銀行業務検定 法務3級 ⑦ 銀行取引関連法1(付随業務・会社法基礎・電子記録債権・金商法)

銀行業務を取り巻く周辺法令の前半を扱う分野です。銀行法上の付随業務、貸金庫の法的性質や相続時の扱い、会社の設立(発起設立・募集設立)や預合い罪など会社法の基礎、心裡留保・虚偽表示などの意思表示が問われます。加えて電子記録債権の発生・分割・支払、金融商品取引法の登録・標識やインサイダー取引規制(重要事実・会社関係者・公表時点・適用除外)が頻出です。範囲は広めですが、各法令の趣旨と代表的な要件を押さえれば得点しやすい分野です。用語と制度をひとつずつ整理しましょう。

この分野の問題39問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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236銀行法10条2項において、銀行が固有業務に付随して営む業務として例示されているものはどれか

  1. A有価証券の引受け(売出し目的のもの)
  2. B機械類その他の物件のリース業(全範囲)
  3. C金銭債権の取得または譲渡
  4. D貴金属等の売買
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正解:C金銭債権の取得または譲渡

銀行法10条2項において、金銭債権の取得または譲渡は付随業務として例示されている。

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237貸金庫規定において、貸金庫に格納できないものとして正しいものはどれか

  1. A現金
  2. B貴金属
  3. C株券
  4. D権利書
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正解:A現金

現金はマネー・ローンダリングおよびテロ資金供与等の不正利用防止の観点から、貸金庫に格納できないものとされている。

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238貸金庫の法的性質に関する判例および通説として正しいものはどれか

  1. A銀行による貴重品の保護預り契約である
  2. B格納品の寄託契約である
  3. C格納品の消費寄託契約である
  4. D金庫そのものの賃貸借契約である
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正解:D金庫そのものの賃貸借契約である

貸金庫取引は、貸金庫として設定した金庫の貸与を目的とした賃貸借契約であると解されている。

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239貸金庫の借主について相続の開始があった場合、貸金庫契約の取扱いで正しいものはどれか

  1. A銀行からの解約事由となり得る
  2. B相続人に権利義務は承継されず銀行との契約は終了する
  3. C契約は当然終了する
  4. D相続人が届け出れば解約することなくそのまま利用を継続できる
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正解:A銀行からの解約事由となり得る

貸金庫取引では、借主について相続の開始があったときを銀行からの解約事由としている。

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240募集設立の場合、設立登記申請の添付書類となるものはどれか

  1. A払込みがあったことを証する書面
  2. B払込金領収証
  3. C株式引受証
  4. D株式払込金保管証明書
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正解:D株式払込金保管証明書

募集設立の場合、株式払込取扱機関が発行する株式払込金保管証明書が設立登記申請の添付書類となる。

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241預合い罪に関する説明として正しいものはどれか

  1. A払込取扱機関が保管証明を発行していなければ成立しない
  2. B払込取扱機関以外の第三者から借入れを行った場合を指す
  3. C会社の資本充実が害されるか否かを問わず成立する
  4. D払込取扱機関の役職員と通謀した場合に成立する
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正解:D払込取扱機関の役職員と通謀した場合に成立する

預合いは、発起人や取締役が払込取扱機関の役職員と通謀して仮装の払込みをする行為である。

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242株式会社の発起設立において、設立登記申請に添付すべき書面として正しいものはどれか

  1. A株式払込金保管証明書
  2. B払込みがあったことを証する書面
  3. C会社法第64条による証明書
  4. D取締役会による払込証明書
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正解:B払込みがあったことを証する書面

発起設立の場合、株式払込金保管証明書は必要とされず、払込みがあったことを証する書面で足りる。

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243心裡留保に関する民法の規定として正しいものはどれか

  1. A原則として意思表示は無効である
  2. B原則として、取引の安全のためその効力を妨げられない
  3. C無効は善意の第三者に対抗することができる
  4. D例外として、相手方が表意者の真意を知っていたときは有効である
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正解:B原則として、取引の安全のためその効力を妨げられない

心裡留保であっても、取引の安全のため、原則としてその効力を妨げられない。

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244強迫による意思表示に関する説明として正しいものはどれか

  1. A相手方の知・不知にかかわらず、つねに取消しができる
  2. B詐欺による取消しよりも保護の程度が低い
  3. C強迫による意思表示は、表意者に重大な過失があれば取り消すことができない
  4. D第三者が強迫を行った場合、銀行がその事実を知っていた時に限り取消しができる
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正解:A相手方の知・不知にかかわらず、つねに取消しができる

