危険物乙1・2・3・5・6類 ② 第1類A 酸化性固体

第1類(酸化性固体)の前半を扱う分野です。第1類はそれ自体は不燃物ですが、加熱・摩擦・衝撃で分解して酸素を放出し、周囲の可燃物の燃焼を助けます。塩素酸塩類・過塩素酸塩類・無機過酸化物などの品名ごとに、形状・比重・分解温度・潮解性が問われます。特にアルカリ金属の無機過酸化物は水と反応して酸素と熱を生じるため注水禁止で、乾燥砂や炭酸水素塩類の粉末消火剤で消火する点が頻出です。本アプリでは38問を収録しています。

この分野の問題38問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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42危険物第1類の性質に関する記述として、添付テキストに基づき正しいものはどれか。

  1. Aそれ自体が可燃物であり、加熱によって激しく燃焼する。
  2. B分子内に酸素を含まないため、燃焼には外部の酸素が必要である。
  3. Cそれ自体は不燃物だが、加熱や摩擦等で分解して酸素を供給する。
  4. D水と反応して分解するものはすべて、大量の注水で消火する。
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正解:Cそれ自体は不燃物だが、加熱や摩擦等で分解して酸素を供給する。

第1類は酸化性固体(不燃物)であり、分子内に酸素を含み、加熱や摩擦等で分解して酸素を供給し可燃物の燃焼を促進します。

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43アルカリ金属の無機過酸化物が水と反応したときに生じる物質の組み合わせとして、正しいものはどれか。

  1. A酸素と熱
  2. B水素と熱
  3. C二酸化炭素と熱
  4. D窒素と熱
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正解:A酸素と熱

アルカリ金属の無機過酸化物は、水と反応して酸素と熱を生じるため注水は不可とされています。

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44第1類の危険物に共通する火災予防法として、添付テキストの表に記載されているものはどれか。

  1. A密栓して高温の場所に貯蔵する
  2. B強酸類と接触させない
  3. C有機物などの酸化されにくい物質と接触させる
  4. D熱、衝撃、摩擦を積極的に加える
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正解:B強酸類と接触させない

第1類の火災予防法として、強酸類との接触を避けることや密栓して冷暗所に貯蔵することが明記されています。

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45第1類の危険物火災において、無機過酸化物以外の危険物に対する消火方法として最も有効なものはどれか。

  1. A乾燥砂による窒息消火
  2. B大量の水による冷却消火
  3. C粉末消火剤(炭酸水素塩類)による消火
  4. D少量の水による霧状消火
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正解:B大量の水による冷却消火

無機過酸化物以外の第1類危険物による火災は、大量の注水で危険物を分解温度以下に冷やすのが有効です。

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46第1類のすべての危険物に使用できる消火剤の組み合わせとして、正しいものはどれか。

  1. A大量の水と乾燥砂
  2. B乾燥砂と炭酸水素塩類の粉末消火剤
  3. C大量の水と炭酸水素塩類の粉末消火剤
  4. D膨張ひる石と大量の水
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正解:B乾燥砂と炭酸水素塩類の粉末消火剤

第1類のすべてに使用できる消火剤が問われたときは、「乾燥砂」と「炭酸水素塩類の粉末消火剤」です。

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47危険物取扱者乙種第1類の試験を受ける際に、共通事項として必ずあわせて学習(復習)すべきページ(章)としてテキストに指定されているものはどれか。

  1. A第2章 危険物の個別性質 (p.34)
  2. B第3章 危険物の消火方法 (p.55)
  3. C第4章 危険物の貯蔵取扱 (p.70)
  4. D第1章 危険物の共通性質 (p.15)
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正解:D第1章 危険物の共通性質 (p.15)

乙種第1類の試験を受ける際には、必ず「第1章 危険物の共通性質 (p.15)」をあわせて学習(復習)してくださいとあります。

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48添付テキストに示された「第1類:酸化性固体の品名」において、政令で定める性状の判断に用いられる試験の組み合わせとして正しいものはどれか。

  1. A燃焼性を判断する試験、または発火性を判断する試験
  2. B水との反応性を判断する試験、または自然発火性を判断する試験
  3. C酸化力の潜在的な危険性を判断する試験、または衝撃に対する敏感性を判断する試験
  4. D有毒性を判断する試験、または潮解性を判断する試験
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正解:C酸化力の潜在的な危険性を判断する試験、または衝撃に対する敏感性を判断する試験

第1類は、酸化力の潜在的な危険性を判断する試験または衝撃に対する敏感性を判断する試験において政令で定める性状を有するものと定義されています。

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49塩素酸カリウムの形状に関する記述として、添付テキストの表に基づき正しいものはどれか。

