移動式クレーン運転士(学科) ② ワイヤロープ・安全装置・取扱い

つり上げを支える部材と安全を守る装置を扱う分野です。ワイヤロープでは構成の表示方法、より方(普通より・ラングより)、素線切れや摩耗による廃棄基準、安全係数が最重要論点になります。安全装置では過負荷防止装置、巻過防止装置、外れ止め装置、傾斜角指示装置の役割と作動条件が頻出です。あわせて作業前点検の項目、アウトリガの張出し、地盤の養生といった取扱い上の留意点も問われます。

この分野の問題40問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

クイズモードで挑戦 →

43ワイヤロープの中心に入れられている心綱の役割として適切でないものはどれか。

  1. Aワイヤの形状を保持し柔軟性を与える。
  2. B衝撃や振動を吸収する。
  3. Cストランドの切断を防止する。
  4. D荷重の大部分を負担し全体の引張強度を飛躍的に高める。
正解と解説を見る

正解:D荷重の大部分を負担し全体の引張強度を飛躍的に高める。

心綱は形状保持や柔軟性の付与、衝撃吸収、ストランドの切断防止のためにあり、引張強度の大部分を負担するものではない。

この問題の解説ページを開く →

44移動式クレーンのワイヤロープで一般的に用いられている「普通より」の説明として正しいものはどれか。

  1. Aワイヤロープのよりの方向とストランドのよりの方向が同じである。
  2. Bワイヤロープのよりの方向とストランドのよりの方向が反対になっている。
  3. C素線が平均に摩耗を受けるため耐摩耗性に最も優れている。
  4. D右上から左下へよられているものを指す。
正解と解説を見る

正解:Bワイヤロープのよりの方向とストランドのよりの方向が反対になっている。

普通よりは、ワイヤロープのよりの方向とストランドのよりの方向が反対になっているものを指す。

この問題の解説ページを開く →

45移動式クレーンで一般的に用いられるワイヤロープのより方とよりの方向の組合せとして正しいものはどれか。

  1. A普通Zより
  2. B普通Sより
  3. CラングZより
  4. DラングSより
正解と解説を見る

正解:A普通Zより

移動式クレーンでは一般的に「普通Zより」が用いられている。

この問題の解説ページを開く →

46同じ径のワイヤロープを比較した場合の柔軟性に関する説明として正しいものはどれか。

  1. A素線が太く数の少ないものほど柔軟性がある。
  2. B素線が細く数の多いものほど柔軟性がある。
  3. Cストランドの数が少ないものほど柔軟性がある。
  4. D心綱に金属ロープを使用しているものほど柔軟性がある。
正解と解説を見る

正解:B素線が細く数の多いものほど柔軟性がある。

同じ径のワイヤロープでも、素線が細く数の多いものほど柔軟性がある。

この問題の解説ページを開く →

47ワイヤロープの端末処理においてクリップ止めを行う際の正しい方法はどれか。

  1. AUボルトが本体側(長い方)のワイヤロープに並ぶように締め付ける。
  2. BUボルトが端末側(短い方)のワイヤロープに並ぶように締め付ける。
  3. Cクリップの向きを交互に変えて締め付ける。
  4. D座金・ナットが端末側(短い方)にくるように締め付ける。
正解と解説を見る

正解:BUボルトが端末側(短い方)のワイヤロープに並ぶように締め付ける。

荷重が掛かる本体側にUボルトを当てると型崩れし強度が低下するため、Uボルトは端末側に並ぶようにし、本体側に座金を当てて締める。

この問題の解説ページを開く →

48ワイヤロープの実際径の正しい測定方法はどれか。

  1. A同一断面の外接円の直径を1方向のみノギスで測定する。
  2. B同一断面の山の低い箇所の直径を3方向から測定し平均値を算出する。
  3. C同一断面の外接円(山の高い箇所)の直径を3方向から測定し平均値を算出する。
  4. D異なる3つの断面の直径を測定し平均値を算出する。
正解と解説を見る

