チョコレート検定 ③ カカオ豆の科学:品種・産地・カカオマス・ココアバター

カカオ豆を科学的な視点で掘り下げる分野です。栽培適地であるカカオベルト(赤道を挟む北緯20度〜南緯20度)や生育条件、主要生産国と生産量、日本の輸入事情など産地の知識が問われます。品種ではクリオロ種・フォラステロ種・トリニタリオ種の特徴と栽培比率、ベースビーンズやフレーバービーンズの考え方が頻出です。カカオマスやココアバターといった成分の性質も重要で、産地・品種・成分を関連づけて整理すると理解が深まります。

この分野の問題40問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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82カカオの樹が栽培される「カカオベルト」と呼ばれる範囲は、赤道を挟んでどの範囲に位置しているか。

  1. A北緯10度から南緯10度
  2. B北緯40度から南緯40度
  3. C北緯30度から南緯30度
  4. D北緯20度から南緯20度
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正解:D北緯20度から南緯20度

カカオ栽培適地である「カカオベルト」は、赤道を挟んで北緯20度から南緯20度までに限られます。

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83カカオの樹が生育するための条件として、正しくないものはどれか。

  1. A気温差が大きいこと
  2. B年間平均気温が約27℃であること
  3. C高度が30〜300mであること
  4. D年間降雨量が1000mm以上であること
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正解:A気温差が大きいこと

カカオの生育条件としては、気温差が小さいことが求められます。

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842023/24年の推定データにおいて、世界で最もカカオ豆の生産量が多い地域はどこか。

  1. Aアフリカ
  2. B中南米
  3. Cアジア
  4. Dオセアニア
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正解:Aアフリカ

カカオ豆の生産量はアフリカが最も多く、世界の生産量の約71%を占めています。

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852023/24年のカカオ豆の生産国で、世界第1位の国はどこか。

  1. Aガーナ
  2. Bエクアドル
  3. Cコートジボワール
  4. Dインドネシア
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正解:Cコートジボワール

2023/24年の推定でコートジボワールが180万トンを生産し、世界第1位となっています。

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86世界のカカオ豆生産国は約50カ国ありますが、主要生産国8カ国で世界の総生産量の約何%を占めているか。

  1. A約67%
  2. B約87%
  3. C約97%
  4. D約77%
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正解:B約87%

主要生産国8カ国(コートジボワール等)で世界の総生産量の約87%を占めています。

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872023/24年のカカオ豆の世界総生産量は約何万トンか。

  1. A約546万トン
  2. B約346万トン
  3. C約246万トン
  4. D約446万トン
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正解:D約446万トン

2023/24年の世界のカカオ豆生産量は約446万トンと推定されています。

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882024年の日本のカカオ豆輸入量において、最も高い割合を占めている国はどこか。

  1. Aガーナ
  2. Bエクアドル
  3. Cベネズエラ
  4. Dコートジボワール
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正解:Aガーナ

日本のカカオ豆輸入量の約70%はガーナ産が占めています。

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89カカオ豆は貴重な農作物です。2024年(または2024/25年)時点のデータから生産量が少ない順に正しく並んでいるものはどれか。

  1. Aカカオ豆<コーヒー豆<小麦<米
  2. Bカカオ豆<コーヒー豆<米<小麦
  3. Cコーヒー豆<カカオ豆<米<小麦
  4. Dコーヒー豆<カカオ豆<小麦<米
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正解:Bカカオ豆<コーヒー豆<米<小麦

生産量はカカオ豆(約446万t)<コーヒー豆(約1057万t)<米(約5億3040万t)<小麦(約7億9410万t)の順に多くなっています。

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90日本のベネズエラ産カカオ豆の輸入に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. Aベネズエラの生産量の約30%を日本が輸入している
  2. Bベネズエラの生産量の約10%を日本が輸入している
  3. Cベネズエラの生産量の約50%を日本が輸入している
  4. Dベネズエラの生産量の約70%を日本が輸入している
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正解:Bベネズエラの生産量の約10%を日本が輸入している

ベネズエラのカカオ豆は約2万トンの生産量に対し、その約10%を日本が輸入しています。

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91スペイン語で「自国のもの」「その土地生まれ」という意味を持つカカオの品種はどれか。

