2級電気工事施工管理技士(第一次検定) ⑧ 施工計画・工程管理

工事全体の段取りと進捗管理を扱う、施工管理法の中核分野です。施工計画では事前調査の項目、仮設計画、資材の搬入計画、施工体制台帳、各種届出書類と提出先が対象になります。工程管理では各種工程表(バーチャート・ネットワーク式・曲線式)の特徴と使い分け、ネットワーク工程表のクリティカルパスと所要日数の計算、工程と原価の関係が頻出です。ネットワーク計算は定番論点なので確実に得点したい領域になります。

この分野の問題50問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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342施工計画を立案する際、最初に把握・実施すべき事項はどれか。

  1. A発注者との契約条件の把握と現地調査
  2. B実行予算書の作成
  3. C仮設計画の策定
  4. D総合工程表の作成
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正解:A発注者との契約条件の把握と現地調査

施工計画はまず発注者との契約条件を把握し、現地調査を行うことから始まります。

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343実行予算書とはどのような目的で作成されるものか。

  1. A工事完了後に実際の原価を集計するため
  2. B具体的な施工計画に基づき施工に必要な事前原価を算出するため
  3. C発注者に提出して工事代金の支払いを受けるため
  4. D協力業者からの見積金額を比較検討するため
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正解:B具体的な施工計画に基づき施工に必要な事前原価を算出するため

実行予算は、具体的な施工計画・工程計画に基づいて算出した施工に必要な事前原価のことです。

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344施工計画策定の手順において、「工種別の詳細工程計画」が含まれるのはどの段階か。

  1. A事前調査
  2. B詳細計画
  3. C基本計画
  4. D管理計画
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正解:B詳細計画

基本計画で施工方針や総合工程表を定めた後、詳細計画において工種別の詳細工程計画や仮設備計画を策定します。

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345総合施工計画書に記載される事項として、適当でないものはどれか。

  1. A総合工程表
  2. B現場施工体制表
  3. C機器承諾図
  4. D官公庁届出書類一覧表
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正解:C機器承諾図

総合施工計画書には施工方針や総合工程表などが記載されますが、機器承諾図は含まれません。

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346施工要領書(工種別施工計画書)の特徴として正しいものはどれか。

  1. A部分詳細や図表等を用いて分かりやすいものとする
  2. B共通に利用できるよう便宜的に作成されたものとする
  3. C発注者への提出や確認は省略できる
  4. D作業員への周知は現場監督の判断で省略できる
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正解:A部分詳細や図表等を用いて分かりやすいものとする

施工図を補完する資料として活用できるよう、部分詳細や図表等を用いて分かりやすいものとします。

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347施工要領書に関して、次のうち誤っている記述はどれか。

  1. A使用する機材や作業手順、施工上の注意事項を具体的に記載する
  2. B原則として設計図書と相違があってはならない
  3. C工事の種別ごとに作成する
  4. D初心者の技術・技能の習得には利用できない
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正解:D初心者の技術・技能の習得には利用できない

施工要領書は、初心者の技術・技能の習得に利用できるという特徴があります。

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348労務工程表の作成にあたり、最も重視すべき事項はどれか。

  1. A全ての作業を可能な限り同時期に集中させること
  2. B工事の早期完了のため深夜作業を前提とした計画とすること
  3. C稼動人員を積み上げてピークを把握し人員を平準化すること
  4. D作業員個人の詳細な経歴書を添付すること
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正解:C稼動人員を積み上げてピークを把握し人員を平準化すること

作業種別ごとに稼動人員を積み上げてピークを把握し、稼動人員を平準化させ無理・無駄のない計画とします。

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349搬入計画を作成する際に、考慮・調査する事項として含まれないものはどれか。

  1. A揚重機の選定と必要な資格
  2. B運搬車両の駐車位置と待機場所
  3. C搬入経路と作業区画場所
  4. D作業員の定期健康診断記録の写し
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正解:D作業員の定期健康診断記録の写し