正解:C同一断面の外接円(山の高い箇所)の直径を3方向から測定し平均値を算出する。

実際径は、同一断面の外接円(山の高い箇所)の直径を3方向からノギスで測定し、その平均値を算出する。

この問題の解説ページを開く →

49巻上げ用ワイヤロープをドラムに巻き下げた際、最低限残しておかなければならない巻数はどれか。

  1. A1巻以上
  2. B2巻以上
  3. C3巻以上
  4. D4巻以上
正解と解説を見る

正解:B2巻以上

巻上げ用のワイヤロープは、ドラムに巻き下げたときに最低2巻以上がドラムに残るように調節する。

この問題の解説ページを開く →

50新しい巻上げ用ワイヤロープを取り付けた直後の慣らし運転の方法として正しいものはどれか。

  1. A定格荷重の2倍の荷をつって数回操作する。
  2. B無負荷の状態で最高速度で数回操作する。
  3. C定格荷重の半分程度の荷をつって巻上げ・巻下げの操作を数回行う。
  4. D定格荷重ギリギリの荷をつって1時間静止させる。
正解と解説を見る

正解:C定格荷重の半分程度の荷をつって巻上げ・巻下げの操作を数回行う。

新しいロープは、定格荷重の半分程度の荷をつって巻上げ・巻下げを数回行い慣らす。

この問題の解説ページを開く →

51巻過警報装置が警報を発し始めるタイミングの調整基準として正しいものはどれか(ひと操作で停止するものを除く)。

  1. A最高つり上げ速度の0.5倍に等しい長さ
  2. B最高つり上げ速度の1.0倍に等しい長さ
  3. C最高つり上げ速度の1.5倍に等しい長さ
  4. D最高つり上げ速度の2.0倍に等しい長さ
正解と解説を見る

正解:C最高つり上げ速度の1.5倍に等しい長さ

警報装置は、つり具上面とジブ先端シーブ下面との間隔が最高つり上げ速度の1.5倍に等しい長さに達するまでに警報を発するよう調整する。

この問題の解説ページを開く →

52巻過防止装置が自動停止する際、つり具のシーブ上面とジブ先端のシーブ下面との間に確保すべき間隔はどれか(直働式を除く)。

  1. A0.05m以上
  2. B0.15m以上
  3. C0.25m以上
  4. D0.50m以上
正解と解説を見る

正解:C0.25m以上

巻過防止装置は、作動時に間隔が0.25m(直働式は0.05m)以上となるように調整できる構造とする。

この問題の解説ページを開く →

53移動式クレーンの過負荷防止装置の機能として適切でないものはどれか。

  1. A定格荷重を超えるような場合に転倒・破壊等を未然に防止する。
  2. B転倒モーメントが安定モーメントに近づくと警報を発する。
  3. C転倒モーメントが大きくなるジブの伏せ及び伸ばしの作動を自動的に停止する。
  4. D荷重が定格荷重を超えた場合、強制的にジブを起立させて安全を確保する。
正解と解説を見る

正解:D荷重が定格荷重を超えた場合、強制的にジブを起立させて安全を確保する。

過負荷防止装置は危険側の作動を自動停止するが、強制的に起立させる機能ではない。

この問題の解説ページを開く →

54油圧式の移動式クレーンにおける安全弁の役割はどれか。

  1. A荷のつり上げ速度を自動的に制限する。
  2. B配管が外れた際につり荷が急激に降下するのを防止する。
  3. C旋回時の遠心力を検知して自動でブレーキをかける。
  4. D異常な高圧が発生した際に圧油を逃がし機器の破損を防止する。
正解と解説を見る

正解:D異常な高圧が発生した際に圧油を逃がし機器の破損を防止する。

安全弁は、回路内の油圧が設定圧力になった場合に開き、圧油を油タンクに戻して機器の破損を防止する。

この問題の解説ページを開く →

55移動式クレーンの性能を決める3要素に含まれないものはどれか。

  1. A機械の安定により許容できる荷重
  2. B機械装置・ジブ等の構造部材の強度により許容できる荷重
  3. C巻上装置の能力とワイヤロープの強度により許容できる荷重
  4. Dアウトリガーの材質と形状により許容できる荷重
正解と解説を見る

