危険物乙1・2・3・5・6類 ⑥ 第5類A 自己反応性

第5類(自己反応性物質)の前半を扱う分野です。第5類は分子内に酸素を含むため、外部から酸素の供給がなくても分解して自己燃焼(自己反応)します。有機過酸化物・硝酸エステル類・ニトロ化合物などが含まれ、加熱・衝撃・摩擦で爆発する危険が特徴です。窒息消火が効かず、大量の水や泡で冷却して分解を抑える消火が基本となる理由が頻出です。品名ごとの形状・比重・危険性を、共通特性と結びつけて整理しましょう。本アプリでは40問を収録しています。

この分野の問題40問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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200第5類危険物の共通する一般的特性として「窒息消火」が効かない理由は何ですか。

  1. A周囲の空気から酸素を遮断しても可燃物自体がガス化しないため
  2. B比重が1より大きく燃焼すると有毒ガスが大量に発生するため
  3. C分子内に可燃物と酸素供給源が共存しており自己燃焼するため
  4. D燃焼速度が音速を超えて急激な爆ごうを起こすため
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正解:C分子内に可燃物と酸素供給源が共存しており自己燃焼するため

第5類危険物は自己反応性物質であり、分子内に可燃物と酸素供給源が共存して自己燃焼するため窒息消火は効果がありません。

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201第5類危険物(自己反応性物質)の消火方法として、最も効果的で一般的なものはどれですか。

  1. A多量の水または泡消火剤による冷却消火
  2. B二酸化炭素消火剤による窒息消火
  3. Cハロゲン化物消火剤による抑制消火
  4. D粉末消火剤による窒息・抑制消火
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正解:A多量の水または泡消火剤による冷却消火

第5類危険物の消火法としては、大量の水により冷却するか、または泡消火剤を用いることが効果的です。

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202第5類危険物の形状および比重に関する記述として、正しいものはどれですか。

  1. A可燃性の固体または液体であり、比重は1より大きい
  2. Bすべて可燃性の固体であり、比重は1より小さい
  3. Cすべて可燃性の液体であり、比重は1より大きい
  4. D可燃性の固体または液体であり、比重は1より小さい
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正解:A可燃性の固体または液体であり、比重は1より大きい

第5類危険物は可燃性の固体または液体であり、比重は1より大きいです。

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203次の第5類危険物のうち、火災時に水系消火剤が適さず乾燥砂などを用いるものはどれですか。

  1. A過酸化ベンゾイル
  2. Bニトログリセリン
  3. Cトリニトロトルエン
  4. Dアジ化ナトリウム
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正解:Dアジ化ナトリウム

アジ化ナトリウムは加熱分解で金属ナトリウムを生じ酸や金属とも反応するため火災時は水系消火剤を避け乾燥砂等を用います。

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204第5類危険物の液体の危険物において、その蒸気比重はどのような特徴を持っていますか。

  1. A蒸気比重は1より小さく、空気中に拡散しやすい
  2. B蒸気比重は1より大きく、空気に沈む性質がある
  3. C蒸気比重は1と等しく、空気と完全に均一混和する
  4. D蒸気比重は温度によって1より小さくなる
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正解:B蒸気比重は1より大きく、空気に沈む性質がある

液体の第5類危険物の蒸気比重は1より大きく、空気に沈む特性があります。

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205次の記述のうち、第5類危険物の火災予防法として正しいものはどれですか。

  1. A通風を避けて密閉した高温の場所に貯蔵する
  2. B火気、加熱、衝撃、摩擦などを避けて貯蔵する
  3. C乾燥状態を維持するため直射日光の当たる場所に置く
  4. D金属と積極的に接触させて安定な金属塩を形成させる
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正解:B火気、加熱、衝撃、摩擦などを避けて貯蔵する

第5類危険物の火災予防法は、火気、加熱、衝撃、摩擦などを避け、通風のよい冷暗所に貯蔵することです。

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206第5類の危険物の品名として、消防法上の分類に存在しないものはどれですか。

  1. A有機過酸化物
  2. B無機過酸化物
  3. C硝酸エステル類
  4. Dニトロ化合物
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正解:B無機過酸化物

無機過酸化物は第1類の危険物であり、第5類の品名には含まれません。

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207「○○化合物」と呼ばれる危険物の分類について、第5類に分類されない例外的なものはどれですか。

