認知症介助士 ③ 認知症の基礎知識(定義・種類)

認知症とは何か、その種類を体系的に学ぶ最重要分野です(45問)。認知症は病名ではなく認知機能低下を主症状とする症候群であること、加齢による物忘れとの違い、失行・失認・失語・見当識障害などの用語が問われます。アルツハイマー型・血管性・レビー小体型・前頭側頭型という4大認知症の特徴と、正常圧水頭症・甲状腺機能低下症など治療で改善が期待できる要因も頻出です。各タイプの原因・初期症状・進行の仕方を対比して整理すると混同を防げます。

この分野の問題45問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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69認知症の定義に関する説明として、最も適切なものはどれか。

  1. A「記憶障害のみ」である
  2. B「病名」である
  3. C「症候群」である
  4. D「加齢」そのものである
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正解:C「症候群」である

認知症は特定の病名ではなく、認知機能低下を主症状とする症候群の総称です。

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70認知症の症状として、日常生活に支障をきたす要因となる「実行機能障害」の具体例として、最も適切なものはどれか。

  1. A「過去の記憶をすべて忘れてしまう」
  2. B「急な来客のために計画的に準備して対応することができない」
  3. C「特定の単語の意味が理解できなくなる」
  4. D「昔の同級生の名前を思い出せない」
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正解:B「急な来客のために計画的に準備して対応することができない」

実行機能障害とは、目的を持った行動を計画し、状況に応じて主体的に実行することができなくなる状態です。

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71次のうち、認知症の特徴的な症状として挙げられないものはどれか。

  1. A視覚障害
  2. B失行
  3. C記憶障害
  4. D失語
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正解:A視覚障害

視覚機能そのものの障害は認知症の直接的な特徴的症状ではありません(失認は含まれます)。

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72認知機能の低下を説明する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A「生後いったん発達した機能が低下した状態を指す」
  2. B「5感を通じた情報処理がうまくできなくなる」
  3. C「言語能力の低下が含まれる」
  4. D「加齢による自然な変化と全く同じものである」
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正解:D「加齢による自然な変化と全く同じものである」

認知症による認知機能の低下は、日常生活に支障をきたす状態であり、加齢による自然な物忘れとは区別されます。

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73「失行」の説明として、最も適切なものはどれか。

  1. A「会話の意味が理解できなくなる」
  2. B「目に映るものが何であるか認識できなくなる」
  3. C「手足の機能に問題がないのに衣服が着られなくなる」
  4. D「日常ありふれたものの名前が出てこない」
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正解:C「手足の機能に問題がないのに衣服が着られなくなる」

失行とは、身体機能に問題がないにもかかわらず、一連の動作ができなくなる状態を指します。

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74「失認」の説明として、最も適切なものはどれか。

  1. A「言葉が全く出てこなくなる」
  2. B「手足の動きが悪くなる」
  3. C「視覚は正常なのに、見たものが何であるか認識できない」
  4. D「計算能力が著しく低下する」
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正解:C「視覚は正常なのに、見たものが何であるか認識できない」

失認は、感覚機能が正常であるにもかかわらず、認識する脳の機能に障害がある状態です。

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75「記憶」の定義として、最も適切なものはどれか。

  1. A「感情を一切切り離して保存する機能」
  2. B「新しい情報を学習・保持し、必要に応じて想起する精神機能」
  3. C「加齢とともに自然に消失していく機能」
  4. D「過去の出来事をすべて記録し続ける能力」
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正解:B「新しい情報を学習・保持し、必要に応じて想起する精神機能」

記憶とは、情報の学習・保持・想起という一連の精神機能を指します。

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76見当識障害が一般的に進む順序として説明されるものはどれか。

  1. A「時→場所→人」
  2. B「場所→時→人」
  3. C「人→時→場所」
  4. D「人→場所→時」
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正解:A「時→場所→人」

見当識障害は一般に、時→場所→人の順で進むと説明されます。

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77認知症が進んでも、ある段階まで自宅へ帰れることがあるのはなぜか。