正解:Dアウトリガーの材質と形状により許容できる荷重

クレーン性能は「安定」「強度」「巻上能力」の3要素から算出される許容荷重のうち、最も小さい値で決められる。

この問題の解説ページを開く →

56移動式クレーンの安定度の求め方として正しい式はどれか。

  1. A転倒モーメント ÷ 安定モーメント
  2. B安定モーメント ÷ 転倒モーメント
  3. C安定モーメント + 転倒モーメント
  4. D転倒モーメント - 安定モーメント
正解と解説を見る

正解:B安定モーメント ÷ 転倒モーメント

安定度は安定側モーメントを分子、転倒側モーメントを分母とする比の値で示される。

この問題の解説ページを開く →

57定格総荷重と作業半径の関係について正しい説明はどれか。

  1. A作業半径が大きい範囲では主にジブの強度により規定される。
  2. B作業半径が小さい範囲では主にクレーンの安定度により規定される。
  3. C作業半径が大きい範囲では安定度により規定され、小さい範囲では強度により規定される。
  4. Dどの作業半径においても定格総荷重は一定である。
正解と解説を見る

正解:C作業半径が大きい範囲では安定度により規定され、小さい範囲では強度により規定される。

定格総荷重は、作業半径が大きい範囲では安定度により、小さい範囲では強度により規定される。

この問題の解説ページを開く →

58定格総荷重表に記載されている数値が意味するものとして正しいものはどれか。

  1. Aつり具を含まない純粋につり上げられる荷の最大質量
  2. Bフックやつり具等の質量を含んだ状態でのつり上げ可能な最大の質量
  3. Cつり荷とワイヤロープの質量の合計
  4. Dアウトリガーを使用しない状態での最大のつり上げ質量
正解と解説を見る

正解:Bフックやつり具等の質量を含んだ状態でのつり上げ可能な最大の質量

定格総荷重にはフックやつり具等の質量が含まれており、実際に吊れる荷の質量はこれらを除いた数値となる。

この問題の解説ページを開く →

59トラッククレーンの作業領域ごとの安定度について最も安定が良い方向から順に並べたものはどれか。

  1. A前方 > 側方 > 後方
  2. B後方 > 側方 > 前方
  3. C側方 > 後方 > 前方
  4. D後方 > 前方 > 側方
正解と解説を見る

正解:B後方 > 側方 > 前方

トラッククレーンは基本的に後方が最も安定がよく、次に側方、前方領域が最も安定が悪い。

この問題の解説ページを開く →

60アウトリガーの設置に関する注意事項として適切でないものはどれか。

  1. A地盤が軟弱な場合は敷鉄板等で養生する。
  2. Bアウトリガーフロートは敷鉄板の端部に設置する。
  3. Cジャッキ操作で機体が水平になるようにしタイヤを地上から浮かす。
  4. Dアウトリガーは左右均等に最大に張り出すことを原則とする。
正解と解説を見る

正解:Bアウトリガーフロートは敷鉄板の端部に設置する。

アウトリガーフロートは荷重が偏らないよう、敷鉄板の中央に設置しなければならない。

この問題の解説ページを開く →

61ワイヤロープのストランド構成記号「6×29」の「6」は何を表しているか。

  1. A素線の数
  2. B心綱の太さ
  3. Cストランドの数
  4. Dロープの直径
正解と解説を見る

正解:Cストランドの数

6×29は、ストランド数が6、ストランドの素線数が29であることを表す。

この問題の解説ページを開く →

62フィラー形ワイヤロープの特徴として正しいものはどれか。

  1. A素線同士が点で接触するように組合せている。
  2. Bストランドを構成する素線の間にフィラー線を組合せ素線同士が線状に接触する。
  3. C心綱を使用せず全て金属の素線のみで構成されている。
  4. Dよりの方向を途中で反転させてねじれを防止している。
正解と解説を見る

