公害防止管理者 水質関係第1種 ③ 水質概論1 法規制と汚濁の現状・発生源

公式科目でいう水質概論の前半。人の健康の保護に関する環境基準では「検出されないこと」とされる項目や海域に適用しない項目、生活環境項目では河川・湖沼・海域で使う指標の違いが問われる。水質汚濁防止法からは一律排水基準の許容限度、上乗せ基準、総量規制、特定施設の届出期限、直罰制、測定記録の保存期間など数値と期限が多く出る。後半は汚濁の現状と発生源で、BOD・COD・SS・DOの定義、公共用水域と地下水の達成率、かび臭物質やミクロキスティス、業種ごとの排水特性を扱う。似た物質の基準値を数字だけで覚えると取り違えやすい。

この分野の問題70問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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134人の健康の保護に関する水質環境基準の基準値の適用方法について、正しいものはどれか。

  1. A全シアンのみ年間最高値とし、他の項目は年間平均値とする。
  2. B全ての項目において年間平均値とする。
  3. C全ての項目において年間最高値とする。
  4. D全シアンのみ年間平均値とし、他の項目は年間最高値とする。
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正解:A全シアンのみ年間最高値とし、他の項目は年間平均値とする。

人の健康の保護に関する水質環境基準では、基準値は原則として年間平均値とされていますが、全シアンのみ急性毒性を考慮して年間最高値とされています。なお全シアン・アルキル水銀・PCBは基準値が「検出されないこと」であり、定量下限未満かどうかで評価します。

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135人の健康の保護に関する水質環境基準において、基準値が「検出されないこと」と定められている項目の組み合わせとして正しいものはどれか。

  1. A全シアン、カドミウム、PCB
  2. B全シアン、アルキル水銀、PCB
  3. Cカドミウム、総水銀、六価クロム
  4. D鉛、ひ素、ジクロロメタン
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正解:B全シアン、アルキル水銀、PCB

基準値が「検出されないこと」とされているのは、全シアン、アルキル水銀、PCBの3項目です。

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136人の健康の保護に関する水質環境基準のうち、海域については基準値が適用されない項目の組み合わせとして正しいものはどれか。

  1. Aカドミウム、鉛
  2. Bひ素、セレン
  3. Cふっ素、ほう素
  4. D硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素、1,4-ジオキサン
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正解:Cふっ素、ほう素

ふっ素とほう素については、海域における濃度が自然状態でも環境基準値を上回っていることから、海域には適用されません。

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137生活環境の保全に関する水質環境基準(河川)において、類型AAの水域における生物化学的酸素要求量(BOD)の基準値はどれか。

  1. A3mg/L以下
  2. B1mg/L以下
  3. C2mg/L以下
  4. D5mg/L以下
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正解:B1mg/L以下

類型AA(水道1級・自然環境保全等)におけるBODの基準値は、1mg/L以下と定められています。

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138生活環境の保全に関する環境基準(河川)において、類型Aの大腸菌数の基準値はどれか。

  1. A300CFU/100mL以下
  2. B3,000CFU/100mL以下
  3. C20CFU/100mL以下
  4. D1,000CFU/100mL以下
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正解:A300CFU/100mL以下

類型Aの大腸菌数の基準値は300CFU/100mL以下と定められています。

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139水生生物の保全に係る水質環境基準の項目として定められている物質の組み合わせとして正しいものはどれか。

  1. A全シアン、アルキル水銀、PCB
  2. B全亜鉛、ノニルフェノール、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸及びその塩
  3. C全亜鉛、カドミウム、ノニルフェノール
  4. D六価クロム、全亜鉛、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸及びその塩
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正解:B全亜鉛、ノニルフェノール、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸及びその塩

水生生物の保全に係る項目として、全亜鉛、ノニルフェノール、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸及びその塩の3つが定められています。

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140水生生物の保全に係る水質環境基準において、生物Aの類型が適応する水生生物の生息状況として正しいものはどれか。

  1. Aコイ、フナ等比較的高温域を好む水生生物が生息する水域
  2. Bサケ科魚類及びアユ等貧腐水性水域の水産生物が主として生息する水域
  3. Cヤマメ、イワナ等中腐水性水域の水産生物が主として生息する水域
  4. Dイワナ、サケマス等比較的低温域を好む水生生物が生息する水域
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正解:Dイワナ、サケマス等比較的低温域を好む水生生物が生息する水域

生物Aの類型は、「イワナ、サケマス等比較的低温域を好む水生生物及びこれらの餌生物が生息する水域」に適用されます。

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141地下水に係る水質環境基準についての記述として正しいものはどれか。