搬入計画では、揚重機の選定と運転資格、運搬車両の駐車位置や待機場所、搬入経路と作業区画などを検討します。作業員の健康診断記録は搬入計画の検討事項ではありません。

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350仮設計画において、「直接仮設」に該当するものはどれか。

  1. A足場工
  2. B現場事務所
  3. C労務宿舎
  4. D休憩所
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正解:A足場工

足場工、土留め工、型枠支保工などは本工事に直接必要な直接仮設です。現場事務所などは間接仮設です。

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351労働基準法に基づく「適用事業報告」の提出先はどこか。

  1. A都道府県知事
  2. B経済産業大臣
  3. C所轄警察署長
  4. D所轄労働基準監督署長
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正解:D所轄労働基準監督署長

労働基準法による適用事業報告の提出先は、所轄労働基準監督署長です。

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352労働安全衛生法に基づく「機械等設置届」の提出時期はどれか。

  1. A遅滞なく
  2. B着工30日前まで
  3. C着工10日前まで
  4. D工事完了後4日以内
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正解:B着工30日前まで

機械等設置届の提出時期は、工事開始の日の30日前までと定められています。

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353建築基準法に基づく「確認申請書(建築物)」の提出先はどこか。

  1. A所轄労働基準監督署長
  2. B建築主事または指定確認検査機関
  3. C都道府県知事
  4. D所轄警察署長
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正解:B建築主事または指定確認検査機関

確認申請書(建築物)は、建築主事または指定確認検査機関に提出します。

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354電気事業法に基づく「保安規程届出書」の提出時期として正しいものはどれか。

  1. A使用開始前
  2. B着工30日前まで
  3. C工事完了後4日以内
  4. D使用開始後遅滞なく
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正解:A使用開始前

保安規程届出書は、使用開始前に提出する必要があります。

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355消防法に基づく「工事整備対象設備等着工届出書」を提出すべき者は誰か。

  1. A所有者、管理者または占有者
  2. B建築主
  3. C甲種消防設備士
  4. D所轄警察署長
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正解:C甲種消防設備士

工事整備対象設備等着工届出書は、甲種消防設備士が届け出なければなりません。

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356消防用設備等設置届出書の提出時期として正しいものはどれか。

  1. A工事着手10日前まで
  2. B着工30日前まで
  3. C使用開始後遅滞なく
  4. D工事完了後4日以内
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正解:D工事完了後4日以内

検査を受けようとする関係者は、工事が完了した日から4日以内に届け出なければなりません。

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357道路上で一時的にクレーン作業を行い、車両の通行に影響が出る場合、道路交通法に基づく許可の申請先はどこか。

  1. A道路管理者
  2. B市町村長
  3. C所轄警察署長
  4. D都道府県知事
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正解:C所轄警察署長

一時的に道路を使用する行為は、道路交通法に基づき所轄警察署長の道路使用許可を受けます。継続して工作物を設ける場合の道路占用許可は、道路法に基づき道路管理者が許可します。

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358工程管理において、作業の所要日数を求める一般的な考え方はどれか。

  1. A全工事量を1日あたりの平均施工量で割る
  2. B全工事量に1日あたりの最大施工量を掛ける
  3. C作業可能日数から休日を差し引く
  4. D過去の類似工事の所要日数をそのまま適用する
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正解:A全工事量を1日あたりの平均施工量で割る

作業の所要日数は、全工事量を1日あたりの平均施工量で割って求めます。

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359週間工程表の主な目的として正しいものはどれか。

  1. A会社全体の年間の経営計画を立案する
  2. B月間工程表を基に1週間の作業内容を具体的に表し詳細に調整する
  3. C工事着手から完了までの大局的な進捗を把握する
  4. D利益図表の損益分岐点を正確に計算する
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正解:B月間工程表を基に1週間の作業内容を具体的に表し詳細に調整する

週間工程表は、1週間に施工すべき作業内容を具体的に表し、詳細に検討及び調整を行うものです。

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360総合工程表の作成時において、受電時期の決定にあたり考慮すべき事項はどれか。

