公害防止管理者 水質関係第1種 ⑦ 汚水処理特論3 水質汚濁物質の測定技術

汚水処理特論の測定分野。試料採取では容器材質、凍結時の空間、項目ごとの保存条件と添加薬品が細かく問われ、pHや大腸菌のように即日測定するものと薬品で固定するものを混同しやすい。機器分析は吸光光度法のランバート・ベールの法則、フレーム原子吸光と電気加熱原子吸光の差、ICP発光分光分析法とICP質量分析法が並ぶ。BODは20℃・5日間の培養条件と希釈試料の採取量、CODは過マンガン酸カリウムによる酸化条件と滴定計算が出る。ほかにSS、ノルマルヘキサン抽出物質、大腸菌群、重金属の酸分解、全窒素・全りん、TOCとTODを扱う。

この分野の問題60問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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396水質測定の試料採取に用いる試料容器として規定されている材質の組み合わせはどれか。

  1. A共栓ポリエチレン瓶、無色共栓ガラス瓶
  2. B共栓ポリプロピレン瓶、褐色共栓ガラス瓶
  3. C共栓ポリ塩化ビニル瓶、無色共栓ガラス瓶
  4. D共栓アクリル瓶、褐色共栓ガラス瓶
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正解:A共栓ポリエチレン瓶、無色共栓ガラス瓶

試料容器はJIS K 0094により共栓ポリエチレン瓶と無色共栓ガラス瓶が定められています。

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397冬期などで採取した試料が凍結するおそれがある場合、試料容器を満水にせず残しておくべき空間の割合はどれか。

  1. A約1%
  2. B約10%
  3. C約5%
  4. D約20%
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正解:B約10%

冬期などで凍結の恐れがある場合は容器を満水にせず、約10%の空間を残すようにします。

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398鉄やマンガンの溶存状態のものを測定する場合の試料採取と取り扱いとして、正しい手順はどれか。

  1. A採取後直ちに孔径1μmのガラス繊維ろ紙でろ過し、全ろ液を試料とする。
  2. B採取後直ちにろ紙5種Aでろ過し、初めのろ液約10mLを捨て、その後のろ液を試料とする。
  3. C採取後直ちに孔径10μmのメンブレンフィルターでろ過し、全ろ液を試料とする。
  4. D採取後直ちにろ紙5種Cでろ過し、初めのろ液約50mLを捨て、その後のろ液を試料とする。
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正解:D採取後直ちにろ紙5種Cでろ過し、初めのろ液約50mLを捨て、その後のろ液を試料とする。

鉄やマンガンは溶存状態のものを測定するため、採取後直ちにろ紙5種Cでろ過し、初めの約50mLを捨てて後のろ液を試料とします。

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399水質測定の試料採取および試料の取り扱いに関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A工場排水の場合、水質変動が著しくない限り、ある地点である時刻に採取した試料を代表とみなして測定する。
  2. B懸濁物を含む試料で全量を対象とする成分では、十分に振り混ぜて均一にした後に用いる。
  3. C陰イオンの測定では、特に断らない限り、ろ過していない試料の全量を用いて測定する。
  4. Dヘキサン抽出物質の測定には、試料の全量を用いるため、別に試料を採取する必要がある。
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正解:C陰イオンの測定では、特に断らない限り、ろ過していない試料の全量を用いて測定する。

陰イオンの測定では、特に断らない限りろ過した試料を用います。

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400pHの測定用試料の保存条件として、正しいものはどれか。

  1. A保存できない
  2. B0~5℃の暗所に保存する
  3. C0~10℃の暗所に保存する
  4. D硝酸を加えてpH約1で保存する
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正解:A保存できない

pHは急速に変化するため、試料採取後直ちに測定する必要があり保存できません。

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401大腸菌数の検定用試料の取扱いとして、正しいものはどれか。

  1. A常温で保存し、48時間以内に試験を開始すればよい。
  2. B0~5℃の暗所に保存し、できるだけ早く試験を開始する。
  3. C硝酸を加えてpHを約1とし、冷暗所に保存する。
  4. D-20℃で凍結保存し、融解してから試験を開始する。
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正解:B0~5℃の暗所に保存し、できるだけ早く試験を開始する。