強迫による意思表示は、相手方の知・不知にかかわらず取消しができ、その効果を善意無過失の第三者に対抗することもできる。

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245隔地者間の意思表示に関する民法の原則はどれか

  1. A発信主義
  2. B通知主義
  3. C到達主義
  4. D了解主義
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正解:C到達主義

民法は、隔地者間の意思表示について到達主義を採っている。

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246条件に関する記述として正しいものはどれか

  1. A不法な条件を付した法律行為は無効である
  2. B「人の死」は時期が不明なため条件である
  3. C「試験に合格したら時計を与える」は解除条件である
  4. D不能の停止条件を付した法律行為は有効である
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正解:A不法な条件を付した法律行為は無効である

不法な条件を付した法律行為は、無効である。

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247期限の利益喪失事由として民法に規定されていないものはどれか

  1. A債務者が他の債務の支払を怠ったとき
  2. B債務者が担保を損傷させたとき
  3. C債務者が担保を減少させたとき
  4. D債務者が破産手続開始の決定を受けたとき
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正解:A債務者が他の債務の支払を怠ったとき

担保の損傷、滅失、減少、あるいは担保を供する義務を負う場合にこれを供しないときなどが民法上の期限の利益喪失事由である。

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248期間の計算に関する初日不算入の原則について正しいものはどれか

  1. A初日を算入せず、翌日から起算するのが原則である
  2. B期間が午前零時から始まる場合でも初日は算入しない
  3. C期間が午前零時から始まる場合は翌日から計算する
  4. D初日を算入し、末日の翌日に満了する
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正解:A初日を算入せず、翌日から起算するのが原則である

期間が午前零時から始まる場合を除いて、初日は算入せずに翌日から起算するのが原則である。

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249成年被後見人に関する記述として正しいものはどれか

  1. A事理を弁識する能力が著しく不十分な者である
  2. B日用品の購入その他日常生活に関する行為は、成年後見人の同意を要する
  3. Cその法律行為は取り消すことができる
  4. D家庭裁判所は、本人の請求のみによって後見開始の審判をする
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正解:Cその法律行為は取り消すことができる

成年被後見人の法律行為は取り消すことができる。ただし、日用品の購入など日常生活に関する行為は除く。

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250保佐人の同意を要する行為について、家庭裁判所が保佐人の同意に代わる許可を与えることができる要件として正しいものはどれか

  1. A保佐人が被保佐人の利益を害するおそれがあるとき
  2. B保佐人が正当な理由なく同意しないとき
  3. C被保佐人が保佐人に対して異議を申し立てたとき
  4. D保佐人が被保佐人の利益を害するおそれがないにもかかわらず同意をしないとき
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正解:D保佐人が被保佐人の利益を害するおそれがないにもかかわらず同意をしないとき

保佐人が利益を害するおそれがないにもかかわらず同意をしないときは、家庭裁判所は同意に代わる許可を与えることができる。

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251制限行為能力者の相手方の催告権に関する記述として正しいものはどれか

  1. A未成年者に対し、その者が行為能力者となった後に催告できる
  2. B後見人等に対し催告し、期間内に確答がない場合は取消しとみなされる
  3. C被保佐人に対し、保佐人の追認を得るべき旨を催告できない
  4. D制限行為能力者が行為能力者とならない間は催告できない
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正解:A未成年者に対し、その者が行為能力者となった後に催告できる

制限行為能力者が行為能力者となった後においては、相手方はその者に対し催告を行うことができる。

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252株式会社の株主総会の権限として誤っているものはどれか

  1. A取締役の選任に関する事項
  2. B定款変更に関する事項
  3. C取締役会による業務執行の決定
  4. D剰余金配当に関する事項
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正解:C取締役会による業務執行の決定

業務執行の決定は取締役会の権限であり、株主総会の法定権限ではない。

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253取締役会設置会社における取締役の員数として正しいものはどれか

  1. A3人以上
  2. B2人以上
  3. C1人以上
  4. D5人以上
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正解:A3人以上

取締役会設置会社においては、3人以上の取締役が必要である。

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254取締役会の決議において、特別の利害関係を有する取締役の取扱いで正しいものはどれか

  1. A議決権を行使することはできないが、定足数には算入される
  2. B議長を務めることができる
  3. C出席することはできるが、定足数にも議決権の数にも算入されない
  4. D審議には参加できるが、反対票を投じることはできない
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正解:C出席することはできるが、定足数にも議決権の数にも算入されない