  1. A「人の健康の保護」及び「生活環境の保全」の両方の観点から基準が定められている。
  2. Bもっぱら「生活環境の保全」の観点から基準が定められている。
  3. Cもっぱら「人の健康の保護」の観点から基準が定められており、「生活環境の保全」に関する基準はない。
  4. D公共用水域に係る環境基準とは異なり、すべて年間最高値として評価される。
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正解:Cもっぱら「人の健康の保護」の観点から基準が定められており、「生活環境の保全」に関する基準はない。

地下水に係る水質環境基準はもっぱら人の健康の保護の観点から定められており、生活環境の保全に関する基準は設けられていません。

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142地下水に係る水質環境基準の項目に関する記述として、公共用水域に係る人の健康の保護に関する環境基準と異なる点はどれか。

  1. A全シアンが年間平均値で評価される。
  2. B硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素が項目から除外されている。
  3. Cカドミウムの基準値が厳しく設定されている。
  4. D1,2-ジクロロエチレンがシス体とトランス体の濃度の和として1つの項目になっている。
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正解:D1,2-ジクロロエチレンがシス体とトランス体の濃度の和として1つの項目になっている。

地下水では、シス-1,2-ジクロロエチレンに替わり、1,2-ジクロロエチレンがシス体とトランス体の濃度の和として1つの項目となっています。

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143要監視項目に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A地下水においては公共用水域と同じ27項目が設定されている。
  2. B地下水の要監視項目からは、トランス-1,2-ジクロロエチレンと塩化ビニルモノマーが除かれている。
  3. C公共用水域においては27項目が設定されている。
  4. D人の健康の保護に係るものは、関連する物質であるが直ちに環境基準とはせず知見の集積に努めるべき物質である。
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正解:A地下水においては公共用水域と同じ27項目が設定されている。

地下水における要監視項目は25項目であり、公共用水域の項目からトランス-1,2-ジクロロエチレンと塩化ビニルモノマーが除かれています。

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144水生生物の保全の観点から要監視項目とされ、指針値が定められている物質の組み合わせとして正しいものはどれか。

  1. Aチオベンカルブ、シマジン、チウラム
  2. Bジクロロメタン、ベンゼン、セレン
  3. Cクロロホルム、フェノール、ホルムアルデヒド
  4. Dアルキル水銀、PCB、全シアン
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正解:Cクロロホルム、フェノール、ホルムアルデヒド

水生生物の保護の観点から、クロロホルム、フェノール、ホルムアルデヒドなど6物質が要監視項目とされています。

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145水質環境基準の達成期間に関する記述として正しいものはどれか。

  1. A「人の健康の保護に関する環境基準」は、設定後直ちに達成され、維持されるように努めるものとされている。
  2. B達成期間はすべての水域で一律に10年以内と定められている。
  3. C「人の健康の保護に関する環境基準」は、著しい水質汚濁が生じている水域では5年以内に達成することを目途とされている。
  4. D「生活環境の保全に関する環境基準」は、設定後直ちに達成され、維持されるように努めるものとされている。
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正解:A「人の健康の保護に関する環境基準」は、設定後直ちに達成され、維持されるように努めるものとされている。

「人の健康の保護に関する環境基準」は設定後直ちに達成・維持するよう努めるものとされ、「生活環境の保全」に関する一部の基準に5年以内の目途が設けられています。

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146水質汚濁防止法上の「公共用水域」から除外されるものはどれか。

  1. A河川及びこれに接続する公共溝渠
  2. B農業用水路その他公共の用に供される水路
  3. C沿岸海域その他公共の用に供される水域
  4. D終末処理場を設置している公共下水道及び流域下水道
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正解:D終末処理場を設置している公共下水道及び流域下水道

下水道法に規定される公共下水道及び流域下水道であって、終末処理場を設置しているものは水質汚濁防止法上の「公共用水域」から除かれます。

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147一律排水基準において、カドミウム及びその化合物の許容限度はどれか。

  1. A0.1 mg/L
  2. B0.03 mg/L
  3. C0.05 mg/L
  4. D0.01 mg/L
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正解:B0.03 mg/L

カドミウム及びその化合物の一律排水基準(許容限度)は0.03mg/Lと定められています。

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148一律排水基準において、鉛及びその化合物の許容限度はどれか。

  1. A0.5 mg/L
  2. B0.05 mg/L
  3. C0.2 mg/L
  4. D0.1 mg/L
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正解:D0.1 mg/L