大腸菌数の検定用試料は0~5℃の暗所に保存し、できるだけ早く培養試験を開始します。酸の添加や凍結保存は行いません。生活環境項目の指標は大腸菌群数から大腸菌数(CFU)へ改められています。

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402試料の保存条件に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. ABOD用試料は、0~10℃の暗所で保存する。
  2. B浮遊物質(SS)用試料は、0~10℃の暗所で保存する。
  3. C六価クロム用試料は、そのままの状態で0~10℃の暗所で保存する。
  4. D重金属類用試料は、塩酸を加えてpHを約1にして保存する。
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正解:D重金属類用試料は、塩酸を加えてpHを約1にして保存する。

重金属類用試料は、塩酸ではなく硝酸を加えてpH約1にして保存します。

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403ノルマルヘキサン抽出物質の測定用試料の保存条件として、正しいものはどれか。

  1. A硝酸を加えてpHを約1とする
  2. B硫酸を加えてpHを約2とする
  3. C塩酸を加えてpHを4以下とする
  4. Dりん酸を加えてpHを約4とする
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正解:C塩酸を加えてpHを4以下とする

ノルマルヘキサン抽出物質用試料は、塩酸を加えてpH4以下として保存します。

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404フェノール類の測定用試料を保存する際に添加する薬品の組み合わせはどれか。

  1. A塩酸と塩化ナトリウム
  2. B硫酸と過マンガン酸カリウム
  3. Cりん酸と硫酸銅(II)五水和物
  4. D水酸化ナトリウムと塩化カリウム
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正解:Cりん酸と硫酸銅(II)五水和物

フェノール類用試料は、りん酸を加えてpH約4とし、微生物によるフェノール類の分解を防ぐために硫酸銅(II)五水和物を加えます。

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405全窒素および全りんの測定用試料の保存条件に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A全窒素用試料は、塩酸または硫酸を加えてpH2~3にし、0~10℃の暗所で保存する。
  2. B全りん用試料は、硝酸を加えてpHを4以下とし、ガラス容器のみで保存する。
  3. C全窒素用試料は、プラスチック容器またはガラス容器のどちらで保存してもよい。
  4. D全りん用試料は、硫酸または硝酸を加えてpH約2にし保存する。
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正解:B全りん用試料は、硝酸を加えてpHを4以下とし、ガラス容器のみで保存する。

全りん用試料は、硫酸または硝酸を加えてpH約2にして保存します。また、ガラスとプラスチックのどちらの容器も使用できます。

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406開水路用の電磁流量計の特徴として、正しいものはどれか。

  1. A所定の寸法の堰板を取り付け、上流の水位から水頭を測定する。
  2. B水路の一部を絞って、その上流側の水位を測定するフリューム式である。
  3. C水流の横断面積とその断面での流速を測定し、流量を算出する。
  4. D圧力損失がなく固形物の影響もないため、排水の管理に最も適している。
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正解:D圧力損失がなく固形物の影響もないため、排水の管理に最も適している。

管路用および開水路用の電磁流量計は、圧力損失がなく固形物の影響もないため排水の管理に最も適しています。

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407流量測定の方法に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A堰板による測定は、大流量の測定に用いられ、直角三角堰や四角堰がある。
  2. B容器による測定は、容器が満水に達する時間を測定して流量を計算する。
  3. C流速計には、回転式や電気式のものなどがある。
  4. D河川や比較的大きな水路では、流速計による測定が行われる。
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正解:A堰板による測定は、大流量の測定に用いられ、直角三角堰や四角堰がある。

堰板による測定は、小流量の測定に用いられます。

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408吸光光度計で吸光度E=1と測定された溶液について、測定対象物質の濃度を2倍にした場合、透過光強度はもとの強度の何倍になるか。

