公害防止管理者 水質関係第1種 問題一覧

658問を10の分野に整理しています。各分野のページでは、問題文・4つの選択肢・正解・解説をすべて無料で確認できます。学びたい分野から選んでください。

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① 公害総論1 環境法規と公害防止組織

65

公式5科目でいう公害総論の前半。環境基本法の制定年、第2条の「環境への負荷」の定義、典型7公害、事業者・国民の責務、環境基準の類型当てはめを誰が行うかなど条文レベルの問いが中心になる。後半は公害防止組織整備法で、特定工場の要件と対象4業種、公害防止統括者・公害防止管理者・公害防止主任管理者の三職種を扱う。統括者は資格不要だが管理者は国家資格が要る、選任期限は統括者30日・管理者60日というように、似た制度どうしで数字と資格の要否が入れ替わりやすい。解任命令を受けた後の就任制限、選任違反と届出違反で異なる罰則も取り違えやすい。

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② 公害総論2 環境問題全般と環境管理手法

68

公害総論の後半で、環境問題の現状と管理手法。オゾン層破壊とCFC、IPCC第6次評価報告書、京都議定書の京都メカニズムとパリ協定の違い、大気・水質・地下水・土壌の測定結果、廃棄物の排出量と再生利用率、マニフェスト、バーゼル条約、化審法とPRTR・MSDS、ダイオキシン類のTEQとTDIまで範囲が広い。後半は環境管理手法で、環境影響評価の第一種事業と第二種事業、スコーピング、JIS Q 14001、LCAの4ステップ、環境ラベルのタイプI・II・III、JIS Q 0073のリスク定義が並ぶ。統計値は年度が変われば動くので、数字より大小関係と傾向で押さえたい。

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③ 水質概論1 法規制と汚濁の現状・発生源

70

公式科目でいう水質概論の前半。人の健康の保護に関する環境基準では「検出されないこと」とされる項目や海域に適用しない項目、生活環境項目では河川・湖沼・海域で使う指標の違いが問われる。水質汚濁防止法からは一律排水基準の許容限度、上乗せ基準、総量規制、特定施設の届出期限、直罰制、測定記録の保存期間など数値と期限が多く出る。後半は汚濁の現状と発生源で、BOD・COD・SS・DOの定義、公共用水域と地下水の達成率、かび臭物質やミクロキスティス、業種ごとの排水特性を扱う。似た物質の基準値を数字だけで覚えると取り違えやすい。

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④ 水質概論2 汚濁の機構・影響・防止対策

55

水質概論の後半で、汚濁がどう起きてどう効くかを扱う。エスチャリーの分類とエスチャリー循環、青潮の発生機構、窒素循環の硝化と脱窒素、りん循環、湖沼の成層と全循環、水の密度が最大となる水温、湖岸や河川の植生配置と指標生物が並ぶ。健康影響では水俣病とメチル水銀、イタイイタイ病とカドミウム、鉛・ひ素・クロム(VI)の慢性中毒、有機りん剤とコリンエステラーゼ、メタロチオネイン、LD50や閾値、生物学的半減期といった用語が出る。収録55問には河川への放流水を完全混合したときの濃度計算も含まれ、式の形を覚えていないと解けない。

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⑤ 汚水処理特論1 処理計画と物理・化学的処理法

72

汚水処理特論を三分割した最初の分野。排水の分別や向流多段洗浄の段数といった処理計画から入り、沈降分離ではストークスの式、表面積負荷、傾斜板の有効分離面積、シックナーの質量沈降速度を扱う。凝集ではコロイドの大きさ、無機凝集剤ごとの適正pH、高分子凝集剤のイオン性、ジャーテストの手順が問われる。ほかに加圧浮上、砂ろ過の有効径・均等係数とコゼニー・カルマンの式、溶解度積とpH、遊離塩素と不連続点、活性炭のミクロ孔とフロイントリッヒの式、イオン交換のSV、MF・UF・NF・ROと電気透析、汚泥脱水と焼却まで及ぶ。収録72問は計算問題の比率が高い。