  1. A「時間の見当識が低下しても、場所の見当識が保たれている段階があるから」
  2. B「人の顔だけは必ず覚えているから」
  3. C「全ての記憶が保たれているから」
  4. D「方向感覚は決して衰えないから」
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正解:A「時間の見当識が低下しても、場所の見当識が保たれている段階があるから」

見当識は時・場所・人の順に障害されるため、場所の見当識が保たれる段階では帰宅できることがあります。

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78加齢による「物忘れ(健忘)」と「認知症による物忘れ」の違いとして、正しいものはどれか。

  1. A「認知症ではヒントがあれば必ず思い出せる」
  2. B「加齢による物忘れは、体験したこと自体をすべて忘れる」
  3. C「加齢による物忘れは想起上の障害である」
  4. D「認知症では体験したこと自体が抜け落ちる」
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正解:D「認知症では体験したこと自体が抜け落ちる」

認知症では体験そのものが抜け落ち、加齢の健忘はヒントで思い出せることが多いという違いがあります。

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79認知症ではない高齢者の記憶障害(ど忘れ)の特徴として、誤っているものはどれか。

  1. A「体験したことの全体を忘れてしまう」
  2. B「想起上の障害である」
  3. C「ヒントを与えると思い出せる場合がある」
  4. D「過去に蓄えたものを思い出せない状態である」
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正解:A「体験したことの全体を忘れてしまう」

体験したことの全体を忘れてしまうのは、認知症による記憶障害の特徴です。

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80認知症と健忘(物忘れ)の違いとして正しい記述はどれか。

  1. A「健忘では日常生活が送れなくなる」
  2. B「認知症では進行に伴い人格が変化したように見えることがある」
  3. C「認知症では幻覚は決して起こらない」
  4. D「健忘でも人格が大きく変わる」
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正解:B「認知症では進行に伴い人格が変化したように見えることがある」

認知症は進行に伴い人格が変化したように見えることがある一方、加齢による健忘は日常生活に大きな支障をきたしません。

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81認知症の原因に関する記述として、適切なものはどれか。

  1. A「脳の萎縮が原因となるタイプと脳血管疾患が原因のタイプが主である」
  2. B「外傷による認知症は改善の余地がない」
  3. C「脳の血管疾患のみが原因である」
  4. D「すべての原因疾患において治療法が存在する」
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正解:A「脳の萎縮が原因となるタイプと脳血管疾患が原因のタイプが主である」

認知症の主な原因として、脳の萎縮を伴うものと、脳血管疾患によるものが挙げられます。

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82手術により症状の改善が期待できる認知症の要因として挙げられる疾患はどれか。

  1. A「レビー小体型」
  2. B「正常圧水頭症」
  3. C「前頭側頭型」
  4. D「アルツハイマー型」
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正解:B「正常圧水頭症」

正常圧水頭症は、髄液シャント術により症状の改善が期待できます。

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83アルツハイマー型認知症の特徴として、最も適切なものはどれか。

  1. A「現在、世界中で最も多い認知症である」
  2. B「運動障害が初期から強く出る」
  3. C「脳血管障害が直接の原因である」
  4. D「幻視が最も特徴的な症状である」
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正解:A「現在、世界中で最も多い認知症である」

アルツハイマー型は世界中で最も有病率が高い認知症です。

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84アルツハイマー型認知症の初期症状として、最も現れやすいものはどれか。

  1. A「階段状の進行」
  2. B「万引きなどの反社会的行動」
  3. C「記憶障害」
  4. D「手足の震え」
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正解:C「記憶障害」

アルツハイマー型認知症は、初期から記憶障害が現れやすいのが特徴です。

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85血管性認知症の説明として、適切なものはどれか。

  1. A「初期から記憶障害が著しく目立つ」
  2. B「脳内にレビー小体が現れる」
  3. C「前頭葉と側頭葉の萎縮が特徴である」
  4. D「脳梗塞などの脳血管疾患が原因である」
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正解:D「脳梗塞などの脳血管疾患が原因である」