  1. A発注者の創業記念日に合わせる
  2. B建築物の仕上り状態や設備機器の試験調整期間等を見込む
  3. C仮設工事の着手日を基準として一定日数を加算する
  4. D主要機器の製作図承認日と同日に設定する
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正解:B建築物の仕上り状態や設備機器の試験調整期間等を見込む

受電時期は、建築物の仕上り状態や設備機器の試験調整期間等を見込んで決定します。

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361工程管理における工事費と工期の関係について、正しい記述はどれか。

  1. A一般に工事を早く進めると直接費は減少し、間接費が増加する
  2. B総工事費は工期に比例して常に増減する
  3. C最適工期より短縮しても延長しても総工事費は減少する
  4. D工事を早く進めると直接費が増加し、遅く進めると間接費が増加する
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正解:D工事を早く進めると直接費が増加し、遅く進めると間接費が増加する

工事を早く進めると直接費が増加し、遅く進めると一般管理費などの間接費が増加します。

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362経済速度とはどのような状態の施工速度を指すか。

  1. A直接工事費と間接工事費を合わせた総工事費が最小となる速度
  2. B損益分岐点における施工速度
  3. C突貫作業によって最短で工事を完了させる速度
  4. D人件費をゼロにして資材費のみで計算された速度
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正解:A直接工事費と間接工事費を合わせた総工事費が最小となる速度

経済速度は、直接工事費と間接工事費を合わせた工事費が最小となるときの施工速度です。

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363利益図表において、工事総原価と施工出来高が一致する点を何というか。

  1. A経済速度
  2. B採算速度
  3. C損益分岐点
  4. D最適工期
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正解:C損益分岐点

工事総原価と施工出来高が一致する点は損益分岐点と呼ばれます。

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364品質・工程・原価の関係について、適切な記述はどれか。

  1. A作業工程を速くすると品質は低下しがちで、品質を良くすると原価は高くなる
  2. B施工を速くして出来高が上がると、品質は自動的に向上する
  3. C品質・工程・原価の3要素は互いに影響せず独立している
  4. D品質の良くないものは原価が高くなるため右上がりの曲線となる
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正解:A作業工程を速くすると品質は低下しがちで、品質を良くすると原価は高くなる

品質・工程・原価には相反する性質があり、工程を速くすると品質は低下しやすく、品質を求めると原価が上がります。

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365ガントチャート工程表の特徴として正しいものはどれか。

  1. Aクリティカルパスが容易に把握できる
  2. B各作業の現時点での進行状況(達成度)がよくわかる
  3. C各作業の開始日と終了日が明確にわかる
  4. D各作業の余裕時間を正確に計算できる
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正解:B各作業の現時点での進行状況(達成度)がよくわかる

ガントチャートは作業完了を100%とした達成度を表示し、進行状況がよくわかりますが所要日数等は不明です。

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366バーチャート工程表の長所として適切なものはどれか。

  1. A各作業の余裕時間が正確に把握できる
  2. Bクリティカルパスが容易に特定できる
  3. C工期に影響を与える作業をシステム的に抽出できる
  4. D各作業の所要日数と日程が解りやすく計画と実績の比較が容易である
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正解:D各作業の所要日数と日程が解りやすく計画と実績の比較が容易である

所要日数と日程、手順が解りやすく、計画と実績の比較が容易であるのがバーチャートの特徴です。

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367バーチャート工程表の短所として正しいものはどれか。

  1. A各作業の所要日数と日程が全く表示されない
  2. B計画と実績の比較が不可能である
  3. C作業間の関連性がわかりにくくクリティカルパスの把握が難しい
  4. D現場の工程変化に対する補正が非常に困難である
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正解:C作業間の関連性がわかりにくくクリティカルパスの把握が難しい

バーチャートは工程が複雑化すると作業間の関連性がわかりにくくなり、クリティカルパスの把握が困難です。

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368曲線式工程表のうち、バナナ曲線は何を管理するために用いられるか。

  1. A作業員の日々の出勤率
  2. B各作業の余裕時間とクリティカルパス
  3. C建築物の階層ごとの作業移動状況
  4. D工事全体の累積進捗度のずれが許容限界内にあるか
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正解:D工事全体の累積進捗度のずれが許容限界内にあるか