  1. Aフォラステロ種
  2. Bナシオナル種
  3. Cトリニタリオ種
  4. Dクリオロ種
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正解:Dクリオロ種

「クリオロ」はスペイン語で「自国のもの」「その土地生まれ」という意味です。

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92クリオロ種に関する記述として、正しくないものはどれか。

  1. A病害に対する抵抗力が非常に弱い
  2. Bフレーバービーンズとして使われることが多い
  3. Cアステカの皇帝モンテスマが飲んでいたとされる
  4. D栽培量が世界の約10〜15%を占めている
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正解:D栽培量が世界の約10〜15%を占めている

クリオロ種の栽培量は0.5%程度であり、10〜15%を占めるのはトリニタリオ種です。

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93世界のカカオ生産量の80〜90%を占め、チョコレート産業にとって最も重要な品種はどれか。

  1. Aクリオロ種
  2. Bフォラステロ種
  3. Cトリニタリオ種
  4. Dアメロナード種
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正解:Bフォラステロ種

フォラステロ種は成長が早く病気に強いため、世界の生産量の80〜90%を占めています。

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94カリブ海のトリニダード島で誕生したとされる、クリオロ種とフォラステロ種の自然交配でできた品種はどれか。

  1. Aナシオナル種
  2. Bチュアオ種
  3. Cチョロニ種
  4. Dトリニタリオ種
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正解:Dトリニタリオ種

トリニタリオ種は、トリニダード島でクリオロ種とフォラステロ種が自然交配して生まれました。

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95チョコレートのブレンドにおいて、ベースビーンズとして主に使われるカカオの品種系はどれか。

  1. Aクリオロ系
  2. Bトリニタリオ系
  3. Cフォラステロ系
  4. Dナシオナル系
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正解:Cフォラステロ系

チョコレートのベースやブレンドに欠かせない豆「ベースビーンズ」には主にフォラステロ系が使われます。

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96公式テキストによると、2019年に報告されたカカオのゲノム解析による新しい品種分類では、カカオは何種類に分類されたか。

  1. A3種類
  2. B8種類
  3. C13種類
  4. D18種類
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正解:C13種類

研究が進んだ結果、2019年には遺伝的に異なる13種類の分類が報告されました。

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97カカオの産地による味の特徴を表現する「テロワール」という言葉の語源となった言語とその意味はどれか。

  1. Aフランス語の「地面・地球」
  2. B英語の「領域」
  3. Cスペイン語の「気候」
  4. Dイタリア語の「土壌」
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正解:Aフランス語の「地面・地球」

テロワールはフランス語の「terre(テール)」からきており、地面や地球を意味します。

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98ガーナ産カカオ豆の特徴について説明した記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A独特の発酵臭と酸味があり、スパイシーな風味が特徴である
  2. B黄色い果実や赤い果実を連想させるフルーティな香りがある
  3. Cジャスミンのような華やかな香りが口の中に広がる
  4. D酸味、苦味、渋味の3要素がバランスよく混在し豊かなコクがある
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正解:D酸味、苦味、渋味の3要素がバランスよく混在し豊かなコクがある

ガーナ産は酸味、苦味、渋味がバランスよく、カカオを代表するスタンダードな味わいが特徴です。

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99エクアドル産のナシオナル種カカオ豆の香りの特徴を例える際、よく用いられる表現はどれか。

  1. Aローストしたピーナッツ
  2. Bラム酒のような甘い香り
  3. Cジャスミンやバラなどの花
  4. Dラズベリーなどの赤い果実
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正解:Cジャスミンやバラなどの花

エクアドル産のナシオナル種は、ジャスミンやバラなどの花のような香り(フローラル)が特徴です。

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100次のうち、エクアドル産カカオ豆の食感や外観の特徴として正しくないものはどれか。

  1. Aほんのり黒みを帯びた色調である
  2. Bパキッと折れる硬質な食感である
  3. Cシャープなとけ方をする
  4. D香りの起伏がとてもなだらかである
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正解:D香りの起伏がとてもなだらかである

「香りの起伏がとてもなだらか」なのはコートジボワール産の特徴であり、エクアドル産の特徴ではありません。

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101ベネズエラ産カカオ豆の香りの特徴を表す言葉「ナッティ」とは、どのような意味か。

  1. A花のような香り
  2. Bスパイスのような香り
  3. Cローストしたナッツのような香り
  4. D果実のような香り
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正解:Cローストしたナッツのような香り