血管性認知症は、脳血管の障害によって引き起こされます。

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86血管性認知症の症状の特徴として、適切なものはどれか。

  1. A「パーキンソン病のような症状が出る」
  2. B「幻視に基づく妄想が多い」
  3. C「常同行動が目立つ」
  4. D「階段状に進行する場合がある」
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正解:D「階段状に進行する場合がある」

血管性認知症は、発作ごとに段階的に症状が悪化する(階段状に進行する)特徴があります。

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87血管性認知症でみられやすい行動・心理症状(BPSD)として挙げられるものはどれか。

  1. A「万引き」
  2. B「感情失禁」
  3. C「鮮明な幻視」
  4. D「もの盗られ妄想」
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正解:B「感情失禁」

血管性認知症では、感情を抑えられなくなる「感情失禁」が多くみられます。

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88レビー小体型認知症の初期の特徴として、最も適切なものはどれか。

  1. A「記憶障害よりもパーキンソン病のような症状が目立つ」
  2. B「記憶障害が初期から強く出る」
  3. C「前頭葉の萎縮が主な原因である」
  4. D「社会性の欠如が強く表れる」
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正解:A「記憶障害よりもパーキンソン病のような症状が目立つ」

レビー小体型認知症は、初期には記憶障害が目立たず、運動機能の障害が先行することがあります。

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89レビー小体型認知症で特徴的な、行動・心理症状(BPSD)はどれか。

  1. A「常同行動」
  2. B「繰り返す鮮明な幻視」
  3. C「感情失禁」
  4. D「もの盗られ妄想」
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正解:B「繰り返す鮮明な幻視」

レビー小体型認知症では、鮮明な幻視とその幻視に基づく妄想が多く見られます。

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90「前頭側頭型認知症」の別名として、過去に用いられていたものはどれか。

  1. A「クロイツフェルト・ヤコブ病」
  2. B「ハンチントン病」
  3. C「レビー小体病」
  4. D「ピック病」
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正解:D「ピック病」

以前は神経細胞内にピック球が見られたことからピック病と呼ばれていました。

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91前頭側頭型認知症の症状として、最も適切なものはどれか。

  1. A「手足の激しい震え」
  2. B「急激な記憶力の低下」
  3. C「感情失禁」
  4. D「万引きなどの社会性の欠如」
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正解:D「万引きなどの社会性の欠如」

前頭側頭型認知症では、抑制が効かなくなることによる万引きなどの社会性の欠如が特徴です。

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92「常同行動」の説明として、最も適切なものはどれか。

  1. A「感情を抑えられずに泣いたり怒ったりする」
  2. B「同じ動作を繰り返したり、同じところを歩き回る」
  3. C「見えないものが見える幻視のこと」
  4. D「過去の記憶を断片的に忘れること」
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正解:B「同じ動作を繰り返したり、同じところを歩き回る」

常同行動とは、同じ動作や行動を繰り返すことを指します。

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93次のうち、脳が萎縮することで発症するタイプの認知症に含まれないものはどれか。

  1. A「レビー小体型認知症」
  2. B「前頭側頭型認知症」
  3. C「血管性認知症」
  4. D「アルツハイマー型認知症」
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正解:C「血管性認知症」

血管性認知症は脳血管疾患(詰まる・破れる)が原因であり、脳の萎縮を主な発症メカニズムとするタイプとは区別されます。

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94ハンチントン病の説明として、適切なものはどれか。

  1. A「前頭側頭葉が萎縮する」
  2. B「遺伝性の神経変性疾患である」
  3. C「手術により完全に治癒する」
  4. D「脳血管の閉塞が直接の原因である」
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正解:B「遺伝性の神経変性疾患である」

ハンチントン病は、遺伝的な要因による神経変性疾患です。

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95クロイツフェルト・ヤコブ病の特徴として、適切なものはどれか。