  1. A1/100倍
  2. B1/10倍
  3. C2倍
  4. D10倍
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正解:B1/10倍

濃度cを2倍にすると吸光度Eも2倍(E=2)になります。透過光強度は10のマイナス2乗となるため、もとの1/10倍になります。

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409吸光光度計で吸光度E=1と測定された溶液について、入射光の強度を2倍にした場合、透過光強度はもとの強度の何倍になるか。

  1. A2倍
  2. B1/2倍
  3. C1/10倍
  4. D4倍
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正解:A2倍

透過光強度は入射光の強度に比例するため、入射光の強度を2倍にすると透過光強度も2倍になります。

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410フレーム原子吸光法の特徴として、正しいものはどれか。

  1. Aプラズマを生成し、中心部が6000~10000℃の高温となる。
  2. B電気的に加熱することにより試料溶液を乾燥、灰化、原子化する。
  3. C多元素を一斉に分析する多元素同時定量が可能である。
  4. D高濃度領域では検量線が曲がるため、直線性が良好な濃度領域を用いる必要がある。
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正解:D高濃度領域では検量線が曲がるため、直線性が良好な濃度領域を用いる必要がある。

フレーム原子吸光法は、高濃度領域では検量線が曲がるため、定量を行う際には直線性が良好な濃度領域を用いる必要があります。

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411電気加熱原子吸光法に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A電気的に加熱することにより、試料溶液を乾燥、灰化、原子化する方法である。
  2. B共存物質による干渉がフレーム原子吸光法よりも小さい。
  3. Cフレーム原子吸光法よりも数十~数百倍の感度がある。
  4. D基底状態の原子蒸気層に光を透過させて吸光度を測定する原理に基づいている。
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正解:B共存物質による干渉がフレーム原子吸光法よりも小さい。

電気加熱原子吸光法は高感度である反面、共存物質による干渉がフレーム原子吸光法よりも大きくなります。

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412ICP発光分光分析法において、誘導結合プラズマの中心部の温度はおよそ何度になるか。

  1. A1000~3000℃
  2. B3000~5000℃
  3. C6000~10000℃
  4. D12000~15000℃
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正解:C6000~10000℃

プラズマの中心部は6000~10000℃の高温となります。

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413ICP発光分光分析法に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. Aプラズマ中の基底状態の原子から発せられる光の波長や強度を測定する。
  2. B検量線の直線範囲が広く、定量濃度範囲(ダイナミックレンジ)が4~5桁に達する。
  3. C金属類のほか、ほう素、りんなどの半金属元素の定量も可能である。
  4. Dプラズマガスやキャリヤーガスとして、アルゴンが用いられる。
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正解:Aプラズマ中の基底状態の原子から発せられる光の波長や強度を測定する。

ICP発光分光分析法では、励起状態から基底状態に戻るときに放出される光(発光スペクトル)を測定します。

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414ICP質量分析法の特徴として、正しいものはどれか。

  1. AICP発光分光分析法と比較してダイナミックレンジが極めて狭い。
  2. B励起状態の原子から放出される光を波長順に分解して測定する。
  3. C特定の質量数と中性子数の比を対象にイオン強度を測定する。
  4. Dほとんどの元素に対してICP発光分光分析法より優れた検出限界を有する。
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正解:Dほとんどの元素に対してICP発光分光分析法より優れた検出限界を有する。

ICP質量分析法はダイナミックレンジが広く、ほとんどの元素に対してICP発光分光分析法より優れた検出限界を有します。

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415BOD試験において、希釈試料を培養する条件として正しいものはどれか。

  1. A20℃で3日間培養する
  2. B25℃で3日間培養する
  3. C20℃で5日間培養する
  4. D25℃で5日間培養する
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正解:C20℃で5日間培養する

BODは試料を20℃で5日間培養したときに消費された溶存酸素量から求めます。

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416BOD試験の希釈水に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A好気性微生物が存在していない水には、試験に先立って植種液を添加する。
  2. B植種を必要とする場合は、下水の上澄み液や河川水などの適量を添加する。
  3. C硝化抑制剤を加えない場合は、窒素系化合物の酸化分解時に消費される酸素量も含めてBOD値とする。
  4. D希釈水には、5日後の溶存酸素消費量が0.5mg/L以下に調製されたものを用いる。
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正解:D希釈水には、5日後の溶存酸素消費量が0.5mg/L以下に調製されたものを用いる。

