第26問中間財務諸表の作成対象となる期間として、正しいものはどれか。
- A当該事業年度が開始した日以後の3ヵ月間
- B当該事業年度の1年間全体
- C当該事業年度が開始した日以後の6ヵ月間
- D当該事業年度が開始した日以後の9ヵ月間
2級の中心である連結の考え方を学ぶ分野です。親会社・子会社・関連会社の定義、議決権の過半数や20%以上といった支配・重要な影響の判定基準、連結財務諸表を構成する各計算書、内部取引や未実現損益の相殺消去、持分法(一行連結)の処理が頻出です。単独の企業ではなく企業集団を一つとみなす発想が2級で問われる分析の前提になります。子会社・関連会社の判定は具体的な議決権割合の設例で繰り返し問われるため、条件を整理して押さえましょう。
この分野の問題30問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:D.議決権の過半数を実質的に所有している
他の会社の議決権の過半数を実質的に所有している場合、他の会社の意思決定機関を支配していないことが明らかに示されない限り子会社に該当します。
この問題の解説ページを開く →正解:B.親会社および子会社が、財務および営業の方針決定に対して重要な影響を与えることができる会社
関連会社とは、出資等を通じて子会社以外の他の会社の財務および営業の方針決定に対して重要な影響を与えることができる場合の当該他の会社をいいます。
この問題の解説ページを開く →正解:A.議決権の100分の20以上を実質的に所有している
子会社以外の他の会社の議決権の100分の20以上を実質的に所有している場合、一時的であると認められる場合を除き、関連会社に該当します。
この問題の解説ページを開く →正解:B.親会社と連結子会社がそれぞれ作成した個別の財務諸表を基礎として作成される
連結財務諸表は、親会社と連結子会社がそれぞれ作成した財務諸表を合算し、必要な調整を行って作成されます。
この問題の解説ページを開く →正解:B.親会社の子会社に対する投資とこれに対応する子会社の資本
連結貸借対照表の作成にあたっては、内部取引である親会社の子会社に対する投資と、これに対応する子会社の資本が相殺消去されます。
この問題の解説ページを開く →正解:D.連結会社間での棚卸資産の売買により生じた売買損益
連結会社間で棚卸資産などを売買して生じた売買損益は、企業集団としては内部取引から生じたもので実現していないため、消去されます。
この問題の解説ページを開く →正解:D.貸借対照表の純資産の部に記載される項目の一会計期間における変動
株主資本等変動計算書は、貸借対照表の純資産の部に記載される項目の一会計期間における変動(増減)の内訳明細を示します。
この問題の解説ページを開く →正解:A.原則法と簡便法の2つがある
連結キャッシュ・フロー計算書の作成方法には、親会社と子会社の計算書を合算・調整する原則法と、連結B/S・P/Lをもとに作成する簡便法があります。
この問題の解説ページを開く →正解:A.300万円を「持分法による投資利益」として計上する
持分法では、親会社に帰属する部分(1000万円×30%=300万円)を「持分法による投資利益」として連結損益計算書に計上します。
この問題の解説ページを開く →正解:A.財務諸表の「製品」「仕掛品」「原材料」が、連結財務諸表では「棚卸資産」に集約される
連結財務諸表では項目が集約されることがあり、例えば製品、仕掛品、原材料などは一括して棚卸資産として記載されることがあります。
この問題の解説ページを開く →正解:C.更生会社などで、有効な支配従属関係が存在せず組織の一体性を欠くと認められる会社
更生会社や破産会社などで、有効な支配従属関係が存在せず組織の一体性を欠くと認められる会社は、議決権の過半数を持っていても子会社に該当しません。
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