  1. A「脳内の異常なたんぱく質蓄積が原因である」
  2. B「甲状腺機能の低下によるものである」
  3. C「発病後数年で緩やかに寝たきりになる」
  4. D「緩やかに数十年かけて進行する」
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正解:A「脳内の異常なたんぱく質蓄積が原因である」

クロイツフェルト・ヤコブ病は、異常なたんぱく質の蓄積により急速に進行します。

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96正常圧水頭症の3大主症状の組み合わせはどれか。

  1. A「認知障害、歩行障害、尿失禁」
  2. B「記憶障害、運動障害、失語」
  3. C「幻視、妄想、感情失禁」
  4. D「失行、失認、記憶障害」
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正解:A「認知障害、歩行障害、尿失禁」

正常圧水頭症は、認知障害・歩行障害・尿失禁が3大主症状です。

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97「甲状腺機能低下症」による認知症の特徴として、適切なものはどれか。

  1. A「脳腫瘍の切除で治る」
  2. B「遺伝子変異によるものである」
  3. C「不可逆的な脳の萎縮を伴う」
  4. D「甲状腺ホルモンの補充で症状改善が期待できる」
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正解:D「甲状腺ホルモンの補充で症状改善が期待できる」

甲状腺機能低下症は、ホルモンの正常化により症状の改善が期待できます。

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98ビタミンB12欠乏症による認知症になりやすい傾向がある対象者はどれか。

  1. A「胃の切除手術を受けた経験がある人」
  2. B「脳に腫瘍がある人」
  3. C「長年高血圧を患っている人」
  4. D「交通事故で頭部外傷を負った人」
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正解:A「胃の切除手術を受けた経験がある人」

ビタミンB12の吸収に関わるため、胃切除経験者は出現しやすいとされています。

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99脳腫瘍による認知症の説明として、適切なものはどれか。

  1. A「脳の萎縮がない場合は認知症にはならない」
  2. B「多くの場合、前頭葉にある腫瘍が認知症を誘発しやすい」
  3. C「一度発症すると手術でも改善しない」
  4. D「どの部位の腫瘍でも必ず認知症になる」
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正解:B「多くの場合、前頭葉にある腫瘍が認知症を誘発しやすい」

認知症だけが症状として表れる腫瘍の多くは、前頭葉にあることが多いとされています。

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100アルツハイマー型認知症の有病率について、正しいものはどれか。

  1. A「65歳以上で50%以上」
  2. B「70歳以上で10%以上」
  3. C「全年齢で一律1%」
  4. D「80歳以上では20%以上」
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正解:D「80歳以上では20%以上」

80歳以上では20%以上の有病率であるとされています。

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101血管性認知症の患者数が以前より減少傾向にある理由として、正しいものはどれか。

  1. A「脳血管疾患が自然消滅したため」
  2. B「アルツハイマー型が減少したため」
  3. C「生活習慣病の管理が向上したため」
  4. D「治療法が確立され根治できるようになったため」
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正解:C「生活習慣病の管理が向上したため」

高血圧、糖尿病などの生活習慣病の管理向上により、引き金となる脳血管疾患が減ったためです。

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102認知症の行動・心理症状(BPSD)として、アルツハイマー型認知症に多くみられるものはどれか。

  1. A「もの盗られ妄想」
  2. B「鮮明な幻視」
  3. C「感情失禁」
  4. D「常同行動」
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正解:A「もの盗られ妄想」

アルツハイマー型認知症では、もの盗られ妄想などが多く見られます。

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103認知症の進行速度に関する比較として、正しいものはどれか。

  1. A「クロイツフェルト・ヤコブ病は数年かけて進行する」
  2. B「レビー小体型は緩やかに進行する」
  3. C「アルツハイマー型は突然発症する」
  4. D「血管性認知症は常に緩やかに進行する」
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正解:B「レビー小体型は緩やかに進行する」

レビー小体型認知症は緩やかに進行するのが特徴です。

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104「記憶の失われ方」において、最も失われにくいとされるものはどれか。

