③ 水質概論1 法規制と汚濁の現状・発生源

公害防止管理者 水質関係第1種189

問題

主にpHやSSが問題となる排水を排出し、通常は中和処理や沈殿処理を行えばよいとされる業種の組み合わせはどれか。

Aケミカルパルプ製造業、と畜場
B石油精製業、染色整理業
C板ガラス製造業、コンクリート製品製造業✓ 正解
Dコークス製造業、殺菌剤製造業

正解

C板ガラス製造業、コンクリート製品製造業

解説

板ガラス製造業やコンクリート製品製造業などは重金属の可能性が低く、主にpHやSSが問題となるため中和・沈殿処理が行われます。

分野解説:③ 水質概論1 法規制と汚濁の現状・発生源

公式科目でいう水質概論の前半。人の健康の保護に関する環境基準では「検出されないこと」とされる項目や海域に適用しない項目、生活環境項目では河川・湖沼・海域で使う指標の違いが問われる。水質汚濁防止法からは一律排水基準の許容限度、上乗せ基準、総量規制、特定施設の届出期限、直罰制、測定記録の保存期間など数値と期限が多く出る。後半は汚濁の現状と発生源で、BOD・COD・SS・DOの定義、公共用水域と地下水の達成率、かび臭物質やミクロキスティス、業種ごとの排水特性を扱う。似た物質の基準値を数字だけで覚えると取り違えやすい。

この分野の問題をすべて見る →

本番形式で問題を解いてみよう

クイズモードで挑戦 →
← 第188190問 →

公害防止管理者 水質関係第1種について

水質関係4区分の最上位。5科目75問を通過すれば1日1万m3以上の工場も担当できる

主催一般社団法人産業環境管理協会 公害防止管理者試験センター。受験案内に「経済産業大臣・環境大臣指定試験機関」と明記された指定試験機関で、民間認定ではなく国家試験を実施する。制度の根拠法は1971(昭和46)年制定の「特定工場における公害防止組織の整備に関する法律」で、同法により特定工場には公害防止に関する専門的知識を持つ人的組織の設置が義務付けられている。
出題形式五者択一式(正解は1つ)のマークシート方式による筆記試験。水質関係第1種は5科目・合計75問で、内訳は公害総論15問、水質概論10問、汚水処理特論25問、水質有害物質特論15問、大規模水質特論10問。各科目の問題は試験区分を問わず共通で、適用される関連法令およびJISは受験年度の4月1日現在施行のものによる。
試験時間科目ごとに試験時間が異なり、1日で5科目を順に受ける。水質関係第1種の時間割は公害総論9:35〜10:25(50分)、水質概論11:00〜11:35(35分)、汚水処理特論12:45〜14:00(75分)、水質有害物質特論14:35〜15:25(50分)、大規模水質特論16:00〜16:35(35分)の計245分。試験開始後15分を超える遅刻は入室できず、途中退出の設定もない。
受験料水質関係第1種は12,300円(非課税)。大気関係第1種・第3種、水質関係第3種、ダイオキシン類関係、公害防止主任管理者も同額で、大気関係第2種・第4種、水質関係第2種・第4種、騒音・振動関係、粉じん関係は11,600円(非課税)。申込はインターネット申込のみで、指定期日までに指定の銀行口座へ振り込む。科目免除で全科目が免除になる場合は全科目免除受験願書での申込みとなり、受験手数料は不要。
合格基準科目ごとに合否を出す科目別合格制で、試験区分の合格には必要な5科目すべての合格が要る。令和7年度に公表された合格基準は「当該試験科目において60%以上の正解率を得た者」で、科目ごとの足切りがある形。ただし各科目の合格基準は毎年、試験終了後に開かれる試験員委員会で決定され合格発表時に公表されるため、事前公表はされない。60%はあくまで令和7年度の実績値として扱いたい。合格した科目は合格した年を含め3年間有効で、同一区分を受け直す際に免除申請できる。
難易度★★★★☆
試験詳細を見る →
← 問題一覧へ戻る