食品表示検定 中級 ⑧ 関連法令とマーク

食品表示基準の外側にある関連法令とマークを扱う分野です。景品表示法の優良誤認・有利誤認と不実証広告規制、公正競争規約、米トレーサビリティ法と牛トレーサビリティ法の記録・保存や外食での対応、業務用加工食品と業者間取引における表示の考え方、酒税法の区分と酒類の表示特例、資源有効利用促進法の識別表示、計量法の特定商品や密封の定義、JASマークや公正マークの意味を確認します。法律ごとに目的と対象を並べて覚えると区別がつきます。収録265問のうち30問がこの分野です。

この分野の問題30問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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216景品表示法において商品の品質や規格が実際のものよりも著しく優良であると一般消費者に誤認される表示を何というか。

  1. A有利誤認表示
  2. B優良誤認表示
  3. C誇大誤認表示
  4. D不当誤認表示
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正解:B優良誤認表示

実際よりも著しく優良であると誤認させる表示は優良誤認表示として禁止されています。

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217景品表示法における「有利誤認表示」に該当する事例として適切なものはどれか。

  1. A国産ではない牛肉を国産有名ブランド牛の肉であるかのように表示した。
  2. B100%果汁と表示したジュースの果汁成分が実際には60%であった。
  3. C一部の商品だけ5割引であるのに全品5割引であるかのように表示した。
  4. D機械打ちのうどんに手打ちと表示して販売した。
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正解:C一部の商品だけ5割引であるのに全品5割引であるかのように表示した。

価格などの取引条件について実際よりも著しく有利であると誤認させる表示が有利誤認表示に該当します。

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218不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法)における不実証広告規制に関する説明として適切なものはどれか。

  1. A合理的な根拠を示す資料の提出がない場合でも期限内に提出されれば不当表示とはみなされない。
  2. B合理的な根拠を示す資料の提出がない場合でも消費者庁の許可があれば不当表示とはみなされない。
  3. C合理的な根拠を示す資料の提出がない場合において措置命令との関係で有利誤認表示とみなされる。
  4. D合理的な根拠を示す資料の提出がない場合において措置命令との関係で優良誤認表示とみなされる。
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正解:D合理的な根拠を示す資料の提出がない場合において措置命令との関係で優良誤認表示とみなされる。

合理的な根拠を示す資料の提出がない場合は優良誤認表示とみなされます。

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219米トレーサビリティ法において受領・発行した伝票や作成した記録等は原則として記録を作成した日から何年間保存する必要があるか。

  1. A1年間
  2. B2年間
  3. C3年間
  4. D5年間
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正解:C3年間

記録等は作成した日から原則として3年間保存する必要があります。

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220米トレーサビリティ法の対象となる「米穀等を原材料とする飲食料品」に該当しないものはどれか。

  1. Aレトルト米飯
  2. Bみりん
  3. C清酒
  4. Dすあま
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正解:Dすあま

だんご生地で包んだものや「すあま」「ういろう」等は米トレーサビリティ法の対象外です。

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221米トレーサビリティ法において国産と外国産の原材料を混合している場合で「その他」とまとめて記録することができるのは何カ国以上のものを混合した場合か。

  1. A2か国以上
  2. B3か国以上
  3. C4か国以上
  4. D5か国以上
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正解:B3か国以上

3か国以上のものを混合した場合には「その他」と記録することができます。

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222米トレーサビリティ法において飼料用やバイオエタノール原料用などの非食用米穀を取り扱う際の記録項目として免除されているものはどれか。

  1. A数量
  2. B取引先名
  3. C搬出入した場所
  4. D産地
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正解:D産地

非食用のものについては産地を記録する必要はありません。

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223牛トレーサビリティ法において対象となる牛に装着される耳標に印字されている個体識別番号は何桁か。

  1. A8桁
  2. B10桁
  3. C12桁
  4. D13桁
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正解:B10桁

すべての牛には10桁の個体識別番号が印字された耳標が装着されます。

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224牛トレーサビリティ法において特定料理提供業者が提供する「特定料理」に該当しないものはどれか。