  1. A黄白色の粉末
  2. Bオレンジ色の粉末
  3. C灰白色の粉末
  4. D無色の結晶・光沢あり
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正解:D無色の結晶・光沢あり

塩素酸カリウムの形状は「無色の結晶・光沢あり」と表に記載されています。

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50塩素酸アンモニウムの性質に関する記述として、添付テキストに基づき正しいものはどれか。

  1. A400℃で分解し、さらに加熱すると酸素を発生する
  2. B約300℃で分解し酸素を発生する
  3. C250℃以上で分解し酸素を発生する
  4. D100℃以上で分解し爆発することがある
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正解:D100℃以上で分解し爆発することがある

塩素酸アンモニウムは、100℃以上で分解し爆発することがあると性質の欄に明記されています。

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51塩素酸カリウムを400℃で分解したときに生成される物質の組み合わせとして、化学反応式(4KClO3 → KCl + 3KClO4)に基づき正しいものはどれか。

  1. A塩化カリウムと酸素
  2. B過塩素酸カリウムと酸素
  3. C塩化カリウムと過塩素酸カリウム
  4. D酸化カリウムと塩素
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正解:C塩化カリウムと過塩素酸カリウム

化学反応式 4KClO3 → KCl + 3KClO4 より、塩化カリウムと過塩素酸カリウムに分解します。

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52過塩素酸カリウム、過塩素酸ナトリウム、過塩素酸アンモニウムの3つの物質に共通する比重の特徴として、正しいものはどれか。

  1. Aすべて1より大きい
  2. Bすべて1より小さい
  3. Cすべて1に等しい
  4. D個々に大きく異なり、1未満のものもある
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正解:Aすべて1より大きい

過塩素酸塩類の表において、これら3物品の比重はすべて「1より大きい」と記載されています。

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53過塩素酸ナトリウムの溶解性、潮解性、吸湿性に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A水には溶けにくく、潮解性や吸湿性はない
  2. B水には溶けるがアルコールには溶けず、吸湿性のみがある
  3. C水、エタノール、アセトンに溶け、潮解性と吸湿性がある
  4. Dエーテルによく溶け、潮解性がある
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正解:C水、エタノール、アセトンに溶け、潮解性と吸湿性がある

過塩素酸ナトリウムは水、エタノール、アセトンに溶け、潮解性と吸湿性があります。

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54過塩素酸アンモニウムが分解して酸素を発生し始める温度として、添付テキストの表に記載されているものはどれか。

  1. A400℃
  2. B150℃
  3. C200℃
  4. D300℃
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正解:B150℃

過塩素酸アンモニウムは「150℃で分解し酸素を発生」と表に記載されています。

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55過酸化カリウムの形状として、添付テキストの表に記載されている正しいものはどれか。

  1. A黄白色の粉末(純粋なものは白色)
  2. Bオレンジ色の粉末
  3. C無色の結晶性粉末
  4. D灰白色の粉末
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正解:A黄白色の粉末(純粋なものは白色)

過酸化カリウムの形状は「黄白色の粉末(純粋なものは白色)」です。

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56過酸化ナトリウムの分解温度と発生する気体の組み合わせとして、添付テキストの表に基づき正しいものはどれか。

  1. A約660℃で分解して酸素を発生
  2. B約490℃で分解して水素を発生
  3. C約275℃で分解して塩素を発生
  4. D約840℃で分解して窒素を発生
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正解:A約660℃で分解して酸素を発生

過酸化ナトリウムは、加熱すると約660℃で分解して酸素を発生します。

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57過酸化マグネシウムの形状と溶解性に関する記述として、添付テキストの表に基づき正しいものはどれか。

  1. A灰白色の粉末であり、酸に溶ける
  2. B無色の粉末であり、水に溶けない
  3. C無色の粉末であり、水に溶けやすい
  4. D黄白色の粉末であり、エタノールに溶ける
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正解:B無色の粉末であり、水に溶けない

過酸化マグネシウムの形状は「無色の粉末」、溶解性は「・水に溶けない」と記載されています。

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58過酸化バリウムの性質に関する記述として、添付テキストの表に基づき正しいものはどれか。

  1. A加熱すると275℃以上で爆発的に分解する
  2. B湿気や水の存在下でのみ酸素を発生する
  3. C加熱すると840℃で酸素と酸化バリウムに分解する
  4. D熱湯と反応しても酸素は発生しない
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正解:C加熱すると840℃で酸素と酸化バリウムに分解する

過酸化バリウムは「840℃で酸素と酸化バリウムに分解」と記載されています。

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59亜塩素酸ナトリウムの形状に関する記述として、添付テキストに基づき正しいものはどれか。