鉛及びその化合物の一律排水基準(許容限度)は0.1mg/Lと定められています。

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149一律排水基準において、六価クロム化合物の許容限度はどれか。

  1. A0.2 mg/L
  2. B0.1 mg/L
  3. C0.05 mg/L
  4. D0.5 mg/L
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正解:A0.2 mg/L

六価クロム化合物の一律排水基準(許容限度)は0.2mg/Lです。令和6年4月1日施行の改正により0.5mg/Lから引き下げられました(電気めっき業等には令和9年3月末まで暫定基準0.5mg/Lが適用されます)。

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150生活環境項目に関する排水基準のうち、大腸菌数の許容限度(令和7年4月1日施行)として正しいものはどれか。

  1. A80CFU/mL
  2. B800CFU/mL
  3. C300CFU/mL
  4. D1000CFU/mL
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正解:B800CFU/mL

大腸菌数の一律排水基準の許容限度は日間平均800CFU/mLと定められています。

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151上乗せ排水基準に関する記述として正しいものはどれか。

  1. A都道府県が条例によって定める、一律排水基準より厳しい基準である。
  2. B市町村が独自に設定し、環境大臣の認可を受けた基準である。
  3. C国が環境省令で全国一律に定める厳しい基準である。
  4. D閉鎖性水域に限定して、汚濁物質の負荷量を規制する基準である。
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正解:A都道府県が条例によって定める、一律排水基準より厳しい基準である。

上乗せ排水基準は、一律排水基準では不十分な水域について、都道府県が条例によって定めるより厳しい排水基準です。

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152総量規制基準の対象となる「指定地域」において、汚濁負荷量の総量の削減に関する方針(総量削減基本方針)を定めるのは誰か。

  1. A内閣総理大臣
  2. B都道府県知事
  3. C環境大臣
  4. D市町村長
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正解:C環境大臣

総量規制基準における総量削減基本方針は、環境大臣が定めます。

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153水質汚濁防止法に基づき、特定施設を新たに設置しようとする場合の届出期限として正しいものはどれか。

  1. A工事着手の30日前まで
  2. B設置後30日以内
  3. C工事着手の60日前まで
  4. D設置後60日以内
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正解:C工事着手の60日前まで

特定施設を設置しようとする者は、設置(工事着手)の60日前までに所定の事項を都道府県知事に届け出なければなりません。

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154水質汚濁防止法の規定により、事後30日以内に届け出るものとして規定されている事由はどれか。

  1. A特定施設の構造や汚水等の処理の方法を変更しようとするとき
  2. B特定施設の使用を廃止したとき
  3. C特定施設を新たに設置しようとするとき
  4. D特定事業場において排出水の量が増加する見込みのとき
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正解:B特定施設の使用を廃止したとき

特定施設の使用を廃止したときや、届出者の地位を承継したときなどは、事後30日以内に届け出る必要があります。

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155水質汚濁防止法における直罰制に関する記述として正しいものはどれか。

  1. A総量規制基準に適合しない排出水を排出した場合、直ちに罰則が適用される。
  2. B届出を怠った場合のみ、直罰制の対象となる。
  3. C特定地下浸透水を地下に浸透させた場合、直ちに罰則が適用される。
  4. D濃度基準である排水基準に適合しない排出水を排出した場合、直ちに罰則が適用される。
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正解:D濃度基準である排水基準に適合しない排出水を排出した場合、直ちに罰則が適用される。

特定事業場の排水口において濃度基準(排水基準)に適合しない排出水を排出した場合、直罰制(直ちに罰則が適用)の対象となります。総量規制基準や地下浸透には直罰制は適用されません。

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156都道府県知事が総量規制基準に関して改善命令等を行う要件として正しいものはどれか。

  1. A汚濁負荷量が総量規制基準に適合しない排出水が現に排出されたとき
  2. B総量規制基準の2倍を超える汚濁負荷量が排出されたとき
  3. C指定地域内事業場の周辺住民から苦情が寄せられたとき
  4. D汚濁負荷量が総量規制基準に適合しないおそれがあると認めるとき
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正解:D汚濁負荷量が総量規制基準に適合しないおそれがあると認めるとき

総量規制基準の違反に対しては直罰制をとらず、都道府県知事が「汚濁負荷量が総量規制基準に適合しないおそれがあると認めるとき」に改善命令等を行うことができます。

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157水質汚濁防止法に基づく事故時の措置において、油を含む水が公共用水域に排出される事故の対象として定められている事業場はどれか。