  1. A「手続き記憶」
  2. B「エピソード記憶」
  3. C「意味記憶」
  4. D「最近のできごと」
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正解:A「手続き記憶」

体験的に習得した知識や習慣(手続き記憶)は失われにくいとされています。

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105認知症ではない高齢者の物忘れ(健忘)の特徴として、正しいものはどれか。

  1. A「日常生活には全く支障がない」
  2. B「幻視や幻聴を伴う」
  3. C「想起上の障害であり、ヒントで思い出せる」
  4. D「人格が大きく変わってしまう」
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正解:C「想起上の障害であり、ヒントで思い出せる」

加齢による物忘れは、記憶の想起が困難になる一時的なものです。

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106「記憶」の分類に含まれないものはどれか。

  1. A「長期記憶」
  2. B「手続き記憶」
  3. C「短期記憶」
  4. D「幻視記憶」
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正解:D「幻視記憶」

記憶は短期・長期に分けられ、内容としては意味記憶・エピソード記憶・手続き記憶があります。

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107レビー小体型認知症の患者が示す身体的特徴として、誤っているものはどれか。

  1. A「身体が硬くなる」
  2. B「手足が震える」
  3. C「歩きにくい」
  4. D「失語が必ず初期に現れる」
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正解:D「失語が必ず初期に現れる」

失語は認知症全般で起こり得ますが、レビー小体型特有の初期症状としては挙げられていません。

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108前頭側頭型認知症の特徴的な行動として、誤っているものはどれか。

  1. A「抑制が効かなくなる」
  2. B「相手に対して遠慮がなくなる」
  3. C「過去の記憶を忘れて誰だかわからなくなる」
  4. D「暴力をふるう」
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正解:C「過去の記憶を忘れて誰だかわからなくなる」

過去の記憶を忘れるのは全般的な認知症の症状であり、前頭側頭型特有の症状ではありません。

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109認知症の定義における「社会生活」に関する記述として、適切なものはどれか。

  1. A「社会生活には全く影響しない」
  2. B「職業生活は維持できることが前提である」
  3. C「社会生活上に明らかに支障をきたす状態である」
  4. D「社会生活に支障がなくても認知症と診断される」
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正解:C「社会生活上に明らかに支障をきたす状態である」

認知症は社会生活や職業上に明らかに支障をきたすことが定義に含まれます。

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110「手続き記憶」の例として、最も適切なものはどれか。

  1. A「昨日の出来事」
  2. B「自転車の乗り方」
  3. C「自分の誕生日」
  4. D「今日の朝食のメニュー」
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正解:B「自転車の乗り方」

身体の動きなどで覚えている記憶が手続き記憶です。

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111「脳血管性認知症」の進行パターンとして、最も特徴的なものはどれか。

  1. A「急激に悪化し、その後停止する」
  2. B「常に一定の速度で緩やかに進行する」
  3. C「突然発症し階段状に進行する場合がある」
  4. D「パーキンソン病症状を伴いながら進行する」
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正解:C「突然発症し階段状に進行する場合がある」

血管性認知症は、脳梗塞や脳出血により、発作的に悪化する「階段状の進行」が特徴です。

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112「アルツハイマー型認知症」の運動障害に関する記載として、正しいものはどれか。

  1. A「前頭側頭型と全く同じ時期に現れる」
  2. B「初期から必ず現れる」
  3. C「レビー小体型よりも早く現れる」
  4. D「重度になるまで現れない場合がある」
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正解:D「重度になるまで現れない場合がある」

アルツハイマー型は、重度になるまで運動障害が表れない場合があることが特徴です。

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113認知症の要因となる疾患のうち、遺伝子に変化が生じる神経変性疾患はどれか。

  1. A「甲状腺機能低下症」
  2. B「正常圧水頭症」
  3. C「ハンチントン病」
  4. D「ビタミンB12欠乏症」
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正解:C「ハンチントン病」

ハンチントン病は、遺伝子変異による神経変性疾患です。

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