バナナ曲線は上方許容限界曲線と下方許容限界曲線で挟まれた範囲を示し、実施工程曲線がその間に収まるように累積進捗度を管理します。

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369曲線式工程表で、実施工程曲線が下方許容限界曲線の下にある場合、どのような状態か。

  1. A工程の進捗が遅れている
  2. B工程の進捗が進みすぎている
  3. C経済速度に達している
  4. D損益分岐点を超えている
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正解:A工程の進捗が遅れている

下方許容限界曲線の下にある場合は、工程の進捗が遅れていることを示します。

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370タクト工程表に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A階層別に現状の作業工程を把握しやすい
  2. B同種の作業を複数の工区や階で繰り返し実施する場合に適している
  3. C全工程のクリティカルパスを把握するのに最適である
  4. Dネットワーク工程表に比べ工程表の作成及び管理が容易である
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正解:C全工程のクリティカルパスを把握するのに最適である

タクト工程表は全工程のクリティカルパスを把握する場合には採用しにくいという特徴があります。

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371ネットワーク工程表を用いて工程短縮を検討する際の留意事項として、不適当なものはどれか。

  1. A直列になっている作業を並列作業に変更する
  2. B余裕のない他の作業から人員の応援を見込む
  3. C作業の順序の入れ替えによる短縮効果を検討する
  4. D品質及び安全性を考慮せずに作業日数を短縮してはならない
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正解:B余裕のない他の作業から人員の応援を見込む

余裕のない他の作業から応援を見込んではいけません。応援は余裕のある作業から行います。

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372ネットワーク工程表において、全体の工期に影響を与える最長の経路を何というか。

  1. Aマイルストーン
  2. Bダミー
  3. Cクリティカルパス
  4. Dトータルフロート
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正解:Cクリティカルパス

作業の開始点から終了点までの経路で最も日数の長いものをクリティカルパスと呼びます。

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373ネットワーク工程表の「ダミー」とは何か。

  1. A作業の始点や終点を示す丸印
  2. B所要時間を持たない作業の相互関係を示す疑似作業
  3. C作業に必要な時間(日数)
  4. D最早開始時刻と最遅完了時刻の差
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正解:B所要時間を持たない作業の相互関係を示す疑似作業

ダミーは所要時間を持たず、並行する複数の作業の相互関係を示すための点線の矢印です。

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374最早開始時刻(EST)の定義として正しいものはどれか。

  1. A最も遅く作業を開始してもよい時刻であり、先行作業が複数の場合は最も小さい値をとる
  2. B最も早く作業を完了できる時刻である
  3. C全体予定工期を遅らせないための完了時刻である
  4. D最も早く作業を開始できる時刻であり、先行作業が複数の場合は最も大きい値をとる
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正解:D最も早く作業を開始できる時刻であり、先行作業が複数の場合は最も大きい値をとる

最早開始時刻は、その作業を最も早く開始できる時刻で、先行作業が複数ある場合は最も大きい値を採用します。

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375最遅完了時刻(LFT)の計算方法として正しいものはどれか。

  1. A終点から引き算を行い、後続作業が複数の場合は最も小さい値を採用する
  2. B始点から足し算を行い、後続作業が複数の場合は最も大きい値を採用する
  3. C終点から引き算を行い、後続作業が複数の場合は最も大きい値を採用する
  4. D始点から足し算を行い、後続作業が複数の場合は最も小さい値を採用する
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正解:A終点から引き算を行い、後続作業が複数の場合は最も小さい値を採用する

最遅完了時刻は最後のイベントから引き算で求め、後続作業が複数ある場合は最も小さいものを採用します。

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376トータルフロート(TF)の定義として適切なものはどれか。

  1. A作業を最早開始時刻で始め最遅完了時刻で完了する場合にできる余裕時間
  2. B後続作業を最早開始時刻で始めてもなお存在する余裕時間
  3. C全体工期に影響を与えずに、クリティカルパス上の作業を遅らせる時間
  4. D損益分岐点に達するまでの余裕期間
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正解:A作業を最早開始時刻で始め最遅完了時刻で完了する場合にできる余裕時間