  1. A指定事業場
  2. B貯油事業場等
  3. C一般家庭
  4. D特定事業場
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正解:B貯油事業場等

貯油施設等の破損等の事故により、油を含む水が排出・浸透するおそれがあるときの措置対象は「貯油事業場等」と規定されています。

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158都道府県知事が緊急時の措置を講じるとされている異常渇水等の条件はどれか。

  1. A水質の汚濁が水質環境基準で定められた汚濁の2倍に相当する程度を超える状態が生じ、相当日数継続すると認められるとき
  2. B一律排水基準を超える排出水が複数の事業場から排出されたとき
  3. C水質の汚濁が水質環境基準で定められた汚濁の1.5倍を超える状態が生じたとき
  4. D水質の汚濁が水質環境基準で定められた汚濁の3倍に相当する程度を超える状態が生じたとき
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正解:A水質の汚濁が水質環境基準で定められた汚濁の2倍に相当する程度を超える状態が生じ、相当日数継続すると認められるとき

異常渇水等により、水質の汚濁が水質環境基準の2倍に相当する程度(有害物質は環境基準と同程度)を超える状態が生じ、相当日数継続すると認められる場合に緊急時の措置が講じられます。

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159排出水を排出する者が行う汚染状態の測定結果の記録について、保存しなければならない期間はどれか。

  1. A1年間
  2. B10年間
  3. C3年間
  4. D5年間
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正解:C3年間

排出水や特定地下浸透水の汚染状態を測定し、その結果を水質測定記録表に記録して3年間保存する義務があります。

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160生活排水対策重点地域を含む市町村(生活排水対策推進市町村)に義務付けられている事項はどれか。

  1. A生活排水の排出基準を独自に設定すること
  2. B生活排水対策推進計画を定め、対策の実施に必要な措置を講じるよう努めること
  3. C生活排水対策推進計画について環境大臣の認可を受けること
  4. D区域内の生活排水の汚濁負荷量を毎年度公表すること
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正解:B生活排水対策推進計画を定め、対策の実施に必要な措置を講じるよう努めること

生活排水対策推進市町村は、生活排水対策推進計画を定め、これに従って対策の実施に必要な措置を講じるよう努めなければなりません。

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161水質汚濁防止法上の特定施設のうち、公害防止組織整備法における「汚水等排出施設」には該当しない施設はどれか。

  1. A石けんの製造の用に供する原料精製施設
  2. B生コンクリート製造業の用に供するバッチャープラント
  3. C紙の製造の用に供する漂白施設
  4. D砂利採取業の用に供する水洗式分別施設
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正解:D砂利採取業の用に供する水洗式分別施設

砂利採取業の用に供する水洗式分別施設(第60号)や一般廃棄物処理施設である焼却施設などは、特定施設であっても汚水等排出施設には該当しません。

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162水質関係有害物質排出施設を設置し、工場の排出水量が1日当たり1万立方メートル以上の場合に選任できる水質関係公害防止管理者の資格はどれか。

  1. A第1種のみ
  2. B第1種または第3種
  3. C第1種または第2種
  4. D第1種から第4種までのいずれか
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正解:A第1種のみ

水質関係有害物質排出施設で1日1万立方メートル以上の排出水量がある工場では、第1種有資格者しか選任できません。

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163有害物質排出施設以外の汚水等排出施設のみを設置し、工場の排出水量が1日当たり1万立方メートル未満(1千立方メートル以上)の場合に選任できる資格の組み合わせとして正しいものはどれか。

  1. A第2種、第4種
  2. B第1種、第3種
  3. C第1種、第2種、第3種、第4種
  4. D第1種のみ
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正解:C第1種、第2種、第3種、第4種

有害物質を含まない施設で1万立方メートル未満(1千立方メートル以上)の場合は、第1種、第2種、第3種、第4種のいずれの有資格者でも選任できます。

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164水質関係公害防止管理者の職務内容として規定されていないものはどれか。

  1. A使用する原材料の検査
  2. B排出水に係る緊急時における排出水の量の減少その他の必要な措置の実施
  3. C汚水等排出施設の使用の方法の改善
  4. D測定機器の点検及び補修
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正解:C汚水等排出施設の使用の方法の改善

施設の使用の方法の改善は公害防止管理者の職務として主務省令に定められていません。原材料の検査や測定機器の点検などは規定されています。

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165令和5年度の公共用水域水質測定結果において、健康項目全体の環境基準達成率として正しい数値はどれか。