  1. Aニトロ化合物
  2. Bニトロソ化合物
  3. C有機金属化合物
  4. Dアゾ化合物
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正解:C有機金属化合物

「○○化合物」と呼ばれるもののうち、第3類の「有機金属化合物」を除いて第5類に分類されます。

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208第5類危険物の初期消火および大量燃焼時の消火に関する記述として、適切なものはどれですか。

  1. A量が少なくても爆発的に進行するため初期消火すら不可能である
  2. B少量の初期段階の消火は可能だが、量が多いと消火は極めて困難である
  3. C大量に燃焼している場合でも、二酸化炭素消火剤で容易に消火できる
  4. D燃焼速度が遅いため、量に関わらず時間をかければ消火は容易である
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正解:B少量の初期段階の消火は可能だが、量が多いと消火は極めて困難である

少量の危険物の初期段階の消火は可能ですが、量が多いと燃焼が爆発的に進行するため消火は極めて困難です。

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209第5類危険物である「有機過酸化物」の一般的な性質に関する記述として、正しいものはどれですか。

  1. A過酸化水素の水素原子が有機物に置換したものである
  2. B非常に安定な化合物で、加熱や摩擦では分解しない
  3. C日光や紫外線に当てると分解が抑制され安定化する
  4. D容器に貯蔵する際は、常に乾燥状態を維持して保存する
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正解:A過酸化水素の水素原子が有機物に置換したものである

有機過酸化物は、過酸化水素の水素原子が有機物に置換したものです。

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210有機過酸化物である「過酸化ベンゾイル」を取り扱う際、危険性を防ぐための特別な注意点として正しいものはどれですか。

  1. A容器のフタを完全に密栓して内圧を上げる
  2. B強酸や有機物と積極的に接触させて保管する
  3. C鉄サビや布に接触させて30℃以下で分解させる
  4. D乾燥状態で保存・取り扱いをしてはならない
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正解:D乾燥状態で保存・取り扱いをしてはならない

過酸化ベンゾイルは乾燥すると危険度が増すため、乾燥状態で扱わないことが特徴的です。

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211有機過酸化物である「エチルメチルケトンパーオキサイド」の保存容器に関する記述として、正しいものはどれですか。

  1. A蒸気漏洩を防ぐため、容器を完全に密栓する
  2. B光を透過させるため、無色透明のガラス容器を密栓する
  3. C内圧上昇を防ぐため、容器のフタに通気性を持たせる
  4. D金属塩の形成を防ぐため、鉄製の容器に密栓して貯蔵する
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正解:C内圧上昇を防ぐため、容器のフタに通気性を持たせる

エチルメチルケトンパーオキサイドの保存容器は、内圧上昇による分解促進を防ぐため通気性を持たせます(密栓しない)。

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212過酸化ベンゾイルの形状および色として、テキストに記載されている正しい組み合わせはどれですか。

  1. A無色透明の油状液体
  2. B黄色の不定形粉末
  3. C粒状の固体結晶で白色
  4. D淡黄色の結晶
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正解:C粒状の固体結晶で白色

過酸化ベンゾイルは白色の粒状の固体結晶です。

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213エチルメチルケトンパーオキサイドの形状および臭気に関する記述として、正しいものはどれですか。

  1. A無色透明の油状液体で、特異臭がある
  2. B白色の固体結晶で、強い刺激臭がある
  3. C無色の液体で、強い刺激臭がある
  4. D淡黄色の粉末で、無臭である
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正解:A無色透明の油状液体で、特異臭がある

エチルメチルケトンパーオキサイドは無色透明の油状液体で、特異臭があります。

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214過酢酸の形状、臭気および引火点として、正しいデータはどれですか。

  1. A無色の液体、強い刺激臭、引火点41℃
  2. B無色透明の油状液体、特異臭、引火点72℃
  3. C白色の粒状固体、無臭、引火点100℃
  4. D淡黄色の結晶、苦味、引火点15℃
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正解:A無色の液体、強い刺激臭、引火点41℃

過酢酸は無色の液体で強い刺激臭があり、引火点は41℃です。

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215高純度のエチルメチルケトンパーオキサイドの危険性を下げるため、希釈に用いられる可塑剤の別名として正しいものはどれですか。

