認知症介助士 ② 高齢社会の理解

認知症介助の背景となる高齢社会の実態を学ぶ分野です(30問)。高齢化率や老年人口(65歳以上)・生産年齢人口(15〜64歳)といった人口の年齢区分、前期高齢者と後期高齢者、平均寿命と健康寿命の違い、合計特殊出生率と少子化の要因・影響、センテナリアン(百寿者)などが頻出です。統計上の数値や定義を問う出題が中心で、最新値は変動しますが「用語が何を指すか」を確実に理解しておくことが重要です。少子高齢化が社会保障に与える影響もあわせて押さえましょう。

この分野の問題30問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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392025年1月1日時点における日本の高齢化率(総人口に占める65歳以上の割合)はおよそいくらか

  1. A31.3%
  2. B29.3%
  3. C27.3%
  4. D25.3%
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正解:B29.3%

2025年1月1日確定値で日本の高齢化率は約29.3%である。

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40日本の人口統計で「老年人口」とされるのは何歳以上か

  1. A60歳以上
  2. B70歳以上
  3. C65歳以上
  4. D75歳以上
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正解:C65歳以上

日本の人口統計では65歳以上を老年人口としている。

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41内閣府の調査で、半数近くの人が高齢者と考えている年齢はおよそ何歳以上か

  1. A70歳以上
  2. B65歳以上
  3. C60歳以上
  4. D75歳以上
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正解:A70歳以上

調査では65歳というよりおよそ70歳以上を高齢者と考えている人が半数近くを占める。

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4265歳以上74歳までの高齢者を何と呼ぶか

  1. A老年中期
  2. B老年初期
  3. C後期高齢者
  4. D前期高齢者
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正解:D前期高齢者

65歳から74歳までを前期高齢者、75歳以上を後期高齢者と呼ぶ。

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4375歳以上の高齢者を何と呼ぶか

  1. A老年後期
  2. B前期高齢者
  3. C後期高齢者
  4. D最終老年
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正解:C後期高齢者

75歳以上の高齢者は後期高齢者と呼ぶ。

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44100歳以上の長寿者は何と呼ばれるか

  1. Aプラチナエイジャー
  2. Bシルバーセンテナリアン
  3. Cセンテナリアン
  4. Dレジェンドエイジャー
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正解:Cセンテナリアン

100歳以上の長寿者はセンテナリアン(百寿者)と呼ばれる。

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45人口の年齢3区分において、生産年齢人口と定義される年齢区分はどれか

  1. A0〜14歳
  2. B15〜64歳
  3. C70歳以上
  4. D65歳以上
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正解:B15〜64歳

15歳から64歳までが生産年齢人口である。

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46日本の100歳以上の人口は、1963年の153人から2025年現在ではどの程度になっているか

  1. A7万人を超えた
  2. B5万人を超えた
  3. C11万人を超えた
  4. D9万人を超えた
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正解:D9万人を超えた

厚生労働省のデータによると、2025年現在で9万人を超えた。

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47世界の先進地域における高齢化の動向について正しい記述はどれか

  1. A21世紀前半までには高齢化の進展は止まると予測されている
  2. B高齢化は世界のすべての地域で1950年代から同時に進展している
  3. C高齢化率は今後すべての地域で低下していく傾向にある
  4. D21世紀中ごろには開発途上地域でも高齢化が進展すると予測されている
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正解:D21世紀中ごろには開発途上地域でも高齢化が進展すると予測されている

21世紀中ごろには開発途上地域でも高齢化が進展し、世界的な動向になる見込みである。

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48日本の合計特殊出生率が2005年には1.26へと落ち込んだ後、2024年には何人になったか

  1. A1.25
  2. B1.15
  3. C1.20
  4. D1.10
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正解:B1.15

2024年には1.15人と落ち込んだことが厚生労働省より発表されている。

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49日本において現状の人口を維持するために必要とされる合計特殊出生率はいくらか

  1. A2.08
  2. B3.08
  3. C4.08
  4. D1.08
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正解:A2.08

日本では死亡率等を考慮し、人口を維持するためには2.08の合計特殊出生率が必要とされる。

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50世界保健統計2023年版による女性の平均寿命ランキングで、日本は何位か

  1. A1位
  2. B3位
  3. C4位
  4. D2位
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正解:A1位

女性の平均寿命は日本が86.9歳で1位である。

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51日常生活が制限されることなく生活を送ることのできる期間を何というか

  1. A長寿期間
  2. B健康寿命
  3. C自立寿命
  4. D平均寿命
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正解:B健康寿命

日常生活が制限されることなく送ることのできる期間を健康寿命という。

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522024年12月の厚生労働省発表による日本人の健康寿命において、男性の年齢はいくらか

  1. A74.57歳
  2. B72.57歳
  3. C73.57歳
  4. D71.57歳
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正解:B72.57歳

男性の健康寿命は72.57歳と発表されている。

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53日本人の平均寿命について、1947年と2024年を比較した際の記述として正しいものはどれか

  1. A男女ともに飛躍的に延びている
  2. B女性のみが短縮している
  3. C男性のみが飛躍的に延びている
  4. D男女ともに差は縮小し続けている
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正解:A男女ともに飛躍的に延びている