特別の利害関係を有する取締役は、議長を務めることもできず、出席したとしても数には算入されない。

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255代表取締役に関する記述として正しいものはどれか

  1. A取締役会設置会社では、定款の定めによれば株主総会が代表取締役を選定できる
  2. B代表取締役が複数の場合、代表取締役会で会社を代表する者を決定しなければならない
  3. C代表取締役の権限に加えた制限は、善意・悪意を問わず第三者に対抗できる
  4. D代表取締役が任期満了または辞任により退任し員数を欠く場合、後任が就任するまで退任者が権利義務を有する
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正解:D代表取締役が任期満了または辞任により退任し員数を欠く場合、後任が就任するまで退任者が権利義務を有する

任期満了または辞任により退任し員数を欠く場合、退任した代表取締役は後任の就任まで権利義務を有する。

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256電子記録債権に関する記述として正しいものはどれか

  1. A発生の電子記録には電子記録義務者の同意のみを要する
  2. B債務者の請求によってのみ発生する
  3. C金銭債権である
  4. D電子債権記録機関の磁気ディスクへの記録を要件としない
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正解:C金銭債権である

電子記録債権は、電子記録債権法の規定による電子記録を要件とする金銭債権である。

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257電子記録債権の譲渡について正しいものはどれか

  1. A書面による譲渡記録を要する
  2. B譲渡記録をすることによって譲渡の効力が発生する
  3. C譲渡人の単独請求によって行われる
  4. D譲渡人と譲受人が直接交渉すれば記録を要しない
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正解:B譲渡記録をすることによって譲渡の効力が発生する

電子記録債権の譲渡は、譲渡記録をすることでその効力が生じる。

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258電子記録債権の消滅時効期間として正しいものはどれか

  1. A1年間
  2. B3年間
  3. C2年間
  4. D5年間
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正解:B3年間

電子記録債権は、3年間行使しないときは時効によって消滅する。

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259金融商品取引法の目的として正しいものはどれか

  1. A預金者の保護
  2. B金融商品の公正な価格形成
  3. C預金等の円滑な流通
  4. Dすべての金融取引の規制
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正解:B金融商品の公正な価格形成

金融商品取引法は、有価証券発行・金融商品取引等の公正化や、金融商品の公正な価格形成を図ることを目的とする。

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260金融商品取引業者等が、取引態様の事前明示義務において顧客に明らかにすべきことはどれか

  1. A自己が相手方となるか、または媒介・取次ぎ・代理を行うか
  2. B手数料
  3. C利益の見込み
  4. D損失が生じるおそれがある旨
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正解:A自己が相手方となるか、または媒介・取次ぎ・代理を行うか

金融商品取引業者等は、自己が相手方となるか、または媒介・取次ぎ・代理して成立させるかをあらかじめ明らかにしなければならない。

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261金融商品取引契約締結前の情報提供義務の対象外となる契約はどれか

  1. A株式の売買契約
  2. B国債の販売契約
  3. C投資信託の販売契約
  4. D預金契約
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正解:D預金契約

預金契約は金融商品取引法の規制に服さない。

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262虚偽告知の禁止に関する記述として正しいものはどれか

  1. A顧客が誤解したことが成立要件である
  2. B元本保証ではない商品について元本割れしないと告げる行為が該当する
  3. C勧誘時にのみ適用され、契約締結時には適用されない
  4. D違反した場合の刑事罰は規定されていない
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正解:B元本保証ではない商品について元本割れしないと告げる行為が該当する

虚偽告知は行為そのものが禁止されており、元本割れしないと告げる行為などが該当する。

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263断定的判断の提供等の禁止に関する記述として正しいものはどれか

  1. A結果的に判断が正しかった場合は違反とならない
  2. B「必ず儲かる」等の表現を用いることは必須の要件である
  3. C不確実な事項について確実であると誤解させる勧誘が禁止されている
  4. D違反した場合、直ちに刑事罰が科される
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正解:C不確実な事項について確実であると誤解させる勧誘が禁止されている

断定的判断の提供は、結果の正誤を問わず禁止されており、確実であると誤解されるおそれのある勧誘が該当する。

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264損失補てん等の禁止について正しいものはどれか

  1. A損失発生前に約束することは禁止されているが、発生後の約束は可能である
  2. B実際に実行しなければ、勧誘や約束を行っても罰則の対象とはならない
  3. C損失補てん等を第三者にさせる行為も禁止されている
  4. D顧客が損失補てん等を要求する行為は禁止されていない
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正解:C損失補てん等を第三者にさせる行為も禁止されている

損失補てん等の禁止規定では、第三者に損失補てん等をさせる行為も禁止されている。

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265適合性の原則に関する記述として正しいものはどれか

  1. A顧客の知識や財産状況に関わらず説明を尽くせばどのような商品も販売できる
  2. B顧客の属性に照らして不適当な勧誘を行ってはならないという原則である
  3. C違反した場合、直ちに刑事罰が科される
  4. Dデリバティブ内包型預金の販売には適用されない
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正解:B顧客の属性に照らして不適当な勧誘を行ってはならないという原則である