正解:Bストランドを構成する素線の間にフィラー線を組合せ素線同士が線状に接触する。

フィラー形は素線の間にフィラー線を組合せ、素線同士が互いに線状に接触するように作られている。

この問題の解説ページを開く →

63荷をつり上げる位置と下ろす位置が異なる場合の作業半径の確認方法として正しいものはどれか。

  1. A荷をつり上げる位置の作業半径を基準とする。
  2. B荷を下ろす位置の作業半径を基準とする。
  3. C2つの位置の作業半径の平均値を基準とする。
  4. D2つの位置の作業半径を比較して大きい側を基準とする。
正解と解説を見る

正解:D2つの位置の作業半径を比較して大きい側を基準とする。

作業半径は、つり上げる位置と下ろす位置を比較し、より大きい側を基準にして定格荷重以下で作業する。

この問題の解説ページを開く →

64自由降下の方法で荷を降下させる際の注意事項について正しいものはどれか。

  1. A降下速度を上げるために急ブレーキを併用することが推奨される。
  2. B降下途中で急激にブレーキをかけるとジブ破損等の恐れがあるため行ってはならない。
  3. Cつり荷が軽量であれば急ブレーキをかけても問題ない。
  4. Dアウトリガーを最大張出ししていれば慣性力は働かない。
正解と解説を見る

正解:B降下途中で急激にブレーキをかけるとジブ破損等の恐れがあるため行ってはならない。

自由降下の途中で急ブレーキをかけると、大きな慣性力が加わりジブ破損等の危険がある。

この問題の解説ページを開く →

65旋回操作時の注意事項として正しいものはどれか。

  1. A旋回速度が早いと遠心力で荷が外に振り出され作業半径が大きくなり転倒の危険がある。
  2. B旋回時は荷が内側に引き寄せられるため作業半径は小さくなる。
  3. Cトラッククレーンの場合、前方に旋回する際は高速で行う方が安定する。
  4. D定格荷重の半分以下であればどんなに早く旋回しても転倒の危険はない。
正解と解説を見る

正解:A旋回速度が早いと遠心力で荷が外に振り出され作業半径が大きくなり転倒の危険がある。

旋回速度が早いと荷が遠心力で振り出され、作業半径が大きくなり安定が悪化する。

この問題の解説ページを開く →

66箱形構造ジブの伸縮作業におけるフックブロックの動きに関する説明として正しいものはどれか。

  1. Aジブを伸ばすとフックブロックは巻上げの状態になる。
  2. Bジブを伸ばすとフックブロックは巻下げの状態になる。
  3. Cジブの伸縮とフックブロックの上下運動は全く連動しない。
  4. Dジブを縮めるとフックブロックは巻上げの状態になる。
正解と解説を見る

正解:Aジブを伸ばすとフックブロックは巻上げの状態になる。

箱形構造ジブでは、ジブを伸ばすとフックブロックは巻上げ、縮めると巻下げの状態になるため注意が必要である。

この問題の解説ページを開く →

67荷の地切りに関する操作で絶対に禁止されているものはどれか。

  1. A地切り直前で一旦停止し玉掛けの状態を確認する。
  2. B荷が地面から少し離れたところで安定を確認する。
  3. C巻上げ操作や旋回操作等を利用して荷を斜めに引き寄せる。
  4. D定格荷重以下であることを確認してから地切りを行う。
正解と解説を見る

