第528問ガスクロマトグラフ法の原理に関する説明として正しいものはどれか。
- A気体の移動相を用い固体または液体の固定相で成分を分離する
- B気体の固定相の中に試料を含んだ移動相を通し成分を分離する
- C液体の移動相を用い固体の固定相で成分を分離する
- D固体の移動相を用い気体の固定相で成分を分離する
水質有害物質特論の分析側。前半はクロマトグラフで、ガスクロマトグラフのキャリヤーガスと検出器の使い分け、含窒素・含りん化合物に選択的な検出器、電子捕獲検出器が高感度を示す対象、アルキル水銀の薄層クロマトグラフ、イオンクロマトグラフのサプレッサが出る。後半は項目ごとの規定法で、クロム(VI)のジフェニルカルバジド吸光光度法、ひ素とセレンの水素化物発生原子吸光法、総水銀の還元気化原子吸光法、ほう素のメチレンブルー法とアゾメチンH法、シアンのピリジン・ピラゾロン吸光光度法が並ぶ。試料保存の容器材質と添加薬品も項目ごとに違う。
この分野の問題50問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:D.可燃性の有機化合物を水素炎中で燃焼させ生成されるイオンと電子を検出する
水素炎イオン化検出器(FID)は可燃性の有機化合物を水素炎中で燃焼させたときのイオンと電子により電流を検出します。
この問題の解説ページを開く →正解:B.熱イオン化検出器(TID)
熱イオン化検出器(TID)はFIDのノズル先端にアルカリ塩等のチップを付加し、含窒素と含りんの有機化合物をいずれも選択的に検出します。炎光光度検出器(FPD)は硫黄とりんが対象で窒素には応答しません。
この問題の解説ページを開く →正解:D.ガラス板上に塗布された吸着剤と展開溶媒に対する親和力の差を利用する
薄層クロマトグラフ法はガラス板上に薄く塗布された吸着剤と展開溶媒に対する親和力の差を利用して成分を分離します。
この問題の解説ページを開く →正解:A.試料にエタノールを加えてクロム(VI)をクロム(III)に還元する
対照液の調製では試料にエタノールを加えてクロム(VI)だけをクロム(III)に還元し共存物質の影響を軽減します。
この問題の解説ページを開く →正解:A.ふっ化水素酸を加える前にメチレンブルーを加え1,2-ジクロロエタンで抽出除去する
陰イオン界面活性剤もイオン会合体を作るためほう素化合物をテトラフルオロほう酸にする前に抽出除去しておきます。
この問題の解説ページを開く →正解:A.ほう酸がpH約6でアゾメチンHと反応して生成する黄色の錯体の吸光度を測定する
ほう酸がpH約6でアゾメチンHと反応して生成する黄色の錯体の吸光度を測定しほう素を定量します。
この問題の解説ページを開く →