希釈水には、5日後の溶存酸素消費量が0.2mg/L以下に調製されたものを用います。

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417BOD予想値が200mg/Lの排水について、希釈試料1000mLを調製するのに必要な試料採取量(mL)の範囲はどれか。

  1. A17.5~31.0 mL
  2. B11.7~20.7 mL
  3. C35.0~62.0 mL
  4. D50.5~85.5 mL
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正解:A17.5~31.0 mL

必要な試料採取量は、(3.5~6.2)×1000 / 200 = 17.5~31.0(mL)の範囲で算出されます。

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418ある排水を20倍に希釈してBOD試験を行ったところ、調製して15分後の溶存酸素濃度が8.4mg/L、5日間培養後の濃度が4.4mg/Lであった。この排水のBOD値(mg/L)はいくらか。

  1. A40 mg/L
  2. B60 mg/L
  3. C80 mg/L
  4. D100 mg/L
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正解:C80 mg/L

消費量(4.0mg/L)は培養前(8.4mg/L)の40~70%の範囲内にあり有効です。BOD値は (8.4 - 4.4) × 20 = 80 mg/L となります。

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419BOD試験の試験操作の正確性を確認するために用いられる標準液はどれか。

  1. Aスクロース-アスパラギン酸混合標準液
  2. Bグルコース-グルタミン酸混合標準液
  3. Cフルクトース-グルタミン酸混合標準液
  4. Dガラクトース-アスパラギン酸混合標準液
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正解:Bグルコース-グルタミン酸混合標準液

BOD試験の正確性を確認する場合には、グルコース-グルタミン酸混合標準液を用います。

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420COD(化学的酸素消費量)の検定において、酸化剤として用いられる薬品と反応条件の組み合わせとして正しいものはどれか。

  1. Aニクロム酸カリウムを加え、沸騰水浴中で30分間反応させる
  2. Bニクロム酸カリウムを加え、沸騰水浴中で60分間反応させる
  3. C過マンガン酸カリウムを加え、沸騰水浴中で60分間反応させる
  4. D過マンガン酸カリウムを加え、沸騰水浴中で30分間反応させる
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正解:D過マンガン酸カリウムを加え、沸騰水浴中で30分間反応させる

検定では過マンガン酸カリウムを用い、沸騰水浴中(100℃)で30分間反応させます。

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421COD測定に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. ACODMn値が11mg/L以下の場合は、試料を50mL採取して水を加える。
  2. B試料を硫酸酸性としてから酸化剤を加える。
  3. C塩化物イオンによる妨害を防ぐために硝酸銀溶液を添加する。
  4. D酸化剤である過マンガン酸カリウムの滴定にはビュレットを使用する。
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正解:ACODMn値が11mg/L以下の場合は、試料を50mL採取して水を加える。

CODMn値が11mg/L以下の場合は、試料を100mL採取します。

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422COD予測値が100mg/Lの排水について、COD測定に必要な試料採取量(mL)の範囲はどれか。

  1. A3.5~5.5 mL
  2. B10.5~16.5 mL
  3. C7.0~11.0 mL
  4. D35.0~55.0 mL
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正解:C7.0~11.0 mL

必要な試料採取量は、(3.5~5.5) × 1000 × 0.2 / 100 = 7.0~11.0(mL) となります。

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423工場排水を20mL取り、水を加えて100mLとしてCODを測定した。5mmol/L過マンガン酸カリウム溶液の滴定値が5.1mL、空試験が0.1mL、ファクターが1.00のとき、この排水のCOD値(mg/L)はいくらか。