  1. Aすき焼き
  2. Bローストビーフ
  3. Cしゃぶしゃぶ
  4. Dステーキ
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正解:Bローストビーフ

特定料理とは「焼き肉」「しゃぶしゃぶ」「すき焼き」「ステーキ」を指しローストビーフは対象外です。

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225牛トレーサビリティ法において牛肉の販売業者が備え付けるべき帳簿の保存期間として正しいものはどれか。

  1. A1年間
  2. B2年間
  3. C3年間
  4. D5年間
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正解:B2年間

帳簿は1年ごとに新たに作成しそれまでの帳簿は2年間保存しなければなりません。

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226業務用加工食品を販売する場合で容器包装に入れないで消費者へ直接販売しない食品工場へ納品する際に表示が免除される項目はどれか。

  1. A原材料名
  2. B原料原産地名
  3. C消費期限又は賞味期限
  4. D食品関連事業者の氏名
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正解:C消費期限又は賞味期限

容器包装に入れず食品工場などに納品する場合は消費期限やアレルゲン等の表示は必要ありません。

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227「惣菜を一般消費者に販売する」という目的に照らして業務用加工食品に該当しないものはどれか。

  1. A惣菜の原材料となる肉類
  2. B調味された原材料の肉類
  3. C具材を混ぜ合わせた惣菜種
  4. D消費者に販売される惣菜完成品
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正解:D消費者に販売される惣菜完成品

一般消費者に販売される形態となっているものは一般消費者向けの食品となります。

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228業者間取引における義務表示の対象の考え方について表示義務の対象とならない取引はどれか。

  1. Aグループ企業間における取引
  2. B同一企業の店舗と支店間の取引
  3. C包装工程のみを他社へ委託する取引
  4. D卸売業者が小売業者へ納品する取引
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正解:B同一企業の店舗と支店間の取引

本支店間など同一企業内の取引は企業全体が責任者となるため表示義務の対象とはなりません。

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229業務用加工食品における「送り状等」に表示することが認められている事項はどれか。

  1. A消費期限
  2. B保存の方法
  3. Cアレルゲン
  4. D原材料名
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正解:D原材料名

原材料名や原産地名などは容器包装以外の送り状等の表示媒体に記載することができます。

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230酒税法で定義されている「酒類」とはアルコール分が何度以上の飲料を指すか。

  1. A0.5度以上
  2. B1度以上
  3. C2度以上
  4. D3度以上
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正解:B1度以上

アルコール分1度以上の飲料が酒類として定義されています。

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231酒税法における「発泡性酒類」に分類されないものはどれか。

  1. Aビール
  2. B発泡酒
  3. C果実酒
  4. Dその他の発泡性酒類
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正解:C果実酒

果実酒は発泡性酒類ではなく醸造酒類に分類されます。

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232酒類の表示義務事項の特例として食品表示基準において酒類への表示が不要とされている事項はどれか。

  1. A内容量
  2. B原料原産地名
  3. Cアレルゲン
  4. D食品関連事業者の名称
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正解:Cアレルゲン

酒類については原材料名やアレルゲンおよび原産国名の表示は不要とされています。

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233資源有効利用促進法で規定されている「3R」に該当しないものはどれか。

  1. Aリデュース
  2. Bリサイクル
  3. Cリユース
  4. Dリニューアル
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正解:Dリニューアル

3Rとはリデュース(発生抑制)リユース(再使用)リサイクル(再利用)を指します。

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234識別表示の対象となる指定表示製品のうち飲料・酒類用だけでなく特定調味料用も対象となっている素材はどれか。

  1. Aアルミ缶
  2. Bスチール缶
  3. Cペットボトル
  4. D紙製容器包装
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正解:Cペットボトル

ペットボトルは飲料・酒類用に加え特定調味料用も識別マークの対象となります。

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235識別表示の表示義務について罰則の適用を受けない小規模事業者はどう扱われるか。

  1. A識別表示の表示義務はない
  2. B識別表示の表示義務はある
  3. C任意で表示することができる
  4. D自治体の許可があれば免除される
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正解:B識別表示の表示義務はある

罰則等が適用されない小規模事業者であっても識別表示の義務はあります。

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236多重容器包装において一括して表示を行う際において容器を構成する役割名を表示する文字の大きさは何ポイント以上と規定されているか。