  1. Aフタル酸ジメチル
  2. B硝化綿
  3. Cコロジオン
  4. Dセルロイド
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正解:Aフタル酸ジメチル

高純度のエチルメチルケトンパーオキサイドは、ジメチルフタレート(別名、フタル酸ジメチル)などの可塑剤で希釈されます。

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216過酸化ベンゾイルの分解が促進される温度、および鉄サビや布に接触した際に分解が始まる温度の組み合わせとして正しいものはどれですか。

  1. A60℃以上で促進、40℃以下でも分解
  2. B40℃以上で促進、30℃以下でも分解
  3. C100℃以上で促進、60℃以下でも分解
  4. D110℃以上で促進、80℃以下でも分解
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正解:B40℃以上で促進、30℃以下でも分解

過酸化ベンゾイルは40℃以上で分解が促進され、鉄サビや布などに接触すると30℃以下でも分解します。

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217過酢酸が加熱された際、発火する温度としてテキストに記載されている数値はどれですか。

  1. A約40℃
  2. B約72℃
  3. C110℃
  4. D約100℃
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正解:C110℃

過酢酸は110℃で発火(爆発)します。

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218硝酸エステル類の一般的な性質において、分解して生じる何という物質が触媒となって自然発火を引き起こしますか。

  1. A過酸化水素
  2. B窒素
  3. C一酸化窒素
  4. Dアンモニア
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正解:C一酸化窒素

硝酸エステル類は、分解して生じるNO(一酸化窒素)が触媒となって自然発火を引き起こします。

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219ニトログリセリンを貯蔵・取扱う際の注意点として、危険度が増す状態はどれですか。

  1. A冬場などに凍結(8℃で凍結)したとき
  2. B温度が上がって液体の流動性が高くなったとき
  3. C水酸化ナトリウムのアルコール溶液に触れたとき
  4. D日光を遮断して冷暗所に保管したとき
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正解:A冬場などに凍結(8℃で凍結)したとき

ニトログリセリンは凍結(8℃で凍結)すると爆発の危険度が増します。

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220ニトロセルロース(硝化綿)の危険性と性質に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A窒素の含有量(硝化度)が低いほど危険である
  2. B窒素の含有量(硝化度)が高いほど危険である
  3. C水やエタノールで湿らせると爆発の危険度が増す
  4. D水に溶けやすく不燃性で安定した固体である
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正解:B窒素の含有量(硝化度)が高いほど危険である

ニトロセルロースは窒素含有量(硝化度)が高いものほど危険です。

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221弱硝化綿をジエチルエーテルとアルコールに溶かしたもので、ラッカーなどの塗料の原料に用いられるものはどれですか。

  1. Aセルロイド
  2. Bダイナマイト
  3. Cピクリン酸
  4. Dコロジオン
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正解:Dコロジオン

弱硝化綿をジエチルエーテルとアルコールに溶かしたものをコロジオンといいます。

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222ニトロセルロースと樟脳(しょうのう)を混ぜて作られる、熱可塑性樹脂の合成樹脂を何といいますか。

  1. Aセルロイド
  2. Bコロジオン
  3. Cピクリン酸
  4. Dトリニトロトルエン
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正解:Aセルロイド

ニトロセルロースと樟脳を混ぜて作られる合成樹脂をセルロイドといいます。

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223硝酸メチルと硝酸エチルの共通する性質として、正しいものはどれですか。

  1. A共に水より沸点が高い液体である
  2. B共に引火点が常温以上である
  3. C共に水によく溶ける性質がある
  4. D共に無色透明の液体で芳香と甘味がある
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正解:D共に無色透明の液体で芳香と甘味がある

硝酸メチルと硝酸エチルは、共に無色透明の液体で芳香と甘味があります。

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224ニトログリセリンが漏洩した際の適切な処置方法として、テキストに記載されている方法はどれですか。

  1. A乾燥砂を上から大量に掛けて吸着させ、そのまま放置する
  2. B水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)のアルコール溶液で分解し、ふき取る
  3. C多量の水を掛けて結晶化させ、可燃物から隔離する
  4. Dフタル酸ジメチルを注いで濃度を60%に希釈する
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正解:B水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)のアルコール溶液で分解し、ふき取る

ニトログリセリンが漏洩した時は、水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)のアルコール溶液で分解し、ふき取ります。