  1. A25 mg/L
  2. B50 mg/L
  3. C75 mg/L
  4. D100 mg/L
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正解:B50 mg/L

COD値は、(5.1 - 0.1) × 1.00 × (1000 / 20) × 0.2 = 50 mg/L となります。

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424pH計のゼロ校正に用いる標準液として、正しいものはどれか。

  1. Aほう酸塩pH標準液
  2. Bシュウ酸塩pH標準液
  3. C中性りん酸塩pH標準液
  4. Dフタル酸塩pH標準液
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正解:C中性りん酸塩pH標準液

ゼロ校正には中性りん酸塩pH標準液を用いて、温度に対応するpH値になるよう調整します。

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425pH測定に関する操作で、ガラス電極が汚れている場合の洗浄方法として正しいものはどれか。

  1. A硝酸などで長時間洗浄し、さらに純水で十分に洗浄する
  2. B塩酸などで短時間洗浄し、さらに流水で十分に洗浄する
  3. C硫酸などで長時間洗浄し、さらに流水で十分に洗浄する
  4. D水酸化ナトリウムなどで短時間洗浄し、さらに純水で十分に洗浄する
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正解:B塩酸などで短時間洗浄し、さらに流水で十分に洗浄する

ガラス電極が汚れている場合には、塩酸などで短時間洗浄し、さらに流水で十分に洗浄します。

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426浮遊物質(SS)の測定に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A網目2mmのふるいを通過した試料の適量を用いる。
  2. B物質を水洗後、105~110℃で2時間加熱乾燥する。
  3. Cデシケーターの中で放冷した後の質量を測定し、試料1L中のmgで表す。
  4. D孔径10μmのガラス繊維ろ紙でろ過したときに捕捉される物質を測定する。
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正解:D孔径10μmのガラス繊維ろ紙でろ過したときに捕捉される物質を測定する。

浮遊物質の測定では、孔径10μmではなく孔径1μmのガラス繊維ろ紙を用います。

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427ノルマルヘキサン抽出物質の測定において、抽出したヘキサンを揮発させる際の温度はどれか。

  1. A約80℃
  2. B約60℃
  3. C約100℃
  4. D約120℃
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正解:A約80℃

ヘキサン層に分配する物質を抽出した後、約80℃でヘキサンを揮発させたときの残留物質を測定します。

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428ノルマルヘキサン抽出物質の測定に関する注意事項として、誤っているものはどれか。

  1. A試料をpH4以下の弱酸性としてから抽出操作を行う。
  2. B採取した試料を他の容器に移し替えたりしてはいけない。
  3. Cヘキサンの蒸発時には、引火のおそれがないよう十分に注意する。
  4. D試料を採取する際、試料容器を採取する水で共洗いしてから採取する。
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正解:D試料を採取する際、試料容器を採取する水で共洗いしてから採取する。

ノルマルヘキサン抽出物質の測定では、容器を試料で共洗いしてはいけません。

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429大腸菌群の定義として、正しい記述はどれか。

  1. Aグラム染色法に対して陽性で、芽胞を形成する桿菌。
  2. Bグラム染色法に対して陰性で、芽胞を形成しない桿菌。
  3. Cグラム染色法に対して陽性で、芽胞を形成しない桿菌。
  4. Dグラム染色法に対して陰性で、芽胞を形成する桿菌。
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正解:Bグラム染色法に対して陰性で、芽胞を形成しない桿菌。

大腸菌群は、グラム染色法に対して陰性で、芽胞を形成しない桿菌です。

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430大腸菌群の検定において、試料を培養する際に用いられる培地はどれか。

  1. Aラクトース寒天培地
  2. B標準寒天培地
  3. Cデオキシコール酸塩培地
  4. Dペプトン水培地
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正解:Cデオキシコール酸塩培地

大腸菌群の検定では、デオキシコール酸塩培地で培養します。

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431重金属を測定する場合の試料前処理として、塩酸または硝酸酸性での煮沸を適用すべき試料はどれか。

  1. A有機物や懸濁物が極めて少ない試料
  2. B酸化されにくい有機物を含む試料
  3. C有機物は少ないが、水酸化物などの懸濁物を含む試料
  4. DICP発光分光分析法を適用する多量の塩化物を含む試料
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正解:A有機物や懸濁物が極めて少ない試料