「ナッティ」とは、ローストしたナッツのような香ばしさを表現しています。

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102ベネズエラにおいて、地域ブランドとして扱われる貴重なカカオ豆を生産する地域はどこか。

  1. Aトメアスー
  2. Bバイーアやパラー
  3. Cナナイやイキトス
  4. Dチュアオやチョロニ
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正解:Dチュアオやチョロニ

ベネズエラには「チュアオ」「チョロニ」といった、貴重なカカオ豆をごく少量生産する地域があります。

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103マイルドでおとなしい苦味があり、ピーナッツのような香ばしさが特徴で、ヨーロッパのチョコレートの多くがベースビーンズとするカカオの産地はどこか。

  1. Aエクアドル
  2. Bコートジボワール
  3. Cマダガスカル
  4. Dベネズエラ
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正解:Bコートジボワール

コートジボワール産はマイルドな苦味とピーナッツのような香ばしさが特徴で、ヨーロッパの多くでベースビーンズとされます。

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104マダガスカル産カカオ豆の味や香りの特徴として、適切なものはどれか。

  1. A黄色い果実や赤い果実を連想させるフルーティな香りがある
  2. B独特の発酵臭がありスパイシーである
  3. C強い苦味と渋味が長く続く
  4. D口の中でバッと広がる華やかな香りの後に渋味が続く
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正解:A黄色い果実や赤い果実を連想させるフルーティな香りがある

マダガスカル産は、黄色い果実や赤い果実(ラズベリーなど)を連想させるフルーティな香りとすっきりとした酸味が特徴です。

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105ラム酒と合わせても負けないほどのインパクトとコクがあり、独特の発酵臭と酸味を持つカカオ豆の産地はどこか。

  1. Aドミニカ共和国
  2. Bベトナム
  3. Cペルー
  4. Dブラジル
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正解:Aドミニカ共和国

ドミニカ共和国産は独特の発酵臭と酸味があり、ラム酒と合わせても負けないインパクトとコクがあります。

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106ブラジルの北部のパラー州トメアスー産カカオ豆の特徴はどれか。

  1. Aさわやかな酸味と柑橘類を思わせる香り
  2. B程よい酸味と強い苦味・渋味
  3. Cジャスミンのような華やかな香り
  4. Dマイルドな苦味とピーナッツのような香り
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正解:Aさわやかな酸味と柑橘類を思わせる香り

パラー州トメアスー産は、さわやかな酸味と柑橘類を思わせる香りが特徴です。

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107カカオ豆を砕いて種皮を取り除いた胚乳部を何と呼ぶか。

  1. Aカカオマス
  2. Bカカオニブ
  3. Cココアパウダー
  4. Dチョコレートリカー
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正解:Bカカオニブ

カカオ豆を砕いて種皮を取り除いた胚乳部のことを「カカオニブ」といいます。

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108カカオニブをすりつぶすとドロドロのペースト状(カカオマス)になる理由は何か。

  1. A水分が大量に含まれているため
  2. B摩擦によってタンパク質が変性するため
  3. C糖分が熱によってとけるため
  4. Dココアバターが細胞から遊離するため
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正解:Dココアバターが細胞から遊離するため

カカオニブにはココアバターが多く含まれており、粉砕するとココアバターが細胞から遊離してペースト状になります。

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109カカオニブに含まれるココアバターの標準的な含有量は約何%か。

  1. A約25%
  2. B約35%
  3. C約55%
  4. D約45%
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正解:C約55%

カカオニブには、一般的にココアバターが50〜57%程度(標準的な含有量は約55%)含まれています。

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110ダークチョコレートに分類される製品に含まれる主原料の組み合わせとして、正しいものはどれか。

  1. Aカカオマス・ココアバター・砂糖
  2. Bココアバター・砂糖・乳製品
  3. Cカカオマス・砂糖・乳製品
  4. Dカカオマス・ココアバター・乳製品
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正解:Aカカオマス・ココアバター・砂糖

ダークチョコレートは、カカオマス、ココアバター、砂糖を配合して作られます。

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111ホワイトチョコレートの主原料に「含まれない」ものはどれか。

  1. A砂糖
  2. Bココアバター
  3. Cカカオマス
  4. D乳製品
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正解:Cカカオマス

ホワイトチョコレートはカカオマスを含まず、ココアバター、砂糖、乳製品で作られます。

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112ココアとカカオの違いについて、テキストの記載に基づいた正しい説明はどれか。