正解:C巻上げ操作や旋回操作等を利用して荷を斜めに引き寄せる。

斜め引き等の引きづり操作は、ワイヤロープの損傷やジブ折損等につながるため絶対に行ってはならない。

この問題の解説ページを開く →

68移動式クレーンにおけるジブ起伏停止装置の作動限界角度はおよそ何度か。

  1. A約30°~40°
  2. B約50°~60°
  3. C約70°~80°
  4. D約85°~90°
正解と解説を見る

正解:C約70°~80°

ジブを起こした際の角度が操作限界(約70°~80°)になったとき、自動的に作動を停止させる。

この問題の解説ページを開く →

69つり荷の着床時の操作手順として適切なものはどれか。

  1. A床から少し離した位置で一旦停止し安定を確認してから静かに着床させる。
  2. B降下速度を維持したまま一気に着床させ玉掛けを直ちに外す。
  3. C自由降下を用いて素早く着床させる。
  4. D着床と同時にクレーンを前進させてワイヤロープを引き抜く。
正解と解説を見る

正解:A床から少し離した位置で一旦停止し安定を確認してから静かに着床させる。

着床時は床から少し離した位置で一旦停止し、安定を確認してから合図に従って静かに着床させる。

この問題の解説ページを開く →

70クローラクレーンを他の作業場所へ移動させる際の適切な姿勢はどれか。

  1. Aジブを水平に伏せ走行モータを前方にする。
  2. Bジブを約80度に立てフックブロックを地上付近まで下げる。
  3. Cジブを30°~70°程度に保持し起動輪側を後方にする。
  4. Dジブを完全に取り外し旋回ロックを解除した状態で走行する。
正解と解説を見る

正解:Cジブを30°~70°程度に保持し起動輪側を後方にする。

走行時はジブを30°〜70°程度に保持し、旋回ロックをして走行モータ(起動輪側)を後方にして走行する。

この問題の解説ページを開く →

71移動式クレーンの作業を中止すべき強風の目安として正しいものはどれか。

  1. A10分間の平均風速が10メートル/秒以上
  2. B10分間の平均風速が5メートル/秒以上
  3. C10分間の平均風速が15メートル/秒以上
  4. D瞬間最大風速が10メートル/秒以上
正解と解説を見る

正解:A10分間の平均風速が10メートル/秒以上

10分間の平均風速が10メートル/秒以上の場合は作業を中止しなければならない。

この問題の解説ページを開く →

72移動式クレーンの作業を中止すべき雨量または積雪量の基準として正しいものはどれか。

  1. A雨量が1回につき50ミリ超または積雪量が1回につき25センチ超
  2. B雨量が1回につき30ミリ超または積雪量が1回につき10センチ超
  3. C雨量が1回につき100ミリ超または積雪量が1回につき50センチ超
  4. D雨量にかかわらず雷が鳴った時点で直ちにジブを解体する
正解と解説を見る

正解:A雨量が1回につき50ミリ超または積雪量が1回につき25センチ超

雨量が1回につき50ミリを超える、または積雪量が25センチを超える場合は作業を中止する。

この問題の解説ページを開く →

73つり荷から玉掛け用ワイヤロープを引き抜く際にしてはならない行動はどれか。

  1. A作業員が手でワイヤロープを引き抜く。
  2. B荷が安定していることを確認してから引き抜く。
  3. Cクレーンの巻上げ操作を利用してワイヤロープを引き抜く。
  4. D合図者の指示に従って安全な位置から引き抜く。
正解と解説を見る

正解:Cクレーンの巻上げ操作を利用してワイヤロープを引き抜く。

玉掛け用ワイヤロープをクレーンで引き抜くと、荷に引っかかって荷崩れが起きる危険があるため禁止されている。

この問題の解説ページを開く →

74坂道を下る際のクレーンの運転操作として適切なものはどれか。

  1. Aニュートラルギアに入れフットブレーキのみで速度を調節する。
  2. Bエンジンを切って惰性で下る。
  3. Cジブを最高角度まで起こして空気抵抗を利用する。
  4. Dエンジンブレーキとエキゾーストブレーキを併用して安全な速度で下る。
正解と解説を見る