塩酸または硝酸酸性での煮沸は、有機物や懸濁物が極めて少ない試料に適用されます。

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432重金属の前処理において、酸化されにくい有機物を含む試料を分解するために用いる薬品の組み合わせはどれか。

  1. A硝酸と硫酸
  2. B硝酸と過塩素酸
  3. C塩酸と硫酸
  4. D硫酸と過塩素酸
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正解:B硝酸と過塩素酸

酸化されにくい有機物を含む試料には、硝酸と過塩素酸による分解を適用します。

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433重金属の試料前処理における硝酸と過塩素酸による分解の注意事項として、誤っているものはどれか。

  1. A反応を完結させるため、濃縮液を完全に乾固させてから冷却する。
  2. B過塩素酸を加える前に硝酸を加えて加熱処理し、酸化されやすい有機物を分解しておく。
  3. C過塩素酸の添加は、必ず濃縮液を放冷した後に行う。
  4. D加熱分解は、過塩素酸と硝酸を必ず共存させた状態で行う。
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正解:A反応を完結させるため、濃縮液を完全に乾固させてから冷却する。

爆発の危険があるため、濃縮液を絶対に乾固させてはなりません。

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434重金属の試料前処理において、ICP発光分光分析法やICP質量分析法を適用する際に妨害となるため適切ではない分解方法はどれか。

  1. A塩酸による分解
  2. B硝酸による分解
  3. C硝酸と硫酸による分解
  4. D硝酸と過塩素酸による分解
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正解:C硝酸と硫酸による分解

硝酸と硫酸による分解を行うと、残留する硫酸が妨害となるため適切ではありません。

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435銅および亜鉛の検定に規定されている分析方法に含まれないものはどれか。

  1. Aフレーム原子吸光法
  2. B電気加熱原子吸光法
  3. CICP質量分析法
  4. D吸光光度法
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正解:D吸光光度法

銅および亜鉛の検定には吸光光度法は規定されていません。

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436溶解性鉄および溶解性マンガンの検定に規定されている分析方法に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A両者とも、ICP質量分析法が適用できる。
  2. B両者とも、試料をろ過して懸濁物質を分離した後のろ液を用いる。
  3. C両者とも、フレーム原子吸光法および電気加熱原子吸光法が適用できる。
  4. D両者とも、ICP発光分光分析法が適用できる。
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正解:A両者とも、ICP質量分析法が適用できる。

ICP質量分析法は溶解性マンガンには適用できますが、溶解性鉄には規定されていません。

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437クロム(全クロム)の検定において、ジフェニルカルバジド吸光光度法を適用する際、クロムをクロム(VI)とするために加える薬品はどれか。

  1. A硫酸酸性にして過酸化水素を加える
  2. B硝酸酸性にして過酸化水素を加える
  3. C硫酸酸性にして過マンガン酸塩を加える
  4. D硝酸酸性にして過マンガン酸塩を加える
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正解:C硫酸酸性にして過マンガン酸塩を加える

試料を硫酸酸性にして、過マンガン酸塩を加えて加熱酸化し、クロムをクロム(VI)とした後に適用します。

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438フェノール類の試験において適用される吸光光度法はどれか。

  1. Aモリブデン青吸光光度法
  2. Bインドフェノール青吸光光度法
  3. Cジフェニルカルバジド吸光光度法
  4. D4-アミノアンチピリン吸光光度法
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正解:D4-アミノアンチピリン吸光光度法

フェノール類は、4-アミノアンチピリン吸光光度法を適用し定量します。

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439フェノール類の試験における前処理(蒸留法)に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A妨害物質から分離するため、加熱蒸留してフェノール類を留出分離する。
  2. B蒸留の際、塩化鉄(III)の存在のもとで加熱蒸留する。
  3. C蒸留は、試料をりん酸酸性にしてpHを約4に調整して行う。
  4. D蒸留後、pHを約10に調製し、発色試薬を加える。
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正解:B蒸留の際、塩化鉄(III)の存在のもとで加熱蒸留する。