トータルフロートは、作業を最早開始時刻で始め、最遅完了時刻で完了する場合の最大余裕時間です。

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377フリーフロート(FF)の特徴として正しいものはどれか。

  1. A消費すると直ちに全体の工期が延びてしまう余裕時間
  2. B一つの作業の中で自由に使っても後続作業や全体工期に影響を及ぼさない余裕時間
  3. C常にトータルフロートよりも大きい値となる
  4. Dクリティカルパス上の作業にのみ存在する余裕時間
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正解:B一つの作業の中で自由に使っても後続作業や全体工期に影響を及ぼさない余裕時間

フリーフロートは、後続する作業を最早開始時刻で始めてもなお存在する、後続に影響しない余裕時間です。

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378クリティカルパスに関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. Aフロート(余裕日数)がゼロの経路である
  2. B各イベントの最早開始時刻と最遅完了時刻が等しくなる
  3. Cこの経路上の作業が遅延すると全体の工期に影響を及ぼす
  4. D必ず1本のみ存在し、複数本になることは絶対にない
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正解:D必ず1本のみ存在し、複数本になることは絶対にない

クリティカルパスは必ず1本になるとは限らず、複数本の場合もあります。

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379山積工程表の主な目的はどれか。

  1. A工事全体のクリティカルパスを特定すること
  2. B利益と原価の損益分岐点を把握すること
  3. C労働力や機材等の必要量を日数ごとに合計し変化を視覚的に示すこと
  4. D各作業の達成度を100%の横棒グラフで表示すること
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正解:C労働力や機材等の必要量を日数ごとに合計し変化を視覚的に示すこと

山積工程表は、作業員の就業状況や資機材の使用量を各日数ごとに合計して棒グラフで視覚的に示すものです。

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380山積工程表における「山崩し」とは何か。

  1. A全体の工期を意図的に短縮する手法
  2. B工事の出来高を増やすために突貫作業を行うこと
  3. C仮設物を工事完了後に取り除く作業のこと
  4. D作業員や施工機械の供給量のピークが一定量を超えないよう工程を調整し平準化すること
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正解:D作業員や施工機械の供給量のピークが一定量を超えないよう工程を調整し平準化すること

山崩しは、供給量のピークが一定量を超えないように工程を平準化する手法であり、工期短縮には用いません。

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381山崩しの計算手順において、調整の対象となる作業はどれか。

  1. Aクリティカルパス以外のフロートを持つ作業
  2. Bクリティカルパス上のすべての作業
  3. C作業日数が最も短い作業のみ
  4. D所要時間が最も長い作業のみ
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正解:Aクリティカルパス以外のフロートを持つ作業

クリティカルパス上の作業は動かせないため底辺に置き、それ以外のフロートを持つ作業の開始日を余裕日数の範囲内で調整します。

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382マイルストーンに関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A工程上重要な区切りとなる時点や重要作業の終了時点を指す
  2. Bクリティカルパス上にあることが多い
  3. C作業の所要日数を短縮するための特殊な重機のことである
  4. D語源は1マイル毎に目印になる石を置いたことである
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正解:C作業の所要日数を短縮するための特殊な重機のことである

マイルストーンは工程上の重要な区切りとなる管理日を指す言葉であり、重機ではありません。

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383仮設計画に関する記述として、適当でないものはどれか。

  1. A工事用の仮設電力は、使用機器の容量から必要電力を算定して計画する
  2. B仮設計画は発注者が立案するものであり、施工者が変更することはできない
  3. C仮囲いは、工事現場の周囲に設けて第三者の立入りを防止するために計画する
  4. D仮設物は本工事に支障がないよう配置し、工事の進捗に応じた移設を考慮する
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正解:B仮設計画は発注者が立案するものであり、施工者が変更することはできない

仮設計画は、設計図書に特別の定めがある場合を除き、施工者がその責任において立案し、施工上の必要に応じて変更できるものです。

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384施工要領書に関して、発注者の承諾が必要となる場合はどれか。