  1. A無色の結晶性粉末
  2. B無色の結晶・光沢あり
  3. C灰白色の粉末
  4. Dオレンジ色の粉末
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正解:A無色の結晶性粉末

亜塩素酸ナトリウムの形状は「無色の結晶性粉末」と記載されています。

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60臭素酸カリウムが分解を始めるとされる温度として、添付テキストの表に記載されているものはどれか。

  1. A100℃
  2. B250℃
  3. C370℃
  4. D400℃
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正解:C370℃

臭素酸カリウムは「加熱すると370℃で分解しはじめ、酸素と臭化カリウムを発生」とあります。

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61硝酸アンモニウムが分解したときに生じる、初期の分解生成物(約210℃)として正しいものはどれか。

  1. A無毒な窒素ガス(N2)
  2. B有毒な亜酸化窒素(N2O)
  3. C有毒な二酸化塩素ガス
  4. D有毒な臭化水素ガス
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正解:B有毒な亜酸化窒素(N2O)

硝酸アンモニウムは約210℃で分解し有毒な亜酸化窒素(N2O)を生じます。

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62潮解性がある危険物が乾燥した場合の危険性について、添付テキストの記述に適合する表現はどれか。

  1. A木材、紙などに染み込み、乾燥した場合に爆発する恐れがある
  2. B可燃性を失い不活性化する
  3. C水と反応して可燃性ガスを大量に発生する
  4. D直射日光や紫外線で自然発火する
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正解:A木材、紙などに染み込み、乾燥した場合に爆発する恐れがある

潮解性があるものは、木材、紙などに染み込み、乾燥した場合に爆発する恐れがあると共通の特性に記載されています。

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63「塩素酸アンモニウム」と「過塩素酸アンモニウム」の危険性や性質に関する比較として、添付テキストから読み取れる正しい記述はどれか。

  1. A塩素酸アンモニウムは常温でも爆発の危険があり長期保存できないが、過塩素酸アンモニウムは150℃で分解し酸素を発生する。
  2. Bどちらも150℃で分解して爆発する危険性がある。
  3. C塩素酸アンモニウムは長期保存できないが、過塩素酸アンモニウムは400℃まで分解しない。
  4. Dどちらもアンモニアや塩化アンモニウムと反応して自然爆発する。
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正解:A塩素酸アンモニウムは常温でも爆発の危険があり長期保存できないが、過塩素酸アンモニウムは150℃で分解し酸素を発生する。

塩素酸アンモニウムは常温でも爆発の危険があり長期保存できない一方、過塩素酸アンモニウムは150℃で分解し酸素を発生するとあります。

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64アルカリ金属の無機過酸化物(過酸化カリウム・過酸化ナトリウム)の消火において、注水が禁止されている理由として正しいものはどれか。

  1. A水と作用して可燃性の水素ガスを大量に発生し、火災を拡大させるため
  2. B水に溶解すると強酸性を示し、容器を激しく腐食するため
  3. C水と作用して熱と酸素を発生し、発熱・爆発の恐れがあるため
  4. D水と反応して毒性の強い二酸化塩素ガスを周囲に充満させるため
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正解:C水と作用して熱と酸素を発生し、発熱・爆発の恐れがあるため

アルカリ金属の無機過酸化物は、水と作用して熱と酸素を発生し、発熱・爆発の恐れがあるため注水禁止です。

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65第1類の危険物と第3類の禁水性物質などが、それぞれ水と反応したときに発生するガスの違いとして正しい組み合わせはどれか。

  1. A第1類の無機過酸化物は水素を発生し、第3類は酸素を発生する
  2. B第1類の無機過酸化物は二酸化塩素を発生し、第3類はアンモニアを発生する
  3. C第1類の無機過酸化物は窒素を発生し、第3類は酸素を発生する
  4. D第1類の無機過酸化物は酸素を発生し、第3類は可燃性ガス(水素等)を発生する
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正解:D第1類の無機過酸化物は酸素を発生し、第3類は可燃性ガス(水素等)を発生する

テキストによると、第1類の無機過酸化物+水は酸素を発生し、第3類の禁水性物質など+水は可燃性ガス(水素等)を発生します。

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66添付テキストに記載されている「〇〇ナトリウム」という名称の物品のうち、潮解性(または吸湿)がない、あるいは「特になし」と明記されているものはどれか。

  1. A過塩素酸ナトリウム
  2. B臭素酸ナトリウム
  3. C過酸化ナトリウム
  4. D亜塩素酸ナトリウム
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正解:B臭素酸ナトリウム