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225ニトロ化合物のうち、「ピクリン酸」の金属に対する作用およびその危険性について正しい記述はどれですか。

  1. A金属と作用して爆発性の金属塩を形成し、乾燥すると危険度が増す
  2. B金属とは一切作用せず、乾燥しても安定である
  3. C金属と作用して安定な不燃性の金属塩を形成する
  4. D金属を激しく腐食させて可燃性の水素ガスを大量に発生させる
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正解:A金属と作用して爆発性の金属塩を形成し、乾燥すると危険度が増す

ピクリン酸の水溶液は酸性のため金属と反応して爆発性の金属塩になり、また乾燥すると危険度が増します。

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226トリニトロトルエン(TNT)の金属に対する作用および性質について、ピクリン酸と比較した正しい記述はどれですか。

  1. Aピクリン酸と同様に、金属と作用して爆発性の金属塩を作る
  2. Bピクリン酸よりも極めて不安定で、日光で青色に変色する
  3. C水や熱水に非常によく溶け、毒性は全くない
  4. D金属とは作用しないが、急激に加熱すると爆発する
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正解:D金属とは作用しないが、急激に加熱すると爆発する

トリニトロトルエン(TNT)は金属とは作用しません。急激に加熱すると爆発します。

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227ピクリン酸の形状および色と、日光に当たった際の変化として正しいものはどれですか。

  1. A無色透明の液体で、日光に当たると赤色になる
  2. B黄色の結晶で、日光に当たると無色に退色する
  3. C白粉末状の固体で、日光に当たると黄色になる
  4. D淡黄色の結晶で、日光に当たると茶褐色になる
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正解:D淡黄色の結晶で、日光に当たると茶褐色になる

ピクリン酸は淡黄色の結晶で、日光に当たると茶褐色になります。

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228ピクリン酸およびトリニトロトルエン(TNT)の分子内に共通して含まれるニトロ基(-NO2)の数は何個ですか。

  1. A1個
  2. B2個
  3. C4個
  4. D3個
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正解:D3個

ピクリン酸とトリニトロトルエン(TNT)は、共に分子内に3個のニトロ基(-NO2)を有しています。

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229ニトロソ化合物である「ジニトロソペンタメチレンテトラミン(DPT)」を加熱し、約200℃で分解した際に生じるガスの組み合わせとして正しいものはどれですか。

  1. A窒素、アンモニア、ホルムアルデヒドなど
  2. B窒素、シアンガス、一酸化窒素など
  3. Cアンモニア、二酸化硫黄、硫化水素など
  4. Dシアン化水素、酸素、二酸化炭素など
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正解:A窒素、アンモニア、ホルムアルデヒドなど

ジニトロソペンタメチレンテトラミン(DPT)は、加熱すると約200℃で分解し、窒素、アンモニア、ホルムアルデヒド等を生じます。

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230アゾ化合物である「アゾビスイソブチロニトリル」を融点(105℃)以上に加熱した際、発生する有害なガスの名称はどれですか。

  1. Aホルムアルデヒド
  2. B二酸化硫黄
  3. C硫化水素
  4. Dシアンガス
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正解:Dシアンガス

アゾビスイソブチロニトリルは、融点(105℃)以上に加熱すると窒素と有害なシアンガスを発生し分解します。

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231アゾビスイソブチロニトリルと接触・混合した際、激しく反応して爆発する恐れがある物質はどれですか。

  1. Aガソリン
  2. Bアセトン
  3. Cアルコール
  4. Dジエチルエーテル
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正解:Bアセトン

アゾビスイソブチロニトリルは、アセトンと激しく反応して爆発する恐れがあります。

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232ジアゾ化合物である「ジアゾジニトロフェノール(DDNP)」の貯蔵・取扱方法において、正しい保護液の組み合わせはどれですか。

  1. Aガソリン中に貯蔵する
  2. B窒素ガスを封入した容器に密栓する
  3. Cジメチルフタレート溶液中に貯蔵する
  4. D水または水とアルコールの混合液中に貯蔵する
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正解:D水または水とアルコールの混合液中に貯蔵する

