度において圧力が0.2MPa以上で、現にその圧力が0.2MPa以上であるもの
圧縮アセチレンガスは、常用温度で0.2MPa以上かつ現に0.2MPa以上が高圧ガスの定義です。
この問題の解説ページを開く →正解:A.圧力が0.2MPaとなる温度が35℃以下であるため、高圧ガスである。
圧力が0.2MPaとなる温度が35℃以下(32℃)であるため、現圧力に関わらず高圧ガスです。
この問題の解説ページを開く →正解:D.冷媒が不活性のフルオロカーボンである場合
冷凍能力3トン未満は全ガスが適用除外、3トン以上5トン未満は第一種ガス(ヘリウム・窒素・二酸化炭素・空気・燃焼性基準に適合するフルオロカーボン等)が適用除外となる。選択肢中ではこれに当たるのが不活性のフルオロカーボンである。
この問題の解説ページを開く →正解:D.アンモニア、クロルメチル
冷凍保安規則では毒性ガスを、アンモニア、クロルメチル、および毒物及び劇物取締法に規定する毒物であるガスと定義している。選択肢中ではアンモニアとクロルメチルの組合せが該当する。
この問題の解説ページを開く →正解:B.原則3トン以上、不活性のフルオロカーボンは5トン以上
機器製造業者は、もっぱら冷凍設備に用いる機器で1日の冷凍能力3トン以上(不活性のフルオロカーボンは5トン以上)の冷凍機を製造する者である。
この問題の解説ページを開く →正解:B.圧縮機の標準回転速度における1時間のピストン押しのけ量と、冷媒ガスの種類に応じた数値
回転ピストン形は R = V / C (V:ピストン押しのけ量, C:冷媒に応じた数値)で算定します。
この問題の解説ページを開く →正解:B.正当な理由がないのに1年以内に製造を開始せず、又は1年以上引き続き休止したとき
正当な理由なく1年以内の未開始や1年以上の休止があった場合、許可取消しの対象となります。
この問題の解説ページを開く →正解:D.引火性又は発火性の物をたい積した場所及び火気の付近にないこと(安全な措置を講じた場合を除く)。
引火性・発火性の堆積場所や火気付近を避けることが基準で定められています。
この問題の解説ページを開く →正解:B.許容圧力以上の圧力で行う気密試験、および許容圧力の1.5倍以上の圧力で行う耐圧試験に合格すること。
気密試験は許容圧力以上、耐圧試験は液体で許容圧力の1.5倍以上(気体は1.25倍)が必要です。
この問題の解説ページを開く →正解:A.冷媒ガスの圧力が許容圧力を超えた場合に、直ちに許容圧力以下に戻すことができる安全装置を設けること。
圧力が許容圧力を超えた場合に、直ちに許容圧力以下に戻す安全装置が必要です。
この問題の解説ページを開く →正解:A.変更前の冷凍能力の20%以下の変更に付随する処理能力の変更である場合
冷凍能力の変更が20%以下の付随する変更であれば、完成検査は不要です(切断溶接等を伴う場合を除く)。
この問題の解説ページを開く →正解:B.特定変更工事に係る完成検査を自ら行うことができる者として、経済産業大臣の認定を受けた第一種製造者である。
認定完成検査実施者は、自ら完成検査を行い記録を届け出ることで知事の検査を受けずに使用できます。
この問題の解説ページを開く →正解:C.指定完成検査機関が行う完成検査を受けて技術基準に適合していると認められ、都道府県知事に届け出た場合
協会や指定機関が完成検査を行い適合が認められ、知事に届出をした場合は使用可能です。
この問題の解説ページを開く →正解:B.輸入をしたガスと容器について輸入検査を受け、基準適合が認められた後でなければ移動してはならない。
輸入ガスは、都道府県知事(または指定機関)の輸入検査に合格するまで陸揚地から移動できません。
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