臭素酸ナトリウムの潮解性・吸湿性の欄には「特になし」と記載されています(他は潮解や吸湿の記載あり)。

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67亜塩素酸ナトリウムが強酸と接触した際の危険性に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A無臭の水素ガスを発生し、引火の危険性がある
  2. B刺激臭のある二酸化塩素ガスを生じ、高濃度のものは爆発の恐れがある
  3. C酸素ガスを大量に放出して周囲の可燃物を自然発火させる
  4. D有毒な亜酸化窒素(N2O)ガスを発生して250℃で爆発する
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正解:B刺激臭のある二酸化塩素ガスを生じ、高濃度のものは爆発の恐れがある

亜塩素酸ナトリウムは強酸との混合で刺激臭のある二酸化塩素ガスを生じ、高濃度のものは爆発の恐れがあります。

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68アルカリ土類金属の無機過酸化物(過酸化バリウム、過酸化カルシウム、過酸化マグネシウム)に共通する「消火法」と「火災予防法」の組み合わせとして正しいものはどれか。

  1. A大量の水による注水消火 / 強酸との接触を避ける
  2. Bアルコールを用いた冷却消火 / 直射日光を回避する
  3. C乾燥砂や炭酸水素塩類等による消火(注水禁止) / 容器は密栓し、水や可燃物との接触を防ぐ
  4. D粉末消火剤による消火(注水は有効) / 容器を開放して換気をよくする
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正解:C乾燥砂や炭酸水素塩類等による消火(注水禁止) / 容器は密栓し、水や可燃物との接触を防ぐ

アルカリ土類金属の無機過酸化物も消火法は「乾燥砂、炭酸水素塩類の粉末消火剤などをかける(注水禁止)」、火災予防法は「容器は密栓し、水、可燃物との接触を防ぐ」等となっています。

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69硝酸カリウム、硝酸ナトリウム、硝酸アンモニウムの危険性に関して、共通して記載されている「爆発の恐れ」が生じる条件はどれか。

  1. A直射日光や紫外線に長時間照射されたとき
  2. B強酸類と接触して二酸化塩素ガスが高濃度になったとき
  3. Cアンモニアや塩化アンモニウムと反応して不安定な塩を生成したとき
  4. D可燃物、有機物との混合物に衝撃や摩擦を加えたとき
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正解:D可燃物、有機物との混合物に衝撃や摩擦を加えたとき

硝酸塩類の危険性には「可燃物、有機物との混合は衝撃や摩擦で爆発の恐れ」が共通して記載されています。

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70塩素酸塩類の性質に関する記述として、塩素酸カリウムと塩素酸ナトリウムで「異なる記述」となっている項目はどれか。

  1. A比重が1より大きいこと
  2. B水に溶けること
  3. C可燃性物質との混合で爆発の危険があること
  4. D潮解性・吸湿性があること
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正解:D潮解性・吸湿性があること

塩素酸カリウムは潮解性・吸湿性が「特になし」ですが、塩素酸ナトリウムには「潮解・吸湿」があるとされています。

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71危険物第1類において、名称が「〇〇ナトリウム」ではないにもかかわらず、潮解性を示す例外的な物品の組み合わせとしてテキストに明記されているものはどれか。

  1. A塩素酸カリウムと過塩素酸アンモニウム
  2. B過酸化バリウムと亜塩素酸カリウム
  3. C臭素酸カリウムと臭素酸ナトリウム
  4. D過酸化カリウム、三酸化クロム、硝酸アンモニウム
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正解:D過酸化カリウム、三酸化クロム、硝酸アンモニウム

テキストの文章中に「〇〇ナトリウム以外で潮解性のものはほとんどない…ちなみに、それ以外の潮解性物品は三酸化クロムと硝酸アンモニウムです。無機過酸化物のみ、過酸化カリウムに潮解性がありますが」とあります。

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72危険物第1類の消火方法に関する記述として、「誤っているもの」はどれか。

  1. A無機過酸化物は、水と反応して酸素と熱を生じるため注水してはならない。
  2. B塩素酸塩類は、大量の注水により分解温度以下に冷却して消火する。
  3. Cすべての第1類危険物に使用できる消火剤は、乾燥砂と炭酸水素塩類の粉末消火剤である。
  4. D過塩素酸塩類は、水と激しく反応して水素を放つため注水は厳禁である。
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正解:D過塩素酸塩類は、水と激しく反応して水素を放つため注水は厳禁である。

過塩素酸塩類は「塩素酸塩類と同じく…火災時には注水によって消火します」とあり、注水厳禁なのは無機過酸化物です。

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73塩素酸カリウムの補足事項に関する記述として、「誤っているもの」はどれか。