  1. A4ポイント以上
  2. B6ポイント以上
  3. C8ポイント以上
  4. D10ポイント以上
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正解:B6ポイント以上

役割名は6ポイント以上の大きさの文字で表示します。

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237JAS法に基づき農林物資の品質基準に適合していると判定された製品に付与されるマークはどれか。

  1. A公正マーク
  2. Bエコマーク
  3. CJASマーク
  4. DSGマーク
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正解:CJASマーク

JAS規格に適合していると判定(格付)された製品にはJASマークを付すことができます。

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238景品表示法の規定に基づき事業者団体が自主的に定めた適正な表示のルールに従っていると認められる商品に表示されるマークはどれか。

  1. A公正マーク
  2. B認定マーク
  3. CJASマーク
  4. D識別マーク
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正解:A公正マーク

公正競争規約に従い適正な表示をしていると認められる商品には公正マークが表示されます。

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239JASマークの表示に関する説明として正しいものはどれか。

  1. AJASマークは指定された色で表示しなければならない。
  2. BJASマークの表示は全ての加工食品に義務付けられている。
  3. CJASマークには登録認証機関名又は届け出た略称が表示される。
  4. D取扱方法のJASに適合して認証された場合であっても、JASマークを広告等に表示することはできない。
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正解:CJASマークには登録認証機関名又は届け出た略称が表示される。

JASマークには登録認証機関名又は農林水産省に届け出た略称が表示されます。また、JASは製品の品質だけでなく取扱方法等にも設定でき、認証を受けた取扱方法等について広告等にJASマークを表示できる場合があります。

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240外食産業においてメニューや料理等の食品表示に関して不当な顧客誘引を防止するために適用される法律はどれか。

  1. A食品衛生法
  2. B景品表示法
  3. C健康増進法
  4. DJAS法
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正解:B景品表示法

メニュー偽装などの不当な顧客誘引を防止するため景品表示法が適用されます。

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241第34回(2026年後期)食品表示検定中級で適用される法令基準日(2026年4月1日)において、飲食店でのアレルゲン情報の提供はどのように扱われているか。

  1. Aすべての飲食店で義務付けられている
  2. B一定規模以上の飲食店で義務付けられている
  3. C法令上は義務付けられておらず、事業者による自主的な情報提供が望まれている
  4. D提供することは法律で禁止されている
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正解:C法令上は義務付けられておらず、事業者による自主的な情報提供が望まれている

法令基準日である2026年4月1日時点でも、設備を設けて飲食させる食品(飲食店で提供される食品、出前など)は食物アレルギー表示の対象とされておらず、外食でのアレルゲン情報提供は法令上の義務ではありません。消費者の安全のため、自主的な情報提供が望まれます。なお、飲食店であっても容器包装に入れた食品を販売する場合は表示が必要です。

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242飲食店においてメニューで白飯やチャーハン等を提供する場合に米トレーサビリティ法に基づき必要とされる対応はどれか。

  1. A個体識別番号の表示
  2. Bアレルゲン情報の提示
  3. C原料米の産地情報の伝達
  4. D量目公差内での計量販売
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正解:C原料米の産地情報の伝達

外食店等では米飯類について産地情報の伝達が必要となります。

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243計量法における「密封」の定義として正しいものはどれか。

  1. A外気と完全に遮断し真空状態にすること
  2. B容器包装を破棄しなければ内容量を増減できない状態にすること
  3. C開封後に再度密閉できるチャック付き袋に入れること
  4. Dゴムバンドやセロハンテープで容易に開かないよう固定すること
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正解:B容器包装を破棄しなければ内容量を増減できない状態にすること

容器包装を破棄しなければ内容量を増減できない状態にすることを密封といいます。

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244商品量目制度において消費者が合理的な商品選択を行う上で量目公差を課すことが適当として政令で指定されている商品を何というか。

  1. A密封商品
  2. B計量商品
  3. C基準商品
  4. D特定商品
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正解:D特定商品

量目公差が課される商品は特定商品として指定されています。

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245計量法において取引や証明に使用するはかりは原則として何年に1回定期検査を受けることが義務付けられているか。

  1. A半年に1回
  2. B1年に1回
  3. C2年に1回
  4. D3年に1回
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正解:C2年に1回

取引等で使うはかりについては2年に1回定期検査を受けることが義務付けられています。

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