  1. A約99.0%
  2. B約85.5%
  3. C約75.0%
  4. D約95.3%
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正解:A約99.0%

令和5年度の測定結果によれば、健康項目全体の環境基準達成率は99.0%と非常に高い水準にあります。

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166令和5年度の公共用水域水質測定結果において、健康項目のうち公共用水域全体で最も環境基準の非達成率が高かった物質はどれか。

  1. Aカドミウム
  2. B
  3. Cふっ素
  4. Dひ素
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正解:Dひ素

公共用水域全体で最も環境基準の非達成率が高い項目はひ素(0.63%)でした。

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167令和5年度の公共用水域水質測定結果において、河川のBODの環境基準達成率として正しいものはどれか。

  1. A約50%
  2. B約94%
  3. C約80%
  4. D約70%
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正解:B約94%

令和5年度の河川における代表的指標(BOD)の環境基準達成率は93.8%であり、約94%です。

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168令和5年度の公共用水域水質測定結果において、湖沼のCODの環境基準達成率はおよそどの程度か。

  1. A約30%
  2. B約80%
  3. C約53%
  4. D約95%
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正解:C約53%

湖沼における代表的指標(COD)の環境基準達成率は52.5%であり、依然として50%程度にとどまっています。

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169令和5年度の公共用水域水質測定結果において、湖沼の全窒素及び全燐の環境基準達成率はおよそどの程度か。

  1. A約91%
  2. B約75%
  3. C約19%
  4. D約51%
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正解:D約51%

湖沼における全窒素及び全燐の環境基準達成率は50.8%であり、依然として低い水準にとどまっています。

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170令和5年度の公共用水域水質測定結果において、海域の全窒素及び全燐の環境基準達成率はおよそどの程度か。

  1. A約50%
  2. B約88%
  3. C約70%
  4. D約20%
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正解:B約88%

海域における全窒素及び全燐の環境基準達成率は88.2%であり、湖沼(50.8%)と比較して高い水準にあります。

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171令和5年度の地下水質測定結果(概況調査)において、環境基準を超過した割合が最も高かった項目はどれか。

  1. A硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素
  2. Bトリクロロエチレン
  3. Cふっ素
  4. Dひ素
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正解:A硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素

地下水において環境基準の超過率が最も高かったのは、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素(2.2%)でした。

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172令和5年度の地下水質測定結果(概況調査)において、全体(いずれかの項目)の環境基準超過率として正しい数値はどれか。

  1. A21.00%
  2. B1.50%
  3. C5.10%
  4. D12.30%
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正解:C5.10%

全体の環境基準超過率はいずれかの項目で超過があった井戸の割合であり、5.1%でした。

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173BODやCODについての環境基準の達成評価の方法として正しいものはどれか。

  1. A年間の日平均値の75%値が環境基準を満足する場合に達成と評価する。
  2. B測定点での年間平均値が環境基準を満足する場合に達成と評価する。
  3. C年間の日平均値の90%値が環境基準を満足する場合に達成と評価する。
  4. D測定点での年間最高値が環境基準を満足する場合に達成と評価する。
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正解:A年間の日平均値の75%値が環境基準を満足する場合に達成と評価する。

BOD・CODについては、環境基準点のすべてにおいて、年間の日平均値の75%値が環境基準を満足する場合に達成されたと評価します。

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174BOD(生物化学的酸素要求量)の測定条件として正しいものはどれか。

  1. A10℃で3日間培養する
  2. B30℃で10日間培養する
  3. C100℃で30分間煮沸する
  4. D20℃で5日間培養する
正解と解説を見る

正解:D20℃で5日間培養する

BODは、汚水に好気性微生物等を加え、20℃で5日間培養したときに消費される酸素量で表します。

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175水温20℃のときの純水の飽和酸素濃度(溶存酸素濃度)はおよそいくらか。

  1. A5.0mg/L
  2. B8.8mg/L
  3. C12.5mg/L
  4. D20.0mg/L
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正解:B8.8mg/L

水温20℃のときの純水の飽和酸素濃度は8.84mg/Lです。このためBODが約9mg/Lの汚濁水では酸素がほぼ完全に消費されます。

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176魚類など水生動物が生息できる最低限の環境として必要な溶存酸素(DO)の濃度は一般にどの程度とされているか。

  1. A5mg/L
  2. B1mg/L
  3. C2mg/L
  4. D8mg/L
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正解:A5mg/L

魚類など水生動物が生息できる最低限の環境としての溶存酸素(DO)は5mg/Lとされています。

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177化学的酸素要求量(COD)の測定に関する記述として誤っているものはどれか。