  1. A明確な定義はなく、加工度が低いものをカカオ、加工後をココアと呼ぶことが多い
  2. Bカカオは飲料を指し、ココアは固形物を指す
  3. Cカカオマスからココアバターを抜いたものがカカオである
  4. Dスペイン語で発音されるのがココアで、英語がカカオである
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正解:A明確な定義はなく、加工度が低いものをカカオ、加工後をココアと呼ぶことが多い

ココアとカカオの違いに明確な定義はなく、一般に加工度の低いものをカカオ、加工されたものをココアと使い分けています。

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113ローストしたカカオニブに含まれる水分の割合はどれくらいか。

  1. A1〜2%
  2. B5〜6%
  3. C10〜12%
  4. D20〜25%
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正解:A1〜2%

ローストしたカカオニブには、水分が1〜2%含まれています。

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114ココアバターの一般的な融点は約何度か。

  1. A28.5℃
  2. B36.5℃
  3. C33.8℃
  4. D40.2℃
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正解:C33.8℃

ココアバターの融点は一般的に33.8℃であり、体温よりやや低いくらいの温度で急激にとけだします。

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115SFC(Solid Fat Content)曲線とは何を示すグラフか。

  1. A油脂の酸化度合いの経時変化
  2. B油脂が温度上昇によって固体から液体へと変化していく様子
  3. C油脂に含まれる不飽和脂肪酸の割合
  4. D油脂の粘度と糖分の関係
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正解:B油脂が温度上昇によって固体から液体へと変化していく様子

SFC曲線とは、油脂が温度上昇によって固体から液体へと変化していく様子を示した曲線のことです。

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116ココアバターのSFC曲線において、25℃以下の状態に関する記述として正しいものはどれか。

  1. A油脂中の50%が液体である
  2. B油脂中の80%以上が固体である
  3. C油脂中の100%が液体である
  4. D油脂中の30%が固体である
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正解:B油脂中の80%以上が固体である

ココアバターは25℃までは油脂中の80%以上が固体ですが、25℃を超えると急速にとけ始めます。

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117ココアバターが酸化しにくい理由として、テキストに記載されているものはどれか。

  1. A水分含有量が0%だから
  2. Bカカオニブの細胞壁が非常に厚いから
  3. C天然の抗酸化物質を含んでいるから
  4. D融点が体温よりも高いから
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正解:C天然の抗酸化物質を含んでいるから

ココアバターは天然の抗酸化物質を含んでいるために他の油脂とは違って酸化しにくいという優れた性質を持っています。

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118ココアバターが持つ多形現象において、知られている結晶型は全部で何種類あるか。

  1. A3種類
  2. B4種類
  3. C6種類
  4. D5種類
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正解:C6種類

ココアバターには多形現象があり、Ⅰ型からⅥ型までの6種類の結晶型が知られています。

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119ココアバターの多形現象のうち、チョコレートに適している結晶型はどれか。

  1. AⅣ型
  2. BⅤ型
  3. CⅢ型
  4. DⅥ型
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正解:BⅤ型

チョコレートに適した多形はⅤ型のみです。Ⅵ型はブルーム発現の原因となります。

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120適切にテンパリングされたチョコレートに見られる特徴として正しいものはどれか。

  1. A表面が白っぽくやわらかい
  2. Bつやがあり口どけがよくパキッと割れる
  3. C型から外れにくくべたつく
  4. D酸味が強くなる
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正解:Bつやがあり口どけがよくパキッと割れる

適切なテンパリングにより、つや・よい口どけ・パキッとしたスナップ性が生まれます。

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121食べるチョコレートが19世紀のイギリスで発明された背景に関する説明として、最も適切なものはどれか。

  1. Aイギリスが世界最大のカカオ生産国であったため
  2. Bイギリスにカカオ豆を大量に粉砕する最新の機械があったため
  3. Cイギリスの王室がカカオの専売特許を独占していたため
  4. D平均気温が30℃以下の温帯地方であり、ココアバターが結晶化できたため
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正解:D平均気温が30℃以下の温帯地方であり、ココアバターが結晶化できたため

イギリスは平均気温が30℃以下の温帯地方であり、33.8℃でとけるココアバターが固形状態を保つことができたためです。

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