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⑥ 汚水処理特論2 生物処理法と装置の維持管理

65

汚水処理特論の生物処理側。活性汚泥法ではBOD容積負荷、BOD汚泥負荷、SVI、返送汚泥のSS濃度、余剰汚泥生成量、汚泥滞留時間、必要酸素量と、公式に数値を当てはめる計算が続く。処理方式は膜分離活性汚泥法、回分式、散水ろ床や回転接触体などの生物膜法、メタン発酵の中温と高温、UASB、二相嫌気性処理まで。硝化脱窒素と生物的脱りん、MAP法、嫌気・無酸素・好気法も扱う。維持管理側はpH計の校正頻度、活性炭充填槽での酸欠、膜の薬液洗浄、BOD:N:Pの比率、バルキングの兆候など運転現場の判断が問われ、負荷式の分母に何を置くかで答えが変わる。

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⑦ 汚水処理特論3 水質汚濁物質の測定技術

60

汚水処理特論の測定分野。試料採取では容器材質、凍結時の空間、項目ごとの保存条件と添加薬品が細かく問われ、pHや大腸菌のように即日測定するものと薬品で固定するものを混同しやすい。機器分析は吸光光度法のランバート・ベールの法則、フレーム原子吸光と電気加熱原子吸光の差、ICP発光分光分析法とICP質量分析法が並ぶ。BODは20℃・5日間の培養条件と希釈試料の採取量、CODは過マンガン酸カリウムによる酸化条件と滴定計算が出る。ほかにSS、ノルマルヘキサン抽出物質、大腸菌群、重金属の酸分解、全窒素・全りん、TOCとTODを扱う。

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⑧ 水質有害物質特論1 有害物質の性質と処理

72

水質有害物質特論の処理側で、物質ごとに手法を対応づける分野。シアンはアルカリ塩素法の一次分解条件、オゾン酸化、電解酸化、酸分解燃焼、紺青法、そして分解しにくい鉄シアノ錯体まで扱う。クロム(VI)は亜硫酸塩還元と鉄(II)塩還元の得失、水銀は硫化物法と活性炭吸着・キレート樹脂、ひ素とセレンは鉄(III)塩による共沈と生物還元、ふっ素はふっ化カルシウム法と水酸化物共沈、ほう素は吸着樹脂とフルオロほう酸の扱いが問われる。中和剤も消石灰・カセイソーダ・ソーダ灰・石灰石・水酸化マグネシウムで性質が違い、薬品名と化学名の対応が抜けやすい。

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⑨ 水質有害物質特論2 有害物質の測定

50

水質有害物質特論の分析側。前半はクロマトグラフで、ガスクロマトグラフのキャリヤーガスと検出器の使い分け、含窒素・含りん化合物に選択的な検出器、電子捕獲検出器が高感度を示す対象、アルキル水銀の薄層クロマトグラフ、イオンクロマトグラフのサプレッサが出る。後半は項目ごとの規定法で、クロム(VI)のジフェニルカルバジド吸光光度法、ひ素とセレンの水素化物発生原子吸光法、総水銀の還元気化原子吸光法、ほう素のメチレンブルー法とアゾメチンH法、シアンのピリジン・ピラゾロン吸光光度法が並ぶ。試料保存の容器材質と添加薬品も項目ごとに違う。

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⑩ 大規模水質特論

81

第1種と第3種だけに課される科目で、収録81問と分野別では最も多い。前半は閉鎖性海域のCOD内部生産、生態系モデルの状態変数とソース・シンク項、Q10、光合成の最適光量、プランクトン態炭素のCOD換算、溶存酸素の再曝気、三次元流動モデルの境界条件といったモデル寄りの内容。中盤は水使用の合理化で、回収利用・カスケード利用・循環利用の区別と、蒸発水量やブロー水量から求める濃縮倍数の計算が中心になる。後半は事例で、製鉄所の安水や酸洗、製油所のバラスト水、パルプの黒液と白水回収、ビール工場のUASBなど工場ごとの流れを押さえる。

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