ジアゾジニトロフェノール(DDNP)は、火気、加熱、摩擦、衝撃を避け、水または水とアルコールの混合液中に貯蔵します。

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233ヒドラジンの誘導体である「硫酸ヒドラジン」を融点(254℃)以上で分解させたとき、生成されない物質はどれですか。

  1. Aアンモニア
  2. B二酸化硫黄
  3. Cシアン化水素
  4. D硫黄
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正解:Cシアン化水素

硫酸ヒドラジンが融点以上で分解するとアンモニア、二酸化硫黄、硫化水素、硫黄を生成しますが、シアン化水素は生成されません。

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234ガスの膨張速度が音速(音の速さ)を超えて急激に進行する燃焼現象を何といいますか。

  1. A自然発火
  2. B自己燃焼
  3. C爆ごう(デトネーション)
  4. D熱可塑性
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正解:C爆ごう(デトネーション)

爆ごう(デトネーション)とは、ガスの膨張速度が音速を超えて急激に進行する現象です。

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235過酸化ベンゾイルを希釈するジメチルフタレートの割合、およびアゾビスイソブチロニトリルの融点の組み合わせとして正しいものはどれですか。

  1. A希釈割合 40% 、 融点 105℃
  2. B希釈割合 40% 、 融点 254℃
  3. C希釈割合 60% 、 融点 105℃
  4. D希釈割合 60% 、 融点 254℃
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正解:C希釈割合 60% 、 融点 105℃

過酸化ベンゾイルは可塑剤で濃度60%に希釈されており、アゾビスイソブチロニトリルの融点は105℃です。

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236ニトログリセリンとニトロセルロースの共通点として、適切なものはどれですか。

  1. A共に消防法上の分類は「ニトロ化合物」である
  2. B共に引火点が常温(20℃)以下である
  3. C共に「硝酸エステル類」に分類される
  4. D共に水に極めて溶けやすい性質を持つ
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正解:C共に「硝酸エステル類」に分類される

ニトログリセリンは名前に「ニトロ」と付きますが、ニトロセルロースと共に「硝酸エステル類」に分類されます。

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237ピクリン酸とトリニトロトルエン(TNT)の溶解性に関する記述として、正しい組み合わせはどれですか。

  1. Aピクリン酸は冷水に溶けやすく、TNTは熱水に溶けやすい
  2. Bピクリン酸は熱水によく溶け、TNTは水に溶けない
  3. Cピクリン酸はガソリンに溶け、TNTは水に溶けやすい
  4. D共に水および熱水には一切溶けない
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正解:Bピクリン酸は熱水によく溶け、TNTは水に溶けない

ピクリン酸は冷水には溶けにくく熱水にはよく溶けますが、TNTは水に溶けません。共にジエチルエーテル等には溶けます。

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238次の物質のうち、その取扱において「乾燥状態で保存・取扱をしてはならない(湿潤状態や含水状態で貯蔵する)」という共通の性質を持つ物質の組み合わせはどれですか。

  1. Aエチルメチルケトンパーオキサイド、トリニトロトルエン
  2. B過酢酸、ジニトロソペンタメチレンテトラミン
  3. C硝酸メチル、アゾビスイソブチロニトリル
  4. D過酸化ベンゾイル、ピクリン酸
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正解:D過酸化ベンゾイル、ピクリン酸

過酸化ベンゾイルは「乾燥すると危険度が増す」、ピクリン酸も「乾燥を避け、含水状態で貯蔵する」という性質を持ち、共に乾燥状態を避けます。

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239第5類危険物の貯蔵・取扱における「容器の密栓」に関する記述として、ひっかけとなる正しい知識はどれですか。

  1. A第5類危険物は自己燃焼するため、すべての物質の容器を通気性にする必要がある
  2. Bエチルメチルケトンパーオキサイドの容器は内圧上昇を防ぐため通気性を持たせ、密栓しない
  3. Cピクリン酸や硝酸メチルなどの容器は、自然発火を防ぐため絶対に通気性を持たせる
  4. D第5類危険物は揮発性が高いため、いかなる物質であっても例外なく完全に密栓しなければならない
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正解:Bエチルメチルケトンパーオキサイドの容器は内圧上昇を防ぐため通気性を持たせ、密栓しない

一般に容器は密栓しますが、エチルメチルケトンパーオキサイドの保存容器は内圧上昇による分解促進を防ぐため通気性を持たせます(密栓しない)。

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