  1. A設計図書と異なる施工を行う場合
  2. B機材の試験方法を記載する場合
  3. C作業員に周知する事項を記載する場合
  4. D現場の品質を確保するための体制を記載する場合
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正解:A設計図書と異なる施工を行う場合

設計図書と異なる施工を行う事項については、発注者(管理者)の承諾を得て記載する必要があります。

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385電気事業法に基づく「工事計画届出書」の提出先はどこか。

  1. A所轄労働基準監督署長
  2. B経済産業大臣または産業保安監督部長
  3. C都道府県知事または政令市の長
  4. D総務大臣
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正解:B経済産業大臣または産業保安監督部長

工事計画届出書は電気事業法に基づき、経済産業大臣または産業保安監督部長に提出します。

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386月間工程表に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A1日ごとの作業員の配置を細かく指示するために用いる
  2. B工事着手から完成までの全工程を1枚に表すために用いる
  3. C工事原価の損益分岐点を求めるために用いる
  4. D総合工程表を基に、1か月間に施工すべき作業の進捗目標を定めるために用いる
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正解:D総合工程表を基に、1か月間に施工すべき作業の進捗目標を定めるために用いる

月間工程表は総合工程表を基に、1か月間に施工すべき作業の進捗目標を定めるもので、これを基に週間工程表で詳細な調整を行います。

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387総合工程表作成時における「主要機器の搬入工程表」の内容として正しいものはどれか。

  1. A機器の据付から試運転調整のみの工程を書き表す
  2. B機器の廃棄からリサイクルまでの工程を書き表す
  3. C製作図作成、承認から現場搬入時の受入検査までの工程を書き表す
  4. D機器の仮設電力の引込工程のみを書き表す
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正解:C製作図作成、承認から現場搬入時の受入検査までの工程を書き表す

主要機器の搬入工程表は、製作図作成・承認から現場搬入時の受入検査までの工程を表します。

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388突貫作業に関する記述として正しいものはどれか。

  1. A経済速度で工事を進めることであり原価は最小になる
  2. B工期を延長して間接費を削減する作業である
  3. C経済速度を大きく超えて工事を進めることであり一般的に原価は増加する
  4. D最適工期を正確に維持する作業である
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正解:C経済速度を大きく超えて工事を進めることであり一般的に原価は増加する

突貫作業は経済速度を大きく超えて工事を進めることであり、一般的に原価は増加します。

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389ネットワーク工程表において、イベントに入ってくる矢線(作業)に関するルールとして正しいものはどれか。

  1. A入ってくる矢線の一部が完了すれば出る矢線を開始できる
  2. B入ってくる矢線が全て終了しないと出る矢線は開始できない
  3. Cイベントに入る矢線と出る矢線の数は常に同じでなければならない
  4. Dイベント番号は矢線の方向に関係なくランダムに付ける
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正解:B入ってくる矢線が全て終了しないと出る矢線は開始できない

イベントに入ってくる矢線(先行作業)が全て終了しないと、出る矢線(後続作業)は開始できません。

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390ネットワーク工程表における「フォローアップ」とはどのようなことか。

  1. A作業の余裕時間をすべて使い切ってしまうこと
  2. B複数あるクリティカルパスを1本に統合すること
  3. C作業員の必要人数を日ごとに積み上げて棒グラフ化すること
  4. D工程の進行実績を把握し、必要に応じて当初の計画を修正すること
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正解:D工程の進行実績を把握し、必要に応じて当初の計画を修正すること

フォローアップは、工程の進行実績を定期的に把握し、遅れがある場合に日程計算をやり直して計画を修正することをいいます。

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391道路法に基づく「道路占用許可申請書」の提出先はどこか。

  1. A道路管理者
  2. B所轄警察署長
  3. C所轄労働基準監督署長
  4. D国土交通大臣
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正解:A道路管理者

道路上や地下に電柱・地中管路等を継続して設けるための道路占用許可申請書は、道路法に基づき道路管理者に提出します。道路交通法に基づく道路使用許可申請書の提出先(所轄警察署長)とは異なります。

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