  1. A酸化剤に過マンガン酸カリウムを用いる場合はCODMnと表記する。
  2. B酸化剤にニクロム酸カリウムを用いる場合はCODcrと表記する。
  3. C酸化剤を用いて水中の有機物を化学的に酸化したときに消費される酸化剤の量を酸素の量で表す。
  4. D一般に、酸化力の違いからCODMnのほうがCODcrよりも測定値が大きくなる。
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正解:D一般に、酸化力の違いからCODMnのほうがCODcrよりも測定値が大きくなる。

ニクロム酸カリウムのほうが過マンガン酸カリウムよりも酸化力が強いため、一般にCODcrのほうがCODMnより測定値が大きくなります。

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178浮遊物質(SS)の定義として正しいものはどれか。

  1. A水中に懸濁している直径10mm以下の不溶解性物質
  2. B水中に懸濁している直径2mm以下の不溶解性物質
  3. C物理的燃焼によって得られる有機物中の炭素量
  4. D水中に完全に溶解している有機物質の総量
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正解:B水中に懸濁している直径2mm以下の不溶解性物質

SS(懸濁物質)とは、水中に懸濁している直径2mm以下の不溶解性物質のことをいいます。

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179植物プランクトン1gは、CODMnに換算するとおよそ何gに相当するとされているか。

  1. A約2.0g
  2. B約0.1g
  3. C約0.5g
  4. D約5.0g
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正解:C約0.5g

1gの植物プランクトンは、CODMnで約0.5gに相当するとされています。

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180富栄養化による障害の指標となる「かび臭物質(異臭味物質)」に該当するものはどれか。

  1. Aジェオスミン
  2. Bミクロキスチン
  3. Cサキシトキシン
  4. Dクロロフィルa
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正解:Aジェオスミン

糸状ラン藻類や放線菌類から生産されるかび臭物質(異臭味物質)として、ジェオスミンや2-MIBが代表的です。

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181淡水産のラン藻類などが生産する神経毒であり、生体毒性物質に該当するものはどれか。

  1. A2-MIB
  2. Bサキシトキシン
  3. Cクリル・オイル
  4. Dホルムアルデヒド
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正解:Bサキシトキシン

淡水産のラン藻類などが生産する神経毒として、サキシトキシンがあります。これは生体毒性物質の一種です。

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182通常の塩素消毒では死滅しない病原虫の一種であり、激しい下痢症状を引き起こす水質汚染微生物はどれか。

  1. A腸管出血性大腸菌O-157
  2. Bミクロキスティス
  3. Cクリプトスポリジウム
  4. D放線菌
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正解:Cクリプトスポリジウム

クリプトスポリジウムは通常の塩素消毒では死滅しない病原虫の一種で、激しい下痢症状を引き起こし、免疫低下した人は死に至ることもあります。

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183六価クロムによる生体への慢性中毒症状として発症するおそれがあるものの組み合わせとして正しいものはどれか。

  1. A骨軟化症、腎臓障害
  2. B運動失調、視野狭窄
  3. C皮膚潰瘍、肺がん、鼻中隔穿孔
  4. D肝臓障害、皮膚沈着
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正解:C皮膚潰瘍、肺がん、鼻中隔穿孔

六価クロムは生体への蓄積性があり、慢性中毒を引き起こし、皮膚潰瘍、肺がん、鼻中隔穿孔などを発症します。

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184水俣病の原因物質であり、運動失調や視野狭窄などの症状を発症させる重金属類はどれか。

  1. Aひ素
  2. B総水銀
  3. Cカドミウム
  4. Dアルキル水銀
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正解:Dアルキル水銀

アルキル水銀は水俣病の原因物質であり、金属有機化合物として生体に蓄積し、運動失調や視野狭窄などを発症させます。

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185農地、山林、市街地などから降雨などによって流入する汚濁負荷を指す用語として正しいものはどれか。

  1. A事業場系発生源
  2. B生活系発生源
  3. C点源系発生源
  4. D面源系発生源
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正解:D面源系発生源

降雨などにより広範な地域から流入する負荷を「面源系発生源」、工場排水などの特定の場所から排出されるものを「点源系発生源」といいます。

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186生活系発生源における単独処理浄化槽の機能に関する記述として正しいものはどれか。

  1. Aし尿のみを処理し、生活雑排水は未処理のまま排出する。
  2. Bし尿と生活雑排水を完全に蒸発させる。
  3. C生活雑排水のみを処理し、し尿は未処理のまま排出する。
  4. Dし尿と生活雑排水の両方を処理して排出する。
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正解:Aし尿のみを処理し、生活雑排水は未処理のまま排出する。