蒸留は、塩化鉄(III)ではなく硫酸銅(II)の存在のもとで行います。

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440フェノール類の吸光光度法において、発色強度が低く呈色が弱い場合の測定方法として正しいものはどれか。

  1. A色素をヘキサンに抽出し、波長510nm付近の吸光度を測定する。
  2. B色素をクロロホルムに抽出し、波長460nm付近の吸光度を測定する。
  3. C色素をヘキサンに抽出し、波長460nm付近の吸光度を測定する。
  4. D色素をクロロホルムに抽出し、波長510nm付近の吸光度を測定する。
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正解:B色素をクロロホルムに抽出し、波長460nm付近の吸光度を測定する。

濃度が低く呈色が弱い場合は、色素をクロロホルムに抽出し、波長460nm付近の吸光度を測定します。

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441全窒素の総和法において、亜硝酸イオンと硝酸イオンを還元してアンモニアとするために加える物質はどれか。

  1. Aラネーニッケル
  2. Bアマルガム
  3. Cウッズ合金
  4. Dデバルダ合金
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正解:Dデバルダ合金

亜硝酸イオンと硝酸イオンの還元にはデバルダ合金を加えます。

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442全窒素の検定方法に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A総和法では、インドフェノール青吸光光度法を用いて窒素量を定量する。
  2. B紫外吸光光度法では、ペルオキソ二硫酸カリウムを用いて加熱酸化分解を行う。
  3. C紫外吸光光度法は、有機物の多い試料の測定において総和法よりも適している。
  4. D紫外吸光光度法は、海水のように多量の臭化物イオンを含んだ試料には適さない。
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正解:C紫外吸光光度法は、有機物の多い試料の測定において総和法よりも適している。

有機物の多い試料の測定では、紫外吸光光度法ではなく総和法のほうが適しています。

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443全窒素の紫外吸光光度法において、試料溶液の吸光度を測定する波長はどれか。

  1. A220 nm
  2. B320 nm
  3. C460 nm
  4. D510 nm
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正解:A220 nm

硝酸イオンによる波長220nmの吸光度を測定して硝酸イオン濃度を求めます。

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444全りんの検定において、りん酸イオンを定量するために適用される分析方法はどれか。

  1. Aジフェニルカルバジド吸光光度法
  2. Bモリブデン青吸光光度法
  3. C4-アミノアンチピリン吸光光度法
  4. Dインドフェノール青吸光光度法
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正解:Bモリブデン青吸光光度法

全りんの試験では、りん酸イオンをモリブデン青吸光光度法によって定量します。

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445全りんのペルオキソ二硫酸カリウム分解法に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. Aレシチンのように分解しにくい有機りん化合物を含む場合は、硝酸-過塩素酸分解法などを適用する。
  2. B海水のように塩化物イオンを多量に含む試料では、モリブデン青の発色を妨害するため塩素を還元または除去する。
  3. C試料にペルオキソ二硫酸カリウム溶液を加え、沸騰水浴中で30分間の加熱酸化分解を行う。
  4. D亜硝酸イオンが共存すると、モリブデン青を急速に退色させる。
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正解:C試料にペルオキソ二硫酸カリウム溶液を加え、沸騰水浴中で30分間の加熱酸化分解を行う。

加熱酸化分解は沸騰水浴中ではなく、高圧蒸気滅菌器の中で120℃、30分間行います。

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446溶存酸素計(DO計)の隔膜ガルバニ電池式電極において、作用電極として一般に用いられる材質はどれか。

  1. A白金や金
  2. B鉛やアルミニウム
  3. C銅や亜鉛
  4. D鉄やニッケル
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正解:A白金や金

隔膜ガルバニ電池式電極では、作用電極として白金や金などが用いられます。

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447全有機炭素(TOC)と全炭素(TC)および無機体炭素(IC)の関係を表す式として正しいものはどれか。