適合性の原則は、顧客の知識、経験、財産の状況および目的等に照らして不適当な勧誘を行ってはならないという原則である。

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266インサイダー取引規制において、取引の対象となる「特定有価証券等」に含まれないものはどれか

  1. A株券
  2. B投資信託受益権
  3. C社債券
  4. D新株予約権証券
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正解:B投資信託受益権

投資信託受益権やETFなどはインサイダー取引規制の対象となる特定有価証券等には含まれない。

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267インサイダー取引における「重要事実」として規定されているものはどれか

  1. A上場会社の株式の発行決定
  2. B主要株主の意向による役員の交代
  3. C業種全体に影響を及ぼす市場動向
  4. D上場会社との契約予定の報道
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正解:A上場会社の株式の発行決定

上場会社等の決定事実(株式の発行など)は重要事実に該当する。

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268インサイダー取引規制が適用される「会社関係者」に関する記述として正しいものはどれか

  1. Aアルバイトや派遣社員は含まれない
  2. B大株主は含まれない
  3. C会社関係者でなくなった後は、直ちに規制の対象から外れる
  4. D契約締結者および締結交渉者は含まれる
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正解:D契約締結者および締結交渉者は含まれる

会社関係者には、役員、使用人、アルバイト等の従業員だけでなく、大株主や契約締結者・締結交渉者等も含まれる。

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269重要事実が公表されたとみなされる時点として正しいものはどれか

  1. A取引所に通知された時
  2. B2つ以上の報道機関に公開されてから12時間が経過した時
  3. C有価証券報告書等に記載された時
  4. Dすべての株主へ通知が発送された時
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正解:B2つ以上の報道機関に公開されてから12時間が経過した時

重要事実の公表は、2つ以上の報道機関に公開されてから12時間が経過した時などが最速の時期とされる。

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270インサイダー取引規制の適用除外とされるものはどれか

  1. A会社関係者が行う全ての株式取引
  2. Bインサイダー情報を知ってすぐに行う取引
  3. C定期的・継続的に行われる従業員持株会を通じた自社株購入
  4. D個別の投資判断に基づく売買
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正解:C定期的・継続的に行われる従業員持株会を通じた自社株購入

定期的・継続的に行われ、定額未満の購入などは、個別の投資判断に基づかないため適用除外とされる。

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271金融商品取引法において「金融商品取引業者等」とはどのような概念か

  1. A証券会社のみを指す
  2. B金融商品取引業者と登録金融機関の両方を含む概念
  3. C銀行のみを指す
  4. D金融商品取引業者およびその役職員のみを含む概念
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正解:B金融商品取引業者と登録金融機関の両方を含む概念

「金融商品取引業者等」とは、金融商品取引業者と登録金融機関の両方を含めた概念である。

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272金融商品取引業者等が営業所に掲示しなければならない標識について正しいものはどれか

  1. A金融商品取引法に基づく登録番号の記載は不要である
  2. B内閣府令で定める様式以外の自由な形式で良い
  3. C営業所の入り口から見えない場所でも良い
  4. D公衆の見やすい場所に掲示しなければならない
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正解:D公衆の見やすい場所に掲示しなければならない

営業所・事務所ごとに公衆の見やすい場所に内閣府令で定める様式の標識を掲示しなければならない。

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273電子記録債権の分割に関する記述として正しいものはどれか

  1. A分割することはできない
  2. B一部裏書が無効となる手形法と同一の取扱いである
  3. C原債権記録を一度消滅させてから新たに二つの債権記録を作成する
  4. D分割記録をすると同時に原債権記録の一部を消滅させる方法で行われる
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正解:D分割記録をすると同時に原債権記録の一部を消滅させる方法で行われる

電子記録債権は分割が可能であり、分割記録と同時に原債権記録事項の一部を新たな記録に記録する方法で行われる。

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274電子記録名義人に対する支払の効力について正しいものはどれか

  1. A名義人が支払を受ける権利を有しない場合、支払人の悪意・重過失を問わず効力を有する
  2. B支払人は名義人の権利の有無を常に確認しなければ効力が生じない
  3. C支払人に悪意・重過失がないかぎり、支払名義人が権利を有しない場合でも効力を有する
  4. D電子記録債権法には、手形法の支払に関する規定と同等の規定は置かれていない
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正解:C支払人に悪意・重過失がないかぎり、支払名義人が権利を有しない場合でも効力を有する

電子記録名義人に対してした支払は、名義人が権利を有しない場合であっても、支払人に悪意・重過失がないかぎり効力を有する。

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