単独処理浄化槽はし尿のみを処理するものであり、生活雑排水はほとんど未処理のまま排出されます。

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187BODの高い排水を排出する業種の組み合わせとして正しいものはどれか。

  1. A板ガラス製造業、コンクリート製品製造業
  2. B肉製品製造業、化学工業(医薬品)、パルプ製造業
  3. C繊維工業、紙製品製造業、石油精製業
  4. D皮革業、殺虫剤製造業、コークス製造業
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正解:B肉製品製造業、化学工業(医薬品)、パルプ製造業

食料品(肉製品やビール)、医薬品、パルプ製造業や、と畜場などはBODの高い排水を排出する代表的な業種です。

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188排水のBODは生活排水と同程度であるが、生物学的に難分解性の物質が含まれており放流先での着色の原因となる業種はどれか。

  1. A染色整理業
  2. B皮革業
  3. C生コンクリート製造業
  4. D肉製品製造業
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正解:A染色整理業

染色整理業の排水はBODが比較的低いものの、含まれる染料が難分解性であるため、処理が不十分だと河川着色の原因になります。

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189主にpHやSSが問題となる排水を排出し、通常は中和処理や沈殿処理を行えばよいとされる業種の組み合わせはどれか。

  1. Aケミカルパルプ製造業、と畜場
  2. B石油精製業、染色整理業
  3. C板ガラス製造業、コンクリート製品製造業
  4. Dコークス製造業、殺菌剤製造業
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正解:C板ガラス製造業、コンクリート製品製造業

板ガラス製造業やコンクリート製品製造業などは重金属の可能性が低く、主にpHやSSが問題となるため中和・沈殿処理が行われます。

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190六価クロム化合物を発生する可能性がある業種の組み合わせとして適切なものはどれか。

  1. A有機化学工業薬品製造業、クリーニング業
  2. B化学肥料製造業、農薬製造業
  3. C電池製造業、ガラス製造業
  4. D電気めっき業、クロム酸塩を用いる金属表面処理業
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正解:D電気めっき業、クロム酸塩を用いる金属表面処理業

六価クロム化合物は、電気めっき業、クロム酸塩を用いる金属表面処理業、機械部品製造業、ステンレス鋼製造業から排出されます。

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191ジクロロメタンを発生する可能性がある代表的な業種はどれか。

  1. A電池製造業、人造黒鉛電極製造業
  2. Bクリーニング業、有機化学工業薬品製造業
  3. C製錬業、ガラス製造業
  4. D窯業原料精製業、半導体製造業
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正解:Bクリーニング業、有機化学工業薬品製造業

ジクロロメタンは有機化学工業薬品製造業、合成樹脂製造業、電気めっき業、クリーニング業などから排出されます。

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192水質分野における大腸菌群試験の特徴に関する記述として正しいものはどれか。

  1. Aふん便汚染を受けていない土壌や植物など環境中の大腸菌群も検出される。
  2. B人の健康に有害な病原性大腸菌のみを選択的に検出できる。
  3. CO-157などの腸管出血性大腸菌は一切検出されない。
  4. Dふん便汚染を受けている水からのみ大腸菌群が検出される。
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正解:Aふん便汚染を受けていない土壌や植物など環境中の大腸菌群も検出される。

大腸菌群はふん便汚染の指標とされますが、水質分野の試験では、ふん便汚染を受けていない環境中(土壌・植物等)の大腸菌群も検出します。

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193ラン藻類のミクロキスティス属などから生産される毒性物質はどれか。

  1. Aジェオスミン
  2. Bサキシトキシン
  3. C2-MIB
  4. Dミクロキスチン
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正解:Dミクロキスチン

「アオコ」を形成するラン藻類のミクロキスティス属などから生産される生体毒性物質はミクロキスチンです。

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194指定事業場において指定施設の破損等の事故が生じた際、応急措置と届出が必要となるのはどのような物質を含む水が排出等されたときか。

  1. A油を含む水のみ
  2. B有害物質または指定物質を含む水
  3. C放射性物質を含む水
  4. D人の健康に影響のない生活雑排水
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正解:B有害物質または指定物質を含む水

指定事業場では、事故により「有害物質または指定物質を含む水」が排出・浸透し、被害を生ずるおそれがあるときに措置・届出が必要です。

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195都道府県知事が地下水の水質の浄化に係る措置命令等を行うことができる要件として正しいものはどれか。