  1. ATOC = TC + IC
  2. BTOC = IC - TC
  3. CTOC = TC × IC
  4. DTOC = TC - IC
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正解:DTOC = TC - IC

全有機炭素(TOC)は、全炭素(TC)から無機体炭素(IC)を差し引いて求めます。

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448TOC計の測定方法に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A生成した二酸化炭素は、非分散形赤外線ガス分析計で測定される。
  2. B2チャンネル方式では、TCとICを別々に測定し、その差からTOCを求める。
  3. C燃焼酸化方式では、燃焼管に無機塩類が蓄積するため定期的な洗浄が必要である。
  4. D1チャンネル方式では、揮発性有機化合物が揮散することなく全量がTOCとして正確に測定される。
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正解:D1チャンネル方式では、揮発性有機化合物が揮散することなく全量がTOCとして正確に測定される。

1チャンネル方式では、無機体炭素除去過程で揮発性有機化合物の一部が揮散してしまい、TOCとして測定されない場合があります。

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449全酸素消費量(TOD)計の燃焼管で消費された酸素の量を検出するために用いられる機器はどれか。

  1. A燃料電池
  2. B非分散形赤外線ガス分析計
  3. C熱伝導度検出器
  4. D水素炎イオン化検出器
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正解:A燃料電池

TOD計では、燃焼管で消費された酸素の量を燃料電池によって検出します。

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450TOD計の測定において、誤差を与える物質とその影響の組み合わせとして誤っているものはどれか。

  1. A溶存酸素 - 負の誤差
  2. B有機物 - 負の誤差
  3. C硝酸塩 - 負の誤差
  4. D亜硝酸塩 - 負の誤差
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正解:B有機物 - 負の誤差

有機物は測定対象そのもので酸素を消費するため、負の誤差を与える物質には該当しません。溶存酸素や硝酸塩・亜硝酸塩は負の誤差の原因となります。

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451全窒素自動計測器の接触分解-化学発光方式において、窒素化合物を一酸化窒素とした後に反応させる気体はどれか。

  1. A酸素
  2. B水素
  3. Cアルゴン
  4. Dオゾン
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正解:Dオゾン

一酸化窒素とした後、オゾンと反応させて二酸化窒素とし、その発光を測定します。

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452吸光光度計の測定原理であるランバート・ベールの法則において、吸光度Eと濃度cの関係を表す式はどれか。(lは液層の長さ、εは吸光係数とする)

  1. AE = ε + cl
  2. BE = ε / cl
  3. CE = εcl
  4. DE = c / εl
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正解:CE = εcl

ランバート・ベールの法則による吸光度の式は、E = εcl となります。

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453BOD予想値が300mg/Lの排水がある。希釈試料1000mLを調製するのに必要な試料採取量(mL)の範囲はどれか。

  1. A17.5~31.0 mL
  2. B11.7~20.7 mL
  3. C23.4~41.4 mL
  4. D35.0~62.0 mL
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正解:B11.7~20.7 mL

試料採取量は、(3.5~6.2) × 1000 / 300 = 11.7~20.7(mL) となります。

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454COD予測値が200mg/Lのとき、COD測定に必要な試料採取量(mL)の範囲として正しいものはどれか。

  1. A1.7~2.7 mL
  2. B7.0~11.0 mL
  3. C3.5~5.5 mL
  4. D17.5~27.5 mL
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正解:C3.5~5.5 mL

試料採取量は、(3.5~5.5) × 1000 × 0.2 / 200 = 3.5~5.5(mL) となります。

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455重金属の試料前処理において、けい酸塩などの懸濁物を含む試料に適用される分解方法はどれか。

  1. A硝酸-過塩素酸-ふっ化水素酸による分解
  2. B塩酸酸性での煮沸
  3. C硝酸と硫酸による分解
  4. D硝酸のみによる煮沸
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正解:A硝酸-過塩素酸-ふっ化水素酸による分解

けい酸塩などの懸濁物を含む試料には、硝酸-過塩素酸-ふっ化水素酸による分解を適用します。

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