1947年と比較して2024年には男女ともに平均寿命は飛躍的に延びている。

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54少子化の要因として、適切でないものはどれか

  1. A平均寿命が延びていること
  2. B晩婚化および非婚化の進行
  3. C育児と仕事の両立への懸念
  4. D子どもにかかる教育費の高さ
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正解:A平均寿命が延びていること

育児と仕事の両立懸念・教育費・晩婚非婚化は少子化の要因だが、平均寿命の延びは少子化の直接の要因ではない。

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55少子化が継続することによる社会への影響として、適切なものはどれか

  1. A税金や保険料を負担する働き手が増える
  2. B受益者本人の負担が減少する
  3. C国全体の経済が活性化する
  4. D国民一人当たりの負担や個人負担が増加する
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正解:D国民一人当たりの負担や個人負担が増加する

生産年齢人口の減少により、国民一人当たりの負担や受益者本人の負担が増加すると予想される。

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56世界の平均寿命ランキング(男性)で、2023年版において日本は何位か

  1. A3位
  2. B4位
  3. C1位
  4. D2位
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正解:D2位

WHO世界保健統計2023年版によると、男性の平均寿命はスイスが1位で日本は2位である。

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57高齢者人口の現状について、正しい記述はどれか

  1. A都心部より地方へ、より早く高齢化の波が押し寄せている
  2. B調査によると、70歳以上を高齢者と考える人は1割以下である
  3. C高齢者の定義は全世界で65歳以上と統一されている
  4. D高齢者人口は2025年以降、減少傾向にある
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正解:A都心部より地方へ、より早く高齢化の波が押し寄せている

都心部より地方へ早く高齢化が押し寄せている傾向がある。

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58人口の3区分において、65歳以上の人口を何と呼ぶか

  1. A生産年齢人口
  2. B高齢者人口
  3. C老年人口
  4. D年少人口
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正解:C老年人口

65歳以上の人口は老年人口に区分される。

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592024年の合計特殊出生率が1.15となった背景について読み取れる内容はどれか

  1. A少子化は先進国の中で日本特有の現象である
  2. B子どもを産むことが社会的に奨励されている
  3. C出生数低下による労働力減少が国全体の経済に影響を与える可能性がある
  4. D日本独自の出生数維持の努力が実を結んでいる
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正解:C出生数低下による労働力減少が国全体の経済に影響を与える可能性がある

少子化が継続すれば労働力減少に従って国全体の経済が停滞すると考えられている。

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602006年から2018年にかけて、日本の合計特殊出生率はどのように推移したか

  1. A急激に減少した
  2. B全く変化しなかった
  3. C一貫して低下した
  4. Dおおむね上昇し2018年は1.42となった
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正解:Dおおむね上昇し2018年は1.42となった

2006年以降はおおむね上昇傾向で、2018年には1.42となった。

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61老年初期と定義される年齢区分はどれか

  1. A50歳代
  2. B60歳代
  3. C80歳代
  4. D70歳代
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正解:B60歳代

60歳代を老年初期、70歳代を老年中期、80歳代を老年後期と呼ぶ。

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62次のうち、先進地域に含まれない地域はどれか

  1. A北アメリカ
  2. Bアフリカ
  3. C日本
  4. Dヨーロッパ
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正解:Bアフリカ

先進地域には北アメリカ、日本、ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランドが含まれる。

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63WHO世界保健統計(2019年推計)による日本の健康寿命(男女計)はおよそ何歳か

  1. A68.3歳
  2. B72.5歳
  3. C70.0歳
  4. D74.1歳
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正解:D74.1歳

日本の健康寿命は男女計で約74.1歳と報告されている。

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641947年の男女の平均寿命の差は何歳か

  1. A3.90歳
  2. B6.00歳
  3. C4.50歳
  4. D5.00歳
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正解:A3.90歳

1947年は男性50.06歳、女性53.96歳で男女差は3.90歳である。

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65少子化の改善策が進められている理由として、もっとも適切なものはどれか

  1. A労働力の確保と経済の安定を図るため
  2. B男女の平均寿命の差をなくすため
  3. C高齢者の定義を明確にするため
  4. Dセンテナリアンの数を増やすため
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正解:A労働力の確保と経済の安定を図るため

労働力減少による経済停滞を防ぎ、社会保障制度を維持するために改善策が取られている。

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66ドイツの合計特殊出生率において、1990年以前のデータが指す地域はどれか

  1. A東西統一後の全ドイツ
  2. B旧西ドイツ地域
  3. C旧東ドイツ地域
  4. Dヨーロッパ全域
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正解:B旧西ドイツ地域

ドイツについては1990年以前のデータは旧西ドイツ地域のものである。

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67合計特殊出生率の定義として正しいものはどれか

  1. A国民一人あたりが一生の間に産む子どもの平均数
  2. B60歳以上の男女が持つ子どもの合計人数
  3. C15〜49歳までに産む子どもの数の推計値を合計したもの
  4. D20〜50歳までの女性が出産した子どもの総数
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正解:C15〜49歳までに産む子どもの数の推計値を合計したもの

一人の女性が15〜49歳までに産む子どもの数の推計値を合計特殊出生率という。

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682024年の調査において、日本人の男女の平均寿命の差は何歳となったか

  1. A7.2歳
  2. B4.5歳
  3. C6.0歳
  4. D3.9歳
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正解:C6.0歳

2024年には男性81.09歳、女性87.13歳となり、男女差は6歳となった。

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