正解:Dエンジンブレーキとエキゾーストブレーキを併用して安全な速度で下る。

坂道を下る際は、エンジンブレーキとエキゾーストブレーキを併用しスピードの出し過ぎに注意する。

この問題の解説ページを開く →

75クローラクレーンをトレーラ等に積み込む際の注意点として適切でないものはどれか。

  1. A平坦で堅固な地盤の上で積下しを行う。
  2. B登板途中での方向転換は行わず低速で一気に登りきる。
  3. Cトレーラ等は駐車ブレーキをかけタイヤに歯止めをする。
  4. D登板途中でバランスを崩した場合はその場で旋回操作を行い立て直す。
正解と解説を見る

正解:D登板途中でバランスを崩した場合はその場で旋回操作を行い立て直す。

登板途中での方向転換は行わず、旋回体が回転しないようロックをかけておかなければならない。

この問題の解説ページを開く →

76移動式クレーンに用いられるワイヤロープの外れ止め装置の設置場所として最も適切なものはどれか。

  1. Aフック
  2. Bジブの先端シーブ
  3. Cドラムの巻き付け部
  4. Dアウトリガーの固定部
正解と解説を見る

正解:Aフック

外れ止め装置は、フックから玉掛け用ワイヤロープが外れるのを防止するためにフックに備えられている。

この問題の解説ページを開く →

77フックブロックが上限の高さまで巻き上がったときに自動的に動力を遮断し巻上げを停止する安全装置はどれか。

  1. Aジブ起伏停止装置
  2. B巻過警報装置
  3. C過負荷防止装置
  4. D巻過防止装置
正解と解説を見る

正解:D巻過防止装置

フックブロックが上限まで上がると自動的に動力を遮断・停止するものは巻過防止装置である。

この問題の解説ページを開く →

78移動式クレーンの定格総荷重表において境界線より下の部分のつり上げ能力は何によって規定されているか。

  1. Aクレーンの安定度
  2. Bジブの強度
  3. Cウインチの巻上能力
  4. Dワイヤロープの太さ
正解と解説を見る

正解:Aクレーンの安定度

定格総荷重表の境界線より上はクレーンの強度によって定められ、境界線より下はクレーンの安定(安定度)によって定められている。

この問題の解説ページを開く →

79移動式クレーンの旋回速度の表示単位として正しいものはどれか。

  1. Amin-1
  2. Bkm/h
  3. Cm/s
  4. Dkg/m
正解と解説を見る

正解:Amin-1

旋回速度は、無負荷でエンジン最高回転時の1分間あたりの旋回数であり、min-1の単位で表示される。

この問題の解説ページを開く →

80油圧回路内で配管外れやホース破損等による急激な油圧低下を防ぎつり荷やジブの降下を防止する弁はどれか。

  1. A安全弁
  2. B流量調整弁
  3. C減圧弁
  4. Dカウンタバランス弁や逆止め弁
正解と解説を見る

正解:Dカウンタバランス弁や逆止め弁

カウンタバランス弁や逆止め弁は、回路内油圧の急激な低下によるつり荷やジブの降下を防止する保護装置である。

この問題の解説ページを開く →

81ワイヤロープの「ラングより」の特徴として適切なものはどれか。

  1. A素線が平均に摩耗を受けるので耐摩耗性に優れている。
  2. Bワイヤロープとストランドのより方向が反対になっている。
  3. C移動式クレーンで最も一般的に使用される。
  4. Dよりが戻りにくくキンクが発生しにくい。
正解と解説を見る

正解:A素線が平均に摩耗を受けるので耐摩耗性に優れている。

ラングよりはワイヤロープとストランドのより方向が同じで、素線が平均に摩耗するため耐摩耗性に優れる。

この問題の解説ページを開く →

82タグライン装置が主に備え付けられているつり具はどれか。

  1. Aリフティングマグネット
  2. B通常の片フック
  3. C主巻用フックブロック
  4. D複索式二線型グラブバケット
正解と解説を見る

正解:D複索式二線型グラブバケット

複索式二線型グラブバケットには、旋回時などに振れや回転を制御するためのタグラインを備えることが多い。

この問題の解説ページを開く →
移動式クレーン運転士(学科)の全分野一覧へ戻る