  1. A特定地下浸透水の浸透が確認された時点で、被害の有無にかかわらず行う。
  2. B工場からの排水が地下へ浸透し、周辺の地下水位が低下したとき。
  3. C特定事業場から有害物質を含む水の地下への浸透があり、現に人の健康に係る被害が生じ、または生ずるおそれがあると認めるとき。
  4. D地下水の水質が要監視項目の指針値を超過したとき。
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正解:C特定事業場から有害物質を含む水の地下への浸透があり、現に人の健康に係る被害が生じ、または生ずるおそれがあると認めるとき。

特定事業場において有害物質を含む水の地下浸透があり、人の健康に係る被害が生じ、または生ずるおそれがあるときに浄化措置命令等が行われます。

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196魚類に対して内分泌攪乱作用(いわゆる環境ホルモン作用)を有することが推察されている物質の組み合わせとして正しいものはどれか。

  1. Aジクロロメタン、ベンゼン、トリクロロエチレン
  2. Bアルキル水銀、PCB、全シアン
  3. Cカドミウム、鉛、六価クロム
  4. Dノニルフェノール、4-t-オクチルフェノール、ビスフェノールA
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正解:Dノニルフェノール、4-t-オクチルフェノール、ビスフェノールA

全国規模の調査結果から、ノニルフェノール、4-t-オクチルフェノール、ビスフェノールAの3物質が内分泌攪乱作用を有すると推察されています。

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197湖沼、内海、内湾などの閉鎖性水域において、環境基準の達成状況が悪くなりやすい理由として正しいものはどれか。

  1. A降雨による影響を一切受けない地形構造となっているため。
  2. B水生生物が全く生息できず、自浄作用が働かないため。
  3. C流入する汚濁負荷が大きいうえに、汚濁物質が蓄積しやすいため。
  4. D常に大量の地下水が湧出しており、汚濁物質が希釈されやすいため。
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正解:C流入する汚濁負荷が大きいうえに、汚濁物質が蓄積しやすいため。

閉鎖性水域では、流入する汚濁負荷が大きいうえに汚濁物質が蓄積しやすく、富栄養化の進行がみられるため達成状況が悪くなります。

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198一律排水基準において、シアン化合物の許容限度はどれか。

  1. A0.1 mg/L
  2. B1 mg/L
  3. C5 mg/L
  4. D0.5 mg/L
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正解:B1 mg/L

シアン化合物の一律排水基準(許容限度)は1mg/Lと定められています。

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199ほう素及びその化合物の海域に対する一律排水基準(許容限度)はどれか。

  1. A150 mg/L
  2. B230 mg/L
  3. C50 mg/L
  4. D10 mg/L
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正解:B230 mg/L

ほう素及びその化合物の海域における一律排水基準は230mg/L(海域以外は10mg/L)と定められています。

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200ふっ素及びその化合物の海域に対する一律排水基準(許容限度)はどれか。

  1. A15 mg/L
  2. B20 mg/L
  3. C8 mg/L
  4. D30 mg/L
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正解:A15 mg/L

ふっ素及びその化合物の海域における一律排水基準は15mg/L(海域以外は8mg/L)と定められています。

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201SS(浮遊物質)と高い相関関係を示し、その逆数を把握することでSSのモニタリングが簡単に行える水質指標はどれか。

  1. A透視度
  2. BBOD
  3. Cクロロフィルa
  4. DCOD
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正解:A透視度

透視度の逆数とSSは高い相関関係を示すため、透視度計によってSSのモニタリングが簡単に行えます。

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202特定施設の構造等の変更をしようとする場合の届出に関する規定として正しいものはどれか。

  1. A変更内容にかかわらず、事後30日以内に届け出ればよい。
  2. B変更の規模が小さい場合は、届出は不要である。
  3. C都道府県知事の事前の許可が必要であり、届出だけでは不足である。
  4. D工事に着手する60日前までに届け出なければならない。
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正解:D工事に着手する60日前までに届け出なければならない。

既設の特定施設の構造、使用方法、処理方法等を変更する場合は、設置時と同様に工事に着手する60日前までに届け出る必要があります。

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203植物プランクトンにとっての三大栄養素のうち、一般に水中に豊富に存在するため成長の制限因子とならない物質はどれか。

  1. A炭素
  2. Bりん
  3. Cカリウム
  4. D窒素
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正解:Cカリウム

植物プランクトンにとって窒素・りん・カリウムが三大栄養素ですが、カリウムは水中に豊富に存在するため制限因子になりません。

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