  1. A常温でもきわめて不安定で爆発の危険性があるため、長期保存は一切できない。
  2. B分解を促す薬品類との接触を避ける必要がある。
  3. C400℃に加熱すると、塩化カリウムと過塩素酸カリウムに分解する。
  4. D400℃以上に加熱を続けると、過塩素酸カリウムが分解して酸素が発生する。
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正解:A常温でもきわめて不安定で爆発の危険性があるため、長期保存は一切できない。

「常温でも爆発の危険があり、長期保存はできない」とあるのは塩素酸アンモニウムの補足事項です。

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74過塩素酸塩類(ClO4)と塩素酸塩類(ClO3)の関係性について、テキストの「ポイント」に記載されている内容として「誤っているもの」はどれか。

  1. A過塩素酸塩類は、塩素酸塩類よりも酸素原子が1個少ない。
  2. B過塩素酸塩類は、塩素酸塩類よりも酸素原子が1個多い。
  3. C過塩素酸塩類は、塩素酸(HClO4)の水素Hが陽イオンに置き換わったものである。
  4. D塩素酸塩類はClO3であるが、過塩素酸塩類はClO4である。
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正解:A過塩素酸塩類は、塩素酸塩類よりも酸素原子が1個少ない。

過塩素酸塩類は酸素原子が1個「増えて」ClO4となっているため、少ないとする記述は誤りです。

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75無機過酸化物の説明として、テキストの「ポイント」に記載されている内容から「外れているもの」はどれか。

  1. A無機化合物で、過酸化物イオンを有する酸化物の総称である。
  2. Bアルカリ金属の無機過酸化物の方が、アルカリ土類金属の無機過酸化物に比べて水との反応性が低い。
  3. C過酸化水素(H2O2)のHが金属に置き換わったものである。
  4. D過酸化〇〇と呼ばれる物品のみが、この無機過酸化物に分類される。
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正解:Bアルカリ金属の無機過酸化物の方が、アルカリ土類金属の無機過酸化物に比べて水との反応性が低い。

テキストには「特に、アルカリ金属の無機過酸化物の方が、アルカリ土類金属の無機過酸化物に比べて水との反応性が高いです」とあります。

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76アルカリ土類金属の無機過酸化物である「過酸化カルシウム」の性質に関する記述として、テキストの表に基づき「正しくないもの」はどれか。

  1. A形状は灰白色の粉末である。
  2. B水に溶けにくいが、酸に溶ける。
  3. C酸に溶けて過酸化水素を発生する。
  4. D加熱すると275℃以上で爆発的に分解する。
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正解:D加熱すると275℃以上で爆発的に分解する。

「275℃以上で爆発的に分解」とあるのは過酸化マグネシウムの性質です。過酸化カルシウムの欄は空欄(グレー)です。

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77亜塩素酸ナトリウムの危険性・性質に関する記述として、テキストの表に基づき「誤っているもの」はどれか。

  1. A発生する二酸化塩素ガスは無臭で無毒である。
  2. B直射日光や紫外線で分解する。
  3. C金属(鉄、銅など)を腐食する。
  4. D高濃度(15vol%以上)の二酸化塩素ガスは爆発の恐れがある。
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正解:A発生する二酸化塩素ガスは無臭で無毒である。

補足事項に「発生する二酸化塩素は毒性と特異な刺激臭がある」と記載されています。

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78臭素酸塩類に関する記述として、添付テキストに基づき「誤っているもの」はどれか。

  1. A臭素酸塩類は基本的に無色または白色で水に溶けやすい。
  2. B臭素酸カリウムはアセトンやアルコールによく溶ける。
  3. C臭素酸カリウムは加熱すると370℃で分解しはじめ、酸素と臭化カリウムを発生する。
  4. D臭素酸ナトリウムは酸との接触で分解する。
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正解:B臭素酸カリウムはアセトンやアルコールによく溶ける。

表の溶解性には「・アルコールに溶けにくく、アセトンには溶けない」と記載されています。

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79硝酸塩類の特性に関する記述として、添付テキストに基づき「誤っているもの」はどれか。

  1. A硝酸塩類は水に溶けやすいものが多い。
  2. B硝酸カリウムは黒色火薬の原料であり、吸湿性はない。
  3. C硝酸ナトリウムは吸湿性があるが、潮解性はない。
  4. D硝酸アンモニウムは水に溶けるときは吸熱する。
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正解:C硝酸ナトリウムは吸湿性があるが、潮解性はない。

硝酸ナトリウムの潮解性・吸湿性の欄には「潮解、(吸湿)」と記載されており、潮解性があります。

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